愛媛大学医学部
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千葉県内で3歯科医院を運営する「医療法人社団和洸会」(古谷充朗理事長)が、保健所に届けず3医院を休診していることが27日、
分かった。約2カ月間ほぼ診察しておらず、治療中の患者から保健所や消費生活センター、県歯科医師会に
「連絡が取れない」「治療してもらえない」など少なくとも80件の相談が寄せられている。患者の中には高額な矯正治療費を前払いしたケースもあり、
事実上の診療拒否に船橋市保健所は「きちんと治療するよう指導している」と強調。県歯科医師会は
「前例のない事態」と対応に苦慮している。無届けでの休診が続いているのは、いずれも古谷理事長が院長を務める歯科医院で、
「習志野台歯科」(船橋市習志野台)、「園生歯科クリニック」(千葉市稲毛区園生町)、「レイクサイド歯科」
(東金市日吉台)の3医院。同法人のホームページによると、ほかに沖縄県内で1医院を運営している。
県歯科医師会によると、今年1月12日に、習志野台歯科を訪れた複数患者から「予約したのに歯科医もスタッフも医院に来ていない」
と相談電話があり発覚。船橋市保健所や同市消費生活センターにも同月以降、「治療途中だが予約が取れない」
「矯正治療で前払いしたのに治療を受けられない」などの相談が相次いだ。園生歯科クリニックとレイクサイド歯科でも同様の事態が発生したとみられ、
県消費生活センターや千葉市保健所、県山武保健所にも次々と問い合わせが寄せられ、相談件数は27日までに少なくとも80件を超えた。 日本大文理学部(東京都世田谷区)で爆破予告があったように装い、休講措置を取らせるなどしたとして、
警視庁成城署は威力業務妨害容疑で、同大4年(22)を逮捕した。「授業での発表が苦痛で、
休講にしようと思った」と容疑を認めている。逮捕容疑は昨年10月9日午前9時20分ごろ、同大図書館の男子トイレ個室から、
「14時から19時の間において、敷地内に複数個所ある爆弾を爆破する」などと書かれた紙を発見したように装い、
同日の講義を休講させるなどして大学の業務を妨害したとしている。同署によると、容疑者は自ら大学の警備員に届け出ており、
通報を受けた署員が敷地内を捜索したが不審物は発見されなかった。トイレのゴミ箱から同じ文面の紙が複数枚発見されており、
容疑者の指紋が付着していたという。 今回は「高次脳機能障害」について話します。一言では非常に難しいものの、「人間らしい、当たり前のことができなくて困る」という言い方が、
ちょうどいいかもしれません。例えば、友達と食事に行く約束をして手帳に予定を書き込み、当日に約束の場所へ出向くといった、
計画を立て筋道に沿って行動するという当たり前のことができなくなるのも、高次脳機能障害の一つといえます。
先日、ミュージシャンの小室哲哉さんが不倫疑惑を報じられました。そのきっかけは高次脳機能障害の介護疲れだったようです。
小室さんの妻で同じくミュージシャンのKEIKOさんは平成23年の秋、くも膜下出血で倒れました。
一命をとりとめ、現在は日常生活を送れる状態にあるようですが、前述した高次脳機能障害が残っているそうです。
小室さんは記者会見で、KEIKOさんは子供のような感じになり、大人としゃべっている雰囲気がなく、
父親と娘のようだと言っています。ミュージシャンなので歌をリハビリに取り入れようと努力しても、
難しかったようです。しかし、歌うということは考えている以上に、かなり高度な情報処理をしています。
歌詞を理解し、それに合わせてメロディーの高低を考えるだけでも高度な情報処理が必要です。
そこに抑揚をつけて感情を込める−となると、健常人にはできても、高次脳機能障害を持っている方にとっては、
かなりハードルが高い行為なのです。配偶者が高次脳機能障害に陥った夫婦の離婚率は、
通常よりも高いそうです。できそうなのにできない、伝えたいことが伝わらない、そういったもどかしさが積み重なることで介護者が燃え尽きたり、
逆に暴力を振るうようになったりするのだそうです。健康だった頃の記憶は本人に残っていることの方が多いようで、
本人にしか分からない苦しみもあると思いますが、家族全員が苦しむ病気です。くも膜下出血のみならず脳梗塞や脳出血、
頭部外傷でも高次脳機能障害は起こります。健常に見えるからこそ、難しいこの症状。高血圧や糖尿病など治療可能な病気はきちんと治療して脳卒中を最大限予防し、高次脳機能障害にならないよう努力しましょう。 高齢者は加齢により肝臓や腎臓の機能が低下しており、薬の代謝や排泄に要する時間が長くなる。
つまり、健康を維持するために多くの薬を服用するほど、体内に長くとどまった薬が効きすぎてしまい、
深刻な副作用が現われるケースが多くなる。日本の医療現場では年齢差を無視した薬の投与が行なわれているが、
本来は年齢に応じて薬の量を減らすべきなのだ。糖尿病専門の「にしだわたる糖尿病内科」院長の西田亙医師は、
糖尿病薬の減薬を実践する。「糖尿病で広く処方されるSU薬は血糖値を下げる効果が大きい反面、
薬が効きすぎて低血糖に陥り、最悪の場合は命に関わります。私がSU薬を処方する際は最も薬効が弱いアマリールを用い、
添付文書上6mgまで処方できるところを最大でも1mg程度までしか処方しません。一種の
“劇薬”であるSU薬を使って血糖値を適切にコントロールするには6分の1の量でも十分なのです」
実際に国が「減量」に動いたのが、認知症の進行を遅らせる抗認知症薬だ。「抗認知症薬のアリセプトは1日3mgから開始して2週間後に5mgまで増やさないと医師にペナルテイが科せられる
“増量規定”が存在した」と言うのは長尾クリニック院長の長尾和宏医師だ。長尾医師が理事を務める
「抗認知症薬の適量処方を実現する会」の働きかけにより、2016年6月、規定は撤廃、医師の裁量で処方が可能になった。
「薬を増やすと副作用で怒りっぽくなったり、吐き気や歩行障害を起こす患者が続出した。現在は適量処方が可能ですが、
現場レベルではまだ周知が足りない印象です。レビー小体型認知症の場合、アリセプト1〜2mgでも有効な患者さんもいる。
病状や病期により薬の適量は違う。現在、最高量を処方されて副作用で苦しんでいる人は、主治医と相談しながら徐々に減薬することが大切です」 大阪府内の国立病院への異動拒否を理由に懲戒解雇したのは不当だとして、国立循環器病研究センター
(国循、同府吹田市)元職員の50代男性が地位確認などを求めた訴訟の判決が7日、大阪地裁であった。
内藤裕之裁判長は、解雇は無効と認めた上で、未払い給与の支払いを命じた。内藤裁判長は、
国立病院機構への転籍には男性の同意が必要と指摘し、異動命令は無効と判断。これを拒否したことが懲戒解雇の理由とはならないと結論付けた。
また、拒否の理由として挙げた妻の病状は深刻で自殺未遂を起こしており、男性に不当な動機はないと述べた。 厚生労働省は7日、精神障害がある患者の強制入院の要否を判定する「精神保健指定医」資格の不正取得に関わった医師99人のうち37人について審議し、
20人を業務停止1カ月、17人を戒告とする行政処分を決定した。処分は21日に発効する。37人のうちわけは、
診断や治療に十分関与していない症例のリポートを提出して指定医の資格を取得した医師が20人と、
それを指導した医師が17人。指定医の資格不正取得をめぐっては平成27年4月、聖マリアンナ医科大病院で複数の医師が同じ患者の症例を使い回すなど不正に資格を取得したことが発覚。
これを受けて厚労省が行った調査で、同様の不正が全国で確認され、計99人が関わったことが判明した。
厚労省はすでに28人を処分しており、残る34人の処分も追って検討する。 新入生の皆さん!
愛媛大学医学部医学科入学おめでとう!
宜しく! 東京都文京区白山にある民家の床下からホルマリンに漬けられた乳児とみられる複数の遺体が瓶の容器に入った状態で見つかっていたことが12日、
警視庁への取材で分かった。同庁捜査1課などによると、この民家は売りに出されていた空き家で、
元住人が産婦人科医だったという。同課は事件性はないとみている。捜査1課などによると、遺体は洗面所の床下から少なくとも3〜4体が確認された。
体の大きさから堕胎か死産だったとみられ、へその緒が付いている遺体もあったという。この家を買うことを決めた30代女性がリフォームのためシロアリ駆除業者に頼んで家を見てもらったところ、
発見された。女性は11日正午ごろに110番した。この家は築約80年で、20年ほど貸家だった後、
3年前から空き家となっていた。以前家を管理していた夫婦の祖父と曽祖母がともに産婦人科医だったという。
2人は既に亡くなっている。東京都文京区の民家で、床下から瓶に入った胎児の遺体が複数見つかっていたことが12日、
警視庁などへの取材で分かった。民家には以前、産婦人科医が住んでいたといい、警視庁が詳しい経緯を調べているが、
事件性はないとみている。警視庁によると、民家は3年ほど前から空き家になっており、転売されていた。
民家を購入した30代の女性が11日、リフォームのためにシロアリ駆除業者を呼んだところ、床下からホルマリンのような液体に漬かった胎児の遺体が入った瓶が見つかり、
110番通報した。一部の胎児は体長30センチほどで、へその緒がついていた。瓶は少なくとも3、4本あるという。
民家の元の持ち主の祖父と曾祖母が産婦人科医で、死産や堕胎した胎児を保管していた可能性がある。
祖父と曾祖母は30年以上前に死亡していた。 歯科治療を巡るトラブルが全国各地で続出している。2月23日、治療が不要な健康な歯を、本人の同意を得ず不必要に削った疑いで、
岡山県の50代歯科医師が傷害容疑で逮捕された。この歯科医は、過去にも同様の事件で起訴されており、
今回の逮捕は3回目。同様の被害を受けたという問い合わせも70件以上寄せられているという。
昨年7月には、福岡県の小児歯科医院で、局部麻酔で虫歯の治療を受けた2才の女の子が、
低酸素脳症で死亡する事故も起きた。国民生活センターによると、全国の消費生活センターに寄せられた歯科治療に関する相談件数は2007年度の2152件から2016年度には2952件に増加。
相談の中には、治療時の歯科医の判断ミスで長年体調不良に悩まされた話や、医療器具の使い回しを指摘する声などがあった。
こうした歯科医のミスや怠慢が増加する背景には、業界をとりまく環境の変化がある。2010年以降、
全国の歯科医の数は10万人を超え、歯科診療所数も増加の一途を辿っている。全国のコンビニ数は約5万7000店(2016年度)なのに対し、
歯科診療所の数はこれを大きく上回る約6万9000軒にのぼる。「医師も診療所数も飽和状態となり、
度重なる診療報酬の改定や少子化、人口減少も相まって、歯科業界は苦境に立っています。開業数年で廃業に追い込まれる診療所も少なくなく、
歯科医の待遇も低下する一方です。ベテラン歯科医が減少する中、経験に乏しい歯科医が収入の減少を補うため、
患者の囲い込みや利益第一主義に走った結果、トラブルや事故が頻発し、業界全体のレベルも低下していったのです」
また、かつて歯科診療所の1か月の保険点数は20万点(約200万円相当)程度まで認められていたが、
現在は医療費削減のため15万点程度に抑えなければならない。これを超えると、政府の指導が入るなど、
歯科医を取り巻く環境はかつてないほど苦しいものとなっている。そのため、歯科医も“生きる”ため、なりふりかまわない
“患者集め”を行う。それがトラブル増加につながっているのだろう。 医師の労働時間をどう管理するのか。先月、明らかになった全国の中核病院での過酷な労働実態。
医師の違法残業などで労働基準監督署から是正勧告を受けた病院は100を超え、現場からは働き方改革の必要性を訴える声が上がる。
一方、残業時間を一律に規制されることに戸惑いの声も聞かれ、労務管理の難しさが浮き彫りになっている。
「今の働き方はハードすぎて、なり手が減るのは当然」。関東地方の救急病院に勤務する40歳代の中堅医師はそう話し、
ため息をついた。週末や夜間の勤務が頻繁にあり、体力が限界に近づいていると感じる。医師の残業時間について、
厚生労働省の有識者検討会は上限のあり方を検討しており、この医師も「今の制度を大幅に変えないと、現場は疲弊するばかりだ」と訴える。 エリート高の卒業生は、受験戦争を勝ち抜いた「挫折知らず」の人たちばかりの環境で育っています。
一方、現実の医療現場は、話が簡単に通じる人もいれば、なかなか理解してくれないお年寄りもいる。
気が弱くて言いなりの人もいれば、強面で一筋縄ではいかない人もいます。そのような中でコミュニケーションが苦手だと、
患者さんも困ってしまうし、なにより本人が不幸になる可能性もあるのです。コミュニケーションが苦手でも、
遺伝子研究や新薬開発などができる「基礎医学研究者になればいい」と思うかもしれません。
しかし、基礎医学研究のポスト(就職先)は限られており、2年間の臨床研修が義務化されたこともあって、
東大や京大といえども医学部を卒業すると、大半の人が「臨床医」、つまり現実の患者さんを診る医師になります。
合格体験記などを見ると、東大や京大の医学部に合格した人たちは「基礎医学研究者になりたい」という人が多いようなのですが、
誰もがiPS細胞を発見した京都大学の山中伸弥教授のように、ノーベル賞級の仕事ができるわけではないのです。
もちろん、山中教授のような世界的な仕事をする人が出てきてほしいと筆者も願っています。
しかし、医学部に入らなければ、そのような仕事ができないわけではありません。もしかすると、
本気で遺伝子研究や新薬開発をしたいなら、医学部よりも理学部や農学部、薬学部などに入ったほうが、いいかもしれないのです。
なにより、医学部に行くことが、あなたの才能を生かす道とは限りません。医療に貢献するとしても、
数学が得意なら医師の仕事を助けるAI(人工知能)の研究や、臨床研究を発展させる医療統計学などの仕事があります。
ここれからはAIを使ってビッグデータ(巨大で複雑なデータの集合)を効率よく解析し、うまく活用することが成功の近道だと言われています。
さらには、夢物語のように思われるかもしれませんが、原子力に代わって安全かつ安価に利用できるクリーンエネルギーや、
核ミサイルが飛んできてもすべて無力化できる電磁シールド(バリア)の技術を開発すれば、
どれほど人の命を救え平和に貢献できるかわかりません。医療にも、画期的な進歩をもたらす天才が必要なことは確かです。
しかし、医療ばかりに英才が集まるのは、我が国や地球の未来を考えても「怖い」ことだと私は思うのです。 異常な医学部受験ブームのために、医師になるモチベーションの低い人や、医師に向かない人たちが医学部に入ってくるようになりました。
そのために、一部の医学部では別の問題も抱えています。それは「留年」です。とくに一部の私立大学では、
大量の留年が発生しています。ある私立大学を卒業した研修医は、次のような衝撃的な事実を打ち明けてくれました。
「私の大学は同級生が120人いたのですが、1年目で20人ほどつぶれました(留年のこと)。
ストレートに6年間で卒業して、医師国家試験(国試)に合格できたのは40人ぐらいではないでしょうか。
最終的に80人は国試に合格できると思いますが、他の人たちはいつの間にか転部して医学部から消えたり、
卒業できずに放校されたりします」その大学では卒業はできたものの、医師国家試験に受からず浪人している学生が200人ほど溜まっているという話も、
ある医学教育関係者から聞きました。医学部に入りさえすれば、誰もが簡単に6年で卒業して医師になれるわけではないのです。
そもそも、医学部は1単位でも必修科目を落とせば、留年させられてしまいます。他学部では多少試験に落ちても、
規定の単位数をクリアしていれば、進級することができます。なので、サークルにバイトに遊びにと、
青春を謳歌している学生がたくさんいます。しかし、医学部ではあまり遊ぶ余裕はありません。
医学の専門教育が前倒しされたので、1年生からしっかりと勉強する必要があります。受験勉強が終わりホッとしたのもつかの間、
