悪質な営業を実際に行っているのは、
大半が電話会社の営業を請け負っている販売代理店だ。
最近、ある電話会社の販売代理店を退職した都内の男性(29)は
「もうけるためなら何でもありだった」と明かす。
「相手にNTTからの電話だと思わせるのがコツだった」と言い、
配布された「営業トーク集」の中には、
「NTTマイラインで大変お世話になっております」という言葉もあった。
高齢者ばかりを狙って電話をかける営業マンもおり、
「短期間に大金を稼いで辞めていくアルバイトもいた」と語る。
(2005年6月9日 読売新聞)