被害者支援のボランティア研修ttp://www.nhk.or.jp/lnews/tottori/4044032181.html
事件や事故の被害者やその家族の相談に応える「とっとり被害者支援センター」で、ボランティアの相談員を目指す
人たちの研修会が開かれ、来月から7人が相談業務にあたることになりました。
研修会には、ことし5月から7月に開かれた講座を受講してきた県内に住む男女7人が参加し、事件の被害者など
にふんしたセンターの職員や警察官から電話で話を聞いたり相談内容を書き取ったりしました。
このうち子どもを事件で亡くした男性から「裁判を傍聴して意見を言いたい」という内容の相談を受けたという想定では、
センターの職員から、遺族が傍聴席を優先的に確保できたり、被害者支援センターが裁判所や検察庁との橋渡し
をしたりすることを説明するよう指導されていました。
このあと、研修を受けた7人は、「とっとり被害者支援センター」の田中完治事務局長から「被害者支援ボランティア」
の認定証を手渡され来月から相談業務にあたることになりました。
研修に参加した男性は「被害者の役に立てるよう学んだことをいかしたい」と話していました。
「とっとり被害者支援センター」の落合潮理事長は「来月からボランティアの相談員が27人から34人に増える。
被害にあった時には小さなことでも気軽に相談して欲しい」と話していました。