そこから睡眠薬漬けの生活になった。離婚当時から通っていた病院で、毎回処方される薬をストックしてた。それをひたすら飲んだ。目が覚めたらまた飲む。そのうち効果が薄れて、過剰摂取。薬が足りなくて、精神科何軒か通った。
現実逃避するにはそれしかなかった。
彼は彼なりに気を使ってくれた。なるべく一緒にいる時間も作ってくれた。少しでも楽しませて、良くなるようにしてくれた。
一時楽しい時間があっても、すぐに現実に戻る。
子供の事もしてなくて、仕事もちゃんとしてないのに、なんで私は笑っているのか。ただ甘えてるだけじゃないか。常にそれが頭の中にあった。