国試に受かるまで6年間ずっと怠らずに精進する覚悟が求められるのです。研修医も、次のように吐露していました。
「大学に入るまで、医学部がこんなにシビアな世界だとは想像もつきませんでした」実は同じ私立でも、
大学によって大量に留年が発生するところと、そうでないところに大きく分かれています。とくに医師国家試験の合格率が高い大学では、
「1学年約100人のうち6年で卒業できないのは2、3人」というほど留年が少ないのです。なぜ、
そんなにも差が出るのでしょうか。それは「医師になる」というモチベーションの違いなのではないかと思います。
医師国家試験の合格率が高い大学は、授業料が免除される代わりに9年間の地方勤務が義務づけられる自治医科大学や、授業料を大幅に下げて偏差値がトップクラスになった順天堂大学など、優秀で「医 厚生労働省が平成30年3月19日に発表した第112回医師国家試験の合格状況によると、
合格率がもっとも高かったのは、「自治医科大学」で99.2%、ついで「横浜市立大学医学部」97.7%だった。
新卒者合格率100.0%は「慶應義塾大学大学部」と「昭和大学医学部」。第112回医師国家試験は、
平成30年2月10日と11日に行われ、合格率は90.1%、新卒者の合格率は93.3%だった。平均合格率は、
国立が91.2%、公立が93.3%、私立が90.2%、認定および予備試験は41.9%だった。学校別合格者状況によると、
総出願者の合格率がもっとも高いのは「自治医科大学」で99.2%。ついで「横浜市立大学医学部」97.7%、
「兵庫医科大学」97.5%が続いた。新卒者の合格率が100.0%だったのは、「慶應義塾大学医学部」と
「昭和大学医学部」。また、横浜市立大学医学部と兵庫医科大学は既卒者の合格率が100.0%だった。 去年9月、京都大学病院で調剤された薬を使った60代の女性患者が死亡した問題で、大学が調査委員会を設けて調べた結果、
医師が処方した1000倍の濃度の薬が調剤されていたことがわかり、病院が改めて謝罪しました。
去年9月、京都大学医学部附属病院を受診した60代の女性患者が病院で調剤された薬を自宅で使ったところ、
背中に痛みを訴え、翌日、死亡しました。この問題を受けて、京都大学は調査委員会を設けて詳しいいきさつを調べ、
26日に報告書を公表しました。それによりますと、患者は「セレン」と呼ばれる元素が欠乏する病気で、
この元素を過剰にとったことによる急性の中毒で死亡したということです。さらに、患者が使った薬は病院の2人の薬剤師が調剤していましたが、
保管されていた薬を分析した結果、医師が処方した濃度の1000倍のセレンが含まれていたということです。
一方、病院では使った薬の量が正しく記録されていないなど管理に不備があり、処方を大幅に上回る濃度の薬がどのように調剤されたかなど、
詳しい経緯は解明できなかったとしています。稲垣暢也病院長は「亡くなった患者のご冥福を心よりお祈りします。
調査委員会の指摘を真摯に受け止め、病院全体で再発防止に取り組んでいきます」とするコメントを出しました。 麻酔で痛みを和らげる「無痛分娩」で出産した長女が深刻な脳障害を負ったのは医療ミスがあったためだとして、
京都府内の夫婦が同府京田辺市の医院「ふるき産婦人科」に約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、
京都地裁であり、藤田昌宏裁判長は請求を棄却した。原告側は控訴する意向を示した。藤田裁判長は判決理由で
「医師の医療行為について過失が少なからず認められる」とする一方で、「長女の障害が、分娩中の医師の注意義務違反に起因すると認めるには至らない」として訴えを退けた。
判決によると、母親(36)は平成23年4月、同医院で長女を出産した。この際、医院は分娩監視装置を装着せず、
痛みを和らげるための硬膜外麻酔を実施し、陣痛促進剤を注入。帝王切開で出産した長女は脳障害を負って生まれ、
約3年半後に亡くなった。母親は「判決には納得できないので、大阪高裁に控訴して争いたい」とコメント。
同医院をめぐっては、別の2家族が同様の訴訟をそれぞれ京都地裁に起こしている。 同じくリハビリ病院でも、担当の先生が脳などの診断画像を見て、「患者さんの病気の原因はこれで、
急性期治療はコントロールできています。現在はこの損傷によってこんな障害をきたしています。
リハビリをすればここまで回復する可能性があります」といった説明がしっかりとできるかどうかを見極めてください。
患者さんの全身状態が安定しているかどうかについては、紹介状を見れば医師なら誰にでもわかることです。
しかし、脳の画像診断から「いまはこうだけれど、原因を考えると将来的にはリハビリによってどこまで良くなるか」は、
日頃から勉強している医師や、信頼できる治療チームでなければ予測できません。したがって、
医師の分析によるその展望をきちんと聞けるかどうかがポイントです。本来、患者さんの現状と適切な治療、
リハビリ後の回復の程度を把握し伝えることは、当たり前のことなのです。医師というのは、たくさんの患者さんを担当することになります。
したがって、全てのことに医師が直接関わるわけではありません。リハビリには、理学療法士や作業療法士、
言語聴覚士といったセラピストがいますし、病気の治療そのものに関しては医師の指示にしたがって看護師が動きます。
それ以外にも、ケアワーカー、ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士や歯科衛生士などの専門職がいます。
たくさんの職種の医療スタッフがいる中で、患者さんに何が必要で、人材をどのように配置すればうまくいくか、
ということを調整するのが医師なのです。いわば、オーケストラの指揮者です。どこのパートの音色が悪いのか、
うまくまとまらない理由を医師が見つけて、「そこをちょっと修正しましょう」と指示を出します。
しかし、実際には指揮者としての力がなく、オーケストラの音色が悪いままの状態、つまり、改善の余地の残る治療を漫然と続けている病院が多いのが現実です。
また、病気の治療は急性期病院の指示通り進めることが基本ですが、疑問のあるときは前医に問い合わせて確認します。
そして、患者さんの質問に誠実に親切に答えます。当然、それができない医師がいるリハビリ病院もやる気がないと判断されます。 群馬大病院(前橋市)は30日、呼吸器外科の担当医が1年前に作成されたコンピューター断層撮影(CT)の診断報告書を最新のものと誤認したまま70代の男性患者を診察し、
胆管がんの治療が遅れたと発表した。他の医師が診断から8カ月後の昨年3月、誤認した可能性に気付いたが、
男性は同10月にがんの進行で死亡した。病院側は担当医を処分しないとしている。病院によると、
男性は10年以上前に胸部の悪性腫瘍手術を受け、再発することなく、呼吸器外科に半年に1回通っていたという。
胸部と肝臓の一部を撮影するCT検査を年1回のペースで受けていたが、担当医は平成28年7月の診察時に、
誤って前年の報告書を基に診断した。正規の報告書は肝臓付近に悪性腫瘍がある可能性を指摘していた。
病院側は誤認について、「不注意は不注意だが、大きな過失ではない」との認識を示した。男性が昨年3月、
他の診療科で胃の痛みを訴え、検査を受けたところ、同5月に胆管がんの診断が確定した。
がんは「手術できない状態」(病院側)まで進行していたという。病院側は今後、医療事故調査委員会を立ち上げ、
再発防止策と誤認の影響などを調べる予定。群馬大病院をめぐっては、男性医師(退職、懲戒解雇相当)の腹腔鏡や開腹の手術を受けた18人の死亡が26年に発覚。
その後、さらに12人が死亡していたことも判明した。田村遵一病院長は「改革の意識が職員に浸透してきた中、
このような事例が発生しましたことを心よりおわび申し上げます」と謝罪した。 旧優生保護法(1948〜96年)が禁じた「不妊のためのレントゲン(X線)照射」について、旧厚生省が49年、
学術研究が目的ならば「さしつかえない」と容認していたことが判明した。現在の医学的知見では、
卵巣や精巣に一定のレントゲン照射をすると生殖機能が失われ、周辺の臓器にも障害が出る恐れが分かっている。
同法で不妊手術を強制されていた障害者らが、危険な研究対象にもなっていた疑いがあり、
専門家は実態の解明が必要だと指摘する。京都府立京都学・歴彩館(公文書館)に保管されていた、
旧厚生省公衆衛生局長名の通知文など複数の写しを入手した。通知文は京都府の問い合わせに対する回答で、
京都大医学部から研究目的の「レントゲン照射の可否」について見解を問われた京都府が同省に照会していた。
京都府はその際、優生保護法がレントゲン照射を禁じていたため、「学術研究の特種の場合として認めてよろしいか疑義がある」との意見を付した。
これに対し、厚生省は公衆衛生局長名で「(レントゲン照射は)優生保護法第28条の規定によって禁止されている」と指摘しながらも、
「大学(医学部)等において学術研究を目的としてこれを行うことは、さしつかえないと認められる」と明記した通知を、
京都府知事宛てに送付した。同館には、京都府が厚生省見解を京大と京都府立医大に伝えたことを示す文書が残されているが、
実際に照射が行われたかの記録は確認できなかった。筑波大の陽子線医学利用研究センター(茨城県)長の坪井康次教授によると、
レントゲン照射により卵子や精子の未分化細胞が分裂できなくなり、不妊につながることが分かっているが、
現在は不妊目的の放射線照射は行われていない。被ばくによるがん化や腸炎などの障害を引き起こすなど、
人体への危険性が極めて高いためだ。厚生労働省母子保健課は「(通知の)原本が確認できないためコメントを控える」と回答。
京大の広報担当者は「資料が無いため確認ができない。コメントは控える」とし、京都府立医大の広報担当者も
「資料が確認できず、コメントできない」と答えた。旧優生保護法の問題に詳しい敬和学園大の藤野豊教授(日本近現代史)の話
法律の施行直後から、国が違法なレントゲン照射にお墨付きを与えていたことを示す。不妊の確実性や人体への影響を調べる目的だとしても、自らの意思を表せない障害 3秒 女性Aが土俵に上がる21秒女性Aが周りの人をかき分ける23秒女性Aが胸骨圧迫
(心停止した人の心臓のあたりを両手で圧迫して血液の循環を促す)開始。女性Bが到着
27秒女性Aが周りに指示43秒女性C、Dが土俵に上がる45秒AED(自動体外式除細動器)が到着
47秒「女性の方は土俵から降りて下さい」のアナウンス49秒女性Aから女性Bに胸骨圧迫交代
56秒女性Bから救急隊員に胸骨圧迫交代69秒救命バッグを持った救急隊員が土俵に上がる
70秒女性A、Bが土俵から降りる75秒担架到着76秒胸骨圧迫が中断された様子(AEDの解析中と思われる。
AEDは作動させた形跡がなく、その後は心肺蘇生も行っていないため、脈と呼吸が確認されたか、
生体反応が現れたと思われる)82秒女性CとDが、土俵から降りる117秒「救急車呼びました」
145秒救急隊員が瞳孔を確認している。(この時点では意識がなかったと思われる)161秒
担架に乗せる172秒救命バッグ撤収186秒担架で市長を搬送。胸骨圧迫、人工呼吸は行わず
関係者が取り囲みながらも何もできずにいたところ(中心となって蘇生に当たった)女性Aが土俵に上がり、
すぐに状況を把握し救命処置を行っています。たぶん、市長の意識はなく、呼吸は確認できなかったか、
あっても死戦期呼吸(あえぎ呼吸)だったのではないでしょうか胸骨圧迫のスキル、周りへの指示の的確さから、
相当トレーニングを積んだ方であると思われます。胸骨圧迫の早さや強さは完ぺきで、救急蘇生のスペシャリストと考えられます
特記すべきは隣の人に時間確認の指示を出している様子がうががえること。確認したのは、
心肺蘇生の開始された時間だと思います。救命のポイントは心肺停止から蘇生開始までの時間にかかっています。
できるだけ早い方が良いのですが、実際救命処置を行っても記録に残っていなければ、果たして正しい蘇生が行われたか、
後日の検証ができません。このため、蘇生の講習会では記録を残すよう指導しています。時間確認ができるのは相当冷静に対応していたと考えられます
AEDが到着し、女性Bに胸骨圧迫が変わりますが、ハンズオンリーCPR(人工呼吸をしない心肺蘇生)ならび胸骨圧迫交代のタイミングも文句のつけようがありません。
経過を追ってみると、心臓疾患による急変ではないのがうかがわれますが、初期対応としては完璧です 順天堂医院(東京都文京区)を運営する学校法人順天堂は6日、約50年前に同院で新生児の取り違えが起きた可能性が高いと発表した。
一部週刊誌で報道され、ホームページに経緯を掲載した。発表によると、最近行ったDNA検査で、
約50年前に同院で生まれた当事者と、母親の間に遺伝上のつながりがないことが判明した。
取り違えが起きた可能性は極めて高いとし、当事者らに謝罪したという。過去のカルテで取り違えの相手は絞られたが、
現在の平穏な生活を乱す恐れがあるとして、伝えないことにしたという。ただし、本人や家族から問い合わせがあれば対応するとした。
同法人は「関係者の皆様に心よりおわびする」とのコメントを掲載した。 愛媛大学元学、現加計学園岡山理科大学学長の長柳澤康信
愛媛県とのパイプ役で税金がぼがぼ
税金加税あればこいつへ連絡ね 瀬戸内海から約30キロ離れた人口約4万人の市。町の郊外にある入院患者360人の精神科病院で、
2人のベテラン看護師が入院患者にセクハラ行為と暴行を加えていた。「気持ちええんか!」
82歳の女性患者が笑っている姿を見て、59歳の男性准看護師はこう声を掛けたという。
精神療養科所属の勤続30年以上の准看護師は、昨年12月中旬ごろから約1カ月間、複数の入院患者に対し、
日常的にセクハラ行為に及んでいた。「精神科ですから患者さんが急に興奮したり、奇声を上げたり、
あるいは暴言を吐いたりと不安定な状態になることが、よくあります。そんな時は冗談交じりに話し掛けたり、
なだめたりすると、それをきっかけに怒鳴るのをやめ、会話が弾んで笑顔になることがあるのです。
どうやらそれがエスカレートして、パジャマの上から患者さんの胸を触ったところ、笑ったので、
つい『気持ちええんか』という言葉が口から出てしまったようです」セクハラ行為は病室だけでなく廊下でも行われ、
周囲には他の入院患者や看護師もいた。居合わせたスタッフの報告で事態が明るみになった。
「決して性的な目的ではなく、本人も『冗談のつもりだった』と言っていますが、看護師としてはあるまじき行為です。
キャリアも長く、患者さんからも親しまれていましたが、言葉遣いが行き過ぎたり、ちょっとなれなれしく看護師としての本分を欠くところもあった。 周囲もやり過ぎだと思っていましたが、看護師の中では一番の古株で、なかなか注意できなかったようです」
一方、老人病棟勤務の看護主任(54)は今年1月、男性患者(70)の顔を平手打ちした。男性の認知レベルは3歳程度で聞き取りもできない状態だった。
毎日のように他の患者の食事を奪っては、食べようとしていたという。3歳レベルとはいえ、
力は強い。その日の朝も、食堂で隣の患者のマーガリンを盗んで口に入れようとしたので、
看護師が「危ないやろ。何回も言うてるやろ」と注意した。マーガリンを取り上げようと足払いを掛け、
床に倒し、馬乗りになって、頬を平手打ちした。さらに逃げようとする男性を再び倒し、計3回、叩いたという。
「命に関わるとはいえ、他に方法はなかったのか。どんな理由があったとしても、あってはならない行動です。
幸いなことに患者さんは、頬が赤く腫れた程度でした。この仕事は決して自制心を失ってはいけないのですが、
体力的に女性スタッフでは対応できないこともあり、責任感の強さがアダになったのか、あるいは閉鎖的な雰囲気に原因があるのかもしれません」
病院側は懲戒処分を科す予定だったが、2人とも自ら退職を申し出たという。いずれも許されない行為ではあるが、
