★衝撃事件の核心2016.7.16 11:00

 「むりやり全裸にさせられ、胸を隠してうずくまった私の肛門を割りばしでつつき、陰部にドライヤーの風を吹きかけた。笑いながら背中をたたかれたり蹴られたりした。
泣いている私に馬乗りになり、キスをした上、馬乗りの姿勢のままカップラーメンを食べ、胸に麺を落とすなどした」(被害者女性の供述調書)

 酒を飲ませた女性=事件当時(21)=にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪などに問われた東大生や東大大学院生ら3人の公判が7月、東京地裁で始まった。
被害にあった女性は被告の一人に好意を寄せていたという。法廷で明らかにされたのは、偏差値的には日本最高のエリートでありながら、女性の気持ちをもてあそび、女性を“モノ扱い”していた被告たちの知性を疑わせるような所業だった。

サークルの裏の顔は“わいせつ目的”

 同罪などで起訴されたのは、東大生、松見謙佑(けんすけ)被告(22)▽東大院生、松本昂樹(こうき)被告(23)▽東大生、河本泰知(たいち)被告(22)−の3人。

 検察側の冒頭陳述などによると、松見被告らは今年4月、「誕生日研究会」と称するサークルを立ち上げた。表向きは大学生同士の交流を図るインカレサークルだったが、“裏の顔”は「女性に酒を飲ませ、わいせつ行為をする目的のサークルだった」(被告らの供述調書)。
実際に被告らは事件以前にも、別の女性に酒を飲ませ、独り暮らしをしていた河本被告の自宅マンションに連れ込み、集団でわいせつな行為をしたことがあったという。
仲間内では「あいつは尻が軽いからすぐヤれる」「今度はあの女でAV(アダルトビデオ)を撮影しよう」などとやり取りをしていた。

 被告らは今年5月10日夜、「女性をおもちゃにする目的」(松本被告の供述調書)で、東京都豊島区のJR池袋駅近くの居酒屋で飲み会を開催。
飲み会には、同会メンバー5人と被害者女性、同席した女性の7人が参加した。
以前、被害者女性と性的関係を持ったことがあった松本被告は飲み会の参加メンバーにそのことを伝え、「あいつはGカップでマジで巨乳だから、触ってもいいよ」などと話していたという。

続き
http://www.sankei.com/smp/premium/news/160716/prm1607160016-s1.html