差動増幅器の場合、与えられた信号は正負2つの入力間を出入りするのです。GNDとの間ではないです。

接続したFG側から見た負荷は、差動増幅器の正負2つの入力間です。増幅器側のGNDは一切関係なし。
つまり、増幅器のGNDがFG側から見た負荷の帰線でないことが差動の条件。GNDが信号帰線として
動作するのでは、それはもう差動増幅になりません。

この仕組をイメージ・理解できなく誤解している人が多いので、バイアス経路用の抵抗に突っ込みを入れたり
揚げ足をとったりしてしまう事もあるんでしょう。