[生物]何故退化したのか? [転載禁止]©2ch.net
虎・ライオン→猫
狼→犬
野鶏→鶏
オーロッス→牛
イノシシ→豚
なんで退化してんの?
野生のまま進化しなかったの? 生物は環境に適応し勢力を拡大させ繁栄しようとする。
現在、地球は人間が支配し、その環境に適応できた者が繁栄する時代。
野生の牛や猪は数百万頭程度だったのが家畜化し数十億頭にまで数を増やした。
これはそれぞれの種にとって史上最大の繁栄。
犬猫もペット化したことで数え切れないほど数と種類を増やし世界中に分布を拡大した。 家畜化されると色々な能力が衰えるのは一般則
人類が滅びれば家畜もお終いだろうね
でも野生化した猫・犬・豚がはびこっている地域は結構ある ウシなどは南アメリカで野生化したものが大増殖した
ピューマもウシは中々食えないらしい 牙を切られ、角を潰される豚や牛の秘める野生の力は侮れないと思う(もちろん牙は豚、角は牛のこと)
そこまでしないと人は彼らを管理できないんだから
一方で犬はすっかり人の下僕だな。悪徳繁殖業者が管理のために犬歯を抜く必要を感じていない ネコやヤギは、ノネコやノヤギとして再野生化して問題になってるよな
ネコは家畜化しても尚野性味が強く、手当たり次第に小動物を希少種を含めて狩り尽くす
ヤギは孤島等で野生化した個体群が、植物を根こそぎ食い荒らし不毛の地にしてしまう
たとえ家畜化により知能等が衰えたとしても、
繁殖能力や粗野な環境に適応する能力が野生種よりも優れているのかもしれないな
人間によって様々な地域に生息地を広げられた事も大きいだろう 例えば、イノシシの産子数は平均3〜8頭だが、ブタではだいたい4〜12頭、中国原産の梅山豚に至っては平均17頭である
また、ブタはイノシシに比べて早熟傾向にある
イノシシが性的に成熟するまでに2年を要するが、ブタは生産性が改良された結果、8ヶ月で受胎可能である
ブタが早熟・繁殖能力が生かされる環境に放り込まれたら、何処まで栄えるかわからないぞ
ブタは産肉性を重視するあまり、呼吸器疾患と心疾患に罹りやすいという欠点はあるけどな 胴が長すぎるランドレース、鼻が潰れすぎた中ヨークシャーや東洋系の豚、無毛のユカタン半島の豚、背中が曲がって腹が地面に付く品種、これら以外なら
野生化は可能だろうな
ちなみに中ヨークシャーは、養豚場でも、大ヨークシャーやランドレースとかと同じような容器で餌や水を与えてたら、顔がしゃくれ過ぎてて満足に栄養が取れなかったってw
野生下でも大規模生産でも生きにくい品種って....
ペットにするしかないか。200sを超えるけど そもそも、>>1が挙げている家畜化された動物達は人間の管理下で能力を最大限発揮するよう品種改良されている
鶏では卵用種が年間300個もの卵を産むが、赤色野鶏はせいぜい年間50個程だ
肉用種は僅か50日間で体重が3kg位まで成長するけど、赤色野鶏は成体でも500〜600gと少ない
その代わり、品種改良された鶏人間の世話が無いと子孫を残せない
鶏は巣に卵がある間次の卵を産まないので、採卵鶏の多くが就巣性を失うよう選抜されている
肉用種は生育速度が早すぎるせいで、大人になる頃には自身の体重を支えきれずに骨折したり、様々な内臓疾患を患う
因みに赤色野鶏を狭い鶏舎に押し込むと、ストレスで壁に突進して死ぬそうだ
ストレスに鈍感で飼う場所を選ばないという意味では、家畜の鶏は進化していると言えるな >>9
ブタは頭部が小さく、胴がより長くなるよう改良されたからな
そのせいで、噛み合わせが悪くなる弊害が発生している
確かに体型のおかしいブタ達はそのままでは野生化し辛かろうが、
イノシシとの交雑でイノブタ化したら話は変わるだろうな
バランスがとれて、繁栄するんじゃないだろうか イヌは食用家畜とはまた異なる進化を遂げている
イヌは子オオカミの形質を備えているようだ
手足が短い、口吻が短め、好奇心を何時までも失わない等が共通点だ
それに対してオオカミの成体は、
手足が長く、口吻も長め、そして好奇心をイヌ程持っていない
幼体の形質を残したまま大人になることをネオテニーと言うが、イヌもオオカミのネオテニーと言えるだろう
イヌのみが持つ形質として、デンプンの消化能力がある
オオカミやその近縁種はデンプンを消化できないが、イヌはデンプン質を含んだ残飯も栄養に出来るのだ
人間の主食であるデンプン質を消化できる事は、イヌが家畜化する上で重要な要素だと思う 乳用牛の持つ産乳能力も桁外れだ
年間8000〜10000kg、スーパーカウと呼ばれるウシは20000〜26000kgもの乳を作り出す
オーロックス等の野牛では、まず必要ない量だ
品種改良の他に、徹底した個体管理によって莫大な産乳能力を維持しているようだ
家畜牛は本来の食物である青草以外に、穀物を混ぜた配合飼料で生産効率を無理矢理上昇させられている
特に肉用種は、産肉能力向上の為多くの穀物を与えられる
穀物はウシの食べ物ではないので、青草と違って胃袋を素通りして反芻されない
給餌バランスが偏ると、消化不良や異常発酵をしばしば起こす
家畜って生産効率を優先するあまり、生き物としての性質が犠牲になっている気がするな 家畜化で体が小さくなったり器官を失ったりしたが、人間にとって都合の良い新たな能力を獲得進化したってわけか >>14
短くまとめるならそういう事
ほぼ全ての家畜で知能の退化が進んているのは必然的だと思う
基本的に知能が低い方が管理しやすいからね
例えば、狼犬はオオカミの賢さを引き継いでいるので、躾が凄く大変だったりする
その代わり、手懐けられたらイヌ以上に深い信頼関係を築けるようだ 結論として、家畜は決して野生種と比べて劣っていないと言いたい
家畜・野生種双方周囲の環境に最大限適応した結果ってだけだ 退化や変化せずにペット化や家畜化した野性種ているのかな? ゴキブリ、ネズミ、カラスなんかの害虫、害獣は住宅街などに棲息するようになり数を増やしたが
人間環境に適応したことで何か失ったんだろうか ブルドッグは人間に頭を大きくされすぎて出産で自然分娩出来ない欠陥犬種 1790年頃のブルドッグ
ttp://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2f/Philip_Reinagle_-_Bulldog.jpg
人の手が加わったために、頭が非常に大きくなり、胎児の頭部や肩幅の大きさに比べ雌の骨盤が小さいため
自然分娩はほぼ不可能で、人の手による帝王切開での出産がほとんどである。
また、本来の役割であった牛と戦う事などは全くできない犬に変わっている。
俊敏な動きができない後ろ足では、牛の攻撃を逃れることはできない。
また下あごが出っ張りすぎて、噛む事自体が苦手である。
健康面でも問題があり、皮膚炎などにならないよう、しわの間を清潔に保つことも必要である。
鼻が短いため、体温調節が苦手であり、いびきやよだれが多く、涼しい場所で飼わなければならない。
そのため夏季は冷房をした部屋から出さない飼い主も多い。 >>21-22
なんで見た目や能力をこんなふうに品種改悪したの? 昔、ブルドッグは英国で雄牛と戦う見世物のために作られたが、
闘牛が禁止された後、性格や体質を今のような貧弱欠陥品に改造された。 性格は今のままでいいから、スタンダードは昔のに戻すべきだな
犬・豚・猫以外で顔が極端に潰れた品種が生まれてないのはなんでだろう
>>17 ラクダ トナカイ 中国の鵜飼の鵜がどうなってるのか気になる
日本のは野生のウミウを毎年捕まえてきて、調教して、数年使ってまた野生に返すけど、
中国はカワウを人のもとで何代も繁殖させてるらしい。それこそ二千年以上?