看護職、それも精神科ともなれば肉体的、精神的負担は相当なもの。何らかの対策を考えないと、成り手がいなくなる。 順天堂関係者の証言に基づき、「一昨年の初めごろに順天堂医院に確認を求めた」「病院側はそれを認めつつ、
事件を口外しないよう金銭で口封じした」「“平穏に暮らしている可能性が高い”ことを理由に、
本当の親に会いたいとの訴えを拒んだ」。この時、本人にも取材を試みたが、自身が当事者であることは認めたものの、
病院側との間に“口外しない約束”があるため、詳しい証言は拒んだ。今回、重い口を開くにいたったのは、
記事を受けて学校法人順天堂がHPに掲載した〈お知らせ〉がきっかけだったという。「誠意がないばかりか、
偽りが多い。こうなれば私が話すしかないでしょう」と順天堂への不信感を漏らす。〈お知らせ〉が掲載された後、
順天堂の代理人弁護士から、〈通知書〉が送られてきたという。そこに謝罪の言葉はなく、代わりにあったのは
〈(HPで公表はしたが)合意書に基づく貴殿の守秘義務が解除されることにはなりませんので〉
〈貴殿らに守秘義務違反があった場合には、しかるべき対応を取る所存ですので〉といった文言だった。
「これって恫喝じゃないですか?ホームページでは〈心よりお詫び〉と言って世間体を取り繕って裏で恫喝する。
どういう病院でしょう」そして、こう訴えるのだ。「本当の親が知りたい。それだけなんです。知る怖さはあるけど、
知らないでいるほうが幸せだなんてことは絶対にない。近所の親子連れを見ても、親子が出てくるドラマを見ても
“俺の本当の両親はだれなんだ”と考えてしまいます」実は、さかのぼること45年前には、わが子の取り違えを疑った母が、
順天堂医院を訪れたことがあった。ところが病院は取り合うことなく、“訴えればいい”という態度だったというのだ。 2028年ごろまで医師不足が続くとの推計を厚生労働省がまとめ、12日の同省検討会で示した。
「働き方改革」で医師の労働時間の上限を過労死の危険性が高まる週60時間に制限したケース。
医学部の入学定員について同省は当面増やさない方針だ。推計では、高齢者の増加や平均寿命の延びなど人口動態などによる医療の
「需要」について3パターンに分類。その上で、今後の医学部定員を今年度の9419人と定め、
労働力などから予測した医師の「供給」と比較した。その結果、需要は30年ごろまで増え続け、
その後は減少すると予測。医師の労働時間の上限を過労死の労災認定基準の目安である
「1カ月の残業80時間」に当たる「週60時間」にした場合、28年ごろに必要な医師数約34万9000人を満たした。
一般労働者の労働時間の上限「週55時間」だと、33年ごろに約36万人で需給が一致。米国研修医の労働時間の上限
「週80時間」とすると、必要な医師数は32万1000人で今年既に満たし、来年以降は「医師過剰」になるとした。
前回の推計は16年3月。平均的な医療需要で算定すると、24年に約30万人で需給が一致した。
今回は、働き方改革を加味したため医師の仕事量や、労働時間の推計方法が異なるが、平均的な需要と比べると医師不足の解消は前回より4年遅れる結果となった。
医師数を巡っては、実質的に大学の医学部定員が年間の医師の供給数に相当する。医師不足が社会問題化したため、
08年度以降、国は卒後地元で一定期間働くことを義務化する「地域枠」などを設けて医師数を増やしてきた。
この日の検討会では「更に増員する必要はない」との意見が大勢を占めた。一方で「現状で週60時間を当てはめると、
各地で医療崩壊が起きる」(同省医事課)ため、「偏在対策に早急に取り組むべきだ」との声も出た。 自家用車内に乾燥大麻約1グラムを隠し持っていたとして、警視庁代々木署が大麻取締法違反(所持)の現行犯で、
千葉県佐倉市の医師、安武正容疑者(29)を逮捕していたことが16日、分かった。調べに「間違いありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は4月13日午後11時ごろ、東京渋谷区上原の路上で、自家用車内にたばこ状などにした大麻約1グラムを所持したとしている。
同署によると、現場付近を警戒していた警察車両の後ろを安武容疑者が運転する車が走行。
追い抜く際に不審な動きを見せたことから、捜査員がその場で停車させて任意で事情を聴いたところ、
車内に隠してあった大麻を発見した。捜査関係者によると、安武容疑者は今春から、国立病院機構下志津病院
(千葉県四街道市)に勤務していた。同病院は「事実関係を確認中」としている。 奈良県大和高田市は16日、市立病院泌尿器科に勤務する前阪郁賢(ふみさと)医師(27)を同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市などによると、前阪医師は3月3日、橿原市内のカラオケ店で県内の男性(18)の口元に下半身を近づけて性的な行為を強要しようとしたとして強要未遂容疑で現行犯逮捕された。
当時は酒を飲んでいたという。双方の間では今月、示談が成立。前阪医師は市の聞き取りに
「ご迷惑をかけて申し訳ない」と述べ、反省する態度を示しているという。 でもどこの科の疾患でも軽症例ほど診断や治療が難しいよね」と、内科医と話したことがある。
そう考えると、うつ病について抗うつ薬を自分で処方する医師には、少なくとも「重症例治療の経験と鑑別すべき疾患の知識」を持ってほしいと思うし、
ASDについても典型的な症状や鑑別すべき疾患について十分に知っておいてほしいと思う。
その医師自身が治療しないとしても診断を少しでも告知するのであれば同様である。診断から専門医に委ねるのであればその姿勢を明確にして、
中途半端に病名告知せず、専門医に依頼してほしい。一方で、「ASDは自分では診られないから専門医に」と依頼してくる精神科医についても苦言を呈したい。
自分の専門領域に新たな疾患概念が呈示されているのに、それを他の専門医に委ねるというのは、
ASD以外の精神疾患も適切に診療できていないと疑われかねない。大人のASDは、過剰診断が多いかもしれないが、
既に大人の精神医療の対象疾患として重要な位置を占めている。「大人の発達障害は診られない医師」は
「統合失調症は診られない医師」と大差ないように思う。精神科医であれば、常に知識のアップデートを試みるべきではないだろうか。
うつ病、特に新型うつ病などと定義のあいまいな呼称が出てくるような現状と、大人の発達障害は、医療機関の収益性、
職域における診断の考え方、社会的支援、薬剤などにおいて同じような道をたどっているように思える。
診断される範囲も医学だけでは決めえないことを頭におく必要がある。医師は自分が診断を疑って専門家に紹介する医師なのか、
診断して告知する医師なのか、治療する医師なのかを自覚し、それに合わせた知識を身につける必要がある。 千葉市立病院に勤務していた30代の男性医師が3月、女性看護師にセクハラ行為をしたとして停職1カ月の懲戒処分を受けていたことが20日までに、
市への取材で分かった。処分は同月30日付。医師は翌31日に依願退職した。市の指針では職員の懲戒処分は原則公表するとしているが、
今回は公表を見送っていた。市病院局管理課は「被害者のプライバシーに配慮した」と説明している。
同課によると、男性医師は飲食店で同僚の医師や看護師と飲み会を行った後、店外で女性看護師の体を強引に触ったとされる。
女性看護師が上司に相談して発覚した。男性医師は「深く反省している」と話したという。同課は
「女性看護師のアフターケアに万全を期すとともに、コンプライアンス意識を周知徹底して再発防止を図る」としている。 ポルシェを運転中に無理な幅寄せでバイクを転倒させ、けがをさせたなどとして、神奈川県警は21日、
同県伊勢原市伊勢原4の無職、杉本壮容疑者(25)を自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)
と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。事故当時、杉本容疑者は医師として同市内の病院に勤務していた。
「ぶつかったことは後で知った。逃げたつもりはない」と容疑を否認しているという。逮捕容疑は、
3月18日午後1時45分ごろ、伊勢原市三ノ宮の市道で、ポルシェを運転中に前方のバイクに近づいて並走し、
無理な幅寄せで急接近する「あおり運転」をして接触。バイクを転倒させ、乗っていた男性会社員
(45)に左太ももの骨を折る重傷を負わせながら逃走したとしている。県警の調べに「車幅感覚を間違えてしまった」
と話しているという。県警交通捜査課によると、事故直前に杉本容疑者がバイクの前で急に左折したため、
男性会社員が杉本容疑者に注意。腹を立てた杉本容疑者がバイクを追いかけて、妨害行為をしたとみられる。
事故の約1時間10分後に杉本容疑者が現場に戻り、警察官に「自分がやったかもしれない」
などと話したため、県警が捜査していた。 京都府警南署は21日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、公立大学法人職員の男(46)
=大阪府高槻市=を逮捕した。容疑を認めており、同府立医科大付属病院小児医療センターの小児科医を名乗っているという。
逮捕容疑は、21日午前3時半ごろ、京都市南区西九条島町の国道1号で酒気帯び状態で軽乗用車を運転したとしている。
同署によると、男は交差点を曲がりきれずに中央分離帯に衝突。自ら110番し酒気帯び運転が発覚したという。けが人はなかった。 高松赤十字病院(高松市)が2016年末、労使協定(36協定)を結び直し、医師の1カ月の残業を80時間まで延長できる回数を年4回から6回に増やしていたことが、
判明した。医師の不足や偏在で長時間労働が常態化しているとみられ、同病院は“上限緩和”を
「医師の勤務実態に合わせた」と説明するが、関係者は「働き方改革に逆行する改悪だ」と指摘している。
労働基準法36条は、労使が協定を労働基準監督署に届け出れば、法定労働時間(1日8時間、
週40時間)を超えて労働させることができると定める。同病院は協定で医師の残業を「月45時間まで」
とする一方、特別な事情があれば月80時間までの延長が年4回可能としていた。しかし4回を超える医師が多いとして、
労使は16年12月、「年6回まで」と協定を更新した。医師から異論は出なかったという。17年の勤務医213人のうち、
残業が月80時間を超えたことのある医師は18%の38人。うち10人は年7回以上超えたことがあり、
更新した協定にも違反する状態だった。また、年間の残業が計1000時間を上回った医師は8人だった。
残業が最長だったのは心臓血管外科医の年間計1698時間で、月ごとの残業は117〜186時間。
夜間の手術や術後管理に追われていたという。高松赤十字病院総務課は、医師が診療を原則拒めない
「応招義務」が背景にあると強調。1日1000人以上の患者を受け入れ、「負担を減らしたいが医師を十分に確保できず、
抜本的な対策は難しい」としている。これに対し、日本医療労働組合連合会(東京都)の温井伸二書記次長は
「上限緩和は労基法の趣旨に反する。どうすれば協定を守れるか考えるべきだ」と批判する。 北九州市の「セントマザー産婦人科医院」で2016年、不妊治療を受けた女性=当時(37)=が死亡した事故で、
福岡県警は23日、業務上過失致死の疑いで、手術を担当した医師2人=いずれも(37)=
と立ち会った院長(68)を福岡地検小倉支部に書類送検した。送検容疑は同年11月16日、
女性の右卵管の詰まりを解消するため腹腔鏡と子宮鏡の併用手術をした際、子宮内に大量の空気を注入し、
同12月1日に急性循環不全のため死亡させた疑い。県警捜査1課によると、3人は治療中、通水による検査で詰まりの解消を確認。
院長が別の手術で離れた後、医師の1人がさらに空気を注入したところ、女性の容体が急変した。
同医院が事故前に数回行った同様の手術では40ミリリットルほどを注入していたが、女性には数百ミリリットルを注入していた。
注入した医師は過失を認めた上で、「自然妊娠するため、もっと通りを良くしたいという気持ちだった」と供述。
もう1人の医師は否認している。院長は容疑を一部否認した上で、「指導責任は認める」と話しているという。 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/student/1503482285/
ここの前半に医学部の話題も出てるがこの話は医学部の出来事⁇
後半の意図的にスレッドを落とす書き込みもリアリティを感じるのだが…。 自家用車内に大麻を隠し持っていたとして、国立病院機構下志津病院(千葉県四街道市)リウマチ科の医師、
安武正容疑者(29)が大麻取締法違反(所持)で逮捕された事件で、同機構は24日、安武容疑者を同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。
安武容疑者は4月13日午後11時ごろ、東京都渋谷区上原の路上で、車内にたばこ状などにした乾燥大麻約1グラムを所持したとして警視庁代々木署に現行犯逮捕されていた。
同機構は「このような事案が発生し、誠に遺憾。今後は不祥事が起きないよう徹底する」とコメントした。 過剰におびえたり、コミュニケーションの能力が未熟だったりする職員は相手に攻撃されやすい。いわゆる「切れやすい性格」のスタッフの場合は挑発に乗りやすく、
大声を出したりするなどトラブルを招く恐れがある。「正義感が強過ぎる人は一人で問題を抱え込む傾向がある。
そうではなく、悪質クレーマーには複数で対応する必要がある」と述べた。1992年、集中治療室のベッドで暴れた患者が、
対応に当たっていた看護助手をかんだ。この助手はその後、C型肝炎を発症。訴訟となり、裁判所は病院側に安全配慮義務違反があったとして損害賠償を命じた。
2009年、新潟県の病院で患者が看護師4人を1時間にわたって土下座させ、仲裁に入った医師に暴行を加えたとして、
威力業務妨害と暴行の容疑で警察に逮捕された。患者は深夜のナースコールに対し、「来るのが遅い」
「自分の顔を見て笑った」などと、言い掛かりをつけた。神奈川県の病院で熱心に毎日、子どもの面会に来る父親がいた。
ある日、看護師に「俺の子どもを虐待した。土下座して謝れ」と迫った。看護師はそんなことはしていなかったが、
「良い父親」というイメージを持っていた主治医と看護師長は、看護師に謝罪するよう指示した。
看護師はショックを受け、小児科病棟で働くことができなくなった。暴言による医療スタッフに対する2次被害だ。
こうした事態は「職員のメンタルヘルスや仕事に対する満足度の低下を招き、患者への対応ミス、
医療事故の増加につながりかねない」と指摘する。それを防ぐために「病院やクリニック側が注意すべきことがある」と話す。
「なぜ、すぐに相談しなかったのか」「なぜ、患者(家族)を怒らせたのか」。こう詰問するのは、
「原因追及」で傷ついたスタッフをさらに追い詰める。「あなたの対応が適切ではなかった」という言い方は、
問題を個人の責任に押し付ける。「誰もが経験していることだから」は根拠のない慰めだ。「一緒に飲んで嫌なことを忘れよう」
「気晴らしをした方がいいね」は問題の先送りにすぎない。では、病院やクリニックなどはどう対応したらよいのか。
「まず、規模に応じてできることから始めることだ」と言う。対応マニュアルやガイドラインを作成し、
あれば改訂していく。「何より大事なことは、医療機関のトップが院内暴力を許さず、職員を守るという方針を明確にすることだ」と強調した。 2016年、研修医らが居酒屋で20代女性に集団強姦事件を起こした千葉大医学部付属病院で、
今度は非常勤の医師が「盗撮」で御用だ。8日、県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで千葉県警に逮捕されたのは、
同付属病院小児科勤務の非常勤医師、石井崇浩容疑者(34=千葉市)。石井容疑者は日曜日の8日午後4時45分ごろ、
JR千葉駅構内の上りエスカレーターで女性会社員(26)のスカートの中を、ペン型カメラで動画撮影した疑い。
当日、駅を巡回していた私服姿の鉄道警察隊員が、あまりにも近い距離で、不自然に女性の後をつけている石井容疑者を不審に思い、
後を追った。すると石井容疑者は駅ホームへの上りエスカレーターで女性の背後に立ち、シャツの胸元に忍ばせていたペンクリップカメラを操作し始めた。
ちょうど斜め上に見える女性の太ももからスカートの内部にかけ、レンズの角度を調整しながら動画撮影した。
一部始終を見ていた私服警官が「何をやっているんだ」と声を掛けると、石井容疑者は自らペン型のカメラを差し出し、
「すみませんでした。下半身を撮影していました」と謝罪。「女性の太ももを撮影したことは間違いありません」と盗撮を認めた。
石井容疑者はその日は夜勤明けで、午前8時30分まで病院で勤務。その後の動向は不明だが、
2駅先の自宅に帰るところだった。「盗撮に使用したのがスマホではなく、ペン型のカメラですから、
魔が差したのでなく、初めから盗撮目的だったと考えるのが普通です。ペン型カメラには被害女性の生パンではなく、
“見えてもいい”黒系のスパッツが写っていたようです。すでに自宅からパソコンを押収し、余罪があるとみて捜査を進めているそうです。
石井容疑者は全国屈指の難関校である千葉大医学部出身ですが、決してガリ勉のオタク系といった雰囲気ではなく、
見るからに普通というか、服装も今どきのラフな感じで、彼女や奥さんがいてもおかしくないタイプですよ」
石井容疑者は非常勤として週4日の雇用契約で、今年4月から母校である現在の職場で働き始めたばかり。
「勤務態度に関しては、働き始めてまだ日が浅いので確認が取れません。(集団強姦)事件直後から、
職員と学生に対し、酒席を自粛するよう通知を出いくら偏差値が高くても、倫理教育を受けなければ犯罪を抑えられないようでは、「医師」どころか「人間失格」である。 大阪府立病院機構大阪母子医療センター(同府和泉市)で、帝王切開手術を行った府内の30代の女性の腹部にガーゼ
(約30センチ四方)1枚を置き忘れるミスがあったことが10日、分かった。ガーゼは約2週間後に摘出され、
同センターは女性と家族に謝罪した。同センターによると、女性は4月24日、出産の際に帝王切開の手術を受けた。
術後に左腹部の痛みを訴え、5月7日に行ったエックス線検査で、腹部に止血用のガーゼが置き忘れられていたことが発覚。
その日のうちに摘出手術が行われた。担当医師や看護師らが手術後に、使用したガーゼの枚数を数え間違えていたという。 最高出力300馬力で、停車状態から時速100キロに到達するまでの時間はわずか5・1秒。男性が乗る125ccのスクーターはひとたまりもなかった。
杉本壮被告が路上に車を停車させていたところ、他の車の通行に支障をきたすとして男性から注意を受けたことが発端だった。
「男性が声をかけてから、事件が起きるまではわずか5分以内だった。杉本被告はおよそ1キロにわたりあおり運転を行ったとみられ、
車の左側面には接触した際についたとみられる薄い傷が残されていた。男性が転倒した場所は道路脇の農地で、
ちょうど境界線を示すコンクリート製のくいが埋められていた。これが足にぶつかってけがにつながったが、
頭に当たっていたら、亡くなっていた恐れもあった」という。杉本被告は調べに対し、「なぜ注意されたのか分からない」と話している。
分からないから腹が立つ→腹が立つからあおってやろう。そう短絡的に考えたのだろうか。恐ろしいことに、
この杉本被告は元々は人の命を救うはずの医師だったというのだ。臨床研修医として勤務していたとされる神奈川県内の病院の担当者は
「今はいない」といいながら、過去に在籍していた事実を否定しなかった。男性を置き去りにして一度は立ち去った杉本被告は約1時間10分後、
再び現場に現れる。ただ、犯行の発覚を恐れたのか自身のポルシェではなく、友人の車に乗って戻ってきたのだという。
捜査関係者は「本人は『バイクに当てた認識はない』とする一方、『でも、もしかしたら自分がやったかもしれない』などとあいまいな供述をしている」と明かす。
この供述について、「ポルシェはスポーツカーのなかでも死角が少なく『体の一部になるクルマ』といわれている。
その中でもボクスターは最も運転しやすいモデルとして評判だ。『当てた認識がない』というのはありえない」と指摘した。
男性が投げ出された農地には、今も激突したとみられるくいが根本からえぐられるようにして残されており、
衝撃の強さを物語っている。あおり運転が行われた道路は幅は狭いものの、日中の交通量は多い。
場合によっては他の車を巻き込んでいた恐れすらあった。「スポーツカーに乗ると、気が大きくなる人間は確かにいる。
まだ25歳であれば、粋がってやってしまったのではないか」との見方を示した。ハンドルを握る人間の中で、これほど迷惑な行為はない。 出来上がった畝を見下ろし、くわに手を置いて一息入れていた時だった。突然、背後から男性職員2人に羽交い締めにされ引きずり出された。
必死にもがく男性を押さえ、職員は耳元で言い放った。「おまえの番だ」。連れて行かれた場所は手術室だった。
手術台に寝かされた男性はふんどしを看護婦にはぎ取られた。指で性器をぱちぱちとはじく看護婦の顔には薄笑いが浮かんでいた。
沖縄県名護市済井出にあるハンセン病療養施設「沖縄愛楽園」に強制隔離された男性(97)は、
1947年ごろ、強制された断種の様子を初めて証言した。今も家族にすら明かせない体験を語るその口調は怒りに満ちていた。
「人間のやることじゃない」ハンセン病は以前「らい病」と呼ばれ、病名そのものに偏見が含まれていた。
国は1907年、「ライ予防ニ関スル件」を公布し、31年に「癩予防法」を制定した。沖縄を含め、
全国で患者の強制隔離を進め、「患者根絶」を図った。愛楽園は1938年、設立された。沖縄戦と米統治を経て、
今も147人の元患者が暮らす。不妊手術を強制された男性は20代前半で愛楽園に隔離された。
園で出会った女性と恋仲になり、25歳で結婚した。男性は、隔離された人々への強制不妊が施されていたことは知っていた。
愛楽園では園内で暮らすことや、結婚を条件に断種を実施した。入所者名簿を基に、看護婦や職員が対象者を呼び出して施術した。
呼び出しに応じないものは探し出して手術台へ連行した。当時、愛楽園は一つの村のような広さがあり、
強制的に連れてこられた人々と医師らの居住区はそれぞれ分かれていた。「断種しないと園におられなかったから、
呼び出しに応じた人もいた。だけど、私は園内を逃げ回っていた」「妻に腹いっぱい食べさせてやりたい」。
おびえながらも、農作業に汗を流す日々がしばらく続いたが、園が男性を見逃すことはなかった。
あれから70年余。男性は屈辱的な光景が今も脳裏を離れない。「国にとってね、私らは人じゃなかった。
恥よ。恥の子供を残させんと考えていたんだろう」。コンクリートの手術台に男性は全裸で押さえ付けられた。
医師は有無を言わさずメスを入れた。愛楽園内にある病棟。命が宿り膨らんだおなかをめがけ、
看護婦が針を突き立てた。薬剤を注射され、母親のおなかから死産で出された赤ちゃんは真っ黒に変色していた。 愛楽園は男性への断種だけでなく、妊娠した女性の堕胎も強制していた。強烈な記憶として残る出来事がある。
入所以来、妹のようにかわいがってくれた女性から聞いた話だった。その女性が妊娠すると、
愛楽園の医師らが堕胎させようと注射をおなかに打ったが、赤ちゃんは生きたまま母胎から産まれた。
だが、看護婦は赤ちゃんを体重計の皿に置き、そのまま放置した。赤ちゃんは母親を求めるかのように、
小さな手足を懸命にばたつかせた。しかし、誰も手を差し伸べず、赤ちゃんはやがて動かなくなった。
「治療されてたら今も生きている命だ」。見殺しにされた赤ちゃんを思い、金城さんの涙は今も止まらない。
ハンセン病患者・回復者の女性は妊娠すると、家族や知人を頼って園外に逃亡し、周囲に知られないよう出産するしかなかった。
堕胎させられた赤ちゃんの遺体は、親が自ら園内に埋めた。51年、9歳だった金城さんは愛楽園内の小屋に偶然入った。
普段は施錠され、試験室と呼ばれる場所だった。内部は薄暗い。目を凝らすと、壁際の棚には複数のガラス瓶が置かれていた。
中に入っているのは、人間だということが少女の目でも分かった。瓶の高さは30センチほど。
胎児だけでなく大人の大きさの手、内臓のようなものまで、それぞれの瓶に入っていた。「こんなことが許された。
まるで動物だ」。その衝撃は金城さんの中で怒りに変わった。愛楽園交流会館などによると、
園内の強制断種・堕胎は戦前から行われてきた。断種と堕胎の強制は繰り返されてきたが、
「vasketomie(断種)」と記された患者カルテが複数枚残っているだけで、多くはカルテに記載されなかった。
ホルマリン漬けの胎児について証言する元患者も多い。しかし、その内容や目的、現存するか否かなど今も未解明な点がほとんとだ。
実態が闇から闇に葬られることへ、元患者らの懸念は根強い。愛楽園自治会は2007年、
産まれることを許されなかった赤ちゃんたちを慰霊する「声なき子供たちの碑」を園内に建立した。
子どもたちを悼む琉歌が刻まれた。断種を強制された男性は70年がたつ今も、怒りと悔しさで叫び出しそうになる。
堕胎された友人の子を布できれいに巻いて一緒に園内に埋葬したこともある。「国による殺人さ。
あんた、どう思うね」。男性は赤く腫らした目でこう問い掛けた。 中学3年生の時に摂食障害で入院治療を受けた東京都内の総合病院で、計77日間にわたって不当に身体を拘束されたとして、
都内の女性(24)が17日、病院を運営する法人に約1050万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
記者会見した女性は「病院に好き放題され人生を壊された。非人道的な身体拘束を1件でも減らしたい」と訴えた。
訴状などによると、女性は14歳だった2008年5月に総合病院に入院。ベッドで起き上がることも許されない治療に反発して点滴を引き抜いたところ、
ひもで両手足と肩をベッドに縛り付けられた。拘束は77日間続き、病院からは「自分と向き合うためだ」と説明された。
退院後はフラッシュバックから自傷行為を繰り返すようになり、うつ病と診断されて高校を中退したという。 摂食障害で入院した14歳のときに77日間に及ぶ不当な身体拘束を受けたとして、東京都に住む女性(24)が17日、
病院を経営する法人に1056万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こした。会見した女性は
「殺された方がましだと思うぐらいだった。当時から訴えたかったが、子どもだったのでできなかった。
力のない子どもに、こんなひどいことをするのはやめてほしい」と語った。弁護団によると、拘束された当事者が提訴するのは異例。
訴状によると、女性は2008年5月に都内にある病院の精神科を受診。摂食障害と診断されて入院した。
病室ではベッド上での安静を求められ、起き上がることも、外部との電話や面会も許されず、排泄は看護師の前で簡易トイレにしなくてはならなかった。
抗議のため、点滴を抜いたところ、両手両足と肩を太いひもでベッドに縛り付けられた。栄養チューブを鼻から胃に、
カテーテルを尿道に通された。排泄はベッドの上でさせられた。足の拘束は38日間続き、すべて解除されたのは77日目。
11月の退院後は、拘束される夢を見るなど精神状況が著しく悪化し、別の病院でうつ病と診断された。 あらゆる薬は毒である。その毒がどうしても必要なこともある。だから患者さんは医者を単なる助言者だと考え、
薬に使われず薬をうまく使う。そして危ないと思ったら恐れずにやめること。それが薬に殺されない唯一の方法です
早期発見、早期治療というスローガンのもと、健康診断や人間ドックで基準値から外れると、
すぐに薬を出される現代医療。その基準値が問題という。日本高血圧学会が定義する高血圧は
「収縮期血圧(上の血圧)140mmHg以上」もしくは「拡張期血圧(下の血圧)90mmHg以上」。
でも1960年代まで、日本では上は『年齢+90』までが正常とされ、その後78年にWHOが血圧の基準は年齢に関係なく160/95以下が正常と定め、
日本もそれにならい基準を見直した」しかし、87年に当時の厚生省が出した「老人基本健康マニュアル」では
65歳以上は『180/100以上』と基準が変更。さらに99年には「139/89以下が正常」に見直されることになった。
基準値が少し変わるだけで、高血圧とされる人が一気に増えたり減ったりする。基準とはその程度のもの。
しかも、今の基準は年齢・性別をほとんど考慮していない。一般的に高齢になるにつれ血圧が上昇することは医学の常識で
それを無視した基準値にはまったく意味がない」血圧が高いと心筋梗塞などの循環器疾患や脳梗塞、
脳出血など命に関わる重大な疾患を招く危険があると言われるが、「血圧が高いのは血液を脳や筋肉を含め体全体に行き渡らせるため、
どうしても必要なので高くなっただけです。特に高齢者は動脈硬化により血管が硬く、内部が狭くなっているので血圧を上げないことには血液をスムーズに流すことができない。
それなのに無理して血圧を下げたらどうなるか結果は推して知るべしです」基準値の問題は血圧だけでなく、
血糖値やコレステロールについても同様だと続ける。「血糖値については08年にアメリカ・カナダで行われた大規模試験で
「HbA1c」を6.4%以下にコントロールした患者グループと7.5%と緩くコントロールしたグループを比較。
すると前者が総死亡率で22%も増加したという結果が出て、急きょ試験が中止になったことがあるほど。
血糖値でいちばん問題のなのは、数値の高い低いではなく急激な変動。つまり、血糖値は
『やや高め』でもまったく問題なし。無理して『よい』とされる基準に下げることはないんです」 している。捜査関係者によると、今回の事件は杉本被告が路上に車を停車させていたところ、他の車の通行に支障をきたすとして男性から注意を受けたことが発端だった。
「男性が声をかけてから、事件が起きるまではわずか5分以内。杉本被告はおよそ1キロにわたりあおり運転を行ったとみられ、
車の左側面には接触した際についたとみられる傷が残されていた。男性が転倒した場所は道路脇の農地で、
ちょうど境界線を示すコンクリート製のくいが埋められていた。これが足にぶつかってけがにつながったが、
頭に当たっていたら、亡くなっていた恐れもあった」という。杉本被告は調べに対し、「なぜ注意されたのか分からない」と話している。
分からないから腹が立つ。腹が立つからあおってやろう−。そう短絡的に考えたのだろうか。恐ろしいことに、
この杉本被告は元々は人の命を救うはずの医師だったというのだ。臨床研修医として勤務していたとされる県内の病院の担当者は
「今はいない」といいながら、過去に在籍していた事実を否定しなかった。男性を置き去りにして一度は立ち去った杉本被告は約1時間10分後、
再び現場に現れる。ただ、犯行の発覚を恐れたのか自身のポルシェではなく、友人の車に乗って戻ってきたという。
捜査関係者は「本人は『バイクに当てた認識はない』とする一方、『でも、もしかしたら自分がやったかもしれない』などとあいまいな供述をしている」と明かす。
この点について、ある自動車ジャーナリストは「ポルシェはスポーツカーの中でも死角が少なく
『体の一部になるクルマ』といわれている。その中でもボクスターは最も運転しやすいモデルとして評判だ。
『当てた認識がない』というのはありえない」と指摘した。男性が投げ出された農地には、今も激突したとみられるくいが根本からえぐられるようにして残されており、
衝撃の強さを物語っている。あおり運転が行われた道路は幅は狭いものの、日中の交通量は多い。
場合によっては他の車を巻き込んでいた恐れすらあった。逮捕から1カ月もたてば、自らの行動を省みてもおかしくないものだが、
別の捜査関係者は「今も特に反省した様子はみられない」と明かし、こう続けた。「医者という地位も乗っていた車も、
一種のステータスのように考えていた節がある」。ハンドルを握る人間の中で、これほど迷惑な存在はないのではなかろうか。 第42回医学祭お疲れさまでした!
super beaver盛り上がりましたねー 高額療養費制度を使えば、患者の負担は月5万円、年間60万円程度で済む。医療目的の偽装留学か否かを見抜くのは難しい。
「申請書類が揃っていれば年齢に関係なく、留学ビザを取ることができます。実際、高齢でも本当に日本語を学びたいという人もいますからね。
厳しくやり過ぎると、外国人を不当に排除しているととられかねません」ビザを取る方法はほかにもある。
日本で事業をするといって3カ月在留すれば、経営・管理ビザがもらえ国保に入ることができる。
そのためには資本金500万円以上の会社を設立しなければならないが、500万円を一時的に借りて
「見せ金」にし、ビザ申請のためのペーパーカンパニーを立ち上げればビザをもらえる。そうしたペーパーカンパニーを立ち上げてくれる中国人ブローカーがおり、
それとグルになって手引きする日本の行政書士もいるそうである。それだけ日本の医療が中国人たちに信頼されているということではある。
中国人富裕層たちを日本に連れて来て、高額な健康診断を受ける「医療ツーリズム」が人気になっている。
彼らは当然、自由診療である。だが富裕層の中にもケチなやつがいて、治療費を安く抑えようと、
日本の保険証を取得する中国人は少なくないそうである。医療ツーリズムを積極的に受け入れている医療法人の元理事がこう語る。
「私がいた病院にやってくる中国人富裕層は、医療ツーリズムなどで高額な健康診断を受けたのち、
いざ病気が見つかると、会社を設立し、経営・管理ビザをとって日本で治療するのです。彼らにとって医療ツーリズムは日本の病院の
『下見』なんです」中国にいる知人が病気になったら、書類上はその会社の社員にして、就労ビザを取得させることもできる。
こうした手を使えば、誰でも日本の保険に入ることができるのだ。始末が悪いのは、罪悪感などほとんどないということである。
この元理事は、来日した中国人にこういわれたそうである。「私の知り合いなんてみんな、日本の保険証を持っているよ。
中国に住みながら持っている人もいる。私だって日本にいっぱい会社持っているから、保険証なんてすぐ手に入る。
まともに正規のカネを払うなんて、富裕層のなかでもプライドが高い人か緊急性のある人だけですよ」
別に違法なことをやっているわけじゃない、日本の制度を利用しているだけだから、何がいけないのかといい放ったという。 北海道小樽市の小樽市立病院(近藤吉宏院長)が2016年以降、脳神経外科手術で医療用ホチキスを40〜90代の患者48人に使い回していたことが判明した。
ホチキスは使い捨てで、再利用は血液などを通した感染の恐れがあるため厚生労働省が昨年まで計4回にわたり使い回さないよう全国に通達していた。
しかし、同病院では医師らが「アルコール消毒すれば問題ない」と判断していたという。同病院の金子文夫事務部長が23日、
記者会見で明らかにした。48人について現時点では被害を確認していないとしたが、全員の血液検査をし、
感染の有無を確認する方針。会見によると、48人は北海道、福島、中国・香港の在住者で、脳腫瘍や脳動脈瘤などの手術の際、
脳波検査用の医療器具を頭皮に固定するためホチキスを使用。35針入りホチキスを10人弱に使い回してから、
新品に交換していた。一方で、傷口の縫合など血液感染の恐れがある時は廃棄していたという。
使い回した理由については、現場の医師らが「頭皮に器具を固定するだけなのでアルコール消毒すれば問題ない」などと判断していたという。
脳波検査用の医療器具の固定にホチキスを使用し始めたのは16年8月で、それ以前は使い回しはなかったとしている。
今年4月に看護師が使い回しを不審に思い、発覚した。他の器具で不適切な使い回しは確認されなかったという。
経費節約の狙いがあったかは「不明」とした。医療用ホチキスなど使い捨て器具については、
厚労省が04〜17年、計4回にわたり再使用しないよう通達していた。金子部長は職員の処分などを検討するとし、
近藤院長は「今後は医療機器の適切な使用を徹底する」とコメントした。 名古屋市営地下鉄東山線の電車内で痴漢をしたとして、愛知県警中村署は26日、同県豊橋市北岩田2、
医師、鈴木靖幸容疑者(42)を同県迷惑行為防止条例違反容疑で現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は同日午後4時15〜18分、伏見駅から名古屋駅に向け走行中の電車内で、乗客の女性(23)の尻などを触ったとしている。
同署によると、名古屋駅到着後に女性が駅員に相談し、鈴木容疑者は逃げたが、改札を出たところで駅員に取り押さえられた。
勤務する病院によると、鈴木容疑者は痴漢をしたなどとして2007年以降に3回、厚生労働省から医業停止の行政処分を受けている。 過去に入れた銀歯の多くが手抜き治療だったため、いまになって虫歯の再発や歯周病が次々と起きている。
50代の患者の奥歯を見て、元歯科大講師の歯科医は苦々しい表情を浮かべた。歯に冠された銀歯が、
まるでキノコの傘のような形状になっていたからだ。こんな治療ではプラークが溜まって、虫歯や歯周病になりやすい。
大学の授業では「やってはいけない治療」と教えてきた悪例だが、このような銀歯は珍しくない。
歯科医が銀歯を真っ二つに割ってみると、中では虫歯が再発していた。患者に聞くと、特別な痛みは感じていなかった。
業界には、他の歯医者の手抜きを指摘しないという不文律がある。だから患者は、手抜き銀歯が蔓延していることを知らなかったのだ。
こうした手抜き銀歯は、歯を失う負の連鎖をスタートさせていた。「適合性が悪い銀歯では、
二次カリエスと呼ばれる虫歯の再発が起きます。銀歯と歯の隙間から、細菌が侵入してしまうのが原因で、
銀歯の装着に使用したセメントが溶けて隙間ができている場合もあります。虫歯が再発すると、
再び歯を削らなければなりません。そうすると、神経に感染が起きやすくなります。感染した神経は抜くしかありません。
神経を抜いた歯は、寿命が短くなります」虫歯になったら歯を削り、銀歯を被せる「歯を失う連鎖」が隠されていたのだ。
日本の歯科治療ではこの負の連鎖を加速させる古い常識が定着してしまっている。虫歯の治療中に痛みを感じるのは健康な部分まで削っているからだ。
虫歯菌に感染した部分は、神経がダメになってしまっているので削っても痛くない。痛いのは周囲の感染していない部分まで大きく削ってしまうためだ。
「予防拡大という100年以上前に確立された、虫歯治療の基本原則がある。これは二次カリエスを予防するため、
虫歯になりそうな健康な歯の溝などを、あらかじめ削って金属に替える考え方です。歯ブラシが届かず、
プラークが溜まりやすそうな部分を削って、金属面にする。言うなれば、転ばぬ先の杖。でも、これは大きなお世話だったと近年になって分かりました。
金属部分は虫歯になりませんが、大きく削ってしまうと、歯の寿命は短くなるからです」必要もないのに大きく削って、
手抜きの銀歯がかぶせられ、虫歯が再発するとさらに削られる。患者は治療してもらったと思っていても、実は歯の寿命を縮めていたのだ。 日本で英語教員をしていたニュージーランド人男性が昨年5月、神奈川県の精神科病院で身体拘束を受けている間に容体が悪化し、
死亡してから1年がたった。今月来日した母のマーサ・サベジさん(60)は厚生労働省に嘆願書を提出し
「息子のような悲惨な死が二度と起こらないように、政府は身体拘束の問題を認めて法律を変えてほしい」と訴えた。
亡くなったのはケリー・サベジさん(当時27歳)。双極性障害(そううつ病)の症状が悪化し、昨年4月末に神奈川県の精神科病院に措置入院した直後から、
両手両足と腰をベッドに拘束された。10日後に心肺停止し、転院先で亡くなった。遺族らは、不必要な拘束で身体を長期間動かせなくなったためにできた血栓
(血の塊)が肺の血管を詰まらせた「エコノミークラス症候群」で死亡した可能性が高いとみている。
病院側は取材に対し「提訴予告を受けており、一切話すことはできない」としている。ニュージーランドの大学で地球物理学の教授を務めるマーサさんは一周忌に合わせて来日した。
安倍晋三首相らに宛てて提出した嘆願書では、24時間以上の長時間にわたる身体拘束の禁止や、
拘束の過程を録画して後に検証できるようにすることなどを求めた。19日には、昨年7月に支援者らと作った
「精神科医療の身体拘束を考える会」の活動報告会で「他の国では身体拘束されることはまれで、
長期間の拘束を許容している日本は特異だ。ケリーは日本を愛していた。同じ苦しみを誰にも味わってほしくない」と訴えた。
厚労省が2015年6月末に行った調査によると、精神科で身体拘束を受けている患者は約1万人に上り、
10年で倍増した。考える会代表の長谷川利夫・杏林大教授は「マーサさんは日本の精神医療を
『まるで中世のようだ』と言った。他にも同様の相談が会に寄せられており、看過できない」と指摘している。 内科医、鈴木靖幸容疑者(42)が26日、同県警に県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕された。
“事件”は同日午後4時15〜18分ごろ、名古屋市営地下鉄東山線の電車内で起きた。「鈴木容疑者は股間部分に切れ込みが入ったスエットパンツをはいていた。
販売されているものではなく、自作のようです。電車が伏見駅に差し掛かったあたりで、車内で立っていた23歳の女性の背後に近寄り、
股間部分の穴からおもむろにイチモツをつまみ出し、服の上から尻に当てがった」驚いた女性が鈴木容疑者の足を思い切り踏みつけると、
次の名古屋駅で降りて逃走。女性はすぐに駅のホームで駅員に被害に遭ったことを伝えた。駅員がその場から走り去ろうとする鈴木容疑者を追い掛け、
改札を出た地下街で取り押さえた。女性と面識はなく、調べに対し、「私がひとりでやったことに間違いありません」と供述しているという。
鈴木容疑者はこれまでに07年、10年、11年の計3回、痴漢行為で逮捕され、厚生労働省からそれぞれ3カ月、
1年、2年の業務停止の行政処分を受けている。鈴木容疑者は3人兄弟で、父親が理事長を務める病院で院長として勤務。
11年には懲役6月、執行猶予3年の有罪判決が出たが、業務停止期間が過ぎれば法律上は働くことが可能だという。
スマホのニュースで息子の逮捕を知ったという父親が、沈痛な胸のうちをこう明かした。「他の病院では雇ってもらえず、
どこにも行くところがないから助けるしかない。親子だし、情で。反省もしてるだろうと思っていた。
毎回、裏切られ続けているけど、しょうがない。今度もまた裏切られるかもしれない。(痴漢行為は)毎回そっくりで、
同じようにお尻を触っている。病気?厚生労働省の方針で必ず通院して、主治医の許可がないと仕事ができないようになっています。
毎日、精神科のカウンセリングを受けていて、主治医から、『もういいだろう』と言われたので、
立ち直ったと思っていたが。(今回は医師免許を)取り上げられるかもしれない。今度、病棟を閉鎖するので、
外来だけでやっていけるか心配でストレスがたまっていたんじゃないかな。悩んでいます。つらいです。
心を入れ替えてもらうしかない。親子だから捨てるわけにもいかないから、ここまできている。
今回はどうなるか。現時点では何とも言えません」医師でも治せない恐ろしい病だ。 整形外科で業務中に女児にわいせつな行為をしたとして、静岡県警富士署は30日、強制わいせつの疑いで、
静岡県富士市五貫島の「喜山整形ハーブクリニック」でリハビリを担当する理学療法士、佐藤元太容疑者
(26)=富士市森下=を逮捕した。佐藤容疑者は容疑を認めている。逮捕容疑は4月28日午前10時ごろ、
病院内で業務中に小学生の女児の体を触る、わいせつな行為をしたとしている。富士署によると、
女児の話を聞いた保護者が5月初旬、被害届を署に提出し発覚。署は余罪があるとみて捜査を進めている。 電車で女性のスカート内を盗撮したとして、大阪府警南署は31日、府迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで、
和歌山県立医科大付属病院などに勤務する医師の男(35)=和歌山市=を書類送検した。容疑を認め
「診療と論文のストレスを解消するためにやった」と供述しているという。同署によると、医師のかばんに入っていたハードディスクには、
勤務先の女性看護師ら30人以上のスカート内を盗撮した動画が保存されていた。「妻にばれないよう持ち歩いていた」と説明しているという。
書類送検容疑は4月6日午後5時ごろ、南海電鉄の堺−天下茶屋間を走行中の電車内で、立っていた専門学校生の女性
(19)のスカート内に、スマートフォンを仕込んだ手提げかばんを差し入れ、動画を撮影したとしている。
女性の向かい側に座っていた男性会社員が犯行を目撃し、取り押さえた。 愛知県東海市の公立西知多総合病院は31日、S状結腸がんの疑いがある患者のCT(コンピューター断層撮影)画像診断報告書を見落とし、
がん治療が遅れる医療事故があったと発表した。病院は患者に500万円を支払うことで和解した。
発表によると、患者は県内の70歳代男性。2016年12月、腹痛を訴え、同病院の救急外来を受診し、
当直医が腹部のCT画像で腸閉塞と診断、男性は入院した。その後、放射線科医師がCT画像からS状結腸がんで転移の疑いありと診断したが、
報告書が主治医に届かず、男性は退院。昨年7月に再受診するまで治療が遅れたという。 千葉大医学部付属病院(千葉市中央区)は8日、コンピューター断層撮影装置(CT)画像の見落としでがん患者2人が死亡していたと発表した。
千葉大によると、30代から80代の男性患者5人と女性患者4人で見落としがあり、うち4人で診療に影響を及ぼし、
昨年6月に肺がんの70代男性が、12月に腎がんの60代女性が死亡した。診療科の医師が放射線診断専門医の作成した画像診断報告書を十分に確認していなかったなど、
複数の共通する原因があったという。記者会見した山本修一病院長は「患者や家族の皆さまに多大な負担を掛け、
おわび申し上げる」と謝罪した。千葉大病院は厚生労働省から特定機能病院や地域がん診療連携拠点病院として承認・
指定されている。千葉大医学部や付属病院をめぐっては昨年、病院で死亡した入院患者4人から多剤耐性緑膿菌が検出されたほか、
一昨年には当時の医学部生や研修医による集団乱暴事件が起きている。 うつや発達障害など、とにかく脳に作用する薬は、やがて耐性による分量の増加と依存性、禁断症状に苦しめられることになる。
だからまだ精神科・心療内科に行ったことがない人は、とくに薬に手を出すのはかなり慎重になった方が良い。
一旦飲み始めると耐性がついて効かなくなり、服用量が限界まで増えていくだけでキリがなくなるからだ。
また長年使用すると脳に影響が出て、仕事はもちろん、社会生活に支障が出ることは確実だ。
また当人は良くても、服薬による脳の損傷によって、結局は痴呆や統合失調症のような症状が出て、
周囲に余計な迷惑をかけることにもなる。だから一旦手を出してしまったら、できるだけ速やかに減薬を始めた方が良い。
早ければ早いほど、禁断症状やその後の後遺症も最小限で済むからだ。調べていてちょっと面白いなと思ったのは、
長年、精神科の病院に入院している患者の中に、喫煙者がとても多いという話であった。どうも喫煙すると、
精神薬などの成分を早めに体外に排出し、薬効を緩やかにする効果があるそうで、自然に身体が欲求して喫煙しているのではないかと研究がすすめられている。
それまで喫煙したことがなかったのだが、服薬を始めて2年ほどでパイプ喫煙を始めている。
これはちょうど薬の量が多くなっていた時期にあたる。もし喫煙と薬の関係が明らかになれば、
人間の身体は自然に、自分を守ろうとするものなのかもしれない。ベンゾ系の薬を徐々に減らすことにした。
体調が悪くなるとまた服薬量を戻したりしなければならないので、まったくイライラするほど緩やかな減らし方だった。
仕事をしながら減らすのがこんなに辛いものかと思ったものだ。しびれをきらした私は、ついでに昼に飲んでいたデパスも半錠だけを減らしてみたのだが、
途端にひどい倦怠感、不安感にさいなまれるようになってしまった。医師からは「2種類の薬を同時に減らしてはダメです。1
種類ずつ減らして、それができてから次の薬を減らして、という風にしていかないと続きませんよ」と指導されて、
デパスはまた元に戻すことになった。ほんの爪先ほどの量を減らしただけなのに、途端にひどい倦怠感、
不安感、頭痛などに悩まされるのだから、大変な薬に手を出してしまったなというのが、正直な実感だった。 久留米大(福岡県久留米市)は12日、医学部歯科口腔医療センターの教員2人が、業者への
「預け金」としたり、他の研究者の名前を使って応募するなどしたりして、文部科学省の科学研究費計710万円を不正に使用・
受給したと発表した。私的流用は確認されておらず、不正があった710万円は国庫に返納した。
久留米大は▽不正使用した男性准教授を停職30日▽不正受給した女性講師を停職90日
▽管理責任者のセンター長(教授)を出勤停止20日−−の懲戒処分とした。調査によると、准教授は2003年度に交付を受けた科学研究費のうち30万円を取引業者に預け金として管理させていた。
また、講師は他の研究者2人の名義を無断で使って06年度の科学研究費に応募し、680万円を不正受給した。
「自由に使える研究費を確保したかった」と説明しているという。15年12月に匿名の通報を受け、
大学がデータの残っている00〜15年度分を調査したが、預け金は他に3件でも作られていたことも判明。
一部は業者へ架空発注して虚偽書類を作らせ、大学に代金を支払わせるなどの手法で作られていたが、
准教授分以外は財源が特定できなかった。 悪性がんの早期発見に使われる陽電子放射断層撮影(PET)検査の診断薬をめぐり、ライバル社の新規参入を妨害した疑いがあるとして、
公正取引委員会は13日、独占禁止法違反(私的独占)の疑いで、放射線医薬品大手の日本メジフィジックス(東京)を立ち入り検査した。
関係者によると、PET検査診断薬の市場をほぼ独占する日本メジフィジックスは、新規参入を排除するため、
診断薬を投与する機械のメーカーに対し、ライバル社の製品に対応するための改良をしないよう圧力をかけた疑いなどが持たれている。
PET検査は、がんなどの早期発見を目指して、医療機関が積極的に導入を進めている。日本メジフィジックスは、
住友化学とGEヘルスケアがそれぞれ50%を出資し、1973年に設立された。取材に対し「立ち入り検査には協力していく」とコメントした。
がん検査に使われる放射性医薬品をめぐり、製造大手の「日本メジフィジックス」(東京都)が他社の事業を不当に制限した疑いがあるとして、
公正取引委員会は13日、独占禁止法違反(私的独占)容疑で立ち入り検査をした。公取委は、同社が他社の参入を妨げることで市場を独占し、
薬剤の価格を高止まりさせるおそれがあると判断した模様だ。日本メジ社は、がん細胞を見つけるための
「PET」(陽電子放射断層撮影)検査で使われる薬剤を2005年に国内で初めて販売し、その後は市場をほぼ独占してきた。
関係者によると、同社は富士フイルムが14年に新規参入を発表すると、薬剤の投与装置を開発するメーカーに対し、
富士フイルムの薬剤に対応する改良を行わないよう圧力をかけたほか、両社の薬剤に対応できる装置が開発されると、
病院側に「この装置は自社の薬剤には使えない」とうその説明をして装置を使わせないようにし、
富士フイルムの事業を妨げた疑いがある。また、卸売会社に「富士フイルムと取引をするなら、
うちの薬剤は扱わせない」と伝え、日本メジ社より低価格で納入しようとした富士フイルムを排除しようとした疑いがある。
日本メジ社は取材に対し、「検査には真摯(しんし)に対応する」と回答した。 大阪医科大(大阪府高槻市)の教員用パソコンに情報を抜き出すソフトを無断で入れたとして、
大阪府警サイバー犯罪対策課は14日、同大医学部4年、小花皓朗容疑者(23)=大阪府箕面市=を不正指令電磁的記録供用の疑いで逮捕した。
大学によると、教員が作成した試験や講義資料のほか、患者の診療情報など1万4655件のデータが抜き出され、
小花容疑者は「自分の勉強のためにやった」と容疑を認めているという。逮捕容疑は今年1月25日と4月16日ごろ、
大学の講義室に設置されている教員用パソコン2台にソフトをインストールした、としている。
府警によると、このソフトはデータのバックアップなどのため、ファイルを移動・コピーさせるもので、
インターネットで無料で入手できる。教員が講義室のパソコンにUSBメモリーを差し込むと、
パソコンを介してUSB内の全てのデータが、学生用サーバーの「隠しフォルダー」にコピーされる仕組み。
小花容疑者は、隠しフォルダーから講義資料や試験問題を閲覧していた疑いがある。全学生が見られる状態になっていたが、
一見しただけではこのフォルダーに気付くことは難しく、小花容疑者だけが閲覧していた可能性が高い。
大学によると、抜き取られたデータの大半は教員が講義で使う資料や試験問題などだったが、
教員の履歴書のほか、カルテなど約200人分の診療情報も含まれていた。学外へのデータ流出は確認されていない。
大学が5月17日、「パソコンに不審なソフトがインストールされている」と府警に相談し、監視カメラの映像などから小花容疑者の関与が浮上した。 夫婦で高級な服や酒を大量に万引きしたとして、窃盗罪に問われた大分県日田市の医師(35)、
妻(29)両被告の判決が15日、福岡地裁であった。川瀬孝史裁判官は、医師に懲役1年6月(求刑・懲役2年6月)、
妻に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役2年)を言い渡した。判決によると、両被告は共謀し、
昨年9〜10月、福岡市や福岡県久山町のスーパーなどで、高級なダウンジャケットや焼酎、牛肉など約30点(約92万円相当)を盗んだ。
両被告は公判で、起訴事実以外にも夫婦で多数の万引きをしたと認め、衝動的に窃盗を繰り返す精神疾患
「クレプトマニア(窃盗症)」だと主張。だが、高額の商品を狙っていることなどから、川瀬裁判官は必要性を感じて盗んでいたと判断し、
「窃盗症が犯行に強く影響したとは言えない」と述べた。 県立静岡がんセンター(長泉町)は14日、抗がん剤治療を受けていた県東部の60代の男性患者に肝機能障害が発生していたにもかかわらず、
血液検査結果の確認をせずに治療を継続し、昨年死亡する医療事故があったと発表した。男性は肝転移のある直腸がんのステージ4で、
直接の死因は薬剤性肝障害の可能性が高いという。同センターによると、男性は昨年7月に新たな抗がん剤治療を開始し、
毎週血液検査を受けていた。4週間経過時の検査で肝障害を示す数値が急上昇していたが治療は継続され、
その後肝障害の悪化により緊急入院した。一時的に改善傾向にあったが、9月上旬に死亡した。
男性が服用していたのは、肝障害の副作用がある抗がん剤。通常、医師が血液検査のデータを確認してカルテに転記することになっているが、
投薬開始から4週間後のデータの一部がカルテに記載されていなかった。担当医は「なぜ確認しなかったのか記憶がない」と話しているという。
同センターは▽外来診療で医師が採血データを印刷して患者に交付する▽薬剤師がチェックシートで確認する
など多職種による再発防止策を講じ、外部の専門家を含む医療事故調査委員会で検証、保健所や医療事故調査・
支援センターなどに届け出た。遺族と示談が成立しているという。高橋満病院長は「患者やご遺族に多大な心痛を与え、深くおわびします」と陳謝した。 診療後に腕などに障害が残ったのは秋田大医学部付属病院(秋田市)のミスが原因だとして、
秋田市の50代女性が15日までに、秋田大に約4800万円の損害賠償を求める訴えを秋田地裁に起こした。
訴えによると女性は2016年9月26日、胸の痛みを訴えて同病院に搬送された。対応した研修医は、
指導医の立ち会いがないまま女性の右腕の血管に針を刺す処置をした。その際に神経を傷付け、
痛みを訴えても中断しなかった。女性は処置後、右腕などの動きが不自由になり、右手の握力がなくなるなどして身体障害者3級の認定を受けた。
女性は病院側の対応は注意義務違反だと主張している。秋田大は「弁護士と協議した上で対応を検討する。
主張は第1回弁論で明らかにする」とコメントした。 埼玉県立がんセンター(同県伊奈町)は27日、県内在住の多発性骨髄腫の60代女性が、カテーテルを血管に挿入する際のミスによる胸腔内出血が原因で死亡したと発表した。
同センターによると、女性は5日から入院。25日に血液を作る細胞を取り出す手術を受けた。
細いカテーテルを太いものに入れ替えようとしたが、うまく入らず女性が腹部に痛みを訴えた。
担当医はレントゲンで確認したが、脈や血圧が安定していたため手術を続行。この過程で血管か臓器を傷つけたとみられる。
女性は手術の約1時間後に呼吸停止し、死亡した。記者会見した坂本裕彦病院長は「患者や家族に多大な迷惑を掛けおわびする」と謝罪した。
今後、外部の専門家を入れた医療事故対策委員会を立ち上げ、原因究明や再発防止策を検討する。 理学療法士を目指す専門学校生(当時39歳)が自殺したのは実習中のパワーハラスメントが原因だとして、
遺族が学校側と実習先の診療所側に計約6000万円の賠償を求めた訴訟で、大阪地裁は28日、
全額の支払いを命じた。北川清裁判長は、実習の指導役による叱責や過重な作業時間が自殺につながったと認定した。
賠償を命じられたのは、専門学校を運営する高寿会(大阪府吹田市)と、診療所を運営する一裕会
(大阪市住吉区)の両医療法人。判決によると、専門学校に通っていた2013年11月、実習を受けていた大阪市内の診療所から失踪。
神戸市内の公園で命を絶ち、遺書には「本当にもう無理」「自分とこれ以上向き合えません」などと書かれていた。
判決は、ミスをした指導役が「帰れ」などと何度も叱責した▽「次やったら終了」と実習の打ち切りを示唆した
▽作業時間が国の基準である週45時間を大幅に上回る70時間に達していたことなどが自殺の原因と認定。
指導の範囲を逸脱し、「一方的に威圧感や恐怖感を与えた」と批判した。専門学校についても、
相談を受けたのに対応しなかったと指摘。両法人が学生の健康などを管理する安全配慮義務を怠ったと判断した。
遺族の代理人弁護士は「実習生が不当な扱いを受けないよう、この判決が環境の改善につながってほしい」と述べた。
障害者や高齢者のリハビリを担う理学療法士は、高齢化を背景に急増しているが、実習を巡るトラブルが多発。
過去にも自殺者が報告され、国も対策に乗り出している。厚生労働省は昨年6月、養成のあり方を見直す検討会を設置した。
学生らへの調査では、9割以上が「実習中は自宅に課題を持ち帰っていた」と回答。半数が心身の不調を訴え、
全体の約2割が指導役からハラスメントを受けていた。検討会は、実習時間を制限したり、指導者に講習を受けさせたりする改善案をまとめ、
厚労省は2020年度から適用する方針。実習中に命を絶った帰宅後は午前3時ごろまで報告書の作成などに追われ、
睡眠は毎日3時間以下。やせ細り、家では一言も話さない日もあったという。妻(44)ら遺族は、
上京するなどして過酷な実態を訴え、問題は国会でも取り上げられた。裁判を広く知ってもらうホームページを作ると、学生らから次々と相談が寄せられた。成績優秀で、就職先も内定していた。「夫も『よく頑張った』と言ってくれ 東京医科大学は2004年に心臓手術を受けた患者の死亡事故が発生したほか、2005年度から2007年度にかけて博士号学位審査に携わった教授の多くが大学院生から謝礼として現金を受け取っていたことが発覚するなど不祥事が続いた。
2012年には同大茨城医療センターが8000万円にも上る診療報酬を不正請求していたことで、
同大茨城医療センターは保険医療機関の指定を取り消されている。違いない。もっとも2016年度は申請校数が198校で、
選定されたのは40校のみ。非常に厳しい競争率の中で、東京医科大学は落選した。一方で新設された獣医学部が問題になっている加計学園は、
岡山理科大学と千葉科学大学で選定されている。岡山理科大学は「恐竜研究の国際的な拠点形成」として、
また同学園の千葉科学大学は「『大学発ブランド水産種』の生産」研究で選定されており、初年度の交付金額はそれぞれ4221万円と3752万円にも上る。
金額は単年度ごとに見直されるものの給付は5年間続き、合計で1億5000万円支給される。7月5日夕方に国会内で行われた本件に関する野党ヒアリングで文科省の職員の口から加計学園の名前と交付された金額が出ると、
出席していた野党議員から軽いどよめきが起こった。なお現在まで判明しているところでは、2017年5月に東京医科大学の臼井正彦理事長が、
本件で4日に幇助罪で逮捕された医療コンサル会社役員の谷口浩司容疑者を介して、佐野容疑者に有利かつ便宜な取り計らいを請託。
佐野容疑者のアドバイスを得て、2017年度には「先制医療による健康長寿社会の実現を目指した低侵襲医療の世界的拠点形成事業」として選定されている。
この“対価”として佐野容疑者に支払われたのが、息子の合格だったというストーリー。しかし誰がこの件をリークしたのか、
背後にあるのは何なのかについては明らかになっていない。「東京医科大学の内部紛争が原因」との説がある一方で、
「官邸からのリーク」とする説もある。後者は加計学園問題で連絡メモを出した文科省に対する制裁だとするものだが、
それなら岡山理科大学と千葉科学大学の「私立大学研究ブランディング事業」選定が注目され、
やぶ蛇になりかねない。なお「裏口入学」は危険が大きすぎて、政治家もすでに手を出さなくなっている。
それをなぜ文科省の幹部が手を染めたのだろうか。延長国会に入った今、政局はもやもや感が増している。 愛媛大学附属病院の1階の食堂で差別事件
http://www.hsp.ehime-u.ac.jp/
同じことを、ユニークフェイスの人や脳性麻痺の方々にやったら、あれじゃ済まなかったぞ!! 同じことを、ユニークフェイスの人や脳性麻痺の方々にやったら、あれじゃ済まなかったぞ! ■平成29年 公認会計士試験大学別合格者数
http://www.cpa-tomonkai.jp/01concept/08waseda_suii.html
@慶應義塾 157名
A早稲田大 111名
B明治大学 84名
C中央大学 77名
D東京大学 50名
E京都大学 48名
F一橋大学 36名
G立命館大 31名
H神戸大学 29名
H専修大学 29名 「当時の北山崎小学校の勉強の世界の『羽生結弦』」こと「三秋の『折井』、『高田知彦』、『水田礼二』」♪♪♪☆☆☆ 186 名前:旦~c(・ω・c)))))Booon!! ◆SYOBOONGMo [sage] 投稿日:2006/08/24(木) 03:47:49 0
失敗は大きく二つに分けられる。
考えたことを実行しなかった場合と、考えずに実行してしまった場合だ。
byジョン・チャールス・サラック
209 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/08/28(月) 22:59:18 0
希望は人を成功に導く信仰である
byキュリー夫人
228 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/08/30(水) 23:27:05 0
「いつの時代も悪人は、自分の下劣な行為に、宗教や道徳や愛国心の為に
奉仕したという仮面を被せたがる」
ハインリッヒ・ハイネ
259 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2006/09/05(火) 21:27:11 0
遅くなっても全然行かないよりはマシだ。
byリヴィ
260 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/05(火) 22:48:26 0
あなたができること、あるいは夢見られることはなんでも始めよ。
毎日を生きよ。あなたの人生が始まった時のように。
byゲーテ
264 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/07(木) 12:37:48 0
政治には火に対するようにすべきである。
火傷(やけど)しないためには近寄るべきでなく、
凍傷しないためには遠ざかるべきでない。
byアンティステネス
267 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/07(木) 12:42:09 0
好奇心は希望の別名にほかならない
byチャールス・ヘーア
269 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/09(土) 20:33:21 0
あなたが持ち合わせた力に余る強さなど、
人生は要求しない。あなたにたて得るただひとつの手柄は、そこから逃げないこと。
─ダグ・マハーショルド
275 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2006/09/10(日) 19:24:59 0
政治家というものは川もないのに橋をかけると公約する
byフルシチョフ
279 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2006/09/10(日) 23:27:35 0
愛されたいという要求は自惚れの最たるものである。
by ニーチェ
世界史板
https://lavender.5ch.net/whis/
名言・格言板
https://egg.5ch.net/rongo/ 千葉大医学部卒のエリート医師は、何の目的で「セックスドラッグ」と呼ばれるクスリを使っていたのか。
埼玉県富士見市の「ゆうあいクリニック」院長の土地岳彦容疑者(42)が17日、合成大麻を使用したとして、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された。
土地容疑者の受け答えや態度が不自然だったため、任意同行し、署で尿検査を行ったところ、合成麻薬(MDMA)の成分が検出された。土地容疑者は調べに対し「麻薬を使用した覚えはありません」と、容疑を否認しているという。
「土地容疑者の父親も国立大医学部の出身で、山梨県でスタッフ50人ほどの大きな病院を経営しています。本人は2000年に医師免許を取得し、3年前、39歳の若さで同院を開業したやり手のドクターです。
土地容疑者は内科医で、同院には他に4人の医師がいる。病院は富士見市ですが、自宅は新宿駅から徒歩10分ほどの32階建てのタワマン。24時間コンシェルジュサービスがあり、芸能人も住んでいる高級賃貸マンションです」
