>>783
猫科の話はしていなかったつもりですが…

オオカミの場合はまず父親が巣穴へのエサ運びを通じて子育てに協力する点はよろしいでしょうか?

家畜犬の場合も父親が同様の行動を取るケースもあるでしょう。申しあげているのはそれがオオカミ並みに一般的なレベルかどうかです。さもなくば家畜犬が野生化犬に転じる際に縮小再生産に陥り数代以内に絶えてしまうと思われます

ご存知のように純野生環境では小さな生存率の違いの積み重ねが長期に渡る個体群の維持に大きな影響を与えます

群れのメンバーが育児に協力しないのは父親が協力しないのと比べたらより小さな要素とは思いますが子供の生存率に対してはマイナス影響がある事はご同意頂ける事と思います(でなければオオカミ類がこのような行動体系を持っているはずが無い)

また十分なサイズの群れがいても群れから離れ両親だけで育児をする比率も問題ですね。元々群れが3,4頭の場合ならば子育てペアがαだとすると実質これは群れの解体ではと思うのですが…