愛媛大学医学部
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「院長直々に『情けなくないのか』と叱られ、看護師の上司からは『貰うもんもらってるんだから』
と嫌味を言われました。感染したスタッフには、減給を匂わせたり、
無給の休暇をとるよう強いられたという人もいます。数人は辞めましたが、残った元感染者のスタッフは、
検査結果が陰性になると即、現場に戻りました」クラスターが発生して以降も、
病院内の数カ所を業者が消毒しただけで、それ以外は通常通りに運営されていた。
ただ、その時点で従事できるスタッフは全体の半分ほどまでに減っていた。
残ったスタッフたちは近くの民宿に宿泊するなどし、休みはほぼなし、
睡眠時間が1日3時間ほどという過酷な状況下で働き、なんとか「病院崩壊」させぬよう、
乗り切ったのだという。「院長はこれを美談にして、あちこち触れ回っていますが、実態は全然違います。
元々、感染症に特化した病院でもないのに、
年末から年明けに続々と患者を受け入れるようになった理由は『補助金』のためではないか、
スタッフ全員がそう思っています」二度目の緊急事態宣言以降、コロナ患者を受け入れた病院には、
重症者病床一床あたり1都3県なら最大1950万円、コロナ感染者病床一床あたり900万円。
それ以外の道府県でも最大1800万円と750万円が支給されると厚労省が発表している。
この額は年末にも増額が発表されていたが、さらに増やされた。
医療関係者がかねてより政府に訴えていた「医療従事者への支援」の一環である。「院長や夫人、
経営者たちは、今いる看護師にわずか十数万円の一時金だけ握らせて、倒れるまで働かせようとしている。
実際にはやめていく人もいて人不足のため、
こっそりコロナ患者のいない病院の看護師の引き抜きも行っています。私の看護学校時代の同級生は、
夏までの契約で、私たちの倍以上の給料を提示されたと話しています」
経営陣が働く人たちのことを後回しにしているのだとしたら。医療従事者への支援のはずなのに、
この支援金を目的にコロナ患者を次々受け入れてしまえば、本末転倒な結果になることは明らかだ。
医療支援と言いながら多額の税金を捻出したところで、
現場の最前線で働く人々に恩恵がもたらされないのであれば、なんの意味もない。
貧困の独裁国に多額の援助をしたところ、困窮に喘ぐ国民には行き届かず、
独裁者とその周囲だけが潤っただけ、といった例と同じだろう。 基本的な論調は、「若者はコロナに罹患しても重篤化しないケースが大半。
高齢者のために全世代が一律で自粛するのではなく、現役世代で経済を回し、社会を維持しよう」
というものだ。この考え方に完全に同意である。バランスが取れているし、納得しながら読み進められる。
テレビに登場する理系の専門家は、とかく「このままだと指数関数的に死者が増加して、
近いうちに42万人もの死者が出ます!」「現在の東京は2週間前のニューヨークです!」などとうそぶく。
こんなことを数千万人が視聴しているであろうテレビで主張されたら、
ますます理系専門家の「教祖化」が進む。しかしながら、ある程度冷静に思考できる人々は
「新型コロナウイルスを指定感染症の2類から5類に落とせば解決するんじゃない」
「たしかに、欧米ではたくさん死者が出ているけど、1年経ってみて、
日本は圧倒的に死者が少ないのだから、そこまでビビらなくてもよいのでは」
「アジア系の人間はあまり死なない、という指摘もあるよね」といった調子で、率直に意見を発することがある。
これに対して、理系の専門家たちは「明確なエビデンスがない!」「安易な素人考え」などと歯牙にもかけず、
理系ではない人間のことを“サイエンスの素人”と見下したり、論破したりしようとする。
理系の専門家連中は「文系の人間が都合よく引っ張り出してくるデータなどに信憑性はない!」
「お前らはデータの読み方を間違えておる!」と、まともに議論しようともしない。そのまわりでは、
思考することを放棄した残念文系たちが「ははーっ!」と理系の専門家に土下座しているような様相である。
なんなのだ、この地獄絵図は。「日本ではあまり死んでいない」「日本は病床数が多いにもかかわらず、
コロナを受け入れない病院が多過ぎる。そうした状況から目を逸らせるようにして『医療崩壊』
なるパワーワードでけむに巻き、さらにメディアが煽る」というデータ(事実、実状)に基づいて考えているのだから。
テレビ朝日の玉川徹氏は京都大学の理系出身である。「PCR検査を増やせ!」「ゼロコロナを目指せ!」
といった意見は、説得力があるように響いてしまう。でも、「多くの人々は、あなたのように安定した高給をもらっていない。
安易にそんな主張を押し付けて、経済を停滞させるな」と、どうにも腑に落ちないのである。 診療報酬の不正な請求が明らかになったのは、元職員による内部告発でした。
金沢市の藤井病院が1億円を超える診療報酬を不正に請求していた問題。
元職員が語った証言から、驚くべき不正の実態が明らかになりた。
「改ざんしたシフト表がいくつも出てきまして、(ウソの)
書類をここで作っていたんだと見つけることができた」こう証言したのは、以前藤井病院で働いていた。
