ひとり親支援へ2億円 エリジオンHD、浜松市に寄付
2021.7.9

 ソフトウエア開発会社などを統括するエリジオンホールディングス(HD、浜松市中区、小寺敏正社長)は8日までに、新型コロナウイルス感染拡大で経済的に厳しいひとり親家庭などの支援に役立ててもらおうと、同市に2億円を寄付した。
 同HDは以前から、市内の児童養護施設への寄付を続けるなど社会貢献に取り組んできた。同日に市役所で開かれた贈呈式では小寺社長が「これからの子どもたちを支援したい」と語り、鈴木康友市長に目録を手渡した。鈴木市長は「ひとり親家庭の支援は大きな課題。ありがたい」と感謝の言葉を述べた。
 市は寄付金を活用し、4月分の児童扶養手当を受給したひとり親家庭などの子ども計6560人に対し、1人当たり3万円の支援金を支給する予定。

https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/926811.html