愛媛大学医学部
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ここの前半に医学部の話題も出てるがこの話は医学部の出来事⁇
後半の意図的にスレッドを落とす書き込みもリアリティを感じるのだが…。 自家用車内に大麻を隠し持っていたとして、国立病院機構下志津病院(千葉県四街道市)リウマチ科の医師、
安武正容疑者(29)が大麻取締法違反(所持)で逮捕された事件で、同機構は24日、安武容疑者を同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。
安武容疑者は4月13日午後11時ごろ、東京都渋谷区上原の路上で、車内にたばこ状などにした乾燥大麻約1グラムを所持したとして警視庁代々木署に現行犯逮捕されていた。
同機構は「このような事案が発生し、誠に遺憾。今後は不祥事が起きないよう徹底する」とコメントした。 過剰におびえたり、コミュニケーションの能力が未熟だったりする職員は相手に攻撃されやすい。いわゆる「切れやすい性格」のスタッフの場合は挑発に乗りやすく、
大声を出したりするなどトラブルを招く恐れがある。「正義感が強過ぎる人は一人で問題を抱え込む傾向がある。
そうではなく、悪質クレーマーには複数で対応する必要がある」と述べた。1992年、集中治療室のベッドで暴れた患者が、
対応に当たっていた看護助手をかんだ。この助手はその後、C型肝炎を発症。訴訟となり、裁判所は病院側に安全配慮義務違反があったとして損害賠償を命じた。
2009年、新潟県の病院で患者が看護師4人を1時間にわたって土下座させ、仲裁に入った医師に暴行を加えたとして、
威力業務妨害と暴行の容疑で警察に逮捕された。患者は深夜のナースコールに対し、「来るのが遅い」
「自分の顔を見て笑った」などと、言い掛かりをつけた。神奈川県の病院で熱心に毎日、子どもの面会に来る父親がいた。
ある日、看護師に「俺の子どもを虐待した。土下座して謝れ」と迫った。看護師はそんなことはしていなかったが、
「良い父親」というイメージを持っていた主治医と看護師長は、看護師に謝罪するよう指示した。
看護師はショックを受け、小児科病棟で働くことができなくなった。暴言による医療スタッフに対する2次被害だ。
こうした事態は「職員のメンタルヘルスや仕事に対する満足度の低下を招き、患者への対応ミス、
医療事故の増加につながりかねない」と指摘する。それを防ぐために「病院やクリニック側が注意すべきことがある」と話す。
「なぜ、すぐに相談しなかったのか」「なぜ、患者(家族)を怒らせたのか」。こう詰問するのは、
「原因追及」で傷ついたスタッフをさらに追い詰める。「あなたの対応が適切ではなかった」という言い方は、
問題を個人の責任に押し付ける。「誰もが経験していることだから」は根拠のない慰めだ。「一緒に飲んで嫌なことを忘れよう」
「気晴らしをした方がいいね」は問題の先送りにすぎない。では、病院やクリニックなどはどう対応したらよいのか。
「まず、規模に応じてできることから始めることだ」と言う。対応マニュアルやガイドラインを作成し、
あれば改訂していく。「何より大事なことは、医療機関のトップが院内暴力を許さず、職員を守るという方針を明確にすることだ」と強調した。 2016年、研修医らが居酒屋で20代女性に集団強姦事件を起こした千葉大医学部付属病院で、
今度は非常勤の医師が「盗撮」で御用だ。8日、県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで千葉県警に逮捕されたのは、
同付属病院小児科勤務の非常勤医師、石井崇浩容疑者(34=千葉市)。石井容疑者は日曜日の8日午後4時45分ごろ、
JR千葉駅構内の上りエスカレーターで女性会社員(26)のスカートの中を、ペン型カメラで動画撮影した疑い。
当日、駅を巡回していた私服姿の鉄道警察隊員が、あまりにも近い距離で、不自然に女性の後をつけている石井容疑者を不審に思い、
後を追った。すると石井容疑者は駅ホームへの上りエスカレーターで女性の背後に立ち、シャツの胸元に忍ばせていたペンクリップカメラを操作し始めた。
ちょうど斜め上に見える女性の太ももからスカートの内部にかけ、レンズの角度を調整しながら動画撮影した。
一部始終を見ていた私服警官が「何をやっているんだ」と声を掛けると、石井容疑者は自らペン型のカメラを差し出し、
「すみませんでした。下半身を撮影していました」と謝罪。「女性の太ももを撮影したことは間違いありません」と盗撮を認めた。
石井容疑者はその日は夜勤明けで、午前8時30分まで病院で勤務。その後の動向は不明だが、
2駅先の自宅に帰るところだった。「盗撮に使用したのがスマホではなく、ペン型のカメラですから、
魔が差したのでなく、初めから盗撮目的だったと考えるのが普通です。ペン型カメラには被害女性の生パンではなく、
“見えてもいい”黒系のスパッツが写っていたようです。すでに自宅からパソコンを押収し、余罪があるとみて捜査を進めているそうです。
石井容疑者は全国屈指の難関校である千葉大医学部出身ですが、決してガリ勉のオタク系といった雰囲気ではなく、
見るからに普通というか、服装も今どきのラフな感じで、彼女や奥さんがいてもおかしくないタイプですよ」
石井容疑者は非常勤として週4日の雇用契約で、今年4月から母校である現在の職場で働き始めたばかり。
「勤務態度に関しては、働き始めてまだ日が浅いので確認が取れません。(集団強姦)事件直後から、
職員と学生に対し、酒席を自粛するよう通知を出いくら偏差値が高くても、倫理教育を受けなければ犯罪を抑えられないようでは、「医師」どころか「人間失格」である。 大阪府立病院機構大阪母子医療センター(同府和泉市)で、帝王切開手術を行った府内の30代の女性の腹部にガーゼ
(約30センチ四方)1枚を置き忘れるミスがあったことが10日、分かった。ガーゼは約2週間後に摘出され、
同センターは女性と家族に謝罪した。同センターによると、女性は4月24日、出産の際に帝王切開の手術を受けた。
術後に左腹部の痛みを訴え、5月7日に行ったエックス線検査で、腹部に止血用のガーゼが置き忘れられていたことが発覚。
その日のうちに摘出手術が行われた。担当医師や看護師らが手術後に、使用したガーゼの枚数を数え間違えていたという。 最高出力300馬力で、停車状態から時速100キロに到達するまでの時間はわずか5・1秒。男性が乗る125ccのスクーターはひとたまりもなかった。
杉本壮被告が路上に車を停車させていたところ、他の車の通行に支障をきたすとして男性から注意を受けたことが発端だった。
「男性が声をかけてから、事件が起きるまではわずか5分以内だった。杉本被告はおよそ1キロにわたりあおり運転を行ったとみられ、
車の左側面には接触した際についたとみられる薄い傷が残されていた。男性が転倒した場所は道路脇の農地で、
ちょうど境界線を示すコンクリート製のくいが埋められていた。これが足にぶつかってけがにつながったが、
頭に当たっていたら、亡くなっていた恐れもあった」という。杉本被告は調べに対し、「なぜ注意されたのか分からない」と話している。
分からないから腹が立つ→腹が立つからあおってやろう。そう短絡的に考えたのだろうか。恐ろしいことに、
この杉本被告は元々は人の命を救うはずの医師だったというのだ。臨床研修医として勤務していたとされる神奈川県内の病院の担当者は
「今はいない」といいながら、過去に在籍していた事実を否定しなかった。男性を置き去りにして一度は立ち去った杉本被告は約1時間10分後、
再び現場に現れる。ただ、犯行の発覚を恐れたのか自身のポルシェではなく、友人の車に乗って戻ってきたのだという。
捜査関係者は「本人は『バイクに当てた認識はない』とする一方、『でも、もしかしたら自分がやったかもしれない』などとあいまいな供述をしている」と明かす。
この供述について、「ポルシェはスポーツカーのなかでも死角が少なく『体の一部になるクルマ』といわれている。
その中でもボクスターは最も運転しやすいモデルとして評判だ。『当てた認識がない』というのはありえない」と指摘した。
男性が投げ出された農地には、今も激突したとみられるくいが根本からえぐられるようにして残されており、
衝撃の強さを物語っている。あおり運転が行われた道路は幅は狭いものの、日中の交通量は多い。
場合によっては他の車を巻き込んでいた恐れすらあった。「スポーツカーに乗ると、気が大きくなる人間は確かにいる。
まだ25歳であれば、粋がってやってしまったのではないか」との見方を示した。ハンドルを握る人間の中で、これほど迷惑な行為はない。 出来上がった畝を見下ろし、くわに手を置いて一息入れていた時だった。突然、背後から男性職員2人に羽交い締めにされ引きずり出された。
必死にもがく男性を押さえ、職員は耳元で言い放った。「おまえの番だ」。連れて行かれた場所は手術室だった。
手術台に寝かされた男性はふんどしを看護婦にはぎ取られた。指で性器をぱちぱちとはじく看護婦の顔には薄笑いが浮かんでいた。
沖縄県名護市済井出にあるハンセン病療養施設「沖縄愛楽園」に強制隔離された男性(97)は、
1947年ごろ、強制された断種の様子を初めて証言した。今も家族にすら明かせない体験を語るその口調は怒りに満ちていた。
「人間のやることじゃない」ハンセン病は以前「らい病」と呼ばれ、病名そのものに偏見が含まれていた。
国は1907年、「ライ予防ニ関スル件」を公布し、31年に「癩予防法」を制定した。沖縄を含め、
全国で患者の強制隔離を進め、「患者根絶」を図った。愛楽園は1938年、設立された。沖縄戦と米統治を経て、
今も147人の元患者が暮らす。不妊手術を強制された男性は20代前半で愛楽園に隔離された。
園で出会った女性と恋仲になり、25歳で結婚した。男性は、隔離された人々への強制不妊が施されていたことは知っていた。
愛楽園では園内で暮らすことや、結婚を条件に断種を実施した。入所者名簿を基に、看護婦や職員が対象者を呼び出して施術した。
呼び出しに応じないものは探し出して手術台へ連行した。当時、愛楽園は一つの村のような広さがあり、
強制的に連れてこられた人々と医師らの居住区はそれぞれ分かれていた。「断種しないと園におられなかったから、
呼び出しに応じた人もいた。だけど、私は園内を逃げ回っていた」「妻に腹いっぱい食べさせてやりたい」。
おびえながらも、農作業に汗を流す日々がしばらく続いたが、園が男性を見逃すことはなかった。
あれから70年余。男性は屈辱的な光景が今も脳裏を離れない。「国にとってね、私らは人じゃなかった。
恥よ。恥の子供を残させんと考えていたんだろう」。コンクリートの手術台に男性は全裸で押さえ付けられた。
医師は有無を言わさずメスを入れた。愛楽園内にある病棟。命が宿り膨らんだおなかをめがけ、
看護婦が針を突き立てた。薬剤を注射され、母親のおなかから死産で出された赤ちゃんは真っ黒に変色していた。 愛楽園は男性への断種だけでなく、妊娠した女性の堕胎も強制していた。強烈な記憶として残る出来事がある。
入所以来、妹のようにかわいがってくれた女性から聞いた話だった。その女性が妊娠すると、
愛楽園の医師らが堕胎させようと注射をおなかに打ったが、赤ちゃんは生きたまま母胎から産まれた。
だが、看護婦は赤ちゃんを体重計の皿に置き、そのまま放置した。赤ちゃんは母親を求めるかのように、
小さな手足を懸命にばたつかせた。しかし、誰も手を差し伸べず、赤ちゃんはやがて動かなくなった。
「治療されてたら今も生きている命だ」。見殺しにされた赤ちゃんを思い、金城さんの涙は今も止まらない。
ハンセン病患者・回復者の女性は妊娠すると、家族や知人を頼って園外に逃亡し、周囲に知られないよう出産するしかなかった。
堕胎させられた赤ちゃんの遺体は、親が自ら園内に埋めた。51年、9歳だった金城さんは愛楽園内の小屋に偶然入った。
普段は施錠され、試験室と呼ばれる場所だった。内部は薄暗い。目を凝らすと、壁際の棚には複数のガラス瓶が置かれていた。
中に入っているのは、人間だということが少女の目でも分かった。瓶の高さは30センチほど。
胎児だけでなく大人の大きさの手、内臓のようなものまで、それぞれの瓶に入っていた。「こんなことが許された。
まるで動物だ」。その衝撃は金城さんの中で怒りに変わった。愛楽園交流会館などによると、
園内の強制断種・堕胎は戦前から行われてきた。断種と堕胎の強制は繰り返されてきたが、
「vasketomie(断種)」と記された患者カルテが複数枚残っているだけで、多くはカルテに記載されなかった。
ホルマリン漬けの胎児について証言する元患者も多い。しかし、その内容や目的、現存するか否かなど今も未解明な点がほとんとだ。
実態が闇から闇に葬られることへ、元患者らの懸念は根強い。愛楽園自治会は2007年、
産まれることを許されなかった赤ちゃんたちを慰霊する「声なき子供たちの碑」を園内に建立した。
子どもたちを悼む琉歌が刻まれた。断種を強制された男性は70年がたつ今も、怒りと悔しさで叫び出しそうになる。
堕胎された友人の子を布できれいに巻いて一緒に園内に埋葬したこともある。「国による殺人さ。
あんた、どう思うね」。男性は赤く腫らした目でこう問い掛けた。 中学3年生の時に摂食障害で入院治療を受けた東京都内の総合病院で、計77日間にわたって不当に身体を拘束されたとして、
都内の女性(24)が17日、病院を運営する法人に約1050万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
記者会見した女性は「病院に好き放題され人生を壊された。非人道的な身体拘束を1件でも減らしたい」と訴えた。
訴状などによると、女性は14歳だった2008年5月に総合病院に入院。ベッドで起き上がることも許されない治療に反発して点滴を引き抜いたところ、
ひもで両手足と肩をベッドに縛り付けられた。拘束は77日間続き、病院からは「自分と向き合うためだ」と説明された。
退院後はフラッシュバックから自傷行為を繰り返すようになり、うつ病と診断されて高校を中退したという。 摂食障害で入院した14歳のときに77日間に及ぶ不当な身体拘束を受けたとして、東京都に住む女性(24)が17日、
病院を経営する法人に1056万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こした。会見した女性は
「殺された方がましだと思うぐらいだった。当時から訴えたかったが、子どもだったのでできなかった。
力のない子どもに、こんなひどいことをするのはやめてほしい」と語った。弁護団によると、拘束された当事者が提訴するのは異例。
訴状によると、女性は2008年5月に都内にある病院の精神科を受診。摂食障害と診断されて入院した。
病室ではベッド上での安静を求められ、起き上がることも、外部との電話や面会も許されず、排泄は看護師の前で簡易トイレにしなくてはならなかった。
抗議のため、点滴を抜いたところ、両手両足と肩を太いひもでベッドに縛り付けられた。栄養チューブを鼻から胃に、
カテーテルを尿道に通された。排泄はベッドの上でさせられた。足の拘束は38日間続き、すべて解除されたのは77日目。
11月の退院後は、拘束される夢を見るなど精神状況が著しく悪化し、別の病院でうつ病と診断された。 あらゆる薬は毒である。その毒がどうしても必要なこともある。だから患者さんは医者を単なる助言者だと考え、
薬に使われず薬をうまく使う。そして危ないと思ったら恐れずにやめること。それが薬に殺されない唯一の方法です
早期発見、早期治療というスローガンのもと、健康診断や人間ドックで基準値から外れると、
すぐに薬を出される現代医療。その基準値が問題という。日本高血圧学会が定義する高血圧は
「収縮期血圧(上の血圧)140mmHg以上」もしくは「拡張期血圧(下の血圧)90mmHg以上」。
でも1960年代まで、日本では上は『年齢+90』までが正常とされ、その後78年にWHOが血圧の基準は年齢に関係なく160/95以下が正常と定め、
日本もそれにならい基準を見直した」しかし、87年に当時の厚生省が出した「老人基本健康マニュアル」では
65歳以上は『180/100以上』と基準が変更。さらに99年には「139/89以下が正常」に見直されることになった。
基準値が少し変わるだけで、高血圧とされる人が一気に増えたり減ったりする。基準とはその程度のもの。
しかも、今の基準は年齢・性別をほとんど考慮していない。一般的に高齢になるにつれ血圧が上昇することは医学の常識で
それを無視した基準値にはまったく意味がない」血圧が高いと心筋梗塞などの循環器疾患や脳梗塞、
脳出血など命に関わる重大な疾患を招く危険があると言われるが、「血圧が高いのは血液を脳や筋肉を含め体全体に行き渡らせるため、
どうしても必要なので高くなっただけです。特に高齢者は動脈硬化により血管が硬く、内部が狭くなっているので血圧を上げないことには血液をスムーズに流すことができない。
それなのに無理して血圧を下げたらどうなるか結果は推して知るべしです」基準値の問題は血圧だけでなく、
血糖値やコレステロールについても同様だと続ける。「血糖値については08年にアメリカ・カナダで行われた大規模試験で
「HbA1c」を6.4%以下にコントロールした患者グループと7.5%と緩くコントロールしたグループを比較。
すると前者が総死亡率で22%も増加したという結果が出て、急きょ試験が中止になったことがあるほど。
血糖値でいちばん問題のなのは、数値の高い低いではなく急激な変動。つまり、血糖値は
『やや高め』でもまったく問題なし。無理して『よい』とされる基準に下げることはないんです」 している。捜査関係者によると、今回の事件は杉本被告が路上に車を停車させていたところ、他の車の通行に支障をきたすとして男性から注意を受けたことが発端だった。
「男性が声をかけてから、事件が起きるまではわずか5分以内。杉本被告はおよそ1キロにわたりあおり運転を行ったとみられ、
車の左側面には接触した際についたとみられる傷が残されていた。男性が転倒した場所は道路脇の農地で、
ちょうど境界線を示すコンクリート製のくいが埋められていた。これが足にぶつかってけがにつながったが、
頭に当たっていたら、亡くなっていた恐れもあった」という。杉本被告は調べに対し、「なぜ注意されたのか分からない」と話している。
分からないから腹が立つ。腹が立つからあおってやろう−。そう短絡的に考えたのだろうか。恐ろしいことに、
この杉本被告は元々は人の命を救うはずの医師だったというのだ。臨床研修医として勤務していたとされる県内の病院の担当者は
「今はいない」といいながら、過去に在籍していた事実を否定しなかった。男性を置き去りにして一度は立ち去った杉本被告は約1時間10分後、
再び現場に現れる。ただ、犯行の発覚を恐れたのか自身のポルシェではなく、友人の車に乗って戻ってきたという。
捜査関係者は「本人は『バイクに当てた認識はない』とする一方、『でも、もしかしたら自分がやったかもしれない』などとあいまいな供述をしている」と明かす。
この点について、ある自動車ジャーナリストは「ポルシェはスポーツカーの中でも死角が少なく
『体の一部になるクルマ』といわれている。その中でもボクスターは最も運転しやすいモデルとして評判だ。
『当てた認識がない』というのはありえない」と指摘した。男性が投げ出された農地には、今も激突したとみられるくいが根本からえぐられるようにして残されており、
衝撃の強さを物語っている。あおり運転が行われた道路は幅は狭いものの、日中の交通量は多い。
場合によっては他の車を巻き込んでいた恐れすらあった。逮捕から1カ月もたてば、自らの行動を省みてもおかしくないものだが、
別の捜査関係者は「今も特に反省した様子はみられない」と明かし、こう続けた。「医者という地位も乗っていた車も、
一種のステータスのように考えていた節がある」。ハンドルを握る人間の中で、これほど迷惑な存在はないのではなかろうか。 第42回医学祭お疲れさまでした!
super beaver盛り上がりましたねー 高額療養費制度を使えば、患者の負担は月5万円、年間60万円程度で済む。医療目的の偽装留学か否かを見抜くのは難しい。
「申請書類が揃っていれば年齢に関係なく、留学ビザを取ることができます。実際、高齢でも本当に日本語を学びたいという人もいますからね。
厳しくやり過ぎると、外国人を不当に排除しているととられかねません」ビザを取る方法はほかにもある。
日本で事業をするといって3カ月在留すれば、経営・管理ビザがもらえ国保に入ることができる。
そのためには資本金500万円以上の会社を設立しなければならないが、500万円を一時的に借りて
「見せ金」にし、ビザ申請のためのペーパーカンパニーを立ち上げればビザをもらえる。そうしたペーパーカンパニーを立ち上げてくれる中国人ブローカーがおり、
それとグルになって手引きする日本の行政書士もいるそうである。それだけ日本の医療が中国人たちに信頼されているということではある。
中国人富裕層たちを日本に連れて来て、高額な健康診断を受ける「医療ツーリズム」が人気になっている。
彼らは当然、自由診療である。だが富裕層の中にもケチなやつがいて、治療費を安く抑えようと、
日本の保険証を取得する中国人は少なくないそうである。医療ツーリズムを積極的に受け入れている医療法人の元理事がこう語る。
「私がいた病院にやってくる中国人富裕層は、医療ツーリズムなどで高額な健康診断を受けたのち、
いざ病気が見つかると、会社を設立し、経営・管理ビザをとって日本で治療するのです。彼らにとって医療ツーリズムは日本の病院の
『下見』なんです」中国にいる知人が病気になったら、書類上はその会社の社員にして、就労ビザを取得させることもできる。
こうした手を使えば、誰でも日本の保険に入ることができるのだ。始末が悪いのは、罪悪感などほとんどないということである。
この元理事は、来日した中国人にこういわれたそうである。「私の知り合いなんてみんな、日本の保険証を持っているよ。
中国に住みながら持っている人もいる。私だって日本にいっぱい会社持っているから、保険証なんてすぐ手に入る。
まともに正規のカネを払うなんて、富裕層のなかでもプライドが高い人か緊急性のある人だけですよ」
別に違法なことをやっているわけじゃない、日本の制度を利用しているだけだから、何がいけないのかといい放ったという。 北海道小樽市の小樽市立病院(近藤吉宏院長)が2016年以降、脳神経外科手術で医療用ホチキスを40〜90代の患者48人に使い回していたことが判明した。
ホチキスは使い捨てで、再利用は血液などを通した感染の恐れがあるため厚生労働省が昨年まで計4回にわたり使い回さないよう全国に通達していた。
しかし、同病院では医師らが「アルコール消毒すれば問題ない」と判断していたという。同病院の金子文夫事務部長が23日、
記者会見で明らかにした。48人について現時点では被害を確認していないとしたが、全員の血液検査をし、
感染の有無を確認する方針。会見によると、48人は北海道、福島、中国・香港の在住者で、脳腫瘍や脳動脈瘤などの手術の際、
脳波検査用の医療器具を頭皮に固定するためホチキスを使用。35針入りホチキスを10人弱に使い回してから、
新品に交換していた。一方で、傷口の縫合など血液感染の恐れがある時は廃棄していたという。
使い回した理由については、現場の医師らが「頭皮に器具を固定するだけなのでアルコール消毒すれば問題ない」などと判断していたという。
脳波検査用の医療器具の固定にホチキスを使用し始めたのは16年8月で、それ以前は使い回しはなかったとしている。
今年4月に看護師が使い回しを不審に思い、発覚した。他の器具で不適切な使い回しは確認されなかったという。
経費節約の狙いがあったかは「不明」とした。医療用ホチキスなど使い捨て器具については、
厚労省が04〜17年、計4回にわたり再使用しないよう通達していた。金子部長は職員の処分などを検討するとし、
近藤院長は「今後は医療機器の適切な使用を徹底する」とコメントした。 名古屋市営地下鉄東山線の電車内で痴漢をしたとして、愛知県警中村署は26日、同県豊橋市北岩田2、
医師、鈴木靖幸容疑者(42)を同県迷惑行為防止条例違反容疑で現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は同日午後4時15〜18分、伏見駅から名古屋駅に向け走行中の電車内で、乗客の女性(23)の尻などを触ったとしている。
同署によると、名古屋駅到着後に女性が駅員に相談し、鈴木容疑者は逃げたが、改札を出たところで駅員に取り押さえられた。
勤務する病院によると、鈴木容疑者は痴漢をしたなどとして2007年以降に3回、厚生労働省から医業停止の行政処分を受けている。 過去に入れた銀歯の多くが手抜き治療だったため、いまになって虫歯の再発や歯周病が次々と起きている。
50代の患者の奥歯を見て、元歯科大講師の歯科医は苦々しい表情を浮かべた。歯に冠された銀歯が、
まるでキノコの傘のような形状になっていたからだ。こんな治療ではプラークが溜まって、虫歯や歯周病になりやすい。
大学の授業では「やってはいけない治療」と教えてきた悪例だが、このような銀歯は珍しくない。
歯科医が銀歯を真っ二つに割ってみると、中では虫歯が再発していた。患者に聞くと、特別な痛みは感じていなかった。
業界には、他の歯医者の手抜きを指摘しないという不文律がある。だから患者は、手抜き銀歯が蔓延していることを知らなかったのだ。
こうした手抜き銀歯は、歯を失う負の連鎖をスタートさせていた。「適合性が悪い銀歯では、
二次カリエスと呼ばれる虫歯の再発が起きます。銀歯と歯の隙間から、細菌が侵入してしまうのが原因で、
銀歯の装着に使用したセメントが溶けて隙間ができている場合もあります。虫歯が再発すると、
再び歯を削らなければなりません。そうすると、神経に感染が起きやすくなります。感染した神経は抜くしかありません。
神経を抜いた歯は、寿命が短くなります」虫歯になったら歯を削り、銀歯を被せる「歯を失う連鎖」が隠されていたのだ。
日本の歯科治療ではこの負の連鎖を加速させる古い常識が定着してしまっている。虫歯の治療中に痛みを感じるのは健康な部分まで削っているからだ。
虫歯菌に感染した部分は、神経がダメになってしまっているので削っても痛くない。痛いのは周囲の感染していない部分まで大きく削ってしまうためだ。
「予防拡大という100年以上前に確立された、虫歯治療の基本原則がある。これは二次カリエスを予防するため、
虫歯になりそうな健康な歯の溝などを、あらかじめ削って金属に替える考え方です。歯ブラシが届かず、
プラークが溜まりやすそうな部分を削って、金属面にする。言うなれば、転ばぬ先の杖。でも、これは大きなお世話だったと近年になって分かりました。
金属部分は虫歯になりませんが、大きく削ってしまうと、歯の寿命は短くなるからです」必要もないのに大きく削って、
手抜きの銀歯がかぶせられ、虫歯が再発するとさらに削られる。患者は治療してもらったと思っていても、実は歯の寿命を縮めていたのだ。 日本で英語教員をしていたニュージーランド人男性が昨年5月、神奈川県の精神科病院で身体拘束を受けている間に容体が悪化し、
死亡してから1年がたった。今月来日した母のマーサ・サベジさん(60)は厚生労働省に嘆願書を提出し
「息子のような悲惨な死が二度と起こらないように、政府は身体拘束の問題を認めて法律を変えてほしい」と訴えた。
亡くなったのはケリー・サベジさん(当時27歳)。双極性障害(そううつ病)の症状が悪化し、昨年4月末に神奈川県の精神科病院に措置入院した直後から、
両手両足と腰をベッドに拘束された。10日後に心肺停止し、転院先で亡くなった。遺族らは、不必要な拘束で身体を長期間動かせなくなったためにできた血栓
(血の塊)が肺の血管を詰まらせた「エコノミークラス症候群」で死亡した可能性が高いとみている。
病院側は取材に対し「提訴予告を受けており、一切話すことはできない」としている。ニュージーランドの大学で地球物理学の教授を務めるマーサさんは一周忌に合わせて来日した。
安倍晋三首相らに宛てて提出した嘆願書では、24時間以上の長時間にわたる身体拘束の禁止や、
拘束の過程を録画して後に検証できるようにすることなどを求めた。19日には、昨年7月に支援者らと作った
「精神科医療の身体拘束を考える会」の活動報告会で「他の国では身体拘束されることはまれで、
長期間の拘束を許容している日本は特異だ。ケリーは日本を愛していた。同じ苦しみを誰にも味わってほしくない」と訴えた。
厚労省が2015年6月末に行った調査によると、精神科で身体拘束を受けている患者は約1万人に上り、
10年で倍増した。考える会代表の長谷川利夫・杏林大教授は「マーサさんは日本の精神医療を
『まるで中世のようだ』と言った。他にも同様の相談が会に寄せられており、看過できない」と指摘している。 内科医、鈴木靖幸容疑者(42)が26日、同県警に県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕された。
“事件”は同日午後4時15〜18分ごろ、名古屋市営地下鉄東山線の電車内で起きた。「鈴木容疑者は股間部分に切れ込みが入ったスエットパンツをはいていた。
販売されているものではなく、自作のようです。電車が伏見駅に差し掛かったあたりで、車内で立っていた23歳の女性の背後に近寄り、
股間部分の穴からおもむろにイチモツをつまみ出し、服の上から尻に当てがった」驚いた女性が鈴木容疑者の足を思い切り踏みつけると、
次の名古屋駅で降りて逃走。女性はすぐに駅のホームで駅員に被害に遭ったことを伝えた。駅員がその場から走り去ろうとする鈴木容疑者を追い掛け、
改札を出た地下街で取り押さえた。女性と面識はなく、調べに対し、「私がひとりでやったことに間違いありません」と供述しているという。
鈴木容疑者はこれまでに07年、10年、11年の計3回、痴漢行為で逮捕され、厚生労働省からそれぞれ3カ月、
1年、2年の業務停止の行政処分を受けている。鈴木容疑者は3人兄弟で、父親が理事長を務める病院で院長として勤務。
11年には懲役6月、執行猶予3年の有罪判決が出たが、業務停止期間が過ぎれば法律上は働くことが可能だという。
スマホのニュースで息子の逮捕を知ったという父親が、沈痛な胸のうちをこう明かした。「他の病院では雇ってもらえず、
どこにも行くところがないから助けるしかない。親子だし、情で。反省もしてるだろうと思っていた。
毎回、裏切られ続けているけど、しょうがない。今度もまた裏切られるかもしれない。(痴漢行為は)毎回そっくりで、
同じようにお尻を触っている。病気?厚生労働省の方針で必ず通院して、主治医の許可がないと仕事ができないようになっています。
毎日、精神科のカウンセリングを受けていて、主治医から、『もういいだろう』と言われたので、
立ち直ったと思っていたが。(今回は医師免許を)取り上げられるかもしれない。今度、病棟を閉鎖するので、
外来だけでやっていけるか心配でストレスがたまっていたんじゃないかな。悩んでいます。つらいです。
心を入れ替えてもらうしかない。親子だから捨てるわけにもいかないから、ここまできている。
今回はどうなるか。現時点では何とも言えません」医師でも治せない恐ろしい病だ。 整形外科で業務中に女児にわいせつな行為をしたとして、静岡県警富士署は30日、強制わいせつの疑いで、
静岡県富士市五貫島の「喜山整形ハーブクリニック」でリハビリを担当する理学療法士、佐藤元太容疑者
(26)=富士市森下=を逮捕した。佐藤容疑者は容疑を認めている。逮捕容疑は4月28日午前10時ごろ、
病院内で業務中に小学生の女児の体を触る、わいせつな行為をしたとしている。富士署によると、
女児の話を聞いた保護者が5月初旬、被害届を署に提出し発覚。署は余罪があるとみて捜査を進めている。 電車で女性のスカート内を盗撮したとして、大阪府警南署は31日、府迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで、
和歌山県立医科大付属病院などに勤務する医師の男(35)=和歌山市=を書類送検した。容疑を認め
「診療と論文のストレスを解消するためにやった」と供述しているという。同署によると、医師のかばんに入っていたハードディスクには、
勤務先の女性看護師ら30人以上のスカート内を盗撮した動画が保存されていた。「妻にばれないよう持ち歩いていた」と説明しているという。
書類送検容疑は4月6日午後5時ごろ、南海電鉄の堺−天下茶屋間を走行中の電車内で、立っていた専門学校生の女性
(19)のスカート内に、スマートフォンを仕込んだ手提げかばんを差し入れ、動画を撮影したとしている。
女性の向かい側に座っていた男性会社員が犯行を目撃し、取り押さえた。 愛知県東海市の公立西知多総合病院は31日、S状結腸がんの疑いがある患者のCT(コンピューター断層撮影)画像診断報告書を見落とし、
がん治療が遅れる医療事故があったと発表した。病院は患者に500万円を支払うことで和解した。
発表によると、患者は県内の70歳代男性。2016年12月、腹痛を訴え、同病院の救急外来を受診し、
当直医が腹部のCT画像で腸閉塞と診断、男性は入院した。その後、放射線科医師がCT画像からS状結腸がんで転移の疑いありと診断したが、
報告書が主治医に届かず、男性は退院。昨年7月に再受診するまで治療が遅れたという。 千葉大医学部付属病院(千葉市中央区)は8日、コンピューター断層撮影装置(CT)画像の見落としでがん患者2人が死亡していたと発表した。
千葉大によると、30代から80代の男性患者5人と女性患者4人で見落としがあり、うち4人で診療に影響を及ぼし、
昨年6月に肺がんの70代男性が、12月に腎がんの60代女性が死亡した。診療科の医師が放射線診断専門医の作成した画像診断報告書を十分に確認していなかったなど、
複数の共通する原因があったという。記者会見した山本修一病院長は「患者や家族の皆さまに多大な負担を掛け、
おわび申し上げる」と謝罪した。千葉大病院は厚生労働省から特定機能病院や地域がん診療連携拠点病院として承認・
指定されている。千葉大医学部や付属病院をめぐっては昨年、病院で死亡した入院患者4人から多剤耐性緑膿菌が検出されたほか、
一昨年には当時の医学部生や研修医による集団乱暴事件が起きている。 うつや発達障害など、とにかく脳に作用する薬は、やがて耐性による分量の増加と依存性、禁断症状に苦しめられることになる。
だからまだ精神科・心療内科に行ったことがない人は、とくに薬に手を出すのはかなり慎重になった方が良い。
一旦飲み始めると耐性がついて効かなくなり、服用量が限界まで増えていくだけでキリがなくなるからだ。
また長年使用すると脳に影響が出て、仕事はもちろん、社会生活に支障が出ることは確実だ。
また当人は良くても、服薬による脳の損傷によって、結局は痴呆や統合失調症のような症状が出て、
周囲に余計な迷惑をかけることにもなる。だから一旦手を出してしまったら、できるだけ速やかに減薬を始めた方が良い。
早ければ早いほど、禁断症状やその後の後遺症も最小限で済むからだ。調べていてちょっと面白いなと思ったのは、
長年、精神科の病院に入院している患者の中に、喫煙者がとても多いという話であった。どうも喫煙すると、
精神薬などの成分を早めに体外に排出し、薬効を緩やかにする効果があるそうで、自然に身体が欲求して喫煙しているのではないかと研究がすすめられている。
それまで喫煙したことがなかったのだが、服薬を始めて2年ほどでパイプ喫煙を始めている。
これはちょうど薬の量が多くなっていた時期にあたる。もし喫煙と薬の関係が明らかになれば、
人間の身体は自然に、自分を守ろうとするものなのかもしれない。ベンゾ系の薬を徐々に減らすことにした。
体調が悪くなるとまた服薬量を戻したりしなければならないので、まったくイライラするほど緩やかな減らし方だった。
仕事をしながら減らすのがこんなに辛いものかと思ったものだ。しびれをきらした私は、ついでに昼に飲んでいたデパスも半錠だけを減らしてみたのだが、
途端にひどい倦怠感、不安感にさいなまれるようになってしまった。医師からは「2種類の薬を同時に減らしてはダメです。1
種類ずつ減らして、それができてから次の薬を減らして、という風にしていかないと続きませんよ」と指導されて、
デパスはまた元に戻すことになった。ほんの爪先ほどの量を減らしただけなのに、途端にひどい倦怠感、
不安感、頭痛などに悩まされるのだから、大変な薬に手を出してしまったなというのが、正直な実感だった。 久留米大(福岡県久留米市)は12日、医学部歯科口腔医療センターの教員2人が、業者への
「預け金」としたり、他の研究者の名前を使って応募するなどしたりして、文部科学省の科学研究費計710万円を不正に使用・
受給したと発表した。私的流用は確認されておらず、不正があった710万円は国庫に返納した。
久留米大は▽不正使用した男性准教授を停職30日▽不正受給した女性講師を停職90日
▽管理責任者のセンター長(教授)を出勤停止20日−−の懲戒処分とした。調査によると、准教授は2003年度に交付を受けた科学研究費のうち30万円を取引業者に預け金として管理させていた。
また、講師は他の研究者2人の名義を無断で使って06年度の科学研究費に応募し、680万円を不正受給した。
「自由に使える研究費を確保したかった」と説明しているという。15年12月に匿名の通報を受け、
大学がデータの残っている00〜15年度分を調査したが、預け金は他に3件でも作られていたことも判明。
一部は業者へ架空発注して虚偽書類を作らせ、大学に代金を支払わせるなどの手法で作られていたが、
准教授分以外は財源が特定できなかった。 悪性がんの早期発見に使われる陽電子放射断層撮影(PET)検査の診断薬をめぐり、ライバル社の新規参入を妨害した疑いがあるとして、
公正取引委員会は13日、独占禁止法違反(私的独占)の疑いで、放射線医薬品大手の日本メジフィジックス(東京)を立ち入り検査した。
関係者によると、PET検査診断薬の市場をほぼ独占する日本メジフィジックスは、新規参入を排除するため、
診断薬を投与する機械のメーカーに対し、ライバル社の製品に対応するための改良をしないよう圧力をかけた疑いなどが持たれている。
PET検査は、がんなどの早期発見を目指して、医療機関が積極的に導入を進めている。日本メジフィジックスは、
住友化学とGEヘルスケアがそれぞれ50%を出資し、1973年に設立された。取材に対し「立ち入り検査には協力していく」とコメントした。
がん検査に使われる放射性医薬品をめぐり、製造大手の「日本メジフィジックス」(東京都)が他社の事業を不当に制限した疑いがあるとして、
公正取引委員会は13日、独占禁止法違反(私的独占)容疑で立ち入り検査をした。公取委は、同社が他社の参入を妨げることで市場を独占し、
薬剤の価格を高止まりさせるおそれがあると判断した模様だ。日本メジ社は、がん細胞を見つけるための
「PET」(陽電子放射断層撮影)検査で使われる薬剤を2005年に国内で初めて販売し、その後は市場をほぼ独占してきた。
関係者によると、同社は富士フイルムが14年に新規参入を発表すると、薬剤の投与装置を開発するメーカーに対し、
富士フイルムの薬剤に対応する改良を行わないよう圧力をかけたほか、両社の薬剤に対応できる装置が開発されると、
病院側に「この装置は自社の薬剤には使えない」とうその説明をして装置を使わせないようにし、
富士フイルムの事業を妨げた疑いがある。また、卸売会社に「富士フイルムと取引をするなら、
うちの薬剤は扱わせない」と伝え、日本メジ社より低価格で納入しようとした富士フイルムを排除しようとした疑いがある。
日本メジ社は取材に対し、「検査には真摯(しんし)に対応する」と回答した。 大阪医科大(大阪府高槻市)の教員用パソコンに情報を抜き出すソフトを無断で入れたとして、
大阪府警サイバー犯罪対策課は14日、同大医学部4年、小花皓朗容疑者(23)=大阪府箕面市=を不正指令電磁的記録供用の疑いで逮捕した。
大学によると、教員が作成した試験や講義資料のほか、患者の診療情報など1万4655件のデータが抜き出され、
小花容疑者は「自分の勉強のためにやった」と容疑を認めているという。逮捕容疑は今年1月25日と4月16日ごろ、
大学の講義室に設置されている教員用パソコン2台にソフトをインストールした、としている。
府警によると、このソフトはデータのバックアップなどのため、ファイルを移動・コピーさせるもので、
インターネットで無料で入手できる。教員が講義室のパソコンにUSBメモリーを差し込むと、
パソコンを介してUSB内の全てのデータが、学生用サーバーの「隠しフォルダー」にコピーされる仕組み。
小花容疑者は、隠しフォルダーから講義資料や試験問題を閲覧していた疑いがある。全学生が見られる状態になっていたが、
一見しただけではこのフォルダーに気付くことは難しく、小花容疑者だけが閲覧していた可能性が高い。
大学によると、抜き取られたデータの大半は教員が講義で使う資料や試験問題などだったが、
教員の履歴書のほか、カルテなど約200人分の診療情報も含まれていた。学外へのデータ流出は確認されていない。
大学が5月17日、「パソコンに不審なソフトがインストールされている」と府警に相談し、監視カメラの映像などから小花容疑者の関与が浮上した。 夫婦で高級な服や酒を大量に万引きしたとして、窃盗罪に問われた大分県日田市の医師(35)、
妻(29)両被告の判決が15日、福岡地裁であった。川瀬孝史裁判官は、医師に懲役1年6月(求刑・懲役2年6月)、
妻に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役2年)を言い渡した。判決によると、両被告は共謀し、
昨年9〜10月、福岡市や福岡県久山町のスーパーなどで、高級なダウンジャケットや焼酎、牛肉など約30点(約92万円相当)を盗んだ。
両被告は公判で、起訴事実以外にも夫婦で多数の万引きをしたと認め、衝動的に窃盗を繰り返す精神疾患
「クレプトマニア(窃盗症)」だと主張。だが、高額の商品を狙っていることなどから、川瀬裁判官は必要性を感じて盗んでいたと判断し、
「窃盗症が犯行に強く影響したとは言えない」と述べた。 県立静岡がんセンター(長泉町)は14日、抗がん剤治療を受けていた県東部の60代の男性患者に肝機能障害が発生していたにもかかわらず、
血液検査結果の確認をせずに治療を継続し、昨年死亡する医療事故があったと発表した。男性は肝転移のある直腸がんのステージ4で、
直接の死因は薬剤性肝障害の可能性が高いという。同センターによると、男性は昨年7月に新たな抗がん剤治療を開始し、
毎週血液検査を受けていた。4週間経過時の検査で肝障害を示す数値が急上昇していたが治療は継続され、
その後肝障害の悪化により緊急入院した。一時的に改善傾向にあったが、9月上旬に死亡した。
男性が服用していたのは、肝障害の副作用がある抗がん剤。通常、医師が血液検査のデータを確認してカルテに転記することになっているが、
投薬開始から4週間後のデータの一部がカルテに記載されていなかった。担当医は「なぜ確認しなかったのか記憶がない」と話しているという。
同センターは▽外来診療で医師が採血データを印刷して患者に交付する▽薬剤師がチェックシートで確認する
など多職種による再発防止策を講じ、外部の専門家を含む医療事故調査委員会で検証、保健所や医療事故調査・
支援センターなどに届け出た。遺族と示談が成立しているという。高橋満病院長は「患者やご遺族に多大な心痛を与え、深くおわびします」と陳謝した。 診療後に腕などに障害が残ったのは秋田大医学部付属病院(秋田市)のミスが原因だとして、
秋田市の50代女性が15日までに、秋田大に約4800万円の損害賠償を求める訴えを秋田地裁に起こした。
訴えによると女性は2016年9月26日、胸の痛みを訴えて同病院に搬送された。対応した研修医は、
指導医の立ち会いがないまま女性の右腕の血管に針を刺す処置をした。その際に神経を傷付け、
痛みを訴えても中断しなかった。女性は処置後、右腕などの動きが不自由になり、右手の握力がなくなるなどして身体障害者3級の認定を受けた。
女性は病院側の対応は注意義務違反だと主張している。秋田大は「弁護士と協議した上で対応を検討する。
主張は第1回弁論で明らかにする」とコメントした。 埼玉県立がんセンター(同県伊奈町)は27日、県内在住の多発性骨髄腫の60代女性が、カテーテルを血管に挿入する際のミスによる胸腔内出血が原因で死亡したと発表した。
同センターによると、女性は5日から入院。25日に血液を作る細胞を取り出す手術を受けた。
細いカテーテルを太いものに入れ替えようとしたが、うまく入らず女性が腹部に痛みを訴えた。
担当医はレントゲンで確認したが、脈や血圧が安定していたため手術を続行。この過程で血管か臓器を傷つけたとみられる。
女性は手術の約1時間後に呼吸停止し、死亡した。記者会見した坂本裕彦病院長は「患者や家族に多大な迷惑を掛けおわびする」と謝罪した。
今後、外部の専門家を入れた医療事故対策委員会を立ち上げ、原因究明や再発防止策を検討する。 理学療法士を目指す専門学校生(当時39歳)が自殺したのは実習中のパワーハラスメントが原因だとして、
遺族が学校側と実習先の診療所側に計約6000万円の賠償を求めた訴訟で、大阪地裁は28日、
全額の支払いを命じた。北川清裁判長は、実習の指導役による叱責や過重な作業時間が自殺につながったと認定した。
賠償を命じられたのは、専門学校を運営する高寿会(大阪府吹田市)と、診療所を運営する一裕会
(大阪市住吉区)の両医療法人。判決によると、専門学校に通っていた2013年11月、実習を受けていた大阪市内の診療所から失踪。
神戸市内の公園で命を絶ち、遺書には「本当にもう無理」「自分とこれ以上向き合えません」などと書かれていた。
判決は、ミスをした指導役が「帰れ」などと何度も叱責した▽「次やったら終了」と実習の打ち切りを示唆した
▽作業時間が国の基準である週45時間を大幅に上回る70時間に達していたことなどが自殺の原因と認定。
指導の範囲を逸脱し、「一方的に威圧感や恐怖感を与えた」と批判した。専門学校についても、
相談を受けたのに対応しなかったと指摘。両法人が学生の健康などを管理する安全配慮義務を怠ったと判断した。
遺族の代理人弁護士は「実習生が不当な扱いを受けないよう、この判決が環境の改善につながってほしい」と述べた。
障害者や高齢者のリハビリを担う理学療法士は、高齢化を背景に急増しているが、実習を巡るトラブルが多発。
過去にも自殺者が報告され、国も対策に乗り出している。厚生労働省は昨年6月、養成のあり方を見直す検討会を設置した。
学生らへの調査では、9割以上が「実習中は自宅に課題を持ち帰っていた」と回答。半数が心身の不調を訴え、
全体の約2割が指導役からハラスメントを受けていた。検討会は、実習時間を制限したり、指導者に講習を受けさせたりする改善案をまとめ、
厚労省は2020年度から適用する方針。実習中に命を絶った帰宅後は午前3時ごろまで報告書の作成などに追われ、
睡眠は毎日3時間以下。やせ細り、家では一言も話さない日もあったという。妻(44)ら遺族は、
上京するなどして過酷な実態を訴え、問題は国会でも取り上げられた。裁判を広く知ってもらうホームページを作ると、学生らから次々と相談が寄せられた。成績優秀で、就職先も内定していた。「夫も『よく頑張った』と言ってくれ 東京医科大学は2004年に心臓手術を受けた患者の死亡事故が発生したほか、2005年度から2007年度にかけて博士号学位審査に携わった教授の多くが大学院生から謝礼として現金を受け取っていたことが発覚するなど不祥事が続いた。
2012年には同大茨城医療センターが8000万円にも上る診療報酬を不正請求していたことで、
同大茨城医療センターは保険医療機関の指定を取り消されている。違いない。もっとも2016年度は申請校数が198校で、
選定されたのは40校のみ。非常に厳しい競争率の中で、東京医科大学は落選した。一方で新設された獣医学部が問題になっている加計学園は、
岡山理科大学と千葉科学大学で選定されている。岡山理科大学は「恐竜研究の国際的な拠点形成」として、
また同学園の千葉科学大学は「『大学発ブランド水産種』の生産」研究で選定されており、初年度の交付金額はそれぞれ4221万円と3752万円にも上る。
金額は単年度ごとに見直されるものの給付は5年間続き、合計で1億5000万円支給される。7月5日夕方に国会内で行われた本件に関する野党ヒアリングで文科省の職員の口から加計学園の名前と交付された金額が出ると、
出席していた野党議員から軽いどよめきが起こった。なお現在まで判明しているところでは、2017年5月に東京医科大学の臼井正彦理事長が、
本件で4日に幇助罪で逮捕された医療コンサル会社役員の谷口浩司容疑者を介して、佐野容疑者に有利かつ便宜な取り計らいを請託。
佐野容疑者のアドバイスを得て、2017年度には「先制医療による健康長寿社会の実現を目指した低侵襲医療の世界的拠点形成事業」として選定されている。
この“対価”として佐野容疑者に支払われたのが、息子の合格だったというストーリー。しかし誰がこの件をリークしたのか、
背後にあるのは何なのかについては明らかになっていない。「東京医科大学の内部紛争が原因」との説がある一方で、
「官邸からのリーク」とする説もある。後者は加計学園問題で連絡メモを出した文科省に対する制裁だとするものだが、
それなら岡山理科大学と千葉科学大学の「私立大学研究ブランディング事業」選定が注目され、
やぶ蛇になりかねない。なお「裏口入学」は危険が大きすぎて、政治家もすでに手を出さなくなっている。
それをなぜ文科省の幹部が手を染めたのだろうか。延長国会に入った今、政局はもやもや感が増している。 愛媛大学附属病院の1階の食堂で差別事件
http://www.hsp.ehime-u.ac.jp/
同じことを、ユニークフェイスの人や脳性麻痺の方々にやったら、あれじゃ済まなかったぞ!! 同じことを、ユニークフェイスの人や脳性麻痺の方々にやったら、あれじゃ済まなかったぞ! ■平成29年 公認会計士試験大学別合格者数
http://www.cpa-tomonkai.jp/01concept/08waseda_suii.html
@慶應義塾 157名
A早稲田大 111名
B明治大学 84名
C中央大学 77名
D東京大学 50名
E京都大学 48名
F一橋大学 36名
G立命館大 31名
H神戸大学 29名
H専修大学 29名 「当時の北山崎小学校の勉強の世界の『羽生結弦』」こと「三秋の『折井』、『高田知彦』、『水田礼二』」♪♪♪☆☆☆ 186 名前:旦~c(・ω・c)))))Booon!! ◆SYOBOONGMo [sage] 投稿日:2006/08/24(木) 03:47:49 0
失敗は大きく二つに分けられる。
考えたことを実行しなかった場合と、考えずに実行してしまった場合だ。
byジョン・チャールス・サラック
209 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/08/28(月) 22:59:18 0
希望は人を成功に導く信仰である
byキュリー夫人
228 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/08/30(水) 23:27:05 0
「いつの時代も悪人は、自分の下劣な行為に、宗教や道徳や愛国心の為に
奉仕したという仮面を被せたがる」
ハインリッヒ・ハイネ
259 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2006/09/05(火) 21:27:11 0
遅くなっても全然行かないよりはマシだ。
byリヴィ
260 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/05(火) 22:48:26 0
あなたができること、あるいは夢見られることはなんでも始めよ。
毎日を生きよ。あなたの人生が始まった時のように。
byゲーテ
264 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/07(木) 12:37:48 0
政治には火に対するようにすべきである。
火傷(やけど)しないためには近寄るべきでなく、
凍傷しないためには遠ざかるべきでない。
byアンティステネス
267 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/07(木) 12:42:09 0
好奇心は希望の別名にほかならない
byチャールス・ヘーア
269 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/09(土) 20:33:21 0
あなたが持ち合わせた力に余る強さなど、
人生は要求しない。あなたにたて得るただひとつの手柄は、そこから逃げないこと。
─ダグ・マハーショルド
275 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/10(日) 19:24:59 0
政治家というものは川もないのに橋をかけると公約する
byフルシチョフ
279 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2006/09/10(日) 23:27:35 0
愛されたいという要求は自惚れの最たるものである。
by ニーチェ
世界史板
https://lavender.5ch.net/whis/
名言・格言板
https://egg.5ch.net/rongo/ 千葉大医学部卒のエリート医師は、何の目的で「セックスドラッグ」と呼ばれるクスリを使っていたのか。
埼玉県富士見市の「ゆうあいクリニック」院長の土地岳彦容疑者(42)が17日、合成大麻を使用したとして、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された。
土地容疑者の受け答えや態度が不自然だったため、任意同行し、署で尿検査を行ったところ、合成麻薬(MDMA)の成分が検出された。土地容疑者は調べに対し「麻薬を使用した覚えはありません」と、容疑を否認しているという。
「土地容疑者の父親も国立大医学部の出身で、山梨県でスタッフ50人ほどの大きな病院を経営しています。本人は2000年に医師免許を取得し、3年前、39歳の若さで同院を開業したやり手のドクターです。
土地容疑者は内科医で、同院には他に4人の医師がいる。病院は富士見市ですが、自宅は新宿駅から徒歩10分ほどの32階建てのタワマン。24時間コンシェルジュサービスがあり、芸能人も住んでいる高級賃貸マンションです」
本人は医師を目指したきっかけについて、病院経営のコンサルティング会社のHPで「青年海外協力隊の活動を知り、海外の発展途上国で仕事をすることに興味を持ち、
それから人の役に立ちたいと思うようになり、それならば医師の資格を持っていた方が良いと考えました」と述べている。
土地容疑者が使用したとされるMDMAは、「ラブドラッグ」「エクスタシー」とも呼ばれる。
六本木ヒルズの高層マンションの一室で銀座のホステスと一緒にMDMAを飲んでセックスし、その後、女性は死亡。
クスリをやっていることがバレるのを恐れて救急車を呼ばず、全裸の女性を放置したまま逃げ、保護責任者遺棄致死罪などで実刑判決が確定した。
複数の女性に「愛が深まるものがある」とささやき、MDMAを飲ませ、キメセクしていたことを認めた。
白い錠剤を飲まされたという女性が、「歯を食いしばるようになり、汗が出て、肌が敏感になった。ハイテンションになった」と証言している。
ある経験者の男性は「クスリがキマると、それこそ女はイキっぱなしで、男はビンビンになって何度でもできます。媚薬のような効果もあり、一緒にいる人のことがいとおしくなって仕方がない」と明かす。
「人の役に立ちたい」と医師を志したはずの土地容疑者。なぜ「違法薬物」にハマってしまったのか。 回診や外来後は、学生などからいつもの質問。「先生、先ほどのあの患者さんの『あれ』ですが、
なんという『症状』ですか、『あれ』? 妄想ですか? なんですか『あれ』、あのお話、
『あれ』、先生! 幻覚でもないしなあ、なんですか『あれ』は?」のように攻めてくる。
「おお、いい質問じゃねえ、君は、うんうん」とか言って、必ずゆっくり天井向いて、
「いやああ、『あれ』かあ、『あれ』ねえ、エー、『あれ』はねえ、私もわからんなあ、
じゃが、ああいうふうにおっしゃったのだから、ああいう『症状』いうか、『あれ』はねえ、うんうん」
などとも言って、今度はクルリと後ろを向く。じゃが、学生が背中から「あのう・・・先生・・」と追い打ちをかける。
ここらですかさず、「ウフン、ウー、『あれ』はなかなか言い表しにくいよねえ、確かに。
だから精神医学は面白いのですよ、奥深いのですよ」などと、返事に窮してはぐらかす、
不勉強の我が身が恥ずかしい、悔しい。だから、今日も、お勉強、36年目。
あとで医局の先生が、さらに追い打ちをかける、「先生、教授なんですから、
わからんとは答えんでくれませんか、先生!先生は教授なんですよ〜」と。
で、「わかった、わかったがあ、じゃがのお・・」と黙り込む。わからんのである、これ本音。36年で、これ。 東西の最高峰
国立・・・・・東の東大、西の京大
私立・・・・・東の早慶、西の立同
東の早慶>>>>>>>>>>>>>マーチ
西の立同>>>>>>>>>>>>>関関 女子高校生を買春したとして、警視庁少年育成課は11日、東京都板橋区仲宿の医師、
小高健三容疑者(40)を児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は6月、新宿区内のホテルで、
高校2年の女子生徒(16)を18歳未満と知りながら現金2万円を渡してみだらな行為をしたとしている。
小高容疑者は容疑を認めているという。
同課によると、小高容疑者は
「JKリフレ」をうたったインターネットサイト上の無店舗型風俗店で少女を指名した。同課は6月、
このサイト経営者を児童福祉法違反の疑いで逮捕。顧客名簿から小高容疑者が浮上したという。
小高容疑者は静岡県内の病院などに勤務している。少女は
「好きなユーチューバーのイベントに出るために、お金が必要だった。
『パパ活』と検索して店を見つけた」と話しているという。 北九州市の開業医の夫(69)から痛み止めの薬剤を日常的に注射器で投与されていた女性が昨年春、
自宅で死亡していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。
死因は当初持病の心疾患に起因するものとされたが、
死亡の経緯に不審な点があり過剰投与の場合死亡する可能性があることから、
福岡県警は夫から経緯を聴取。薬剤や注射器も押収し、事件性の有無を調べている。
捜査関係者らによると、夫婦は市内のマンションで暮らし、女性は背中の痛みを訴えていた。
昨年4月ごろ、女性の容体が急変し、夫は「大変なことになった」と知人に連絡し通報。
その後、死亡が確認されたという。 文部科学省が医学部入試の緊急調査で、順天堂大(東京)など複数の私立大に対し、
合否判定の際に女子や浪人生を不利とするなど不適切な扱いをした可能性について
説明を求めていることが12日、関係者への取材で分かった。不正に該当しないと主張している大学もあり、
文科省は今後慎重に事実解明を進める。
関係者によると、医学部医学科を置く全国81大学のうち、過去6年間の入試で男女の合格率の格差が
最も大きい1.67倍だった順大など複数の私大に詳しい説明を求めている。
順大担当者は「入試で女子や浪人生への差別はしていない。縁故や寄付金に結び付いた選考も一切していない」と語った。
医学部入試で複数の大学に不正などの疑いがあると文部科学省が発表したことを受け、
大学や予備校などに波紋が広がっている。入試の出願時期が迫る中、不正をした大学名が
明らかになれば、志望校変更の動きも予想されるからだ。性別の合格率に差がある大学などでは12日、
問い合わせが相次ぎ、広報担当者らが対応に追われた。
「監督官庁である文科省で調査中のため、回答は差し控える」
昭和大(東京)の担当者は12日、取材にこう答えた。
文科省が9月に発表した調査結果によれば、同大の過去6年間の平均合格率は女子4・3%、
男子6・5%で、性別の格差が大きかった。しかし、同じく格差が大きかった順天堂大が
「コメントは差し控える」としたように、不正の有無については明確にしなかった。
歯切れの悪い大学ばかりではない。平均合格率が男子14・7%、女子9・5%だった
東北医科薬科大(仙台)の担当者は、文科省の訪問調査を受けたことを明らかにした上で、
「文科省から特に指摘はなかった。性別で合否を判断するようなことはしていない」と否定した。
不正をした大学名が明らかになれば、受験生らへの影響は必至だ。医学部専門予備校
メディカルラボ本部教務統括の可児良友氏は「大半の受験生はすでに志望校を決めている。
しかし今後の展開次第では、志望校変更の動きも出てくる」と指摘する。
通信教育大手のベネッセコーポレーション教育情報センターの担当者も、
「不正入試をした大学名が明らかになり、新聞などで大きく報じられれば、
出願に影響が出る可能性がある」と話した。 柴山昌彦文部科学相は12日の会見で、全国81大学の医学部医学科を対象とした入試をめぐる調査で、
複数の大学で不適切な入試が行われた疑いがあることを明らかにした。
性別や浪人年数で合格率の差が大きく、
特定の受験生を優遇させている懸念がある大学を中心に訪問調査をしているが、
差が生じている理由について合理的な説明を得られていないケースがあるという。
関係者によると、不適切な疑いが持たれている大学には順天堂大や昭和大が含まれているという。
柴山氏は疑いのある大学名などは明らかにせず、「大学の自主的な公表をお願いしたい」と求めた。
また、すでに入試不正が判明している東京医科大を除く80大学を訪問調査する方針を新たに示し、
月内に中間報告、年内に最終結果を公表するとした。
医学部入試をめぐっては文科省幹部が起訴された汚職事件をきっかけに、
東京医科大で一部の受験生への点数加算や、女子や浪人回数の多い男子への不利な扱いが発覚。
文科省は他大学についても男女別の合格率や、不正がないか報告を求め、約30大学を優先的に訪問したという。
文科省は9月、大学ごとの過去6年間の男女別合格率を公表している。
それによると、順天堂大は男子の合格率が女子の1・67倍で、昭和大は1・54倍だった。
東京医科大は1・29倍、全大学の平均は約1・2倍だった。順天堂大は取材に対し
「文科相の発言を受け、今後の対応を検討するので、コメントは差し控える」とした。
昭和大は「文科省で調査中なので、回答は差し控える」とした。 昭和大は医学部一般入試の得点操作について「6年前から行っていた」と説明した。
昭和大(東京)は15日記者会見し、医学部一般入試の2次試験時、
高校から提出される調査書の評価の中で、
現役と1浪の受験生に加算する得点操作をしていたと発表した。
2期試験で、補欠者のうちから同窓生の子女を優先的に合格させていたことも明らかにした。
いずれも募集要項などで事前に周知せず、不正入試が発覚した東京医科大と同様、
2浪以上の受験生らが不適切な扱いを受けていたことになる。
昭和大の小川良雄医学部長は会見で
「公平が求められる入試で適切でない運用との指摘を監督官庁より受けた。
受験生の皆さまに深くおわび申し上げる」と謝罪した。 昭和大が現役や1浪の受験生について優遇する得点操作を行っていることを認めたことで、学生らの間には動揺も広がった。
「(自分も浪人しているので)得点操作で不合格にされていたらと思うと、ひどいと思う」。医学部4年の男子学生(23)は憤る。
薬学部3年の女子学生(21)も「医学部に入るのは、ただでさえ難しい。そのことを考えると悲しいし、ひどい」と語る。
ただ、冷静に受け止める学生もいた。2浪して入学した医学部3年の男子学生(22)は「優秀な人材から取るのは当たり前。
浪人すれば、それ自体良い印象を与えないと意識して受験に臨んでいた」と語る。
現役入学した医学部の女子学生(20)は「受験生の時からそういうことがあるとはいわれていた。私立ならどこの学校にも存在すると思っていた」と話していた。 今年9月の“出直し選挙”で東京医科大の学長に選出された林由起子氏(56)。
裏口入学をはじめとした7月以降の不祥事に対するイメージ払拭を期待されているが、
そんな林氏のパワハラ疑惑が明らかになった。
「林先生のパワハラのせいで家から一歩も出られなくなってしまい、病院で受診したところ、環境的要因による鬱状態という診断が下りました。
いまだ深刻な後遺症に悩まされています」
苦しい胸の内を語るのは、かつて林氏が主任教授を務めていた神経生理学講座の元学生である。
林氏は1986年、東京医大を卒業後、順天堂大学や国立精神・神経医療研究センターに勤務。
そして2013年8月、古巣の東京医大に戻り、神経生理学講座の主任教授に着任した。
当時、修士課程1年生。研究室に不協和音が響いたのは、林氏の着任直後だったという。
「林先生は、部屋にやってきては『ここを早く明け渡せ!』と喚き散らすようになったのです」
結局15年3月に研究室を去ることになるのだが、実は、林氏が主任教授に着任後、計4人の助教、学生、技官が相次いで大学を離れている。
東京医科大は次のように回答した。
「4名、および教授を含めた5名が神経生理学講座を離れていることは事実です。その原因が、
パワーハラスメントやアカデミックハラスメントをおこなったことによるものとの認識は林にも本学にもありません」
東京医大の再建を担う林氏の人となりや解決金200万円を支払うに至ったマタハラ訴訟についても詳報している。 大学医学部の不正入試が相次いで発覚し、各方面から怒りの声が上がる中、関東地方の某医大では、
献体の拒否が相次いで発生。医大関係者が頭を抱えている。
献体とは、解剖の教育や研究に役立てるために、遺体を医大に提供すること。医学部や歯学部では、
体の仕組みを学ぶために、カリキュラムに解剖の実習が必ず含まれており、それに使う遺体が必要となる。
週刊誌記者が献体の現状について語る。
「かつて医歯系の大学は、解剖実習用の遺体の確保に苦労していました。日本人の死生観では、
遺体を傷つけることに対して抵抗を覚える場合が多く、本人が了解していても、
遺族がこれを拒否することもしばしばでした。ただし地道な啓発活動によって希望者が増えた結果、
登録を制限する大学も現れるほどで、遺体探しに奔走するような状況は過去の話とされてきました」
いずれ“本当の体”を診るようになる医師のタマゴたちが、まずは遺体で体の仕組みを学ぶのは必然。
医師の育成は社会的にも非常に意義があるが、入試で不正が行われたことによる反発は、
ことのほか大きかったようだ。関東地方の某医大の関係者は声を潜めてこう語る。
「献体登録している方が亡くなった場合、ご遺族全員の同意が必要となりますが、
一連の入試不正が発覚して以降、故人が献体を希望していても、遺族がこれを拒んだり、
一度は同意していたのにこれを翻したりするケースが相次いでいます。私が勤める大学では、
9月から解剖実習が行われます。そこで使われる遺体は、防腐処置が施されたもので、
今年度分はすでに確保できていますが、この分だと来年度以降に影響が出そうな勢いです」
“自業自得”とは、まさにこのこと。信頼回復への道は険しそうだ。 文科省が昭和大学に不適切な点の有無の説明を求めている』ことが、マスメディアで既成事実として報道され、やむなく公表せざるを得なかったのではないでしょうか。
得点操作が、理事長(当時)らの独断で極秘に行われていた東京医科大学と違い、昭和大学の場合、いわば『機関決定』で行われていたことが明々白々であったことも、会見に至った理由と思われます
昭和大学は、文科省が8月に行った調査には「不正はない」と答えていましたが、文科省から具体的に問題点を指摘され、「不正だとは思っていなかったが、文科省から指摘され、改めることにした」としています。
裏を返せば、『本学側に意図的な悪意はなかった』と言いたかったのでしょう。しかし、社会常識から見て、とりわけ厳格であるべき医学部入試での得点操作を、関係教授たちの誰もが疑問に思わなかったこと自体が、むしろ非常識で重大問題です
順天堂大学の対応については『巧妙』の一言に尽きます。文科省から疑惑の指摘を受けながら、昭和大学と違って『記者会見』をしなかったのは、会見で『順天堂大学としての判断』や『説明責任』を追及されることを回避したかったからでしょう。
代わりに、権威性のある全国医学部長病院長会議が示した規範を判断基準にすることで、説明責任を少しでも逃れ、過去のこととして清算し、今後の方針に重点を置いた説明に切り替える作戦ではないでしょうか」
昭和大学の場合、文科省から指摘された情報がマスメディアへ先に伝わってしまったために取材が殺到。このため、有無を言わさずに記者会見に追い込まれてしまった感があります。
一方、順天堂大学の場合は、全国医学部長病院長会議の動向を素早く活用し、『この結果を踏まえて11月に公表する』という方針をマスメディアにリリースし、先手を取りました。
一言で言えば、全国医学部長病院長会議の動向に対する認識の差にあったのではないでしょうか
ほかにも不正の疑いのある大学がありますが、今のところ沈黙しています。たとえば企業不祥事の場合、隠蔽期間が長かった不祥事を報道された時、最初に報道された企業が徹底的にキャンペーン報道されるパターンになりがちです。
2番手、3番手になると新鮮味が薄くなるからです。同様の理由から、他に疑惑のある大学は、いずれ文科省が一斉に公表し、取材が殺到した時点で記者会見するのを見計らっていると思われます 東京医科大は23日、今年と昨年の一般入試などで女子や長期浪人生を一律不利に扱うなどの得点操作が行われた結果、
受験生69人が本来は合格ラインを上回っていたのに不合格となったなどとする第三者委員会の第1次調査報告書を公表した。
本来の合否判定では女子は55人増加する。第三者委は速やかに追加合格や補償を決めるよう求めており、東京医大は11月上旬に対応を公表する。
報告書によると、センター試験を利用した入試でも新たに不正を確認。また前理事長や前学長の指示で特定の受験生の点数データを書き換え、順位を高める調整も行われていた。 盗撮 女子トイレで 愛大生の男起訴 /愛媛
毎日新聞2018年10月24日 地方版
女子トイレに侵入して盗撮したなどとして、松山地検は23日までに
松山市の愛媛大教育学部3年の男(21)=建造物侵入容疑で現行犯逮捕=を建造物侵入や県迷惑行為防止条例違反などの罪で起訴した。
22日付。認否を明らかにしていない。
https://mainichi.jp/articles/20181024/ddl/k38/040/492000c 東京医科大の不正入試問題で、
今年度入試で合格ラインを上回っていたのに不合格とされた受験生50人について、
同大が来年度の入学を認める方向で検討していることが25日、関係者への話で分かった。
同大の第三者委員会の報告書は、昨年度と今年度の一般入試などで、
女子受験生55人を含む69人が本来合格していたと指摘。
このうち今年度の50人は、追加合格者として来年度の入学を認めるよう提言していた。 現在の措置入院や医療保護入院といった強制入院については、
医療だからという理由で医師の判断だけで強制的に入院させることが可能になっています。
しかし人の意思に反して人身の自由を制限する以上、
要件がきちんと満たされているかチェックするためにも法律家が関与すべきだと思います。
少なくとも強制入院直後に弁護士が駆けつけたり、
退院を希望する患者には 必ず弁護士が付くなどの仕組みが必要です。
そのために、国が強制的な入院を認める以上、国が責任を持って予算をつける必要もあります。
そもそも精神障害者だけ強制入院させることが許されるのか、
これ自体差別ではないかという議論もあり、今後抜本的な検討がなされる必要がありますが、
当面、現行法上の強制入院制度を維持するのであれば、
少なくとも強制入院時の患者の人権が保障されるように制度を手当てすべきです。
きちんと人権が保障された環境で治療が行われなければ医療に対する不信感も生じかねません。
精神障害者が安心して医療を受けられるよう、制度の改善が望まれます 東京医科大による不正入試問題で、同大を不合格となった元受験生の女性24人が29日、
同大に対し受験料と慰謝料など計769万円の集団請求を行った。
元受験生を支援する弁護団によると、
集団請求に参加した24人は平成18年以降に同大を受験した18歳から30代の女性。
不合格となった受験1回につき10万円の慰謝料などを請求するとともに、成績開示も求めている。
地方から受験した人の交通費や宿泊費についても、今後算出して大学側に通知するという。
この日は弁護団が同大を訪れ、大学側に請求内容の書面を手渡した。2週間以内の回答を求めている。
東京医科大では今年と昨年の入試で、女子55人を含む69人が合格ラインに達していながら、
不正な得点操作により不合格とされたことが明らかになっている。
弁護団は今後、今回の24人以外にも支援の対象を広げていく方針だ。 東京医科大が2020年春以降の医学部医学科の新入生について、
6年間の学費総額を現在の約2980万円から1千万円減額する方針を固めたことが29日、
関係者への取材で分かった。
経済的負担を大幅に減らすことで医師を志す多様な人に門戸を広げるとともに、
不正入試問題の影響による志望者減を食い止める狙い。
また、学生らに心理的な負担をかけたとして矢崎義雄理事長らの給与一部返納も検討。
11月上旬に正式発表する。
東京医大の現在の学費は、1年目は入学金や授業料、教育充実費などが含まれ計760万円程度、
2年目以降は毎年445万円程度かかる。 滋賀県立総合病院(滋賀県守山市守山)は29日、
30代の女性医師が患者の個人情報が入ったUSBメモリーを院内で紛失したと発表した。
USBには最大48人の患者の氏名や患部の画像などが保存されていた。
今のところ、情報の流出や悪用は確認されていないといい、すでに患者には文書で謝罪した。
USBには今年9月から今月18日までの間に、女性医師が所属する診療科を受診した患者の
ひらがな書きの氏名や患部の画像などのデータが入っていた。
最大で患者48人分のデータが保存されていたが、
セキュリティー用のパスワードは設定していなかったという。
同病院によると、女性医師は今月18日に病院内で開かれた会議でUSBに保存した画像を使用。
会議後、USBをコインケースにしまい、白衣のポケットに入れた。
白衣は退勤時に更衣室のロッカーにかけたが、
翌日の出勤時にコインケースがなくなっていることに気づいた。
更衣室は関係者しか入れないが、ロッカーに鍵をかけていなかった。
女性医師は守山署に遺失届を提出。
USBに保存されていた可能性のある患者48人に謝罪文書を送った。
同病院の川上賢三副院長は29日、県庁で記者会見し、
「患者の方々に大変な不安を与えてしまい、申し訳ない」と改めて謝罪した。
同病院を所管する県病院事業庁は女性医師の懲戒処分を検討している。 不妊治療として第三者が提供した精子で行う人工授精(AID)について、慶応大学病院は29日、
新規の患者受け入れを当面中止することを確認した。「出自を知る権利」の意識の高まりを背景に、
精子の提供者(ドナー)確保が難しくなったためだ。治療中の患者は凍結保存した精子で対応する。
国内のAIDは同病院が半数を手がけており、大きな影響を与えそうだ。
AIDは、無精子症などで精子提供を必要とする人の不妊治療として、
同病院が1948年に国内で初めて実施。全国で年3000件以上行われ、
100人前後が誕生している。実施数は同病院が最多で、2017年は1634件だった。
同病院は、匿名の精子ドナーを年10人ほど確保してきた。
だが、近年は「出自を知る権利」が重視され始め、
AIDで生まれた子が「遺伝上の父」を知ることを望んだ場合、
ドナー情報を開示せざるを得なくなる可能性が高まっている。 病気で苦しい思いをしている患者さんに寄り添う心を持っている。
都会に限らず、どこに赴任しても地域社会に貢献する気持ちを持っている。
患者を救える確かな診断能力と医療技術を持っている。
患者を救うために、一生勉強して技術を磨き、研究する努力を惜しまない。
自分の功名心や金儲けのために、無謀な治療や過剰な治療はしない。
データの改ざんや結論の捻じ曲げなど研究不正は絶対にしない。
医師以外の医療スタッフにも敬意を払い、協調して仕事をすることができる。
自分ができないことは、他の専門医やスタッフに協力を請う謙虚さを持っている。
思い込みを排し、自分と反対の意見にも耳を傾ける謙虚さを持っている。
医療事故などがあったときに、事実を話せる正直な心と勇気を持っている。
有名進学校で成績上位の人たちが、こぞって医学部を狙う風潮を危惧しているからです。有名進学校では「頭のいい奴は医学部を狙う」という空気があるそうです。
なぜなら、東京大学理科3類(医学部医学科に進学するコース)や京都大学医学部を頂点に、医学部の偏差値が他学部に比べて抜きん出て高いからです。
また、医学部に入れば「食いっぱぐれがない」という理由で医学部を目指す人もいると聞きます。
しかし、「世界一高い山だからエベレスト(チョモランマ)に挑戦する」「医師になれば将来安泰」といった感覚で医学部に入られても、患者側としては困ります。
受験偏差値が高かったとしても、それだけでは老若男女、さまざまな患者やスタッフに相対しなければならない現実の医療現場では、通用しないからです。
確かに医師の仕事をこなすためには、大量の医学的知識や技術を詰め込む必要があります。さらに、最新の研究成果を身に着け、みずから発信するには統計学をマスターし、英語の論文を読み書きする能力も求められます。
ですから、現在、医学部で行われているような、幅広い科目で総合的な能力を問う学力試験は不可欠でしょう。
しかし、それだけでなく、その中から「医師になる」という自覚と覚悟をきちんと持っている人を選び出すことが、なにより重要だと思うのです。
そのためには、学力試験をクリアした人を対象に実施されている面接や小論文などの試験を、もっと充実させるべきだと私は思います。
ほとんどの医学部入試で面接や小論文が行われていますが、現在のような簡単なものでは、人物像を見抜くことは簡単ではないでしょう。
なぜなら多くの受験生が医学部専門の予備校などで、面接や小論文の対策もしてくるからです。 米国やカナダでは、4年間一般の大学で理系の基礎科目を学んだ後に、4年制のメディカルスクールで医学教育を受けるシステムになっています。
メディカルスクールに入るためには、まず大学3年生のときに「MCAT」と呼ばれる共通試験に合格する必要があります。
それに加えて、メディカルスクールへの入学申請書には、自分が医師に向いていることを示す推薦文や作文を添付する必要があるそうです。
たとえば、大学の医学・生物学系の研究室や医療機関などで夏休みにボランティアとして働き、教授などから「とても優秀な生徒で、まじめに仕事に取り組んだ」といった推薦状が複数必要となります。
さらに作文では、「なぜ、自分が医師になりたいのか」をアピールするのに、自分自身の体験などに基づいた長文を書く必要があるそうです。
申請を受けたメディカルスクール側は、大学や共通試験の成績、推薦文、作文などを見て、来てほしい学生から順に面接に呼びます。
その方法も通り一遍のものではなく、1人30分から1時間かけて社会問題や倫理問題について問うたり、様々な研究者と討論を行わせたりするなど、入学させるにふさわしい人物かどうかを見極める様々な工夫がなされているそうです。
このような面接を複数回行って、入学してほしい人の順に合格通知を出すのです。実際の人物を見極めることなく、女子だから、多浪生だからという偏見に基づき、機械的に点数を不利にするのは、あまりにも人をバカにしています。
女子や多浪生の中に医師に向かない人はいるでしょうが、それは男子であろうが、現役生だろうが、大学OBの子弟であろうが同じです。
しかし、2浪、3浪した医師や、他学部を出て社会人を経験してから医学部に入り直した人の中にも、立派な医師になった人がいることを私は知っています。
女性医師の中にも、子どもを産み、子育てしながら立派な仕事をしている人がたくさんいます。要は、医学部という高いプロ意識や倫理観が求められる「職業訓練校」の入試では、いかに「医師に向いている人を見極めるか」が一番の肝だと思うのです。
そうした社会的要請に応えようとする努力が見えないからこそ、医学部入試が「公平・公正ではない」と批判を受けているのではないでしょうか。
全国医学部長病院長会議の偉い方々が集まって、「女子差別、浪人生差別、OB子弟の優遇はダメ」といった、誰もが思いつくような当たり前の指針を示すだけでは、あまりにもバカバカしい クレスチンはサルノコシカケ科のカワラタケ、レンチナンはシイタケ、ピシバニールは溶連菌が原料でした。
これらを投与すれば患者の免疫が活性化されて、がん細胞を叩くことができると考えられていたのです。
しかし、がんの専門医によると、これらの薬が承認された当時の治験(国から医薬品の販売許可を得るために行われる臨床試験)は、
データの取り方や解析の方法が非常にいい加減だったそうです。実際には生存率が向上しないことも明らかになりました。
にもかかわらず、これらの薬は医薬品売上ランキングの上位に入るほどがん患者にたくさん使われ、
製薬会社に毎年何百億円という莫大な売上をもたらしたと言われています。有効性が定かでないことから次第に臨床現場で使われなくなり、
結局、昨年から今年にかけて相次いで販売が中止となりました。ちなみに、キノコには免疫を活性化する作用があるとされています。
そうした細胞や動物レベルでの実験データを元に、医薬品としてではなく健康食品として広まったのが、アガリクスやメシマコブなどでした。
20年近く前、「がんが消えた! 治った!」「奇蹟のキノコ・アガリクス」といったタイトルの本の広告が連日のように新聞に載っていたのを覚えている人もいるのではないでしょうか。
あれは実は「バイブル商法」と言って、本の形式を借りて健康食品を宣伝するための広告でした。「がんに効く」とされていても健康食品やサプリメントは医薬品ではないので、
薬事法(現在の医薬品医療機器等法)に基づき、効能・効果の宣伝を禁じられています。しかし、バイブル商法では「本の宣伝」という抜け道を使って、堂々と新聞に広告を出していたのです。
その本を買うと、アガリクスやメシマコブを飲んだおかげで「医師から見放されたがんが消失した」「末期がんから生還した」という体験談が何本も載っていました。
そして、巻末やしおりに商品問い合わせの電話番号があり、そこに電話するとアガリクスやメシマコブが買えるという仕組みになっていました。
しかし最終的には、これらの本を出していた出版社が薬事法で摘発され、体験談やがんに効くとされたデータもねつ造であることが発覚しました。
やはり、がん患者を食い物にする「がんビジネス」だったのです。こうした広告は新聞に載らなくなりましたが、かたちを変え主戦場をインターネットに移し販売が続けられています 入院患者の財布から現金を盗んだとして、奈良県警橿原署は5日、窃盗の疑いで、
県立医科大付属病院(橿原市)の看護師、沢翔太容疑者(27)=葛城市加守=を逮捕した。
「まったく身に覚えがない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は、10月26日午前10時20〜30分ごろまでの間、同病院の病室で、
橿原市の無職女性(76)の財布から現金2万1千円を抜き取ったとしている。
同署によると、女性は入院中で沢容疑者が担当していた。
財布は病室の貴重品入れに保管していたが、入浴時に脱衣所まで同伴した沢容疑者が
「危ないから」と手首に付けた貴重品入れのカードキーを外させたといい、
女性が入浴中に犯行に及んだとみられる。 入試不正が発覚した東京医科大が過去2年分の入試結果を調査したところ、
一般入試と推薦入試で計約100人が不正に不合格となっていたことが、関係者の話で分かった。
同大は不合格となった受験生の意向を確認したうえで、希望者については入学を認める方針で、
7日に記者会見をして公表する予定という。
同大では女子や浪人回数の多い受験生を不利に扱っていたほか、
特定の受験生に加点をするなどの不正が続いていた。
第三者委員会が10月下旬に公表した報告書では、2017、18年度の一般入試を分析した結果、
本来は合格だったにもかかわらず不合格になった受験生が計69人おり、
このうち少なくとも55人が女子だったとしていた。
同大が入試結果を精査したところ、対象者は約100人になったという。
第三者委員会は18年度の本来合格者の入学を認めるべきだと提言する一方で、
17年度は「大学側の判断に委ねる」としていた。同大は検討した結果、
両年度の受験生を同じように扱うと決めたとみられる。 東京医科大は7日、都内で記者会見を開き、今年と昨年の医学部入試で、不正な得点操作により合格ラインに達していたのに不合格とされた受験生への救済策を発表した。
追加合格の可能性のある対象者は今年が69人、昨年が32人の男女計101人。希望すれば成績順に来年4月の入学を認める。
ただ、全員を受け入れることはできず、63人を上限とするとした。林由起子学長は会見の冒頭、
「改めて深くおわび申し上げる」と陳謝。救済の対象者が101人に達したことについて「あまりにも人数が多いので愕然としている」と述べた。
同大によると、不正な得点操作の影響を排除して合否を再判定したところ、一般入試で77人、
センター試験利用型入試で12人、推薦入試で12人が救済の対象となった。今後、本人の意思を確認していくが、
入学が認められるのは定員に達した順位までで、それより下位の人は入学の意思を示しても認めないという。
入学を希望する場合は11月末までに表明してもらう。一方、来年の一般入試とセンター試験利用型入試では、
追加入学者を差し引いた人数を募集人数とすることも明らかにした。同大では、今年と昨年の入試で、
女子や浪人回数の多い多浪生を一律不利に扱うなどの不正な得点操作が行われたことが明らかになっている。
同大の第三者委員会は10月に公表した1次報告書で、合格ラインに達しながら不合格とされた受験生を計69人とし、
このうち今年の受験生50人については、希望すれば来春入学できる地位を認めるべきだと提言していた。
これを受け、同大は新たな入試委員会を発足させた。性別や浪人年数による得点操作などを排して再判定を行った結果、対象者が増えた。 東京医科大(東京)による不正入試問題で、同大は7日、東京都内で記者会見し、今年と昨年の医学部入試で計101人が追加合格の対象となると発表した。
女子が計67人と全体の7割近くを占めた。101人のうち入学希望者は、成績上位から63人を上限に来年4月の入学を認める。
その分、来年の入試の定員を減らすため、来年の受験生が不利益を被ることになる。「率直に『ウソでしょ』と。
あまりにも人数が多くがくぜんとしている」。追加合格の対象者が2年で計101人に上ったことについて、
林由起子学長(57)は記者会見でそう語る一方、「女性や浪人回数の多さで差別することはあってはならない。
不利益を被った受験生に大変申し訳ない」と謝罪した。問題発覚を受け、10月1日付で就任した林学長が会見するのは今回が初めて。
今後、入試での女性差別がなくなれば、同大出身の女性医師が増える可能性がある。林学長は
「妊娠や出産、子育て、介護と女性が担う部分が日本では大きく、仕事のパフォーマンスや時間的な制約があるが、
素晴らしい仕事をしている女性はたくさんいる」とし、「誰もが働きやすい環境を目指し、何ができるか考えていきたい」と述べた。 バラの主要な香り成分「フェニルエタノール」に抗うつ効果があることを、川崎医療福祉大医療技術学部の上野浩司講師(神経生理学)らの研究グループが突き止めた。
フェニルエタノールを吸わせたマウスは、ストレス環境下でうつのような状態になりにくいことを確認。
精神疾患の新しい薬や治療法の開発につながる成果として期待される。これまでにもバラの香りが人間のストレスホルモンの分泌を抑える働きを示す研究成果が報告されているが、
上野講師によると、どの成分が作用しているかは明らかになっていないため、グループは香水や化粧品などに使われるフェニルエタノールに着目し効果を確かめた。
実験では、密閉空間で15分間フェニルエタノールを吸わせたマウスと、何もしていないマウスのしっぽをそれぞれテープで固定し、
逆さづりのような状態にして10分間放置。うつ傾向を示す行動で、あがくのをやめて動かなくなる「無動時間」の長さを調べた。
10匹ずつ計20匹を比較したところ、通常のマウスは動かなくなる時間が平均して約8分間あったのに対し、
フェニルエタノールを吸わせたマウスは2分〜1分半短かった。グループは「フェニルエタノールがストレスを緩和させ、
抗うつ作用を発揮することを示した実験結果」と分析している。研究は、川崎医科大精神科学教室などの協力を得て4月から実施。
成果は8日、仏科学雑誌電子版に掲載された。上野講師は「メントールやかんきつ類の果皮に含まれるリモネンなど、
バラ以外の香り成分についても、精神状態にどう影響を及ぼすか調べたい」と話している。 日本医科大学付属病院(東京都文京区)は12日、耳鼻咽喉科の医師1人が結核を発症したまま診察を続けた結果、
この医師と接触した患者11人が結核に感染した疑いがあると公表した。11人は検査で結核の陽性反応が出ているが、
今のところ発症はしていないという。医師は6月頃からせきなどの症状があり、改善しなかったため検査したところ、
7月に結核と判明。同病院は、この医師から診察を受けた患者たち374人に検査を呼びかけていた。陽性だった患者には、
追加の健診や、発症予防の治療を行うという。医師は結核と判明した直後に入院し、診療は行っていない。
厚生労働省結核感染症課によると、結核は発症した人のせきやたんを通じて感染するため、検査で陽性でも発症していなければ他人にうつすことはない。 島根大病院(島根県出雲市)で今月、多数の医療関係者が業務と関係ないのに、
搬送された殺人事件被害者の電子カルテを閲覧していた問題で同病院は13日、記者会見し
「興味本位の閲覧があった。深くおわびする」と謝罪した。今後、遺族にも直接謝罪するという。
5日、出雲市の住宅で高齢女性ら2人が襲われ、
うち1人の搬送先だった同病院では5日からの3日間で約240人が女性のカルテにアクセス。
同病院は不適切な閲覧があるとし、7日に閲覧できないようにした。
同病院は全職員に注意喚起し、不適切な閲覧をしたとみられる職員に対し個別に警告し、処分する予定だ。 妊婦が医療機関を受診すると追加料金が必要になる仕組みが、4月から始まった。
この「妊婦加算」に批判があることを受け、厚生労働省は
「丁寧な診療」を行うためにかかる費用だとして理解を求めている。
都道府県などに通知を出し、妊婦や家族らへの情報提供を進めるよう要請した。
妊婦健診を除く全ての診療について、妊婦は追加料金を払うこととされている。
追加料金は受診時間帯によって異なり、自己負担が3割なら初診で230〜650円、再診で110〜510円。
東京都内に住む妊娠4カ月の女性会社員(33)は「産前産後は働けなくなる中、
妊婦健診や出産にお金がかかる。妊婦の負担だけがさらに大きくなるのは不公平だ。
十分な説明もなかった」と反発する。
こうした批判が妊婦や家族から出ていることについて、根本匠厚労相は13日の閣議後記者会見で、
「胎児への影響に配慮した薬剤の選択、あるいはレントゲン撮影が困難な場合があり、
通常よりも丁寧な診察が必要」と述べ、加算の必要性を強調した。
厚労省は「すこやかな妊娠・出産のためには、
妊娠中の健康管理が重要」との判断から妊婦加算が新設されたという趣旨を、
妊婦や家族に広く知らせるよう、都道府県などにあてた2日付の通知で要請している。 人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、効果的にがんを抑制できる免疫細胞「キラーT細胞」を作製し、
マウスを使った実験でがんの進行を遅らせることに成功したと、
京都大の金子新准教授(免疫再生治療学)のチームが15日付の米科学誌電子版に発表した。
iPS細胞を使ったがん免疫療法の実用化につながる成果としている。
体内のキラーT細胞はがんを攻撃し続けると、疲弊してしまうため、
