内勤を回送に出す場合、労働基準法の関係で長時間の残業はさせられないんで、
長距離の回送が難しくなる。

電車移動の時も時給が発生するから、委託ドラには平気でやらせることができた
鈍行電車移動をさせると時給コストが重く圧し掛かってくるので、新幹線や特急を
使わざるを得なくなり、時給+新幹線料金のダブルパンチが圧し掛かる。

駅からの移動も徒歩移動させると時給コストがかかるからタクシー利用を頻繁に
させざるを得なくなる。

待機も長時間に及ぶと、これも時給コストが増加するから、待機中の時給コストも
増加していく。

このように委託ドラが減少すると、セルティの経営システム自体が崩壊に向かい、
重いコスト負担が圧し掛かって来るようになるわけだ。
これが連鎖すると、今の安い回送料金では経営が成り立たなくなっていく。

委託ドラを騙して酷使した報いがやってくるというわけだな。