本人は医師を目指したきっかけについて、病院経営のコンサルティング会社のHPで「青年海外協力隊の活動を知り、海外の発展途上国で仕事をすることに興味を持ち、
それから人の役に立ちたいと思うようになり、それならば医師の資格を持っていた方が良いと考えました」と述べている。
土地容疑者が使用したとされるMDMAは、「ラブドラッグ」「エクスタシー」とも呼ばれる。
六本木ヒルズの高層マンションの一室で銀座のホステスと一緒にMDMAを飲んでセックスし、その後、女性は死亡。
クスリをやっていることがバレるのを恐れて救急車を呼ばず、全裸の女性を放置したまま逃げ、保護責任者遺棄致死罪などで実刑判決が確定した。
複数の女性に「愛が深まるものがある」とささやき、MDMAを飲ませ、キメセクしていたことを認めた。
白い錠剤を飲まされたという女性が、「歯を食いしばるようになり、汗が出て、肌が敏感になった。ハイテンションになった」と証言している。
ある経験者の男性は「クスリがキマると、それこそ女はイキっぱなしで、男はビンビンになって何度でもできます。媚薬のような効果もあり、一緒にいる人のことがいとおしくなって仕方がない」と明かす。
「人の役に立ちたい」と医師を志したはずの土地容疑者。なぜ「違法薬物」にハマってしまったのか。 回診や外来後は、学生などからいつもの質問。「先生、先ほどのあの患者さんの『あれ』ですが、
なんという『症状』ですか、『あれ』? 妄想ですか? なんですか『あれ』、あのお話、
『あれ』、先生! 幻覚でもないしなあ、なんですか『あれ』は?」のように攻めてくる。
「おお、いい質問じゃねえ、君は、うんうん」とか言って、必ずゆっくり天井向いて、
「いやああ、『あれ』かあ、『あれ』ねえ、エー、『あれ』はねえ、私もわからんなあ、
じゃが、ああいうふうにおっしゃったのだから、ああいう『症状』いうか、『あれ』はねえ、うんうん」
などとも言って、今度はクルリと後ろを向く。じゃが、学生が背中から「あのう・・・先生・・」と追い打ちをかける。
ここらですかさず、「ウフン、ウー、『あれ』はなかなか言い表しにくいよねえ、確かに。
だから精神医学は面白いのですよ、奥深いのですよ」などと、返事に窮してはぐらかす、
不勉強の我が身が恥ずかしい、悔しい。だから、今日も、お勉強、36年目。
あとで医局の先生が、さらに追い打ちをかける、「先生、教授なんですから、
わからんとは答えんでくれませんか、先生!先生は教授なんですよ〜」と。
で、「わかった、わかったがあ、じゃがのお・・」と黙り込む。わからんのである、これ本音。36年で、これ。 東西の最高峰
国立・・・・・東の東大、西の京大
私立・・・・・東の早慶、西の立同
東の早慶>>>>>>>>>>>>>マーチ
西の立同>>>>>>>>>>>>>関関 女子高校生を買春したとして、警視庁少年育成課は11日、東京都板橋区仲宿の医師、
小高健三容疑者(40)を児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は6月、新宿区内のホテルで、
高校2年の女子生徒(16)を18歳未満と知りながら現金2万円を渡してみだらな行為をしたとしている。
小高容疑者は容疑を認めているという。
同課によると、小高容疑者は
「JKリフレ」をうたったインターネットサイト上の無店舗型風俗店で少女を指名した。同課は6月、
このサイト経営者を児童福祉法違反の疑いで逮捕。顧客名簿から小高容疑者が浮上したという。
小高容疑者は静岡県内の病院などに勤務している。少女は
「好きなユーチューバーのイベントに出るために、お金が必要だった。
『パパ活』と検索して店を見つけた」と話しているという。 北九州市の開業医の夫(69)から痛み止めの薬剤を日常的に注射器で投与されていた女性が昨年春、
自宅で死亡していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。
死因は当初持病の心疾患に起因するものとされたが、
死亡の経緯に不審な点があり過剰投与の場合死亡する可能性があることから、
福岡県警は夫から経緯を聴取。薬剤や注射器も押収し、事件性の有無を調べている。
捜査関係者らによると、夫婦は市内のマンションで暮らし、女性は背中の痛みを訴えていた。
昨年4月ごろ、女性の容体が急変し、夫は「大変なことになった」と知人に連絡し通報。
その後、死亡が確認されたという。 文部科学省が医学部入試の緊急調査で、順天堂大(東京)など複数の私立大に対し、
合否判定の際に女子や浪人生を不利とするなど不適切な扱いをした可能性について
説明を求めていることが12日、関係者への取材で分かった。不正に該当しないと主張している大学もあり、
文科省は今後慎重に事実解明を進める。
関係者によると、医学部医学科を置く全国81大学のうち、過去6年間の入試で男女の合格率の格差が
最も大きい1.67倍だった順大など複数の私大に詳しい説明を求めている。
順大担当者は「入試で女子や浪人生への差別はしていない。縁故や寄付金に結び付いた選考も一切していない」と語った。
医学部入試で複数の大学に不正などの疑いがあると文部科学省が発表したことを受け、
大学や予備校などに波紋が広がっている。入試の出願時期が迫る中、不正をした大学名が
明らかになれば、志望校変更の動きも予想されるからだ。性別の合格率に差がある大学などでは12日、
問い合わせが相次ぎ、広報担当者らが対応に追われた。
「監督官庁である文科省で調査中のため、回答は差し控える」
昭和大(東京)の担当者は12日、取材にこう答えた。
文科省が9月に発表した調査結果によれば、同大の過去6年間の平均合格率は女子4・3%、
男子6・5%で、性別の格差が大きかった。しかし、同じく格差が大きかった順天堂大が
「コメントは差し控える」としたように、不正の有無については明確にしなかった。
歯切れの悪い大学ばかりではない。平均合格率が男子14・7%、女子9・5%だった
東北医科薬科大(仙台)の担当者は、文科省の訪問調査を受けたことを明らかにした上で、
「文科省から特に指摘はなかった。性別で合否を判断するようなことはしていない」と否定した。
不正をした大学名が明らかになれば、受験生らへの影響は必至だ。医学部専門予備校
メディカルラボ本部教務統括の可児良友氏は「大半の受験生はすでに志望校を決めている。
しかし今後の展開次第では、志望校変更の動きも出てくる」と指摘する。
通信教育大手のベネッセコーポレーション教育情報センターの担当者も、
「不正入試をした大学名が明らかになり、新聞などで大きく報じられれば、
出願に影響が出る可能性がある」と話した。 柴山昌彦文部科学相は12日の会見で、全国81大学の医学部医学科を対象とした入試をめぐる調査で、
複数の大学で不適切な入試が行われた疑いがあることを明らかにした。
性別や浪人年数で合格率の差が大きく、
特定の受験生を優遇させている懸念がある大学を中心に訪問調査をしているが、
差が生じている理由について合理的な説明を得られていないケースがあるという。
関係者によると、不適切な疑いが持たれている大学には順天堂大や昭和大が含まれているという。
柴山氏は疑いのある大学名などは明らかにせず、「大学の自主的な公表をお願いしたい」と求めた。
また、すでに入試不正が判明している東京医科大を除く80大学を訪問調査する方針を新たに示し、
月内に中間報告、年内に最終結果を公表するとした。
医学部入試をめぐっては文科省幹部が起訴された汚職事件をきっかけに、
東京医科大で一部の受験生への点数加算や、女子や浪人回数の多い男子への不利な扱いが発覚。
文科省は他大学についても男女別の合格率や、不正がないか報告を求め、約30大学を優先的に訪問したという。
文科省は9月、大学ごとの過去6年間の男女別合格率を公表している。
それによると、順天堂大は男子の合格率が女子の1・67倍で、昭和大は1・54倍だった。
東京医科大は1・29倍、全大学の平均は約1・2倍だった。順天堂大は取材に対し
「文科相の発言を受け、今後の対応を検討するので、コメントは差し控える」とした。
昭和大は「文科省で調査中なので、回答は差し控える」とした。 昭和大は医学部一般入試の得点操作について「6年前から行っていた」と説明した。
昭和大(東京)は15日記者会見し、医学部一般入試の2次試験時、
高校から提出される調査書の評価の中で、
現役と1浪の受験生に加算する得点操作をしていたと発表した。
2期試験で、補欠者のうちから同窓生の子女を優先的に合格させていたことも明らかにした。
いずれも募集要項などで事前に周知せず、不正入試が発覚した東京医科大と同様、
2浪以上の受験生らが不適切な扱いを受けていたことになる。
昭和大の小川良雄医学部長は会見で
「公平が求められる入試で適切でない運用との指摘を監督官庁より受けた。
受験生の皆さまに深くおわび申し上げる」と謝罪した。 昭和大が現役や1浪の受験生について優遇する得点操作を行っていることを認めたことで、学生らの間には動揺も広がった。
「(自分も浪人しているので)得点操作で不合格にされていたらと思うと、ひどいと思う」。医学部4年の男子学生(23)は憤る。
薬学部3年の女子学生(21)も「医学部に入るのは、ただでさえ難しい。そのことを考えると悲しいし、ひどい」と語る。
ただ、冷静に受け止める学生もいた。2浪して入学した医学部3年の男子学生(22)は「優秀な人材から取るのは当たり前。
浪人すれば、それ自体良い印象を与えないと意識して受験に臨んでいた」と語る。
現役入学した医学部の女子学生(20)は「受験生の時からそういうことがあるとはいわれていた。私立ならどこの学校にも存在すると思っていた」と話していた。 今年9月の“出直し選挙”で東京医科大の学長に選出された林由起子氏(56)。
裏口入学をはじめとした7月以降の不祥事に対するイメージ払拭を期待されているが、
そんな林氏のパワハラ疑惑が明らかになった。
「林先生のパワハラのせいで家から一歩も出られなくなってしまい、病院で受診したところ、環境的要因による鬱状態という診断が下りました。
いまだ深刻な後遺症に悩まされています」
苦しい胸の内を語るのは、かつて林氏が主任教授を務めていた神経生理学講座の元学生である。
林氏は1986年、東京医大を卒業後、順天堂大学や国立精神・神経医療研究センターに勤務。
そして2013年8月、古巣の東京医大に戻り、神経生理学講座の主任教授に着任した。
当時、修士課程1年生。研究室に不協和音が響いたのは、林氏の着任直後だったという。
「林先生は、部屋にやってきては『ここを早く明け渡せ!』と喚き散らすようになったのです」
結局15年3月に研究室を去ることになるのだが、実は、林氏が主任教授に着任後、計4人の助教、学生、技官が相次いで大学を離れている。
東京医科大は次のように回答した。
「4名、および教授を含めた5名が神経生理学講座を離れていることは事実です。その原因が、
パワーハラスメントやアカデミックハラスメントをおこなったことによるものとの認識は林にも本学にもありません」
東京医大の再建を担う林氏の人となりや解決金200万円を支払うに至ったマタハラ訴訟についても詳報している。 大学医学部の不正入試が相次いで発覚し、各方面から怒りの声が上がる中、関東地方の某医大では、
献体の拒否が相次いで発生。医大関係者が頭を抱えている。
献体とは、解剖の教育や研究に役立てるために、遺体を医大に提供すること。医学部や歯学部では、
体の仕組みを学ぶために、カリキュラムに解剖の実習が必ず含まれており、それに使う遺体が必要となる。
週刊誌記者が献体の現状について語る。
「かつて医歯系の大学は、解剖実習用の遺体の確保に苦労していました。日本人の死生観では、
遺体を傷つけることに対して抵抗を覚える場合が多く、本人が了解していても、
遺族がこれを拒否することもしばしばでした。ただし地道な啓発活動によって希望者が増えた結果、
登録を制限する大学も現れるほどで、遺体探しに奔走するような状況は過去の話とされてきました」
いずれ“本当の体”を診るようになる医師のタマゴたちが、まずは遺体で体の仕組みを学ぶのは必然。
医師の育成は社会的にも非常に意義があるが、入試で不正が行われたことによる反発は、
ことのほか大きかったようだ。関東地方の某医大の関係者は声を潜めてこう語る。
「献体登録している方が亡くなった場合、ご遺族全員の同意が必要となりますが、
一連の入試不正が発覚して以降、故人が献体を希望していても、遺族がこれを拒んだり、
一度は同意していたのにこれを翻したりするケースが相次いでいます。私が勤める大学では、
9月から解剖実習が行われます。そこで使われる遺体は、防腐処置が施されたもので、
今年度分はすでに確保できていますが、この分だと来年度以降に影響が出そうな勢いです」
“自業自得”とは、まさにこのこと。信頼回復への道は険しそうだ。 文科省が昭和大学に不適切な点の有無の説明を求めている』ことが、マスメディアで既成事実として報道され、やむなく公表せざるを得なかったのではないでしょうか。
得点操作が、理事長(当時)らの独断で極秘に行われていた東京医科大学と違い、昭和大学の場合、いわば『機関決定』で行われていたことが明々白々であったことも、会見に至った理由と思われます
昭和大学は、文科省が8月に行った調査には「不正はない」と答えていましたが、文科省から具体的に問題点を指摘され、「不正だとは思っていなかったが、文科省から指摘され、改めることにした」としています。
裏を返せば、『本学側に意図的な悪意はなかった』と言いたかったのでしょう。しかし、社会常識から見て、とりわけ厳格であるべき医学部入試での得点操作を、関係教授たちの誰もが疑問に思わなかったこと自体が、むしろ非常識で重大問題です
順天堂大学の対応については『巧妙』の一言に尽きます。文科省から疑惑の指摘を受けながら、昭和大学と違って『記者会見』をしなかったのは、会見で『順天堂大学としての判断』や『説明責任』を追及されることを回避したかったからでしょう。
代わりに、権威性のある全国医学部長病院長会議が示した規範を判断基準にすることで、説明責任を少しでも逃れ、過去のこととして清算し、今後の方針に重点を置いた説明に切り替える作戦ではないでしょうか」
昭和大学の場合、文科省から指摘された情報がマスメディアへ先に伝わってしまったために取材が殺到。このため、有無を言わさずに記者会見に追い込まれてしまった感があります。
一方、順天堂大学の場合は、全国医学部長病院長会議の動向を素早く活用し、『この結果を踏まえて11月に公表する』という方針をマスメディアにリリースし、先手を取りました。
一言で言えば、全国医学部長病院長会議の動向に対する認識の差にあったのではないでしょうか
ほかにも不正の疑いのある大学がありますが、今のところ沈黙しています。たとえば企業不祥事の場合、隠蔽期間が長かった不祥事を報道された時、最初に報道された企業が徹底的にキャンペーン報道されるパターンになりがちです。
2番手、3番手になると新鮮味が薄くなるからです。同様の理由から、他に疑惑のある大学は、いずれ文科省が一斉に公表し、取材が殺到した時点で記者会見するのを見計らっていると思われます 東京医科大は23日、今年と昨年の一般入試などで女子や長期浪人生を一律不利に扱うなどの得点操作が行われた結果、
受験生69人が本来は合格ラインを上回っていたのに不合格となったなどとする第三者委員会の第1次調査報告書を公表した。
本来の合否判定では女子は55人増加する。第三者委は速やかに追加合格や補償を決めるよう求めており、東京医大は11月上旬に対応を公表する。
報告書によると、センター試験を利用した入試でも新たに不正を確認。また前理事長や前学長の指示で特定の受験生の点数データを書き換え、順位を高める調整も行われていた。 盗撮 女子トイレで 愛大生の男起訴 /愛媛
毎日新聞2018年10月24日 地方版
女子トイレに侵入して盗撮したなどとして、松山地検は23日までに
松山市の愛媛大教育学部3年の男(21)=建造物侵入容疑で現行犯逮捕=を建造物侵入や県迷惑行為防止条例違反などの罪で起訴した。
22日付。認否を明らかにしていない。
https://mainichi.jp/articles/20181024/ddl/k38/040/492000c 東京医科大の不正入試問題で、
今年度入試で合格ラインを上回っていたのに不合格とされた受験生50人について、
同大が来年度の入学を認める方向で検討していることが25日、関係者への話で分かった。
同大の第三者委員会の報告書は、昨年度と今年度の一般入試などで、
女子受験生55人を含む69人が本来合格していたと指摘。
このうち今年度の50人は、追加合格者として来年度の入学を認めるよう提言していた。 現在の措置入院や医療保護入院といった強制入院については、
医療だからという理由で医師の判断だけで強制的に入院させることが可能になっています。
しかし人の意思に反して人身の自由を制限する以上、
要件がきちんと満たされているかチェックするためにも法律家が関与すべきだと思います。
少なくとも強制入院直後に弁護士が駆けつけたり、
退院を希望する患者には 必ず弁護士が付くなどの仕組みが必要です。
そのために、国が強制的な入院を認める以上、国が責任を持って予算をつける必要もあります。
そもそも精神障害者だけ強制入院させることが許されるのか、
これ自体差別ではないかという議論もあり、今後抜本的な検討がなされる必要がありますが、
当面、現行法上の強制入院制度を維持するのであれば、
少なくとも強制入院時の患者の人権が保障されるように制度を手当てすべきです。