飛行能力が落ちたり羽の色が変わったりしてないのかな オーロッスってタイプミスをみて
胴着を着た農学部獣医学科のガタイのデカい先輩が「オーロッス!」ってやってる妄想がここまで止まらず困っています >>17
ウズラは家畜化されて歴史が浅いせいか、野性的な形質を多く残している
系統や品種すらも作出されていない程だ
家畜化の進んだニワトリより抗病性に優れているので、研究に用いられる事が多い 鶏の中でも野鶏の体型に近く、よく飛び、神経質な白色レグホンと、野生的なウズラが狭いケージで飼うことができるのも不思議
http://www.backyardchickens.com/t/457224/lightbox/post/13381458/id/6292644 屋根の上の白色レグホン ほれぼれするほど身軽そうな体型
逆に放し飼いで中途半端な羽数で飼う方が難しいってことかな。そういう用途はもっと鈍重な品種に向いてるとか >>33
白色レグホンが野鶏の体型に近いのは、単に余計な肉をつけず卵に全栄養を回すため
ニワトリが飛べない理由は体重過多だからであって、軽いニワトリは飛翔能力が高かったりする
神経質な性格は、少ない餌で大量の卵を産むよう人為的淘汰が行われた結果だな
狭いケージで飼えるのではなく、生産性を重視して無理矢理狭いケージで飼っているだけ
ウズラを狭いケージで飼育するのは、産卵中は闘争性が高いため、単飼ケージに隔離する必要があるからだ
ウズラは体重の1/10に相当する10〜12gの卵を年間150〜250個も産むので、体重に対する生産性が高い
ニワトリやウズラは放し飼いで広々飼った方が、何れの品種でもストレスが少ないよ
アニマルウェルフェアに乗っ取って、採算度外視でニワトリを放し飼いしている農家もあるくらいだ
ブロイラーだと赤肉が付きすぎて、マトモに歩けなくなると思うけど 改良の度合いが低い家禽には、ウズラの他に七面鳥、ホロホロ鳥、バリケン、ダチョウ、エミューがある
日本にも存在するダチョウ牧場では、肉や卵が生産されてるよ 七面鳥は改良されすぎだと思うけど
雄は巨大化で、まともに自然交配ができない品種もあるらしい
一方単為発生をする物もいるようだけど、これは原種でも起こるのかな >>36
七面鳥が改良されまくってるのは知らなかった
七面鳥の知識があまり無いので、原種が単為生殖を行うかは知らないな
単為生殖する七面鳥については、昔聞いた事がある
ベルツビルスモールホワイトって品種で単為生殖が確認されたそうだ
その時生まれた子供は全て雄だった
減数分裂時に発生した極体が精子の様にはたらいて、卵子と受精したようだ
鳥類の性染色体はZW型なので、雄がZZ、雌がZWとなる
上記の事例で、卵子の性染色体がZと仮定するならつじつまが合う
卵子・極体両方がZ染色体を持つので、両者が受精したとするならZZの雄が発生するからだ
もしW卵子が単為発生したら、WWとなって発生しない
そう考えると、100%雄が生まれたのも納得だな 火星のテラフォーミングで、七面鳥の雌を数羽投入するか 人間は己を家畜化させたと聞いたな
俗に「自己家畜化」と呼ばれる
ヒトに当てはまる自己家畜化一覧
@自らを人工環境に置く
A食糧の自動供給(特に都会で顕著)
B自然の驚異の克服(治水工事、空調設備等)
C人間の品種改良(多くの先進国で行われてきた)
D繁殖の人為的管理(不妊治療、障害等の出生前診断等)
E性周期の周年化(牛・豚・鶏等も家畜化で繁殖が周年化している)
F身体の変化(体毛が薄くなる、巻き毛や縮れ毛の出現、体躯や骨格、顔の変化等)
G死のコントロール(安楽死、尊厳死等)
H安定した文明社会との共犯関係
(家畜が安定した飼育環境に依存するように、人間も文明社会に依存している)
色々と考えさせられる説だ それよりもこんな話はどう?
大昔の北アフリカの人類の一派が牛を家畜化し、畜獣と一緒に住むように
なった。その共同生活によって互いにウイルスや細菌の交換が起こり、
彼らは異常進化した。しかしウシや人はその菌類やウイルスに抗体を持つように
なったので無害。そして牧畜を営む以上は牧草を移動によって得なくては
ならないので他の人類の生存領域に足を踏み込むことになる。そして
その結果、彼らとともに強毒性を持ったウイルスが他の人類に襲い掛かり、
あっという間に絶滅、その結果今の人類(ホモサピエンス)だけが
生き残ったという説。これはインディオの大絶滅と同じ構図だ。人類の
絶滅には戦争なんかよりもウイルスの方がはるかに効果的であることで、
いまさらながらウイルスってすごいなあ、って話。 モンゴル帝国の覇権も彼ら特有のウイルスがタクラマカン砂漠を人と一緒に超えた
ことによって大きな被害をもたらせたのかもしれない。当然第一にはモンゴルが
非常に賢く(情報戦に優れていた)、騎馬をダメにする火薬兵器(音で馬が混乱して
敗走する)などを使っていたとも言われているが。 >>40-41
初耳だけど、面白い説だね
確かに歴史的に見ても、他の種類が持ち込んだ病原菌で衰退した人種や動物種も多いしな
1545〜1548年、メキシコでヨーロッパの疫病が猛威を振るった結果、先住民の8割が死亡したと言われるし
ニホンオオカミが絶滅した要因の一つに、西洋より流入した狂犬病やジステンパーなどの家畜伝染病があるしね
モンゴル人は古くから戦闘民族の精鋭だから、実力も大きかったろうけど
個人的には、豚も怪しいと思うな
豚は、鳥と人間両方のウイルスに感染するので、人獣共通感染症の温床とされている
例えば、豚の体内に鳥インフルエンザとヒトインフルエンザが同時に侵入したら、それらのハイブリッドが作られる事があるそうだ
人獣共通感染症のリスクとしては、牛よりも豚の方が高かろうし可能性の一つだと思う
ヒトゲノムの8%が内在性レトロウイルス由来の配列で占められているし、ウイルスとヒトが共進化をしている事は確かでしょうね 「西洋より流入した狂犬病やジステンパー」
狂犬病は昔から存在している
ジステンパーが原因なら野犬げ激減しているだろう >>43
狂犬病が海外から進入したのは1732年以降
狂犬病に感染したニホンオオカミは猛獣と化し、人々を襲うようになった
そして、害獣として駆除されるようになった
また、明治以降の山林開発により生息地が狭まった
とどめは、明治期に外来犬の持ち込んだジステンバー病である
ニホンオオカミは、ジステンバー病に対する抗病性がとても低く、1900年頃にはニホンオオカミの死体や衰弱した姿がよく見られたそうだ >>42逆にウイルスによって人が家畜化されてるとまで言えるらしい。
人や哺乳類なんてのは精々ウイルスや細菌の運び屋に過ぎず、奴隷でさえ
ありえる。この地球の支配者は人じゃなくてウイルスである、とね。
もしどこからか他の惑星の生命体が地球にやってきたら最大の脅威を人ではなくやはり
ウイルスや細菌だと感じるでしょうね。 ときに古代文明が大抵「牛」をカミサマにしてるのも
現生人類が家畜とともに移動していった証拠だと言われてる。
ただインドシナから北方は牛がいないらしい。精々水牛であり
北アフリカの現生人類とはすこし様子が違う。この辺は
どうなんだろう。それと旧アメリカ大陸は家畜を飼う文化が
なかったので家畜由来の病原菌をもつ欧州人によって絶滅に
ちかい打撃を受けたのだが、ということはアメリカ大陸の
先住民はどうして現生人類と同じ遺伝子をかつて持っていたのか?
が謎になってしまう。これもどういうことなんだろう。 >>45-46
感染時に宿主を殺してしまう病原体は、ある意味進化に失敗したのかもね
宿主を殺してしまっては、自分らの住処も無くなってしまう
劇的な症状を出さず宿主に害を与えない細菌・ウイルスは、宿主と共生関係にあると言えるだろう
先住民について考えるなら、人類の拡散とウシの家畜化の時期を照らし合わせれば、なにかわかるかも
まず、ウシは約8000年前の西アジアで家畜化されたそうだ
酪農は約5000年前のメソポタミア王朝で始まり、約4000年前にエジプトやヨーロッパ、約3600年前にアジアに伝わったようだ
家畜化当初は、主な用途が乳用・役用であった
次に、ホモ・サピエンスの拡散について考えてみよう
ホモ・サピエンスは20万年前にアフリカで誕生した
ホモ・サピエンスは、約6万年前にはアフリカからユーラシアに広がり始め
1万年以上前に南アメリカの最南端に到達したようだ
これらを踏まえると、ウシ家畜化の歴史は人類の大陸への拡散が完了した後だと思われる
因みに、北アメリカ大陸に人類が侵入したのが約1万3500年前である
北アメリカ大陸に侵入した人類は、大型動物を狩猟で滅ぼしながら南へ拡散していったようだ
北アメリカの先住民は、古来から牧畜ではなく狩猟で生計を立てていたのかもしれない
先住民達が西洋由来の人獣共通感染症に耐性が無かったのは
アメリカ大陸が1万年以上地続きではなく、病原菌が流入しなかったからだろう、多分 >>44
絶滅の200年前から狂犬病があるのに
それが主な原因で絶滅?
自治体の資料で「家畜に被害を及ぼす」ということで
駆除一頭数円の手当金がでるなど駆除奨励策がだされたとあるよ 明治時代は地方の皇化とかいって
開発やオオカミだけじゃなくシカやイノシシの駆除も進んだ時代だから
エサも少なくなったことも一因だろうな >>47 あと遺伝子浮動で免疫のない人の子孫がたまたま栄えてしまったんだろうな >>47昔は農耕の次に牧畜だと考えられていたが
今は逆だとされている。
最初期の牧畜が六万年以上前(つまり現生人類の拡散と同じ時期)に
発生し、農耕が3〜15000年前に始まったとされる。
ここからは俺の推測。飛ばしてもらっても構わない。
北アフリカロイド(コーカソイド骨格)がウシなどが好んで生息する場所を見つけた。
おそらく川沿い。そしてそのウシが好む場所で待ち伏せをするか
柵で囲い始めた。ここから土地所有の概念。そしてそのうち
ウシが好んで食べる草を発見。
それ、穀物。
それを人工的に作ることを発見。
これ、農業。 というわけで最初は牧畜だった。この食糧獲得方法を持つ北アフリカロイドは
欧州大陸、中東のタクラマカン砂漠、そしてインドまで到達し現地の人類を
根こそぎ殺していき残った女性と混血していった。で、インドシナの密林で
進撃が止まったらしい。おそらく家畜の育成に適さなかった。そこで今度は
密林に適応した人種、すなわちスンダロイドが出現する(4万年以上前だっけ?)。
彼らは現生人類と同じ遺伝子を保持しつつ、家畜文明を捨て北上、支那大陸、
モンゴル大平原、日本まで行く。ポリネシアの人は別系統でしたっけ?
それで北アメリカ、南アメリカまで到達。ただ彼らは牧畜を知らないのなら
農耕を知らないはずで、なぜアメリカ大陸でもっとも進んだ農耕技術の発明に
成功したかは分からない。みんなはどう思う? >>51-52
家畜化で最も重要な要素である、繁殖管理をお忘れ無く
囲って飼育するだけなら簡単でも、管理下の動物を繁殖させる事は至難の業だ
動物園での野生動物繁殖の苦労が、全てを物語っている
北アフリカロイドは繁殖管理もキチンとやってたろうし
アジアの人類よりもかなり高度な技術を持っていただろうね
家畜による食糧の安定供給も相まって、ガンガン進出できたのだろう
新大陸で農業が大成した要因は、南北米原産の作物があったと思う
野菜では
サツマイモ、ジャガイモ、唐辛子、ズッキーニ、ピーマン、トウモロコシ
カボチャ、トマト、いんげん豆、ピーナッツ、ヒマワリ等
果物では
イチゴ、パイナップル、アセロラ、カカオ、アボカド、パッションフルーツ、グァバ
西洋人は、新大陸より持ち帰ったこれらの作物を利用して、さらに繁栄したはずだ
つまり、ポテンシャルの高い作物が元々多かったからじゃないかな >>52
因みに、ポリネシアなどの島々に人類が到達したのはかなり最近だよ
航海術がある程度発達しないと、船旅は難しいと思う
だから、島々の人類は大体別系統のはずだ >>51
人間が家畜の為だけに作物を作るようになったのは、ごく近代の話だな
本来の家畜の飼育目的は、人間には直接利用できない草葉や残飯を、食べ物や労働力に変換する事だからね
窒素革命等、栽培技術の向上がきっかけとなり
畜産物の品質向上や生産効率の上昇の為だけに、家畜専用の作物が栽培されるようになったようだ アジアゾウは、繁殖管理が上手くいかなくて、完全に家畜化しなかった種の一つだ
アジアゾウの雌は性格が穏やかなので、人間が使役しやすい
ところが、雄はかなり気が荒く、飼育管理ですら難しい
雄ゾウのマスト期の凶暴っぷりは有名である
技術の進んだ現代ですら雄ゾウの管理が大変なのだ
それ故、ゾウを繁殖させたいときは、雌ゾウを森に放ち、野生の雄と自然に交尾させるのである 牙の退化は単純に牙の大きな雄が狩られていったってことでOKなのかな
今じゃ雄でも牙が見えないのがいるとか
人の影響が加わる以前は、雌でも外に見える牙をもってたのかな >>57
雌はともかく、雄で牙が見えなくなりつつあるなんて初めて知ったよ
良かったら情報源を教えてほしいな
ちなみに、マンモスやナウマンゾウ等の雄が牙を巨大化させた理由は
雄同士の闘争に勝つためだと聞いた事がある
雌では牙が発達していないし、大きな牙がなくとも生きる上では問題無いはずだ
だから、ヒトの影響が及ぶ前から雌ゾウの牙は小さかったと思うよ オスでも多くの個体(約90%)で牙が口外に出ない[1]。
Wikipedia「アジアゾウ」より
大元の出典は1986年出版の、平凡社「動物大百科」らしい
http://www.heibonsha.co.jp/book/b159278.html この本か >>59
情報サンクス
探して読んでみるよ
牙が退化している話をネットで調べてみたけど、ちらほらと噂話があった
密猟者が、立派な象牙を持つゾウを集中的に狩るので、牙の退化が進んでいるとのこと
ガラガラヘビが人間に危険視されるあまり駆除されまくったあげく
尻尾を鳴らさない個体が増えてきたって話を思い出した
音を鳴らす個体が簡単に見つかっちゃうのが原因みたい
警告せず、急に噛み付く恐れがあるからかえって危険なんだって
尻尾鳴らしの形質が退化したとも言えるかな
BSのドキュメンタリーで見かけた情報だ
人間が野生生物に淘汰圧をかけると、碌な事が無いと思う たまたまそういう内容の番組が、先ほど「地球ドラマチック」でやってたな ゾウの汗腺が退化している理由は、祖先種の水凄傾向が強かったからだと聞いたな
ゾウは耳をばたつかせれば体温を下げられるし、汗腺が退化しても差し支えは無さそうだ でもアジアゾウの耳って時々端の方が千切れてるよな
アジアゾウにとってはさほど耳は重要じゃないのかな >>63
大それた破け方でなければ問題ないよ
体温調節は耳パタだけじゃなく、水浴びでもできるからね
アジアゾウは森や草原に住むから、強い日差しをそれほど受けないと思う
アフリカゾウの耳が大きいのは、暑熱環境での体温調節をやりやすくする為かな >>62そうなのか。ヒトだと例えば異常な筋肉をつけていい気になってるボディービルダーは
常に汗をかき、5mくらい走っただけで息切れを。こういうことってゾウにはないのかな?一度
筋肉を使って発熱させるとどえらいことになりそうだけど。でも巨大になればなるほど
筋肉量は小さくなっていく法則で大丈夫なのかな。 >>65
流石に超短距離しか走れないなんてことはないでしょう
長距離を走り続けるのは、熱放散が上手くいかなくて駄目そうだけどな
長距離移動に適したヒトやウマは、汗を大量にかくことで体温を放出できる
対してゾウは汗がかけないから、長距離を移動したら茹だっちゃうだろうね
ゾウは基本的に、ゆっくり歩き回る生活だろうし
ちょっと細かいけど、定義上ゾウは「走れない」動物だよ