改ざんされたシフト表を病院内で見つけ、写真や動画に残していた。「看護師の名簿なんでけど、
この中に用務員の方の名前が入っていたり、掃除係の女性もどっかに入ってたなぁ」
何年も続いた病院の不正請求。偽の資料は病院内の「密室」で作られていた。金沢市の藤井病院。
看護師などの人数を実際より多く申告し、5年間でおよそ1億5900万円の診療報酬を不正に請求していた。
藤井博之院長「私の監督不行き届きにて不正請求を行ってしまい、皆様に大変ご迷惑をおかけし、
申し訳ございませんでした」「今もそうだと思うが、医療従事者の人手不足というのが(不正の)原因かなと」
元職員は在職中、勤務管理の体制に疑問を抱いていた。
「明らかに看護師の人数が足りていないということはわかっていたが、その(足りていない)
証拠がなかなか見つけられなかった」そんな夜勤の巡回をしていたある日、偶然「証拠」をつかんだので。
「本来タイムカードが置いてある場所とは全く違う会議室に新しいタイムカードの用紙や機械があった改ざんしたシフト表がいくつも出てきて、
(ウソの)書類をここで作っていたんだと見つけることができた」あるタイムカード。
拘束時間が長い夜勤を実際は6回していすが、偽造されたカードを見ると夜勤は3回だけに。残る3回は、
拘束時間が短い日中の勤務に変わっていす。「本物は勤務時間が長かったり勤務日数が多かったり。
で、偽造の方はすごく適切な労働時間になっていす」では、偽造によって減らした勤務時間は誰が補ったのでょうか。
さらに調べると、信じられない資料が見つかり。「看護師の名簿なんですけど、
この中に用務員の方の名前が入っていたり、その当時在籍していない看護師の名前が入っていたりしていた。
掃除係の女性もどっかに入ってたなぁ」資料改ざんの実態を知っていたのは、
一部の幹部だけだったとみられす。覚悟を決め、監査を行う東海北陸厚生局に告発した。 スポーツドクターとしてテレビ番組にも出演していた医師の男が、
覚醒剤を使用した疑いで警視庁に逮捕された。逮捕されたのは、東京・新宿区の
「夏目坂メディカルクリニック」の院長、栗原隆容疑者(45)で、去年12月、
東京都内などで覚醒剤を使用した疑い。警視庁によりと、去年12月末に栗原容疑者の家族が
「意識がもうろうとしている」と119番通報し、栗原容疑者が病院に運ばれていて、
その際の検査で覚醒剤の陽性反応が出た。栗原容疑者は退院した今月19日に逮捕されたが、
取り調べに対し「何のことか分からない」と容疑を否認しているという。警視庁は、
自宅で覚醒剤を使用していたとみて調べを進めていす。 女子高校生への暴行罪と、
助けに入った男性への傷害罪に問われた徳島市の徳島県立中央病院事務局職員の男(36)
の論告求刑公判が22日、徳島地裁で開かれた。検察側は懲役10月を求刑した。検察側は論告で
「被害者(女子高校生)の証言は客観証拠や他の証人の証言と符合しており信用できる。
被害者が先に暴行を加えた事実は認められない」と指摘。被告が「捜査段階では真実8割、
うそ2割を話した」と供述したことを挙げ、「被告の供述は不自然、不合理で変遷もしている。
反省の情はみじんもない」と述べた。弁護側は最終弁論で、
「被告が女子高校生の腕や髪の毛をつかんだのは、
女子高校生から髪の毛を強くつかまれた侵害に対する防衛だ」と主張。
「拳が見えていたがよけられなかった」とする男性の供述について「見えていれば回避するのが本能。
信用できない。男性に右拳で殴打したことは合理的な疑いが残る」と無罪を訴えた。起訴状によると、
被告は昨年6月2日午後10時ごろ、徳島市内の路上で女子高校生の右腕や髪をつかみ、
約5分後には男性の顔を拳で殴って約7日間のけがを負わせたとしている。 岡山済生会総合病院(岡山市北区)で昨年5月、
妊娠していた20代の知人女性を無断で堕胎させ胎児を死亡させたとして、
不同意堕胎致傷罪に問われた同病院の元外科医藤田俊彦被告(34)の判決が24日、岡山地裁であった。
御山真理子裁判長は「医師としての信頼を裏切る行為であり、強い社会的非難に値する」として懲役2年
(求刑懲役5年)を言い渡した。御山裁判長は「被害者の生命に対する危険性の高い行為」と指摘。
被告が社会的制裁を受けていることなどを考慮しても責任は重いとした。公判で検察側は、
藤田被告には当時別の交際相手がいたが、女性から妊娠の事実を伝えられ、
中絶するよう求めたが拒否されたため犯行に及んだと主張。
同被告は1月の初公判で起訴内容を認めていた。判決によると、藤田被告は昨年5月17日、
女性に全身麻酔薬を投与。昏睡状態にさせた後、下腹部に無水エタノールを注射して胎児を死亡させ、
女性にも急性薬物中毒などの傷害を負わせた。同病院は昨年9月に藤田被告を懲戒解雇している。 テレビ番組にも多数出演していた名物ドクター≠ェ薬物事件で逮捕された。逮捕されたのは東京・
新宿の「夏目坂メディカルクリニック」(東京・新宿区)院長・栗原隆容疑者(45)。
昨年12月に都内などで覚醒剤を使用した疑いが持たれている。家族から「意識がもうろうとしている」
と119番通報があり、その際の薬物検査で陽性反応が出た。調べに同容疑者は
「なんのことかわかりません」と容疑を否認している。栗原容疑者はNHK「おはよう日本」をはじめ、
