ニホンオオカミ総合スレッド〜玖〜
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ライデン剥製に限らず小さいニホンオオカミ個体には混血疑惑がある >>308-309
タイプ標本ということからあれがニホンオオカミの標準と誤解されてるけど
ライデン剥製は他のニホンオオカミ剥製と比べても小さいんだよな
>>314
むしろ犬と混血してないオオカミの方が例外的なんじゃないか?
(犬と接触する機会の無い場所に住むオオカミとか)
オオカミの黒い体毛は家畜犬由来だという説もあるし
犬とオオカミは枝分かれした後も混血しながら進化してきたと思われ オオカミかヤマイヌか区分は難しいが日本の山には必要な存在だった。
近年も、野良犬に混じって駆除という名のもと相当数殺されたんたろうな。
例えば鹿の被害云々っていうけど、オオカミに近いとされている紀州犬や甲斐犬などが飼われている近くには鹿は近づかないっていうし。 >>317
>オオカミに近いとされている紀州犬や甲斐犬などが飼われている近くには鹿は近づかないっていうし。
シカから見たらそれらの犬はオオカミと同じだろうしね 紀州犬や甲斐犬なら鹿程度は楽勝で捕食出来るだろうしne >>320
ニホンオオカミの遺伝子に2パターンあることがわかってきたから
大きさや形態の違う2系統がいたことはほぼ決定なんだよね
しかしどっちがオオカミでどっちがヤマイヌなのか
あるいはその呼び名とは関係無いのかなどはまだわからないし
謎だらけだ ニホンオオカミはタイプ標本からして混乱づくめだからなぁ ニューギニアンシンギングドッグとかに近い気がする。 >>326
ライデン博物館にある標本からして犬も混じっちゃってるらしいからな >>331-332
日本でヤマイヌに当てられることのある豺という字はドールのことだもんな
当て字じゃなく本当にそうだった可能性も考えると楽しい >>338
化石ドールはいつまで日本に存在したんだろ?
それとも現在も人知れずどこかにいるのか? 1万年前位の縄文時代の遺跡からは古代犬に花を捧げた骨が見付かってるらしいけど、あれはドールの仲間とは違うのだろうか? >>340
頭骨が出土していれば形状と歯数(ドール40本、オオカミ42本)によりドールかオオカミかは判断可能だと思います。
ドールの頭骨形状はオオカミと違って鼻筋がわずかに盛り上がっていてマズルが短く全体的に丸っこい。
イヌの種類によっては近いものがあるかもしれませんが大昔の犬種ではオオカミ頭骨の形状に近く小さいだけだと
思いますのでまず間違えないと思います。それでも絶対とは言えませんので確かめるにはmtDNA鑑定でしょうね。 本スレの方で並みのキツネじゃないっぽい動物が話題になってたが
万が一ドールが現存してたとしても普通の人は大きなキツネと思っちゃうんだろうな >>346
キツネと間違えない人のが少ないだろうなコレ もし万が一日本にいて目撃されてもキツネと思われてしまうだろうなぁ まぁそういうのは近縁種と紛らわしい全ての動物に共通して言える問題だが >>352
アカオオカミと名前ついてるけど、クロオギツネみたいな名前の方が相応しいような外見だね たまたま生まれたキツネっぽい外観の犬じゃないのか? >>353-354
しかし分類的にはオオカミ(イヌ属)でもキツネ(キツネ属)でもないドール属
>>359
同意 >>361
見てくれがたまたまキツネ似になったぐらいなら家畜犬同士の雑種でもありうるけど
>>346のは撮影者も最初キツネと思ったぐらい動作までキツネじみてるからなぁ
野生化して何世代かたった先祖帰り犬の可能性高いと思うのは不自然じゃないんでね? アニマルプラネットでドールやってるけど歩き方はもっと跳ねる様に歩いているね。 >>346のといいキツネといいドールといい
野生イヌ科動物は跳ねるような歩きになるのかな? >>357
分類はパッと見だけじゃなかなかわからんね ドールの話題になってますので英字版Wikipediaでドールについて調べてみました。
『灰色オオカミよりも社会的であり食糧の季節的な希少性は深刻な懸念事項ではないので、優位性の階層は少ない。
彼らは社会構造がリカオンによく似ています。』
『オオカミよりもはるかに領土が狭く、インドの典型的な群れではで5〜12匹であるが、40匹の群れも報告されている。
タイでは、群れは3匹をめったに超えません。』
『子供は、平均4〜6匹である。 彼らの成長率はオオカミの成長率よりもはるかに速く、 コヨーテの成長率と似ている。
飼育下での最大寿命は15-16年である。』
『ドールは主に昼間のハンターであり、朝早い時間に狩りをする。 彼らは月夜の夜を除いて夜行性で狩りをすることは
めったにありません。 ジャッカルやキツネほど早くはないが、彼らは何時間も獲物を追いかけることができる。』
『狩猟行動 彼らは喉に殺しの咬傷を使用しません。彼らは餌食の側面を裂いて、それを切り離し、心臓 、 肝臓 、 肺
および腸の一部を食べ​​る。 胃と第一胃は通常手つかずのままです。繁殖組が食糧を独占するオオカミのパックとは違って、
殺して食べるときに仔犬に優先権を与える。』
『リカオンと同じように、しかしオオカミとは異なり、ドールは人を攻撃することは知られていない。
ドールは他のイヌ科動物より果物や野菜をより簡単に食べる』 ドールは集団になるとトラをも追い詰めて喰ってしまう。 >>372
外見はキツネに似ててもその習性はオオカミともキツネとも微妙に違うんだな つかドールがオオカミより社交性が高く雑食性も強いなら
