厚労省によると、違法な時間外労働があった事業所のうち“過労死ライン”とされる
月80時間を超えていたのは7890カ所。
月200時間を超えていた事業所も236カ所あった。
また、残業代などの賃金不払いが1478カ所、健康診断未実施など健康障害防止措置の不十分が
2355カ所で確認された。製造業や運輸交通業で違法な時間外労働が多かった。

 厚労省は「指導により是正されても違反を繰り返す恐れがあり、粘り強く指導していく」としている。