「走る事」の定義は、全ての足が一度でも地面を離れる移動を指している
ゾウはどんなに速く移動しても、いずれかの足が地に着いているので、早歩きしか出来ないようだ
時速40kmで移動しているゾウは、早歩きでそれだけの速度を出していると言える 退化っていうか、人が扱いやすい形質を選択してるんだから当然
あとトラ・ライオン→ネコはそもそも別物だろ
もっと早い段階で分岐してる トカゲの仲間でも地中で生活して手足が退化、目も同様で、サイズもミミズ並みとなると・・何の為にこれまで爬虫類までの階段を駆け上ってきたのか虚しさを覚える。 両生類にもミミズみたいなのいるな。
カエルがいかにスターかがわかる。 哺乳類でミミズトカゲ・メクラヘビ・アシナシイモリ的な進化は無理かな
恒温性を放棄すればいけそうなんだけど チワワは人間の庇護を受けやすい形に進化してエサに困らない生活を得た >>19
ゴキブリ・ネズミ・カラスの、都会での繁栄は、人間社会に依存してるし
自然界では、性能上回る天敵が多いからね
ttp://nao-insect.at.webry.info/theme/f7b2e718b9.html
> モンスズメバチに捕食されるクロゴキブリ。
> ムシヒキアブの一種に捕食されるモリチャバネゴキブリ。
> ゴキブりは体もやわらかく、飛行も下手。格好のエサなのです。
ttp://living-nature.seesaa.net/article/184352079.html
> 「実は日本のカラスは世界一賢い」と樋口教授。
> 生活に余裕があるのが一番の理由らしい。
人間界の豊富な餌に依存し
さらに甘い対処により、自然界よりも大きな群を作れるし、頭脳を使う余裕も出てくる
カラスは身体性能が平凡だし、厳しい自然界では大して強くない
高い空戦能力+高知能、の最大のワタリガラスさえ、なぜか繁栄せず、いまや希少動物 カラスが序列のあるきちんとした群れを作るようになれば、都会に再進出してきたオオタカやハヤブサを再び山や海岸に追い返すことができるかも
今はまだオオタカにため池に沈められて狩られるカラスだけど
それこそ猛禽の巣をカラスが群れで計画的に襲って繁殖を断念させるとか とっくに、互いにやり合ってる
カラスはオオタカやフクロウの巣を狙うこともあるし
オオタカ
> 欧米では、ネスト・ハンターとも呼ばれる。
> カラ類からカラスまで、孵化した雛を襲うことがあるからだ。無抵抗な雛は格好のターゲットなのだ。
> カラスに執拗に追われるのは、そういった事情もあるのだ。
逆にオオタカがカラスの巣を狙ったり、フクロウがカラスの巣に夜襲かけたりする 恐竜絶滅後に瞬く間に陸上を支配した恐鳥類
しかし、鳥は尻尾や歯を退化させ前肢を進化させて翼にして飛ぶという能力を手に入れたのに
その翼までも退化させてしまった恐鳥類は、その後に台頭してきた哺乳類との生存競争に敗れて絶滅してしまった
前肢があれば獲物を掴まえて押さえ込むことができた
尻尾があれば前後のバランサーになり武器となる頭部をより巨大化できた
歯があれば小型の獲物を丸呑みするだけでなく大型の獲物も食い千切って捕食できた
翼があれば天敵のいない地域へ生息域を広げることができた 目がわずかに見えるモグラよりも、その分のエネルギーを触覚や聴覚に回した目の見えないモグラが有利である。 生物の中のある一つの器官をみれば縮小して「退化」していることになるが、
その生物全体から見れば使っていない余分な器官を減らす「進化」をしたということになる。 退化した器官があらためて発達することは稀であり、退化によって消失した器官が、再び復活するという例は少ない。 地中や洞窟では目を退化させてしまう動物ばかりだが、同じく光の届かない深海では目を無くしてしまう者と目を発達させて巨大にする者がいて両極端な進化が共存する 【生物】カエルの下の歯が2億年ぶりに復活 「ドロの進化非可逆の法則」に反する発見
ttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1297679086/
進化論揺らぐ? カエルの下の歯が復活
Christine Dell'Amore
for National Geographic News
February 14, 2011
カエルの下アゴの歯が2億年振りに“復活”したという研究結果が発表された。複数の専門家
によると、進化論の土台を揺るがす発見だという。
合わせて6000種を超えるカエルのうち、大部分は上アゴに小さな歯があるだけだ。一方、
南アメリカに生息するフクロアマガエルの1種(学名:Gastrotheca guentheri)だけは上下の
アゴに歯が生えている。
カエルの共通祖先は長く下の歯を保持していたが、系統樹を分析したところ、2億3000万年
以上前に失い、共通祖先自体も最終的に絶滅したことがわかった。
研究論文の著者ジョン・ウィーンズ氏は、このフクロアマガエルの下の歯は初めはなかった
が、「500万〜1500万年前に突然、生えてきた」と説明する。
アメリカ、ニューヨーク州にあるストーニーブルック大学で進化生物学を研究する
ウィーンズ氏によると今回の発見は、進化の過程で失われた身体的な構造は二度と復活しない
とする「ドロの法則」(進化非可逆の法則)に反するという。
実は、この法則に抜け穴があったのかもしれない。「上アゴなど、既にどこかに存在する構造
であれば、復活させるのははるかに容易だ」と同氏は説明する。8年ほど前から、動物の高度な
構造が復活した証拠が次々と見つかっている。例えば、ナナフシの羽根やトカゲの指などだ。 >>91続き
ウィーンズ氏は複数の統計的な手法を用い、共通祖先を持つカエル170種の歯の進化を
たどった。現生種だけでなく化石種も対象に、DNA配列などのデータを組み合わせた。
数百種のカエルは下の歯を失ったが、このフクロアマガエルだけは例外だったとも考え
られる。だがウィーンズ氏は、「一度失われて復活した可能性の方がはるかに高い」と
述べている。
それにしても歯が復活した理由は定かではない。多くのカエルにとって、歯はそれほど重要
ではない。ウィーンズ氏によると、虫を捕まえるときはたいてい舌に頼るという。
ただし、ツノガエル属に代表される肉食のカエルは獲物を捕らえる際、歯が重要な役割を
果たしているとウィーンズ氏は説明する。ツノガエルは上アゴに牙のような歯を持ち、さらに
一部の種は下アゴに歯のような構造を発達させている。それでも今回のフクロアマガエルと
異なり、下アゴに生えているのは本物の歯ではない。
「本物の歯ではなく歯に似た構造の方が多い事実は、必要に応じて自動的に歯が進化するわけ
ではないことを示している」と、イェール大学の進化生物学者ギュンター・ワグナー氏は今回
の研究に対し指摘する。
この点を考慮すると、自然選択の観点からではフクロアマガエルが下の歯を再獲得した理由
を説明できない。自然選択とは、同じ種の中で有益な特質が時とともに広がっていくことだ。
「謎に包まれていることだけは確かだ。非常に興味深い」とワグナー氏は述べている。
今回の研究論文は、「Evolution」誌オンライン版で1月27日発表された。 表現型に現われなくなった遺伝子は進化に対して中立になるので、確率論的にしか残らない。
そして、2億年という時間は使われない遺伝子が消失するのに十分な時間であるということ。
さらには、他のカエルは下顎の歯が必要な場合は歯を復活させるのではなく歯の類似器官をつくる。
遺伝子が消失していなかったのなら、それは天文学的確率で偶々残っていたのか、
それとも歯には使われなくとも別な用途で使われていた必然なのか。
遺伝子が残っていたなら、なぜ他のカエルはそれを使わず類似器官をわざわざつくるのか。 肺が出来てエラが退化した後、何らかの要因でまたエラが出来たとしても、
それは新しくエラに似たようなものができただけで、過去のエラが丸々復活
する事はありえない、というのがドローの法則 一旦分岐した進化の枝、例えばシマウマとキリンは交差することはない、進化は不可逆であるとされる。 カラスは人間が対策して環境変えると減ってきた
【社会】都心のカラス減っている 15年前ピーク時の4分の1に
http://www.asahi.com/articles/ASJ7H4PSDJ7HULBJ00G.html