きちんと人権が保障された環境で治療が行われなければ医療に対する不信感も生じかねません。
精神障害者が安心して医療を受けられるよう、制度の改善が望まれます 東京医科大による不正入試問題で、同大を不合格となった元受験生の女性24人が29日、
同大に対し受験料と慰謝料など計769万円の集団請求を行った。
元受験生を支援する弁護団によると、
集団請求に参加した24人は平成18年以降に同大を受験した18歳から30代の女性。
不合格となった受験1回につき10万円の慰謝料などを請求するとともに、成績開示も求めている。
地方から受験した人の交通費や宿泊費についても、今後算出して大学側に通知するという。
この日は弁護団が同大を訪れ、大学側に請求内容の書面を手渡した。2週間以内の回答を求めている。
東京医科大では今年と昨年の入試で、女子55人を含む69人が合格ラインに達していながら、
不正な得点操作により不合格とされたことが明らかになっている。
弁護団は今後、今回の24人以外にも支援の対象を広げていく方針だ。 東京医科大が2020年春以降の医学部医学科の新入生について、
6年間の学費総額を現在の約2980万円から1千万円減額する方針を固めたことが29日、
関係者への取材で分かった。
経済的負担を大幅に減らすことで医師を志す多様な人に門戸を広げるとともに、
不正入試問題の影響による志望者減を食い止める狙い。
また、学生らに心理的な負担をかけたとして矢崎義雄理事長らの給与一部返納も検討。
11月上旬に正式発表する。
東京医大の現在の学費は、1年目は入学金や授業料、教育充実費などが含まれ計760万円程度、
2年目以降は毎年445万円程度かかる。 滋賀県立総合病院(滋賀県守山市守山)は29日、
30代の女性医師が患者の個人情報が入ったUSBメモリーを院内で紛失したと発表した。
USBには最大48人の患者の氏名や患部の画像などが保存されていた。
今のところ、情報の流出や悪用は確認されていないといい、すでに患者には文書で謝罪した。
USBには今年9月から今月18日までの間に、女性医師が所属する診療科を受診した患者の
ひらがな書きの氏名や患部の画像などのデータが入っていた。
最大で患者48人分のデータが保存されていたが、
セキュリティー用のパスワードは設定していなかったという。
同病院によると、女性医師は今月18日に病院内で開かれた会議でUSBに保存した画像を使用。
会議後、USBをコインケースにしまい、白衣のポケットに入れた。
白衣は退勤時に更衣室のロッカーにかけたが、
翌日の出勤時にコインケースがなくなっていることに気づいた。
更衣室は関係者しか入れないが、ロッカーに鍵をかけていなかった。
女性医師は守山署に遺失届を提出。
USBに保存されていた可能性のある患者48人に謝罪文書を送った。
同病院の川上賢三副院長は29日、県庁で記者会見し、
「患者の方々に大変な不安を与えてしまい、申し訳ない」と改めて謝罪した。
同病院を所管する県病院事業庁は女性医師の懲戒処分を検討している。 不妊治療として第三者が提供した精子で行う人工授精(AID)について、慶応大学病院は29日、
新規の患者受け入れを当面中止することを確認した。「出自を知る権利」の意識の高まりを背景に、
精子の提供者(ドナー)確保が難しくなったためだ。治療中の患者は凍結保存した精子で対応する。
国内のAIDは同病院が半数を手がけており、大きな影響を与えそうだ。
AIDは、無精子症などで精子提供を必要とする人の不妊治療として、
同病院が1948年に国内で初めて実施。全国で年3000件以上行われ、
100人前後が誕生している。実施数は同病院が最多で、2017年は1634件だった。
同病院は、匿名の精子ドナーを年10人ほど確保してきた。
だが、近年は「出自を知る権利」が重視され始め、
AIDで生まれた子が「遺伝上の父」を知ることを望んだ場合、
ドナー情報を開示せざるを得なくなる可能性が高まっている。 病気で苦しい思いをしている患者さんに寄り添う心を持っている。
都会に限らず、どこに赴任しても地域社会に貢献する気持ちを持っている。
患者を救える確かな診断能力と医療技術を持っている。
患者を救うために、一生勉強して技術を磨き、研究する努力を惜しまない。
自分の功名心や金儲けのために、無謀な治療や過剰な治療はしない。
データの改ざんや結論の捻じ曲げなど研究不正は絶対にしない。
医師以外の医療スタッフにも敬意を払い、協調して仕事をすることができる。
自分ができないことは、他の専門医やスタッフに協力を請う謙虚さを持っている。
思い込みを排し、自分と反対の意見にも耳を傾ける謙虚さを持っている。
医療事故などがあったときに、事実を話せる正直な心と勇気を持っている。
有名進学校で成績上位の人たちが、こぞって医学部を狙う風潮を危惧しているからです。有名進学校では「頭のいい奴は医学部を狙う」という空気があるそうです。
なぜなら、東京大学理科3類(医学部医学科に進学するコース)や京都大学医学部を頂点に、医学部の偏差値が他学部に比べて抜きん出て高いからです。
また、医学部に入れば「食いっぱぐれがない」という理由で医学部を目指す人もいると聞きます。
しかし、「世界一高い山だからエベレスト(チョモランマ)に挑戦する」「医師になれば将来安泰」といった感覚で医学部に入られても、患者側としては困ります。
受験偏差値が高かったとしても、それだけでは老若男女、さまざまな患者やスタッフに相対しなければならない現実の医療現場では、通用しないからです。
確かに医師の仕事をこなすためには、大量の医学的知識や技術を詰め込む必要があります。さらに、最新の研究成果を身に着け、みずから発信するには統計学をマスターし、英語の論文を読み書きする能力も求められます。
ですから、現在、医学部で行われているような、幅広い科目で総合的な能力を問う学力試験は不可欠でしょう。
しかし、それだけでなく、その中から「医師になる」という自覚と覚悟をきちんと持っている人を選び出すことが、なにより重要だと思うのです。
そのためには、学力試験をクリアした人を対象に実施されている面接や小論文などの試験を、もっと充実させるべきだと私は思います。
ほとんどの医学部入試で面接や小論文が行われていますが、現在のような簡単なものでは、人物像を見抜くことは簡単ではないでしょう。
なぜなら多くの受験生が医学部専門の予備校などで、面接や小論文の対策もしてくるからです。 米国やカナダでは、4年間一般の大学で理系の基礎科目を学んだ後に、4年制のメディカルスクールで医学教育を受けるシステムになっています。
メディカルスクールに入るためには、まず大学3年生のときに「MCAT」と呼ばれる共通試験に合格する必要があります。
それに加えて、メディカルスクールへの入学申請書には、自分が医師に向いていることを示す推薦文や作文を添付する必要があるそうです。
たとえば、大学の医学・生物学系の研究室や医療機関などで夏休みにボランティアとして働き、教授などから「とても優秀な生徒で、まじめに仕事に取り組んだ」といった推薦状が複数必要となります。
さらに作文では、「なぜ、自分が医師になりたいのか」をアピールするのに、自分自身の体験などに基づいた長文を書く必要があるそうです。
申請を受けたメディカルスクール側は、大学や共通試験の成績、推薦文、作文などを見て、来てほしい学生から順に面接に呼びます。
その方法も通り一遍のものではなく、1人30分から1時間かけて社会問題や倫理問題について問うたり、様々な研究者と討論を行わせたりするなど、入学させるにふさわしい人物かどうかを見極める様々な工夫がなされているそうです。
このような面接を複数回行って、入学してほしい人の順に合格通知を出すのです。実際の人物を見極めることなく、女子だから、多浪生だからという偏見に基づき、機械的に点数を不利にするのは、あまりにも人をバカにしています。
女子や多浪生の中に医師に向かない人はいるでしょうが、それは男子であろうが、現役生だろうが、大学OBの子弟であろうが同じです。
しかし、2浪、3浪した医師や、他学部を出て社会人を経験してから医学部に入り直した人の中にも、立派な医師になった人がいることを私は知っています。
女性医師の中にも、子どもを産み、子育てしながら立派な仕事をしている人がたくさんいます。要は、医学部という高いプロ意識や倫理観が求められる「職業訓練校」の入試では、いかに「医師に向いている人を見極めるか」が一番の肝だと思うのです。
そうした社会的要請に応えようとする努力が見えないからこそ、医学部入試が「公平・公正ではない」と批判を受けているのではないでしょうか。
全国医学部長病院長会議の偉い方々が集まって、「女子差別、浪人生差別、OB子弟の優遇はダメ」といった、誰もが思いつくような当たり前の指針を示すだけでは、あまりにもバカバカしい クレスチンはサルノコシカケ科のカワラタケ、レンチナンはシイタケ、ピシバニールは溶連菌が原料でした。
これらを投与すれば患者の免疫が活性化されて、がん細胞を叩くことができると考えられていたのです。
しかし、がんの専門医によると、これらの薬が承認された当時の治験(国から医薬品の販売許可を得るために行われる臨床試験)は、
データの取り方や解析の方法が非常にいい加減だったそうです。実際には生存率が向上しないことも明らかになりました。
にもかかわらず、これらの薬は医薬品売上ランキングの上位に入るほどがん患者にたくさん使われ、
製薬会社に毎年何百億円という莫大な売上をもたらしたと言われています。有効性が定かでないことから次第に臨床現場で使われなくなり、
結局、昨年から今年にかけて相次いで販売が中止となりました。ちなみに、キノコには免疫を活性化する作用があるとされています。
そうした細胞や動物レベルでの実験データを元に、医薬品としてではなく健康食品として広まったのが、アガリクスやメシマコブなどでした。
20年近く前、「がんが消えた! 治った!」「奇蹟のキノコ・アガリクス」といったタイトルの本の広告が連日のように新聞に載っていたのを覚えている人もいるのではないでしょうか。
あれは実は「バイブル商法」と言って、本の形式を借りて健康食品を宣伝するための広告でした。「がんに効く」とされていても健康食品やサプリメントは医薬品ではないので、
薬事法(現在の医薬品医療機器等法)に基づき、効能・効果の宣伝を禁じられています。しかし、バイブル商法では「本の宣伝」という抜け道を使って、堂々と新聞に広告を出していたのです。
その本を買うと、アガリクスやメシマコブを飲んだおかげで「医師から見放されたがんが消失した」「末期がんから生還した」という体験談が何本も載っていました。
そして、巻末やしおりに商品問い合わせの電話番号があり、そこに電話するとアガリクスやメシマコブが買えるという仕組みになっていました。
しかし最終的には、これらの本を出していた出版社が薬事法で摘発され、体験談やがんに効くとされたデータもねつ造であることが発覚しました。
やはり、がん患者を食い物にする「がんビジネス」だったのです。こうした広告は新聞に載らなくなりましたが、かたちを変え主戦場をインターネットに移し販売が続けられています 入院患者の財布から現金を盗んだとして、奈良県警橿原署は5日、窃盗の疑いで、
県立医科大付属病院(橿原市)の看護師、沢翔太容疑者(27)=葛城市加守=を逮捕した。
「まったく身に覚えがない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は、10月26日午前10時20〜30分ごろまでの間、同病院の病室で、
橿原市の無職女性(76)の財布から現金2万1千円を抜き取ったとしている。
同署によると、女性は入院中で沢容疑者が担当していた。
財布は病室の貴重品入れに保管していたが、入浴時に脱衣所まで同伴した沢容疑者が
「危ないから」と手首に付けた貴重品入れのカードキーを外させたといい、
女性が入浴中に犯行に及んだとみられる。 入試不正が発覚した東京医科大が過去2年分の入試結果を調査したところ、
一般入試と推薦入試で計約100人が不正に不合格となっていたことが、関係者の話で分かった。
同大は不合格となった受験生の意向を確認したうえで、希望者については入学を認める方針で、
7日に記者会見をして公表する予定という。
同大では女子や浪人回数の多い受験生を不利に扱っていたほか、
特定の受験生に加点をするなどの不正が続いていた。
第三者委員会が10月下旬に公表した報告書では、2017、18年度の一般入試を分析した結果、
本来は合格だったにもかかわらず不合格になった受験生が計69人おり、
このうち少なくとも55人が女子だったとしていた。
同大が入試結果を精査したところ、対象者は約100人になったという。
第三者委員会は18年度の本来合格者の入学を認めるべきだと提言する一方で、
17年度は「大学側の判断に委ねる」としていた。同大は検討した結果、
両年度の受験生を同じように扱うと決めたとみられる。 東京医科大は7日、都内で記者会見を開き、今年と昨年の医学部入試で、不正な得点操作により合格ラインに達していたのに不合格とされた受験生への救済策を発表した。
追加合格の可能性のある対象者は今年が69人、昨年が32人の男女計101人。希望すれば成績順に来年4月の入学を認める。
ただ、全員を受け入れることはできず、63人を上限とするとした。林由起子学長は会見の冒頭、
「改めて深くおわび申し上げる」と陳謝。救済の対象者が101人に達したことについて「あまりにも人数が多いので愕然としている」と述べた。
同大によると、不正な得点操作の影響を排除して合否を再判定したところ、一般入試で77人、
センター試験利用型入試で12人、推薦入試で12人が救済の対象となった。今後、本人の意思を確認していくが、
入学が認められるのは定員に達した順位までで、それより下位の人は入学の意思を示しても認めないという。
入学を希望する場合は11月末までに表明してもらう。一方、来年の一般入試とセンター試験利用型入試では、
追加入学者を差し引いた人数を募集人数とすることも明らかにした。同大では、今年と昨年の入試で、
女子や浪人回数の多い多浪生を一律不利に扱うなどの不正な得点操作が行われたことが明らかになっている。
同大の第三者委員会は10月に公表した1次報告書で、合格ラインに達しながら不合格とされた受験生を計69人とし、
このうち今年の受験生50人については、希望すれば来春入学できる地位を認めるべきだと提言していた。
これを受け、同大は新たな入試委員会を発足させた。性別や浪人年数による得点操作などを排して再判定を行った結果、対象者が増えた。 東京医科大(東京)による不正入試問題で、同大は7日、東京都内で記者会見し、今年と昨年の医学部入試で計101人が追加合格の対象となると発表した。
女子が計67人と全体の7割近くを占めた。101人のうち入学希望者は、成績上位から63人を上限に来年4月の入学を認める。
その分、来年の入試の定員を減らすため、来年の受験生が不利益を被ることになる。「率直に『ウソでしょ』と。
あまりにも人数が多くがくぜんとしている」。追加合格の対象者が2年で計101人に上ったことについて、
林由起子学長(57)は記者会見でそう語る一方、「女性や浪人回数の多さで差別することはあってはならない。
不利益を被った受験生に大変申し訳ない」と謝罪した。問題発覚を受け、10月1日付で就任した林学長が会見するのは今回が初めて。
今後、入試での女性差別がなくなれば、同大出身の女性医師が増える可能性がある。林学長は
「妊娠や出産、子育て、介護と女性が担う部分が日本では大きく、仕事のパフォーマンスや時間的な制約があるが、
素晴らしい仕事をしている女性はたくさんいる」とし、「誰もが働きやすい環境を目指し、何ができるか考えていきたい」と述べた。 バラの主要な香り成分「フェニルエタノール」に抗うつ効果があることを、川崎医療福祉大医療技術学部の上野浩司講師(神経生理学)らの研究グループが突き止めた。
フェニルエタノールを吸わせたマウスは、ストレス環境下でうつのような状態になりにくいことを確認。
精神疾患の新しい薬や治療法の開発につながる成果として期待される。これまでにもバラの香りが人間のストレスホルモンの分泌を抑える働きを示す研究成果が報告されているが、
上野講師によると、どの成分が作用しているかは明らかになっていないため、グループは香水や化粧品などに使われるフェニルエタノールに着目し効果を確かめた。
実験では、密閉空間で15分間フェニルエタノールを吸わせたマウスと、何もしていないマウスのしっぽをそれぞれテープで固定し、
逆さづりのような状態にして10分間放置。うつ傾向を示す行動で、あがくのをやめて動かなくなる「無動時間」の長さを調べた。
10匹ずつ計20匹を比較したところ、通常のマウスは動かなくなる時間が平均して約8分間あったのに対し、
フェニルエタノールを吸わせたマウスは2分〜1分半短かった。グループは「フェニルエタノールがストレスを緩和させ、
抗うつ作用を発揮することを示した実験結果」と分析している。研究は、川崎医科大精神科学教室などの協力を得て4月から実施。
成果は8日、仏科学雑誌電子版に掲載された。上野講師は「メントールやかんきつ類の果皮に含まれるリモネンなど、
バラ以外の香り成分についても、精神状態にどう影響を及ぼすか調べたい」と話している。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています