>>159
野立は大正15年に開業した民営の火葬場。
たぶん、炉の更新はあっただろうけど廃止まで開業当初の建物だったのではないかと思います。
大正15年と言うと、条例により名古屋市の中心部で土葬が禁止になった年でもあります。
これも多分になるけど、土葬禁止で火葬需要の増加を見込んで開設されたのではないかと思います。
民営なので火葬料金は八事よりは高かったと思われます。
自動車があまり普及していない時代なので八事まで行くのは今より大変で、多少高くても近い火葬場を利用するという人も居たんでしょう。
都市部の火葬場は火葬場が立地しそうにない所にある事も多いです。
開業当時は何も無かったけど後になって市街地化したというパターンですね。