オオカミ(犬の原種)より家畜化はしやすいように思えるが
実際家畜化されたのはオオカミの方というのが不思議だ 現生オオカミより家畜化しやすそうな野生イヌ科動物がいるにもかかわらず結果的に家畜化されたのはオオカミ
この事実は現生オオカミより家畜化しやすかった絶滅古代オオカミがいたんじゃないかという推測の元になってる >>381
小型で雑食傾向が強く、残飯目当てに人間の周囲に集まりやすい
ジャッカル的生態だったんじゃないかと言われてるよね>犬の先祖の古代オオカミ 犬の先祖の古代オオカミ
犬とオオカミの共通の祖先なのかな? >>383-384
古いタイプのイヌ科動物にあってタイリクオオカミにはあまり見られない狼爪や
足の間の発達した皮膜(水かきと表現されることも)が犬種によっては存在する事も
犬の先祖は古い形質をもった古代オオカミだったためじゃないかと言われてるよ ちなみにニホンオオカミも古代オオカミの系統じゃないかとされてるね しかし、犬と狼は頭骨調べないと結論出ないぐらい姿が似てるってのはややこしいよなぁ >>391
別スレでも話題になってたけど、タヌキとアナグマとハクビシンとアライグマ
系統はバラバラなのに外見似てるからと誤認されまくり フクロオオカミなんか有袋類で、イヌ科のオオカミとは遠縁なのに外見似すぎや 収斂進化の例としてよくあげられる>フクロオオカミ
進化の不思議 イヌ科動物は交雑出来たりするから分類が余計にややこしくなる ややっこしい。
屋久島犬なんてディンゴにそっくりだ。 >>397
同意
ってか、屋久島犬って島で野生化してた犬たちの子孫だって伝承があるんだから
ひょっとして日本のディンゴそのものなんでは? >>397-398
屋久島犬、画像検索したらほんとディンゴにそっくりなんでびっくりした ディンゴは原住民の家畜犬が野生化したものか、東南アジアから連れてこられた食用犬が野生化したのか、それとも元からいた独立種なのかわかってないんだっけ?
どれの説が有力なんだ? 屋久島犬、琉球犬アカイン、ディンゴ
ほぼ同じじゃない?
みんな古代に人間と一緒に東南アジアから拡がった気がしてならない。 >>401
昔はディンゴもその他の犬も独立種説があって
その後ディンゴもその他の犬もみんなタイリクオオカミの亜種説が主流になり
でも最近ディンゴ独立種説も盛り返してきてるらしいよ >>401 英字版Wikipedia より。
『遺伝的な証拠は、ディンゴクレードが東アジアの家畜犬に由来し、オーストラリアのディンゴと
ニューギニアシンギングドッグの間に共通の祖先を持つ東南アジアの列島からオーストラリアに導入されたことを示している』
『ミトコンドリアと核の両方の証拠に基づいて、オーストラリアにはディンゴの2つの異なる個体群が存在する。
オーストラリア大陸の北西部ディンゴは、8,300年前に分岐したと推定され、続いて南東部ディンゴ7,800年前からの
ニューギニアシンギングドッグの発散が見られる。 ニューギニアシンギングドッグが南東部ディンゴと密接に
関連しているので、これらの相違は、かつて(オーストラリア、ニューギニアおよび周辺の島々を含む土地)の
どこかで発生したと考えられています。』
『2016年、全ゲノム配列に基づく研究は、イヌがグレーオオカミの遺伝的に異なる亜種であり、後期更新世オオカミの絶滅した
幽霊集団に由来し、〜 そして以前の研究によると、ディンゴとバセンジーは家畜の犬のクレードの基礎的メンバーであると
考えられている。』
イヌは、現生の全北区のハイイロオオカミから派生した種ではなくて、「後期更新世オオカミの絶滅した幽霊集団に由来」とあり
これが古代オオカミの一系統と言うことなんでしょう。ニホンオオカミも古代オオカミの一系統とされています。
後期更新世 = 12万6000年〜(西暦2000年から数えて)1万1700年前 >>403
そのほかの犬ってジャッカルとかコヨーテも含まれてるの?
大陸オオカミの亜種説=ディンゴは飼い犬が野生化したものってこと?
でも飼い犬自体も狼を飼いならしたものか絶滅した別の犬科動物を家畜にしたのかわかってないんだっけ? >>402
NO.404英字版Wikipediaの中に『遺伝的な証拠は、ディンゴクレードが東アジアの家畜犬に由来し、』とありますので
東南アジアではなく東アジアが基のようです。このあたりのことも英字版Wikipediaに書かれていたような。 そうすると秩父野犬と古代オオカミの点と線が繋がるなあ。
適応上の多少の違いはあるものの、古代オオカミの系統が色濃く残っている気がする。 NO.404に書きました「ニホンオオカミも古代オオカミの一系統とされています。」について、
【 https://en.wikipedia.org/wiki/Evolution_of_the_wolf 】の中の図『 mDNA Haplogroups 』に、
ハプログループ1: 全北区のハイイロオオカミ と エゾオオカミ
ハプログループ2: @ イタリアオオカミ
A イヌ
B Beringian wolf
C ニホンオオカミ
D 西ヨーロッパの古代オオカミ
とあり、ニホンオオカミとイタリアオオカミは、全北区のハイイロオオカミよりもイヌに近い。 犬と同じグループのオオカミとそうでないオオカミがいて
でも互いに交雑出来るというのがややこしいね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています