尾鰭の形状はモササウルスがどんな生活していたのか、主な餌は何だったのかが分かれば類推することはできるかな?

ウツボやウナギ、ウミヘビのような丸い尾鰭は物陰に隠れたり、後進するのに適している。これらの魚種は普段物陰に隠れている底魚で、餌もタコや甲殻類などの底生生物が中心。泳ぎは浮魚と比べれば効率悪い。

サメやシャチ、マグロ、サバのような三日月型の尾鰭の魚種は、一日中ほぼ止まることなく泳ぎ続ける生活を送って、遊泳生物または浮遊生物を捕食する。

モササウルスの巨体が物陰に隠れる必要性も感じないし、そもそも隠れる場所があるかも分からない。であれば、縦か横かは別として、三日月型の尾鰭があった方が自然か?