ニホンオオカミと全北区のハイイロオオカミを比較すると、
ニホンオオカミの頭部はマズルが短くマズルの先端が太くほほ骨が横にせり出している。
ニホンオオカミの体型は四肢が短く胴長に見える。

トラとライオンの頭骨を比較すると、
トラの頭部はライオンと比べてマズルが極端に短い。
トラの体型はライオンと比べて四肢が短く胴が長い。
https://www.sciencedaily.com/releases/2009/09/090911145030.htm 】トラとライオンの頭骨比較。

全北区のハイイロオオカミとライオンは平原性の動物であり、
ニホンオオカミは山岳地帯の森林性でありとトラは、一般的な森林性の動物。

ニホンオオカミの言い伝えでは、草丈三寸あれば身を隠すとあります。
四肢の短い方が隠れるうえでも伏せて身を隠すうえでも有利だったのでしょう。
森林性のネコ科動物のような習性も併せ持っていたのでしょう。