チームはiPS細胞から、若くて元気な攻撃能力の高いキラーT細胞の作製を目指した。 関取花+大沢あかね+ユリアンレトリバー=軽音のブス。いまさらスピッツ。 新潟市民病院は21日、2000年の手術で新潟市の70代女性の下腹部にガーゼを置き忘れ、
今年11月の手術で取り出すまで約18年間放置する医療ミスがあったと発表した。
ガーゼの放置に伴う違和感や痛みの訴えはなく、手術後の経過は順調という。
病院によると、ガーゼは縦30センチ、横30センチほど。腹腔内に丸まった状態で放置されていた。
コンピューター断層撮影装置(CT)を使った10月の検査で判明。
女性が下腹部の手術を受けたのは00年のみで、その際に置き忘れた可能性が高い。
当時、手術前後でのガーゼの枚数確認が不十分だった恐れがあるとしている。
兵庫県姫路市の製鉄記念広畑病院で2015年7月、
内視鏡検査の際に誤って劇物のホルマリン液を投与し、患者を負傷させたとして、県警は21日、
検査を担当した男性医師(62)と臨床工学技士の男性(29)を業務上過失傷害容疑で書類送検した。
捜査関係者によると、2人は、検査を受けた80歳代の男性患者に対し、
誤ってホルマリン液を尻から注入して、十二指腸などを傷つけるなどした疑い。
技士が内視鏡の画像を鮮明にするために注入する精製水と間違えてホルマリン液を準備し、
医師も中身を確認しないまま投与したという。
16年に告訴していた男性患者は「今も神経痛などの後遺症に苦しんでおり、
二度と起こらないよう望みます」とのコメントを出した。 盗撮:愛媛大生、起訴内容認める 地裁・初公判 /愛媛 - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20181121/ddl/k38/040/478000c
女子トイレに侵入して盗撮したなどとして、県迷惑行為防止条例違反などの罪に問われた
愛媛大教育学部3年の松山市清水町2、大石英人被告(21)に対する初公判が20日、松山地裁(馬場義博裁判官)であった。 点滴を受けていた女性患者の体を触るなどした疑いで、愛知県愛西市にある病院の院長の男が逮捕された。
逮捕されたのは、愛西市柚木町の医師 横井宏志容疑者(63)。
津島警察署によりと、横井容疑者は、一昨年7月、
自らが院長を務める愛西市内の病院で点滴を受けていた当時23歳の女性の体を触るなどした準強制わいせつの疑いが持たれていす。
取り調べに対して、横井容疑者は容疑を一部否認していす。
警察は、余罪があるかなどについて調べを進める方針。 神戸大は22日、兵庫県出身者が受験できる医学部推薦入試の地域特別枠で、
募集要項に明記せずに過疎地域出身の受験生に有利な配点をしていたと発表した。 岩手医大に十分な寄付をしたのに次女が落第したとして、
北海道苫小牧市の父親が大学に寄付金計3000万円の返還を求める訴訟を盛岡地裁に起こして21日、
第1回口頭弁論が開かれた。大学側は全面的に争う姿勢を示し、請求棄却を求めた。
訴えによると、次女は5年生だった2014年度末の進級試験で落第。大学から
「成績が悪かったのではなく、寄付金の振り込みが遅れたからだ」と指摘を受けて15年3月末、
大学に1000万円を送金した。しかし進級は認められず15年11月、
それまでに寄付した全額を返還することで医学部長らと合意したという。
父親の代理人弁護士によると、次女が10年4月に入学する際、
大学は6年間に計3000万円以上を寄付するよう求める文書を送付。
父親は11年11月までに2000万円を寄付していた。
岩手医大の代理人弁護士は「寄付金は受け取っているが返還には合意しておらず、
返還義務もない。全面的に争う」と話した。 サンデー毎日2016.8.7号 有名77大学人気342社就職実績
342社率 342社 就職者 社数
一橋大学 64.22% 535 833 157
東京工業 57.30% 840 1,466 189
慶應義塾 54.34% 3,099 5,703 279
早稲田大 43.17% 3,954 9,159 320
京都大学 41.40% 1,290 3,116 226
大阪大学 39.49% 1,460 3,697 255
東京大学 39.02% 1,463 3,749 223
名古屋大 37.73% 859 2,277 190 医療用光学機器の世界的メーカー、オリンパス(本社・東京)の十二指腸内視鏡による検査・治療後、
欧米の患者190人以上が抗生物質の効きにくい薬剤耐性菌に感染していたことが25日分かった。
内視鏡の洗浄、滅菌しにくい構造が原因の可能性がある。
米医療機関への注意喚起は積極的に行わないよう社内メールで指示していたことも判明した。
感染が直接の死因かどうかは不明だが、米国内では35人死亡の報道もある。
遺族らは約50件の損害賠償訴訟を起こした。
オリンパスは「訴訟に影響を与えるため、コメントは差し控える」とした。
日本でこの内視鏡は販売されず感染は起きていない。 京都大病院(京都市左京区)は26日、60代の女性患者の心臓手術で肺動脈カテーテルにより心臓の壁を損傷し、
患者が4カ月後に死亡する事故があったと発表した。重大な医療事故として調査委員会を設置して検証を終え、
医療事故調査・支援センター(日本医療安全調査機構)に報告したとしている。
同病院の発表資料によると、患者は大動脈弁狭窄症と診断され、人工弁置換手術を実施。
その際、肺動脈カテーテルを心臓の右心房に誤って縫い込み、縫い込みに気づかないまま引っ張ったため右心房の壁を損傷して大量に出血した。
損傷部分を縫合して修復したが、脳への血流が30分ほど低下し、患者は低酸素脳症になった。意識が回復しないまま4カ月後に死亡したとしている。 京都大病院(京都市左京区)は26日、
60代の女性患者の心臓手術で挿入したカテーテルにより心臓の壁を傷つけ、
患者が4カ月後に死亡する事故があったと発表した。
重大な医療事故として調査委員会を設けて検証を終え、
医療事故調査・支援センター(日本医療安全調査機構)に報告した。
稲垣暢也院長らが記者会見を開き、「医療ミスとは言える」としつつ、遺族へのおわびの言葉を述べた。
京大病院によると、女性は大動脈弁狭窄症と診断され、今年6月に人工弁への置き換え手術を実施。
手術には、心臓血管外科の専門医2人を含む医師4人が参加した。
手術前、心臓の状態を観察するためのカテーテルを肺動脈に挿入しようとしたが難航。
誤って右心房の壁に縫い込み、手術中にこれに気づかないまま位置調整のため引っ張ったため、
壁が裂けた。その後、損傷部分は修復したが、出血が多く脳への血流が低下。
女性は低酸素脳症で10月に死亡した医療ミス。
京大病院は「肺動脈への挿入困難という医療ミスと縫い込みという医療ミスの
まれな事象が二つ重なった死ぬほど下手くそな医療ミス」としている。 地方での医師不足解消に向け、
地元で一定期間働く代わりに都道府県から奨学金が貸与される大学医学部の「地域枠制度」に関し、
厚生労働省と文部科学省が2018年度の入試分を調べた結果、
全国の約30大学で計約190人分の定員が埋まっていなかったことが27日、関係者への取材で分かった。
希望者が少なかったことなどが原因で、学生を勤務地に制限のない
「一般枠」に振り分けた大学もあったとみられる。都市部と地方との医師偏在問題の解消を目指し、
医学部の定員は地域枠に限り定員増が認められているが、
理念とかけ離れた不適切な運用が今春まで続いていたことになる。 ヒアルロン酸などジェル状の充填剤を乳房に注入する豊胸術を受けた女性に、
こぶの出現や感染症などの合併症が相次いでいることを27日、日本美容外科学会が発表した。
豊胸目的の充填剤は国内で承認を受けたものはなく、同会は使用自粛を盛り込んだ指針の策定を決めた。
調査は6〜7月、形成外科医約4千人に実施し、132人が回答。
充填剤使用に関して、72人が計108件の合併症を診察していた。
症状別ではこぶが44%で最も多く、感染症22%、皮膚変化8%−が続いた。
充填剤は、人体に吸収されない「アクアフィリング」「アクアリフト」と呼ばれる種類などが多かった。
充填剤の注入はシリコン製の素材を埋め込む豊胸術に比べ、傷が小さいなど負担が軽い。
同会によると、国内では昨年約1万1千件の豊胸術が行われ、充填剤を使用したものが約4割を占めたという。
米国では食品医薬品局(FDA)が充填剤の胸への使用を禁止。国内では未承認でも医師が個人輸入し、
使用するケースがあるという。会見した同会の大慈弥(おおじみ)裕之理事長は
「充填剤注入による豊胸術は合併症のリスクが高い。豊胸目的での充填剤の注入は行うべきではない」と話した。 ポルシェに乗って追突事故を起こしたとして逮捕された男は、交通違反を繰り返して、
免許取り消しになっていたことがわかった。
25日、兵庫・尼崎市の阪神高速神戸線で、走行中のトラックがポルシェに追突されて横転し、
トラックを運転していた(70)が死亡した。
その後の調べで、ポルシェを運転していた医師の久保田秀哉容疑者(50)が無免許だったことがわかり、
警察は無免許過失運転致死の疑いで逮捕した。
警察によると、久保田容疑者はこれまで交通違反を繰り返し、
2017年3月、免許取り消しになっていたという。
調べに対し、久保田容疑者は、「弁護士にしかしゃべりません」と話している。
警察は、久保田容疑者が法定速度を大きく超えて運転していたとみて捜査している。 10月20日に行われたのは「尼崎市民医療フォーラム」。
このフォーラムには毎年参加しており、入院前から参加は決まっていたという。
このフォーラムの11日前に退院したばかりだった勝谷氏は車椅子姿で登場していた。
フォーラムのテーマは「100歳時代の生き方、死に方〜バラ色の人生〜」。
勝谷氏は冒頭から「100歳どころか57歳で死にそうになった」とぼやき、観衆の爆笑を誘っていた。
その時には体調について「足元がおぼつかない」などと話していたが、入院生活については
「入ってみたら看護師が主役。教授は週に1度、回診で10人ぐらい連れてきて『うん、順調だね』と。
アホかと思いました」など、毒舌全開の勝谷節を交えて振り返っていた。 医学部入試の不正をめぐり、ただでさえ不安な受験生らをさらに悩ませているのは、
11月7日に東京医科大が公表した救済措置の内容だ。
東京医科大では今年と昨年の入試で、女子と多浪生を不利に扱う得点調整などを行い、
本来は合格ラインに達していたのに不合格とされた受験生が計101人に上ることを明らかにしている。
7日に記者会見した林由起子学長は、101人を追加合格の対象としたうえで、
希望すれば成績順に来年4月の入学を認める救済措置を発表した。
しかし全員を入学させることはできず、同大は受け入れの上限を63人までとし、追加入学者の分だけ、
来年の募集定員を減らすことにした。つまり同大の来年入試の合格枠は、本来なら120人のところが、
半分以下になる可能性も出てきたのだ。
大手予備校は「東京医科大を第1志望として勉強してきた受験生には大変厳しい措置だ。
すでに志望校変更の動きも出ているが、各大学で入試傾向が異なるため、
直前での変更はリスクを伴う」と懸念する。
東京医科大の救済措置の影響は、同大を目指す受験生だけにとどまらない。
大手予備校によれば、医学部受験生の多くは、
「どの大学でもいいから医学部に入学したい」と考える傾向がある。
このため東京医科大の募集定員が減るというより、
すべての医学部入学の総定員(9419人)が来年は最大で63人少なくなると考えた方が、
受験生らが置かれた立場を理解しやすいという。
「小学校などから地道に勉強してきた医学部受験生も少なくない。
10年近く準備してきた受験生に、大学の不正のつけを負わせるのは理不尽だ」
しかし、東京医科大が来年入試で従来通りの合格者を出せば定員を大幅に超過し、
教育の質が保てなくなるとして、朝倉さんらは「入試合格者枠の維持を求める会」を発足。
他の大学が少しずつ入学枠を増やすことで、募集定員の減少分を補う臨時措置を国に求めている。
混乱がさらに拡大することも懸念される。東京医科大の不正発覚後、
文科省は医学部のある全国の大学の訪問調査などを行い、
複数の医学部入試で不正の疑いがあるとして大学側の自主的な公表を求めてきたが、
不適切な扱いを認めて謝罪したのは昭和大だけだ。
今後、不正の大学が新たに明らかになれば、入試直前なだけに受験生らに及ぼす影響は大きい。
そうした大学が東京医科大のような救済措置をとれば、来年入試の合格枠がさらに減少することになる。 愛媛大学と国立保健医療科学院、東京大学、琉球大学の共同研究グループは、
妊娠中の葉酸摂取が生まれてくる子どもの低い向社会的行動を予防することを示す可能性があることを突き止めた。
ビタミンB6摂取は子どもの多動問題、ビタミンB2は情緒問題を予防する可能性があるとしている。
愛媛大学によると、研究グループは九州・沖縄母子保健研究に参加した1,199組の母子を対象に、
妊娠中の栄養データを得るとともに、子どもが5歳になった時点で母親から子どもの問題行動について聞き取り調査をした。
その結果、健康体にもかかわらず、対人関係で感情をコントロールできなくなる情緒問題は12.9%、
感情をコントロールできずに暴力的になる行為問題は19.4%、自分をコントロールする力が弱く、
落ち着きがない多動問題は13.1%、対人関係形成に問題がある仲間関係問題は8.6%、
泣いている子を慰めたり困っている子を助けたりできない低い向社会的行動は29.2%に認められた。
母親の妊娠中のビタミンB類摂取量で4つのグループに分けて状況を分析したところ、
最も多く葉酸を摂取していたグループは最も少ないグループに比べ、低い向社会的行動のリスクが低下していた。
さらに、ビタミンB6の摂取が多動問題、ビタミンB2の摂取が情緒問題のリスクを低下させるとした分析結果を得たが、
ビタミンB12についてはどの問題行動とも有意な関係性が見つからなかった。 自宅で妻に麻酔薬を投与し、中毒症状が出たのに放置して死なせたとして、福岡県警捜査1課などは5日、
保護責任者遺棄致死容疑で、医師中村外士雄容疑者(69)=北九州市八幡西区=を逮捕した。
県警は認否を明らかにしていない。逮捕容疑は2017年4月1日午前1時半ごろ、
当時住んでいた同市小倉北区の自宅寝室で、麻酔に使うリドカインを妻=当時(63)=の肩などに注射し、
中毒症状が出たのに放置して午前3時ごろ死亡させた疑い。
同課によると、中村容疑者は妻の異変に気付いていたが、そのまま就寝。
午前6時半ごろ起床して妻が死んでいるのに気付き、同7時ごろ知人を通じて110番した。
肩こりを抑えるために数年前から投与しており、当日は許容量の数倍を注射していたという。 東京医科大(東京)による不正入試問題で、同大は7日、
今年と昨年の医学部入試で不利益を受けた追加合格対象者101人について、
入学を希望した49人のうち、44人(男子15人、女子29人)の追加合格を認める一方、
残りの5人(いずれも女子)には入学を認めないと発表した。
これにより、来年度の同大の募集定員は46人になる。
発表によると、追加合格者44人の内訳は、昨年が14人、今年が30人。
入試区分別では「一般」34人、「大学入試センター試験利用」3人、「推薦」7人だった。
同大では、入試区分別に追加合格者の上限を設けていた。
今年の「一般」では、各入試区分の中で追加合格の対象者が51人と最も多く、
同大がこの51人に意向を確認したところ、この入試区分で設定した追加合格の上限を5人上回った。 岩手医科大、金沢医科大、福岡大は8日、それぞれ会見を開き、「医学部で不適切な入試を行っていると、
文部科学省から指摘された」と公表した。いずれも、特定の受験生を優遇するなどしていたという。
全国81大学の医学部入試を調べている文科省は10月、
「複数の大学で不適切な入試が行われている」と発表し、大学による自主的な公表を求めていた。
岩手医科大は編入試験で、同大歯学部出身の受験生3人を優遇していたほか、
今年度の一般入試の追加合格を決定する際、1人の受験生を優先的に合格させていたという。
金沢医科大は今年度のAO入試で同窓生の子ども、
北陸3県(石川・福井・富山)の高校の卒業生、現役生と1浪生に加点していたという。
また、編入学試験の書類審査でも受験生が北陸3県の高校出身者かどうかや、
年齢に応じて得点を調整し、一般入試の補欠合格者を決定する時に年齢を考慮していたという。
AO入試と編入学試験では、このために不合格になった受験生がいたという。
神田享勉(つぎやす)学長は「社会の信頼を損なうものであり、深くおわび申し上げます」と頭を下げた。
福岡大は、受験生が高校から卒業して何年間たっているかによって差をつけ、
現役生と1浪生が有利になっていたという。 仙台市青葉区のイムス明理会仙台総合病院で1月、
麻酔科医として勤務する40代の女性医師が変死していたことが、捜査関係者への取材で分かった。
県警は、女性が自分で医療目的以外で医療用麻薬を使ったと断定し、
麻薬取締法違反で容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めた。
捜査関係者によると、女性は1月5日朝、更衣室で倒れているのが見つかった。
そばには麻酔用の鎮痛剤「フェンタニル」の空きびんと注射器が落ちていた。女性の腕に注射痕があり、
体内から麻酔薬と同じ成分が検出されたことから、県警は女性が自ら注射したと判断した。
女性は病気を患っており、手術で余った麻酔薬などを自身の痛み止めとして使っていたとみられるという。
同病院は取材に「女性医師が死亡して見つかったことは間違いないが、
それ以外にコメントすることはない」と話した。 ブタの体内でヒトの膵臓を作る研究計画を学内の倫理委員会に申請する方針を、
東京大医科学研究所の中内啓光特任教授が明らかにした。動物の体内でヒトの臓器を作る研究が、
国の指針で来春にも解禁されることを踏まえ、直後に申請するという。
東大と国で計画が承認されれば国内初の実施例となる。
中内氏によると、計画では膵臓ができないよう遺伝子改変したブタの胚(受精卵)に、
さまざまな細胞に変化できるヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を注入し、
「動物性集合胚」を作る。その胚を母ブタの子宮に入れ、妊娠させる。
成功すれば、本来ブタの膵臓ができる場所にiPS細胞由来のヒトの膵臓ができる。
出産前に胎児を取り出し、膵臓の状態やヒトの細胞が他の臓器や組織に広がっていないかを調べる。
中内氏らは移植医療への応用を目指し、2010年にマウスの体内でラットの膵臓を作製。
17年にはラットの体内で作製したマウスの膵臓の一部を糖尿病のマウスに移植し、
治療効果を確認したと発表した。11年にはブタの体内で別のブタの膵臓を作製したと報告した。
国の指針は従来、動物の胚にヒトの細胞を注入した動物性集合胚の培養を最大14日間とし、
動物の子宮への移植を禁止したが、研究の進展に伴い見直しを決定。
文部科学省が5年間かけて改正指針案をまとめ、今年10月、創薬や基礎研究に限り、
動物性集合胚からヒトの臓器を持つ動物を作る研究が認められた。臓器のヒトへの移植は禁じる。
現在、実施する際の手続きなどを検討中で、今年度内にも新指針の適用を始める。
世界でも動物の体内でヒト臓器作製に成功した例はない。中内氏は
「最初に国の委員会で説明してから8年待ったが、国内での研究がようやく認められた。
まずは胎児の段階で脳や生殖細胞にヒトの細胞が混ざっていないか調べるなど、
慎重に進めたい」と話している。 順天堂大は10日、今年と昨年の医学部入試で、女子受験生らの評価を一律低くするなど、不適切な合否判定していたとする第三者委員会の報告書を発表した。
これを受けて同大では、不正により最終的に不合格となった受験生48人を追加合格とし、本人の意思を確認した上で来年4月の入学を認める。
一方、来年入試の募集人数について、定員から追加入学者の人数分を減らすとした。報告書によると、同大では一般入試の1次試験で、
今年は上位200位以内の受験生については公平に評価していたが、それより下位では段階的に女子と浪人の受験生を一律に低く評価し、
2次試験に進む合格者を決めていた。昨年の入試でも、ほぼ同様の差異を設けていた。その上で2次試験では、
面接で女子の基準点を男子より一律に高く設定し、女子の最終的な合格者を少なくしていた。同大は、女子を不利に扱った理由として
(1)女子寮の収容能力が十分でない(2)女子は精神的な成熟が早く面接で評価が高くなりやすいを挙げていた。
だが、第三者委はいずれも「合理性がない」と判断した。同大によると、こうした不正により今年と昨年の1次試験を通過できなかった受験生は計117人、
2次試験で不合格となった受験生は計48人に上るという。同大では、2次試験の不合格者を追加合格とするとともに、
1次試験での対象者には入学検定料を返還するとしている。医学部入試をめぐっては、東京医科大と昭和大、
神戸大、岩手医科大、金沢医科大、福岡大で不正な得点操作などが既に判明している。一方、北里大は10日、
医学部一般入試の繰り上げ合格で補欠者に連絡する際、男子や現役生、1浪生を優先する不適切な取り扱いをしていたと発表した。
文部科学省から4日付で指摘を受けた。大学によると、2018年度入試の繰り上げ合格で、成績順ではなく、
男子らに優先的に電話連絡していた。文科省の指摘は男子の入学辞退が多かった18年度入試だけで「辞退者の埋め合わせのためだった。
男女や現役、浪人の比率を決めて合格を出しているわけではない」と説明している。北里大は外部の教育専門家や弁護士で構成する第三者委員会を設置し、
詳しい調査や不合格とした受験生らへの対応を検討する。来年1月に始まる19年度入試の前までに方針を示したいとしている。 「差別ではなく、男女間の差の補正と考えていた」。順天堂大は10日の記者会見で、医学部入試の2次試験で女子の受験生を一律に不利に扱ったことについて、
文部科学省から指摘されるまで不適切との認識がなかったと明らかにした。開き直ったかのような釈明が相次ぎ、
少なくとも10年前から続いた女子と多浪生への差別の根深さが浮かび上がった。「受験生、保護者に多大な心配と迷惑をかけ、深くおわびする」。
新井一学長は会見の冒頭、頭を下げて謝罪した。順大は過去6年間の平均合格率が男子9.2%、女子5.5%で、男子の合格しやすさが女子の1.67倍だった。
医学部を置く全国81大学で最も差が大きく、文科省が東京医科大(東京都)の不正入試発覚を受けて8月に実施した緊急調査で「不適入試の疑いがある」と指摘されていた。
1次試験ではマークシートと記述の「一般A方式」で、学力試験に基づき約600人を合格としたが、純粋に成績順で通過したのは200位まで。
201〜600位を4段階に分け、女子と浪人に現役男子より不利になる基準を設けた。代田浩之・医学部長は女子の合格を抑制した理由に
「女子寮の収容人数が少なかった」としたが、2017年に新たな女子寮が完成して問題が解消された後も、不利な扱いは続いた。
浪人生については「一律に差別していたわけではなく。同じ得点なら現役を優先した」と説明した。また、2次試験でも男子と女子に0.5点差をつけ差別した理由については、
面接試験(最高5点)を念頭に「女子の方が精神的な成熟が早く、相対的にコミュニケーション能力が高い傾向がある」とし、
新井学長は「20歳を過ぎると差がなくなるというデータもあり、男子学生を救うという発想で補正した」と釈明した。
これに対し、第三者委は報告書で、過去6年における面接の平均点の男女差が0・2点であることに言及し「0.5点の区別をつける理由として合理性がない」と一蹴した。
順大は、文科省の調査に「(不適切な入試の運用は)ない」と回答していた。代田学部長は「当時は補正であって、
一律の差でないという認識だった」と苦しい弁明に終始。新井学長は「私たちなりに根拠があり、大学の裁量と考えていたが、
今後は全廃したい」と述べ、19年入試からこうした仕組みを撤廃することを明言した。1次では学力試験の成績のみに基づいて合格者を決め、2次の面接では面接官に必ず女性教員を加えるとした。
今月28日までに追加合格者とされた48人の意向を確認し、希望した場合は19年4月入学とする。19年の大学入試センター試験利用方式などを含む140人の定員枠で対応する。 東京医科大の不正入試問題で、特定適格消費者団体のNPO法人「消費者機構日本」(東京)が、
月内にも、消費者裁判手続き特例法に基づき、
大学側に受験料返還義務の確認を求める訴訟を東京地裁に提起することが11日、
同法人への取材で分かった。国が認定する消費者団体が、
個人の代わりに被害回復を求められる制度を定めた特例法が平成28年に施行されて以来、
提訴は初めてとなる。同法人によると、訴訟で返還義務があると認定されれば、
各受験生の受験料が一括して法人に支払われ、法人から各受験生に分配される。同法人は、
募集要項などで公表せず女子や3浪以上の受験生らを減点していたことが債務不履行に当たると判断。
減点された受験生への受験料返還や、得点調整の方法を明らかにするよう東京医科大に求めるとともに、
専用の相談窓口を設置していた。 順天堂大学が医学部入試で、女子は「コミュニケーション能力が高い」ことを理由に一律減点していたことが第三者委員会の調査で明らかになり、
インターネット上で「意味不明」だと呆然とする声が相次いだ。順大は2018年12月10日、会見を開いて調査結果と今後の対応について説明するとともに、
調査報告書をウェブサイトで発表。コミュニケーション能力を理由とした女子の減点には「正当性・合理性が認められる」ことを、
「複数の教員」が説明していたという。文部科学省の訪問調査で指摘を受けたことを機に、順大は10月18日に第三者委を設置。
17〜18年度の医学部入試について調査を進めていた。発表された報告書では「受験者の性別を理由とする不利益取扱いを内容とする合否判定基準」が定められていたことを指摘。
「大学受験時点における男女を比較すると、女性の方が精神的な成熟が早く、男性より相対的にコミュニケーション能力が高い傾向があり、
また、大学入学後において男性側の成熟が進み、男女間のコミュニケーション能力が縮小され、解消される傾向がある」
との理由で、入試時に女子の面接評価を補正する必要があったとの説明が、「多数の教職員」によりなされたとしている。
医学的にも検証されていると、学術論文などの資料も提出されたという。こうした男女間の成績補正は「正当性・合理性が認められる」との説明も、
「複数の教員」からなされたとしている。「女子はコミュニケーション能力が高い」ことを理由とした一律減点は衝撃を与えている。
「『女子が男子よりも精神的な成熟が早く、受験時はコミュニケーション能力も高い傾向にあるが、入学後はその差が解消されるため補正を行う必要があった』なんてどういう根拠で言ってるの?
順天堂大学、大丈夫??」と困惑。「『女子はコミュ力高い』って、その認識自体あれだけど、よく会見で公言したな、と。
そして、この言葉はコミュ力に自信のない女子を傷つける。女子像の押し付け」と呆れと怒りをにじませた。
「言い訳にしても意味不明で酷すぎる...女子だけではなく、全ての受験生をバカにしているので、徹底的に糾弾されるべき」
「完全に差別だよね。それもけしからんし、ようは『差別したのは相手のせい』っていってるところが、輪をかけてなっとらんと思うのですよ。
なんで差別された上に、おまえのせいだみたいに開き直られないといかんの?」「それは言い訳でしょ 本当の理由は何? 男性優位社会を作るため? 優秀な女子がけむたいの?」 高校駅伝の強豪校の選手に鉄剤注射を打っていた医師が、「監督に頼まれ断れなかった」「肝臓に悪いとは知っていた」などと証言した。
女子選手約10人に鉄剤注射を打ったという東日本の医院長は、「監督から打ってくれと言われ、断れなかった」と振り返る。
鉄剤注射を打つ際は、事前に血液検査を行い、体内の鉄分量の指標となる血清フェリチンの数値で鉄分不足を確認する必要がある。
しかし、この医師は「検査料が経済的な負担になる」と考え、血液検査は年1回程度しか実施せず、月3回のペースで打っていたという。
この検査で、血清フェリチンが正常値(1ミリ・リットル当たり25〜250ナノ・グラム)の3倍近い700ナノ・グラムを超えた選手もいた。
併用してはいけない鉄分の錠剤も処方していた。医師は「治療ではなかった。地元の選手だから頑張ってもらいたいという思いもあった」と答えた。
西日本の医院長は昨年11月、コーチに頼まれ、選手約10人に「打った」と明かす。若い選手に鉄剤注射を打つことは「肝臓に悪い」と理解していた。
だが、「大会前の『一発』は、安堵感につながる。打ったから頑張れるという暗示みたいなもの」と選手の気持ちに心を寄せていた。 文部科学省の医学部入試の緊急調査を受け、日本大は12日、
東京都内で記者会見を開き、今年と昨年の医学部一般入試で追加合格者を出した際、
卒業生の子女計10人を優遇する不適切な運用があったと発表した。
影響を受け不合格となった10人のうち希望者については来春の入学を認める。
日大の高山忠利医学部長は「高い公平性が求められる入試において不適切との指摘を受け、
受験生に心からおわび申し上げる」と謝罪した。医学部の不適切入試が発覚したのは、
女子らを合格しにくくする不正な得点操作が発覚した東京医科大に加え、
昭和大、順天堂大など計9大学となった。 聖マリアンナ医科大(川崎市)は12日、医学部の不正入試問題を受けた文部科学省の緊急調査で、
同省から「女子や浪人生を差別している疑いがあり、不適切の可能性が高い」との指摘を受けたと、
ホームページで発表した。一方、こうした取り扱いを否定する見解も掲載した。
同大によると、同省は一般入試の2次試験での「調査書等の点数化結果」で、
女子や浪人回数の多い受験生よりも男子や現役生が高い点数だったことを確認し、
属性により一律の取り扱いの差異を設けている疑いがあると指摘した。
これに対し、同大は志願票や調査書、面接などで総合評価していると反論。
「属性による一律な評価は行っていない」と主張した。こうした見解を文科省に提出したという。 奈良県生駒市の近畿大医学部奈良病院は12日、
50〜80代の入院患者13人から特定の抗生物質が効かないバンコマイシン耐性腸球菌
(VRE)を10〜12月にかけて検出したと発表した。遺伝子を調べたところ院内で感染した可能性がある。
うち4人は、胃がんや胆管がんなどで死亡し、病院はVREとの因果関係はないとしている。
病院によると、VREは10月中旬、患者の体内で発生したうみなどの排液で確認され、
他の入院患者も調べた。13人のうちVREの感染症を発症したのは2人で、11人は保菌のみ。
発症したうちの1人は出血性ショックで亡くなったが、感染との関連はなかった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています