>>791
動物の行動の多様性を例をあげて言われてるだけで誰もそれが平均だなどと言ってないかと

タヌキなどは、つがいと子供のみの群れが多いけれど
餌の豊富な地域では、縄張り意識が薄れ、子供世代を含む他世帯型の群れを作ることもわかってます
自然が豊かで餌が豊富な環境が多かった時代なら、多数派や基本の形は逆転しますよね

コヨーテなどもこれも環境によって群れるタイプとそうでないタイプが出る

チーターは比較的観察しやすい子育て中のメスの生態や狩りの様子のみが知られていて
オスの生態や狩りはまったく違うということがわかったのは近年です

動物の生態はまだまだ謎が多く、たまたま観察しやすかったものだけを見て、これがこの種の基本の生態と
簡単に結論づけてしまうのは総計でしょ

とくに肉食動物の群れ形態に関しては、近年になって定説を翻す様々な報告がなされてますので


>>793
つうか、そもそもは「はぐれオオカミ以外で単独行動をするオオカミはいるか→いるよ」という話で
それが環境悪化のためであろうが、オオカミの一つの生活様式ならばそれで答えは終ってるはず
…なんですがねぇw

あと、オオカミ研究は観察しやすい北米のオオカミに偏りがちということはよく言われてます
とくに単独行動をするタイプのオオカミに関しては、群れのそれより当然観察しづらいので
あまり研究が進んでないと聞くし
すべてのオオカミ亜種をくまなく調査しての平均なんてまず出てないかと
 
 
>>796
今西氏はむしろ「子孫を残す場合にはペアではない」説をとってますがね