神奈川大学
「国際日本学部」を開設へ 初代学部長に坪井雅史
六角橋に横浜キャンパスを構える神奈川大学が、2020年4月から「国際日本学部」を新たに開設する。
国際文化交流・日本文化・歴史民俗の3学科が設けられ、
世界と日本に対する理解を深めながら国や地域の枠を超え活躍できる国際人の育成を目指す。
同学部はこれまで外国語学部の中に設けられていた国際文化交流学科を拡大し、
さらに新たな学科を加える形で開設される。
コース選択制で自身の関心分野を見える化し、
豊富に揃えられた各分野の教授らから専門的な知識を教わることで、4年間を通じて自身が何を学べたかが実感しやすくなる。
国際文化交流学科には新たに観光文化を専門に学べるコースが設けられるほか、
歴史民俗学科では大学院教授らが指導にあたる。日本文化学科では定められた科目単位選択により、県内で珍しい国語教員免許も取得できる。
初代学部長に就任する坪井雅史氏は「世界や日本文化などに関心のある学生たちが、多様なメニューの中からそれぞれの関心に合わせて学びを深め、
交流しながら個々の能力を伸ばせる環境が整っている。国際日本学部は2021年には新たに開設されるみなとみらいキャンパスへの移転も決まっており、
外国語やビジネスなどを学ぶ他学部の学生たちをはじめ、交換留学生など国際的な感覚を持つ人たちとの交流機会を持てるのも魅力です」と話している。
記念講演会も
国際日本学部開設を記念し、10月19日(土)には横浜キャンパス16号館のセレストホールで講演会が開催される。午後2時〜4時30分で、参加費無料。
https://www.townnews.co.jp/0117/2019/10/10/501269.html