日本テレビ系「スッキリ!!」やTBS系「爆問THEフライデー」、テレビ朝日系「みんなの家庭の医学」
などに出演。スポーツドクターとして知名度があった。
「番組出演の依頼にも積極的に応じてくれる人だった。特に変わったクセがある人でもなかった」
とはテレビ関係者。同容疑者は昨年末に自宅から病院に搬送され、そのまま入院。
ようやく19日に退院したところで逮捕された。なぜそこまで入院していたのかは不明だが、
捜査関係者によると「顔は青白く、かなりやつれている。テレビで見る姿とは別人」という。
同容疑者は否認しているが、当局は覚醒剤以外の違法薬物を使っていたとみて捜査中。動機については、
クリニックの経営がコロナ禍もあり、苦しくなっていたとの情報もある。薬物事犯に詳しい関係者は
「コロナ禍で医療従事者が違法薬物に手を出すケースが増えている。なまじ医療の知識があるから、
バレないと思っているのかもしれない。患者が売人≠ナ、入手ルートを紹介するパターンもある。
医者は地位も金もあるから、市場価格より高く売ることができる」と解説する。理由はどうあれ、クスリに手を出してはならない。 2013年に広島市東区の女性=当時(41)=が広島赤十字・原爆病院(中区)
で脳動脈瘤の手術を受けた後に死亡したのは医療ミスが原因として、
遺族5人が同病院を運営する日本赤十字社(東京)
に計7540万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、広島高裁であった。
西井和徒裁判長は、遺族側の請求を棄却した一審広島地裁判決を変更し、
医師の注意義務違反を認めて計6722万円の支払いを命じた。
女性は13年6月19日に動脈瘤破裂による軽度のくも膜下出血と診断され、
同日に同病院でカテーテルによる血管内手術を受けた。
脳の動脈内にできた瘤(こぶ)の中にコイルを詰め、
血液が入らないようにして再破裂を防ぐ手法だったが、
手術中に瘤が破裂してくも膜下出血を起こし、脳死状態となって12日後に死亡した。
西井裁判長は、コイルが瘤の内側を傷つけたり破ったりしないよう瘤内に外枠を作る工程で
「医師に医療水準にもとる注意義務違反があった」とし
「外枠形成が不十分な部分からコイルが穿孔することで破裂が起こったと推認するのが最も合理的」
と判断。注意義務違反と女性の死亡に相当の因果関係があると認めた。提訴は14年。
19年2月の地裁判決は医師の注意義務違反を否定し、遺族側の訴えを棄却したため、
遺族側が控訴していた。判決後、原告の一人で父親の上瀬忠義さん(75)=中区=が中区で記者会見し
「手術前に『2時間半で手術室から歩いて帰れる』と言われていたので納得いかなかった。
頑張ってよかった」と話した。広島赤十字・原爆病院は「判決文を精査し、対応を協議する」とした。 北海道・帯広警察署は25日、強制わいせつの疑いで鹿追町国民健康保険病院に勤務する男(48)
を再逮捕した。男は2017年12月から2018年7月までの間、
十数回にわたり十勝管内の住宅やみずからの車の中で、
10代少女に対し胸を触るなどのわいせつな行為をした疑い。
警察によると男は少女と顔見知りだったということで、調べに対し容疑を認めていす。
男は別の10代の少女に対する強制わいせつの疑いで4日に逮捕されていた。
警察は男にさらなる余罪があるとみて追及していす。 SNSでわいせつな画像を販売したとして、県警は24日、市の臨床検査技師の女(23)と会社員(22)
をわいせつ電磁的記録等送信頒布容疑で逮捕したと発表した。いずれも容疑を認めているという。
発表によると、2人は共謀し、今年1〜2月、県内の男性にSNSでわいせつな画像6点を送信し、
販売した疑い。2人は2019年、インターネット上に会員制サイトを開設。
入会者から月1000円の会費を募り、SNSでわいせつ画像を送っていたという。
県警は画像の入手経路や売り上げなどを調べる。 島根大学附属病院で勤務医だった男が入院中の女性患者にわいせつ行為をした事件の裁判が松江地裁で始まった。
きょうの初公判では医師の立場を利用した悪質なその手口が明らかになった。
「梅本被告は4度のわいせつ行為に及んだ理由について、歯止めがが聞かなくなったと説明しました。」
この裁判では島根大学医学部付属病院の元医師・梅本洵朗被告29歳が去年6月までの半年間に、
当時勤務していた出雲市の島大附属病院でおこした入院中の女性患者に対する準強制わいせつ罪などに問われている。
きょうの初公判では悪質な犯行の方法が明らかになった。入院中の被害者は女性4人で、
そのうちの1人は梅本被告が病院内で使われ専用の容器に廃棄されていた注射器の中から抜き取った鎮静剤を点滴に入れられ昏睡状態になったところで体をさわるなどのわいせつ行為を受けたとしている。
またほかの3人は熟睡している時に同様のわいせつ行為を受けたとされ、
梅本被告はいずれの時も被害者の様子を携帯電話で撮影していた。
梅本被告はこの準強制わいせつの罪は認めた。
しかし別のアパートに忍び込んだ事件で問われている窃盗と住居侵入の罪については否認した。
裁判はきょうで即日結審し、
検察側は医師でありながら倫理観を欠いた卑劣な犯行を繰り返したとして懲役6年を求刑した。
判決は3月25日に言い渡される。 三重大学病院を巡る一連の汚職事件で、津地検は26日、元教授の男を詐欺罪で起訴した。
起訴状などによりと、三重大学病院臨床麻酔部の元教授・亀井政孝被告は、
既に起訴されている元准教授の男と共謀し、手術の際に不整脈を抑える薬について、
実際には使用していないにも関わらず投与したかのように偽って、
2年前から14回に渡って診療報酬を不正に請求し、81万円余りを騙し取った詐欺の罪に問われていす。
亀井被告は別の医療機器を巡る汚職事件でもそれぞれ第三者供賄の罪で起訴されていて、
これで起訴は3度目。 2011年のことですが、秋田大学では、入試で非常によい成績だったにもかかわらず、
高校時代に起立性調節障碍という持病があってほとんど高校に行けずに高校卒業程度認定試験から医学部を受験した女性に面接で0点をつけて不合格にするという出来事がありました。
病気を治すべき医学部が、過去に病気があったという理由で、面接で落としてしまう。
これはおかしなことだと思いますがね。ついでに言うと、秋田大学医学部教授から、
アカハラや当て逃げ事件などで懲戒処分を受ける人が続出しています。女子差別とか、
歳をとってから医学部に入ろうとした人を差別する温床となったのが面接です。
全盲の弁護士とか身体障碍者の弁護士はいても、医学生でそういう人は聞いたことがない。
おそらく障碍者差別もしているはずです。
表向きは患者さんとまともなコミュニケーションが取れないような医者がいるという世間の批判をかわすために、
入試面接といいますが、患者さんにどんな態度を取るかというのは、それこそ、医学部教育の責任です。
本人の気質の問題ではなく、指導医がどんな態度を取っていたかに影響されるものです。だいたい、
海外の名門大学では、教授は面接しないで、専門の面接官が面接します。
教授がやると教授に忖度するような人間が入るのですが、
教授に喧嘩を売るような人間のほうが学問を進歩させるので、そういう人を積極的に採るそうです。
日本でどうしても教授が入試面接をやりたいのは、
医学部の同級生の子どもが医学部を受けるときに偉そうにできるという利権かと思います。
かつてよりも医師のコミュニケーション能力が問われるようになりました。
昔は、多少医師が威張っていたり、ぞんざいな言い方をしても許される風潮があったりしました。
だから国家試験で面接をやるべきだと前から提案しているのです。
大学も国家試験の合格率を上げるためには、
医学部6年間の授業のなかにコミュニケーション教育に力を入れざるを得なくなります。
文科省は発想が逆なんですよ。アメリカのデンタルスクールでは、
自分が臨床実習をした患者さんにお願いをして、一緒に試験会場に来てもらうのです。試験会場では、
受験生が歯の治療を実際にやっているところを試験官が見て、それを実技科目として判断します。
コミュニケーション能力と医療スキルを両方一緒に評価するには、実習現場が一番いいでしょう。 島根大医学部付属病院(島根県出雲市塩冶町)
で入院中の女性患者4人にわいせつな行為をしたなどとして、
準強制わいせつ罪などに問われた元同病院勤務医の20代男性被告の初公判が26日、
松江地裁(畑口泰成裁判長)であった。被害女性1人を昏睡させる際、
院内で捨てられた注射器に残る鎮静剤を悪用したことが明らかになった。検察側が論告などで指摘した。
被告人質問では、電子カルテで女性を知り、年齢や体重、
アレルギーの有無などを調べて鎮静剤投与の可否を判断した計画性も浮き彫りになった。
病院側には薬剤や電子カルテの管理のあり方、再発防止策が問われる。井川幹夫病院長は
「判決が出ていないのでコメントは差し控える」とした。罪状認否で被告は、
準強制わいせつ罪の起訴内容を認める一方、同僚の女性医師の下着を盗んだなどとする住居侵入、
窃盗の罪については「やっていない」と否認した。検察側は懲役6年を求刑し、即日結審した。
判決は3月25日。検察側は、医師の立場を利用した卑劣な犯行で、
鎮静剤の副作用のリスクもあったとし「極めて危険な犯行様態だった」と断じた。被告人質問では、
その後も犯行を続けたことについて「興奮や緊張感が忘れられなかった」と証言。弁護側は、
被告が反省し、示談が成立した被害女性がいるなどとして、執行猶予付き判決を求めた。
起訴状などによると、被告は島根大医学部付属病院に勤めていた2019年2月7日夜、
入院中の女性患者に薬物を投与して下半身を触ったほか、18年12月4日〜19年6月14日の間、
同病院で熟睡中の別の女性患者3人にもわいせつな行為をしたとしている。
19年12月27日には女性医師宅に鍵を盗んで侵入し、ショーツ1枚を盗んだとしている。 女性差別・不正入試は大学医学部の腐敗を象徴しています。露顕したのは、氷山の一角でしょう。
東京医科大学の調査報告書では、入試問題漏洩、OBの国会議員による口利き、
寄付金が合否に影響した可能性を指摘しています。もちろん、
東京医科大学だけが酷いわけではありませんし、経営陣だけに問題があるわけではありません。
組織が緩むときは、上から下まで緩みます。腐敗の最たる例が性犯罪の多発です。古くは1999年7月、
慶應義塾大学医学部の学生5人が20歳の女子大生を集団でレイプしました。主犯の男は23歳でしたが、
実名は報じられませんでした。被害女性との間に示談が成立し、最終的に不起訴処分となりました。
この学生は慶應義塾大学を退学したものの、他の国立大学医学部に再入学し、
現在は医師として働いています。東京慈恵会医科大学では、
2009年1月には36歳の内科医がビタミン剤と偽り、妊娠した交際中の看護師に子宮収縮剤を飲ませ、
さらに「水分と栄養を補給するため」と称し、陣痛促進剤を点滴しました。
この件は妊娠した看護師の知るところとなり、この医師は不同意堕胎罪で逮捕され、
懲役3年執行猶予5年の判決を受けました。さらに厚労省から医師免許を取り消されました。
2016年9月には、
東京慈恵会医科大学の31歳の医師ら3人が泥酔した10代の少女を集団で準強姦した容疑で逮捕されました。
さいたま地裁は、酩酊なのに被告が犯人と特定するのは不可能という理由で無罪判決を下したが、
暴行の事実は隠せません。私大医学部の御三家で残るは日本医科大学です。
同大で強姦事件はありませんが、恋愛での刃傷沙汰が起こっています。2017年5月、
同大学の4年生が東京医科歯科大学附属病院に乗り込み、
勤務中の41歳の歯科医に隠し持っていた刃渡り21センチの牛刀などで切りつけました。幸い、
歯科医は一命を取り留めましたが、全治3週間の重傷を負いました。学生は駆けつけた警官に逮捕され、
その後の捜査で交際中の女性をめぐるトラブルが原因と判明しています。
このようなケースは氷山の一角でしょう。事件化しなかった多くのケースがあると考えるのが普通です。
こんな状況で、まともな医療ができるわけがありません。医療事故が多発します。なかには「犯罪」
と言われて仕方ないものまであります。 たとえば、2012年には慶應義塾大学の呼吸器外科教授だった野守裕明氏(当時)が、
自らが主導する臨床研究のため、
26人の肺がん患者の手術中に無許可で骨髄液を採取していたことが明らかとなりました。
傷害罪で刑事罰を受けてもおかしくないケースですが、
慶應義塾大学は野守教授と専任講師を停職1ヵ月にしただけで、厚労省も刑事告発しませんでした。
その後も事態は改善されないようです。総合情報誌『選択』は2016年7月号で「実録『慶應病院オペ室』
封印される手術ミス『続発』の戦慄」という記事を掲載しています。この記事の内容は、
知人の慶應義塾大学の外科医から、私が聞いている話とも矛盾しません。もちろん、
このような状況は慶應義塾大学だけに限った話ではありません。
東京慈恵会医科大学では2002年には有名な東京慈恵会医科大学青戸病院事件が起こっています。
この事件では経験の乏しい泌尿器科の医師が、
高度先進医療であった腹腔鏡下前立腺摘出術を行ったところ、静脈を損傷し、患者を死に至らしめました。
術者と第一、第二助手は業務上過失致死で起訴され、最終的に執行猶予つきの禁固刑が確定しています。
東京慈恵会医科大学の医療事故は、これだけではありません。2017年1月には消化器・
肝臓内科を受診した72歳の男性がCT検査を受けたところ、肺がんの疑いを指摘されたのに、
主治医が検査の報告書を読まず、約1年間、放置していたことが明らかとなりました。
患者は適切な治療受けることなく、死亡しています。名門順天堂大学も例外ではありません。
2017年4月には新生児の取り違えがあったことが判明していますし、
同年9月には無痛分娩の事故で提訴されています。どうして、こんなに医学部で不祥事が相次ぐのでしょう。
どうして、こんなことでやっていけるのでしょう。それは、わが国では政府が医学部の新設を認めないため、
新規参入者との競争にさらされないからです。優秀な生徒を入学させ、しっかりと教育しなくても、
入学希望者は殺到します。何もしなくても、カネが入ってきます。さらに、
東京医科大学の贈収賄事件で明らかになったように監督官庁である文科省とも癒着しています。
知人の東京医科大学幹部は「文科省に我々を処分する資格はない」と開き直ります。
どうして、医学部は、ここまで腐敗してしまうのでしょう。 それは閉鎖的なムラ社会を形成しているからです。特に私大医学部で、その傾向が強くなります。
いくつかの理由が考えられますが、まず、挙げられるのは学費が高いことです。
安いとされる順天堂大学でも6年間で2,080万円もかかります。埼玉医科大学(3,957万円)
や北里大学(3,953万円)とは比べものになりませんが、一般家庭が払える額ではありません。この結果、
「半分以上の学生の親が医師(順天堂大学OB)」という特殊な環境ができ上がります。
さらに、多くは単科大学です。まわりは医者の卵ばかり。授業や実習はもちろん、
私生活までともにするところもあります。
順天堂大学や昭和大学では新入生は寮生活を送ることが義務付けられています。順天堂大学の場合、
発祥の地である千葉県佐倉近郊に存在する啓心寮に入寮します。同大は、そのホームページで
「順天堂大開学以来の伝統」と誇り、「最終日の裸まつり。
寮生全員でミコシを担ぎ酒々井町を練り歩きます。寮祭を終えた寮生は誰もが熱い感動で充たされ、
固い友情と順天堂で学ぶ誇りが生まれてくるのです」と自画自賛しています。まるで昭和のノリで、
いまどき、体育系大学でも、こんなことは言わないでしょう。課外活動でつきあうのも医学生ばかりです。
慶應義塾大学のような総合大学でも、サークルやクラブは医学部独自のものが存在します。
若者が成長するには自らと異なる存在との接触が欠かせません。ところが、現在の医学部教育は、
このような視点が皆無です。多くの教員は、このことに問題意識すらもっていません。
自らも狭いムラ社会で育ってきたからでしょう。特に名門とされる医学部に、その傾向が強いと感じます。
東京で名門とされるのは戦前からの御三家である慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、
日本医科大学に加え、順天堂大学、昭和大学、東京医科大学の6校でしょう。このうち3校が、
文科省の調査で「不適切」と認定されました。一方、それ以外の東京の私大医学部5校うち、
「不適切」と認定されたのは、わずかに日本大学だけです。半分と20%では大きな差があります。
私が注目するのは、「名門大学」では、教授の大半を自校卒の医師が務めることです。
特に臨床系で、その傾向が強くなります。 『医育機関名簿2017-18』(羊土社)を用いて、我々の研究所が調べたところ、臨床系教授
(特任や客員は除く)のうち、自校の卒業生が占める割合(大学院卒も含む)は、
慶應義塾大学の86%を筆頭に、最下位の順天堂大学でも50%でした。
順天堂大学は天野篤心臓血管外科教授を筆頭に、スター教授を外部から招聘しますが、
それでもこの数字です。ちなみに、「その他」の5大学に分類された帝京大学は2%。
教授陣の多くは東京大学など別の大学の出身者です。このような「人事交流」
が学内に異なる文化を持ち込んでいるのかもしれません。「名門医大」は純血主義です。
そして、そのことを誇りに思っています。国立大学を卒業し、ある「名門医大」の教授を務めた人物は
「毎年、新年会の理事長の挨拶では、団結や母校愛が強調され、なかば強制される。
余所者には入れない独特の世界」と評します。余談ですが、東京の大学で閉鎖的な大学が、
もう一つあります。それは東京大学です。教授の大半は自校出身で、
鼻持ちならないエリート意識をもっています。東京大学から不祥事が続出している病理も、
「名門医大」と似ています。話を戻しましょう。
閉鎖的な環境で生まれる名門意識が関連病院との付き合い方もいびつにします。
慶應義塾大学OBである土屋了介・元国立がん研究センター中央病院長は「東大と比較して、
名門とされる私大は関連病院を完全に仕切りたがる。慶應の場合、関連病院を慶應一色にしがちだ」
という。慶應義塾大学の代表的関連病院である済生会中央病院は、29の部長ポストがありますが、
我々の研究所が調べたところ、そのうち24を慶應義塾大学卒(大学院を含む)が占めていました。
この傾向は慶應義塾大学に限った話ではありません。東京医科大学の系列である戸田中央病院では、
理事長、院長、4人の副院長全員、部長以上31人中、20人が東京医科大学出身(大学院を含む)でした。
「その他」に分類される医大は関連病院も少ないため、このようなことは起こり得ません。
このような状況の中、首都圏の大学病院の経営は急速に悪化しています。明治以来、
首都の医療を守ってきたのは私大医学部です。ところが、閉鎖的な男性社会に閉じこもり、
「世間知らずのエリート」ばかりの集団になってしまいました。
女性差別、裏口入学、贈収賄まで罷り通り、性犯罪が多発しています。 信じていけないのは、予備校の言っている合格率です。これには本当に嘘が多い。どう考えても、
8割や9割の、ましてや100%の生徒が、特に医学部の場合、合格などするわけがないのです。
ある顕著な例をお教えします。医学部専門の予備校に15人の生徒がいました。話は脱線しますが、
1年で15人の生徒で商売が成り立つのですから、「どれだけお金を取っているのだ」という話になります。
それはさておき、ある年の話ですが、実際に合格したのは3人でした。
5分の1ですから合格率はどう考えても20%です。ところがここからが数字のマジックです。
合格した3人というのは、優秀です。偏差値は65を超えています。
こういう生徒はいくつもの大学に受かるのです。ここで、3人がそれぞれ5校、3校、5校と受かりました。
全部で13校受かったことになります。もうお分かりだと思いますが、15人の生徒がいて、
合格した大学の数が13校。これで「合格率86%」になるのです。あるいは、頭のいい子が、
夏期ゼミナールとか合宿だけ参加したとします。その子がどこかの大学の医学部に受かれば、
たった1週間だけ在籍していた子であっても、それも合格です。その子が東大の医学部に受かれば、
当然、「東大の医学部に受かりました!」と宣伝するわけです。確かに、全くの嘘ではありません。しかし、
実は関東の予備校が発表する医学部合格者数を合計すると、医学部定員の10倍にもなるのです。
ここまでくると、笑ってばかりもいられません。東京にある予備校では、
14人の生徒で合格はたったの1人でも合格率85%。また予備校では100%の合格をうたっています。
そのマジックは、こうです。1年間通った生徒に聞いた話です。全体40〜50人中、
合格できそうな順にクラス分けをするのです。それでクラスは100%合格。その数字を宣伝します。
クラスにはもともと、合格しそうな4〜5人を割り当てたのですから、100%も当たり前なのです。
いずれにしても、大半の予備校の合格率はデタラメか、
何らかの数字のマジックがあると言っても過言ではないわけです。その辺の事情は、
あちこちの大学や専門学校がうたっている「就職率100%」と似ているわけです。
結論を言えば、どの予備校であれ、平均的な合格率は2割5分からせいぜい3割です。 テレビなどにたびたび出演している「夏目坂メディカルクリニック」の院長・栗原隆容疑者は、
2月19日、覚せい剤を使用した疑いで警視庁に逮捕された。「容疑者は昨年12月、
家族から“意識がもうろうとしている”と119番通報があり、自宅から搬送されてそのまま入院しました。
その際の尿検査で覚せい剤の陽性反応が出て、退院直後に逮捕された」
本人は「なんのことかわかりません」と容疑を否認。NHK『おはよう日本』や
日テレ系『ザ!世界仰天ニュース』、TBS系『林先生の初耳学』など、
容疑者は数多くの番組で医療情報を発信してきた。執筆活動も行っており、著書『ゆがんだ「背骨」
の整え方』(日本文芸社)では、背骨まわりの筋肉のバランスを整える「ハイハイ体操」を提唱。
コロナ禍では内科医ユーチューバーとして、感染症対策や自宅での運動不足解消法のほか、
ED(勃起不全)の治療についても解説をしていた。鍛え上げられたムキムキの体格だが、
医療メディアの取材では「自身が病気がちだったこともあって、この世界を目指すようになった」
と医師を志した理由を話していた。東京で生まれ育ったという容疑者。早稲田高校を出たあと、
2000年に東京医科大学医学部を卒業した。産業医などを経て、2016年に母校や自宅のある新宿・
早稲田でクリニックを開業した。普段の様子はというと、
「まじめで明るく、仕事熱心。トレーニングも怠らず、ガタイもいい」
クリニックとは別に、リハビリから本格的なトレーニングまで幅広く指導するジムを妻と運営し、
積極的に健康セミナーも開くなど市民の健康増進を後押ししてきた。
過去に日本オリンピック委員会の強化スタッフを務めた時期もあり、
アンチ・ドーピングにも取り組んでいた。そんな容疑者がなぜ、覚せい剤に手を染めたのだろうか。
「栗原さんは昨年の夏に体調を崩し、ずっと療養をしていました。
クリニックの診療はほとんど外部の医者にアルバイトで来てもらっていた」「コロナ禍で経営が厳しいうえ、
外部の医師を雇うのはコストがかかる。とうとう年末には妻と運営していたジムをたたんでしまいました」
容疑者はかつて自身のブログに《自分を信じ、未来を信じれば、たとえどんなことが起きても、
大きく道を踏み外すことは減ると思います》と綴っていた。道を踏みはずした今、自分の未来を信じることはできるのだろうか。 昭和大藤が丘病院(横浜市)に勤務していた看護師の女性が、
看護師長から叱責を受けて心疾患などを発症したとして、
同大に約2060万円の賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であり、
中吉徹郎裁判長は同大に約610万円の支払いを命じた。判決によると、女性は2015年3月、
通勤中の電車内で急病人の救護に当たったため、同病院の外来部署に出勤が遅れると連絡。
出勤すると看護師長から「遅れるなら私に連絡しなさい」と叱責された。女性はその直後、
強い胸の痛みを感じて過呼吸状態で倒れ、微小血管性狭心症と微小心筋壊死と診断された。
同月に適応障害、17年9月に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断も受けた。
中吉裁判長は、叱責を受けた直後に過呼吸状態になったことや、
女性を診断した医師が心理的ストレスが誘因との所見を示したことを挙げ、
「叱責と心疾患発症には相当の因果関係が認められる」と判断。
適応障害やPTSDも叱責が原因と結論付けた。 三重大学病院における診療報酬の不正請求をめぐる事件で、
電子カルテを改ざんし診療報酬をだまし取った詐欺などの罪に問われている元准教授の男の初公判が4日、
津地方裁判所で開かれた。男は、起訴された内容を認めた。詐欺などの罪に問われているのは、
三重大学病院臨床麻酔部の元准教授、境倫宏被告(48)。起訴状などによりと境被告は、
一昨年8月から去年3月までの間に合わせて81回にわたって、
手術で実際に使用していない薬剤を患者に投与したように電子カルテを改ざんし、
診療報酬合わせて84万円あまりを病院の口座に入金させたとされていす。
津地裁で開かれた初公判で、境被告は「間違いありません」と起訴された内容を認めた。
この事件をめぐっては、
境被告の上司にあたる臨床麻酔部元教授の亀井政孝被告が詐欺などの罪で起訴されていす。
冒頭陳述で検察側は、薬の使用状況などについて病院内部から指摘されたことを受け、
境被告が亀井被告と共謀してカルテを改ざんし診療報酬を不正に請求していたと主張した。
一方、弁護側は公訴事実を争わない姿勢を示していす。 少女らを相手に現金を渡しいかがわしい行為をしたうえ動画を撮影したとして、
元県立広島病院の医師の男に広島地方裁判所は執行猶予つきの有罪判決を言い渡した。
判決によりと元県立広島病院の医師漆原貴被告は、2018年10月から去年6月までの間、
当時12歳から17歳まで11人の少女らを相手に買春などを行ったうえ、
その様子を撮影して児童ポルノを製造した。広島地裁の松本英男裁判官は、
「被害児童らの思慮の浅さを顧みずに自己の性欲を満たそうとしたもので、
被害児童らの人格を尊重しない態度は顕著である」
「同種事案の中でも最も悪質な部類に属するものと言える」などと指摘。
一方で「被告人が各犯行をすべて認め反省の言葉を述べている」
「保釈中に専門の医療機関で再犯プログラムを受けていて、更生の意欲を示している」
などとして懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。 コロナ患者の受け入れを進言した病院長を解任したのは不当だとして、
国立旭川医科大の教授ら24人が設立した「旭川医科大学の正常化を求める会」。吉田晃敏学長(68)
の解任を求める署名を2月24日、学長選考会議に提出した。「求める会設立から僅か2週間で、
全教職員の半数以上の署名が集まりました。教職員のうち、教員幹部など『意向聴取対象者』
の過半数の請求があれば、選考会議に解任請求もできる。今回、約400人の意向聴取対象者からも、
半数を超える226人の署名が寄せられました」国公立大の学長選考会議で、
解任が審査されるのは全国で2例目。クラスターが発生した病院に「なくなるしかない」と暴言を吐くなど、
吉田氏は“不適切な言動”を重ねてきた。「勤務時間帯に学長室でウイスキーを飲むほど酒が大好き。
18年3月には卒業式をドタキャンし、4月の入学式にも遅刻したことも報じられましたが、
いずれもアルコールが原因だと囁かれています」その年の2月には、
医学科の学生に医師としての自覚を促す「白衣式」でも失態を犯していた。「遅刻した上、
この日も足元が覚束ない状態だったため、学長挨拶の順番を遅らせました。ところが、
挨拶では詫びるどころか、『航空会社のせいで遅れた』と開き直ったのです」そうした振る舞いは、
大学側を評価する立場の人たちが相手でも変わらない。19年7月、
日本医学教育評価機構の調査委員が視察に来た時のことだ。「視察最終日、吉田氏が突然、
『自分はNYで会見をした』『サハリン州政府代表団と交流した』と自慢話を始めたのです。本来なら、
大学の医学教育・地域医療での役割を語るべきなのに。視察団はみんな唖然としていた。実際、
他の医大に比べ、『リーダーシップの責務を明確にすべき』などと厳しい評価が下されていました」
「学長選考会議のメンバーは14人で構成されていましたが、
議長を含めた委員4人が2月下旬までに辞任しました。
彼らは病院長の解任を決めた役員会の構成員で“学長派”と見られていた。さすがに、
もう庇いきれないと考えたのでしょう。残るメンバーは学外の外部委員が5人と教授ら内部委員が5人。
当然、吉田氏に厳しい姿勢で臨むはずです。議事録も公表されるため、
学長が裏で多数派工作に走るのは難しい。解任が妥当と判断される可能性が高まっています」 大阪大(吹田市)は5日、女子大学院生にセクハラ行為をしたとして、
歯学部付属病院の30歳代の男性歯科医師(非常勤)を停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。
歯科医師は2017〜18年、研究室の飲み会や医局旅行の際、大学院生の体を触るなどしたという。 札幌医大病院の47歳の医師の男が、
子どもの教育方針を巡って口論となった妻を蹴るなどした暴行の疑いで逮捕された。
暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区に住む、札幌医科大学附属病院の医師、岩ア創史容疑者。
岩ア容疑者は、8日、自宅で、子どもの教育方針を巡って40代の妻と口論になり、
胸を蹴って踏みつけた疑い。妻にけがはあんした。警察によりと8日午後7時40分頃、小学生の長男が
「お父さんが暴れている」と警察に通報し、駆け付けた警察官が、岩ア容疑者を現行犯逮捕した。
岩ア容疑者の妻からは、去年の年末から数回にわたって、警察に相談が寄せられていたという。
警察の調べに対し岩ア容疑者は「暴力はふるっていない」と容疑を否認しているという。 病院内で女性に性的暴行を加えた疑いで逮捕・送検されていた三次市の歯科医師の男が、
去年11月に別の女性にもわいせつな行為をした疑いで8日、再逮捕された。再逮捕されたのは、
三次市十日市東の歯科医師・大倉知久容疑者(41)。警察によりと、大倉容疑者は去年11月19日、
病院内で20代の女性に抱きついて尻を撫でまわすなどの暴行を加えて、わいせつな行為をした疑い。
調べに対し大倉容疑者は「間違いない」と容疑を認めていす。
大倉容疑者は今年1月にも病院内で別の20代の女性に性的暴行を加えたとして逮捕・送検されていた。
警察は大倉容疑者が性的欲求を満たすために犯行を繰り返した可能性があるとみて、
余罪などを慎重に捜査していす。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています