サイコパスというアニメがある。
犯罪係数の測定装置があり、犯罪係数が高い人は犯罪をする前に逮捕される。

これはアニメだが、実際の人間でも同じようなことが起こっている。
感情、欲にながされやすい状態というのがある。それを犯罪係数と言い換えてもいい。

高犯罪係数だと、感情、欲に流されやすく。理屈は、感情、欲によって捻じ曲げられる。

たとえば、バーゲンで安くなったものを買うときには、あれこれ理由をつけて買うが、
実際、買ってみると実は必要なかったという体験をしたことがあるだろう。
これは、感情、欲が高ぶると、自分の欲を叶える方向に、理屈をねじまげている一例だ。

汚部屋人間は、高犯罪係数状態になっているということなのだ。
だから、ものを捨てない・・・・ものを保持するという原始的欲
ものを買う・・・・所有欲
理屈が通じない・・・感情、欲を叶えるための理屈のねじまげ。

なぜ、これを説明するのか。

汚部屋の人間の矯正は、
正しい理論を叩き込むということではなく、犯罪係数を下げるという方向性が必要だからだ。

これを説明すると、こちらが怒りに任せて正しい注意をしてはいけない理屈がわかるのではないだろうか。
それをやると、汚人間の犯罪係数は上がり、もっと理屈が通じなくなるというわけだ。

なので、注意するにしても、犯罪係数を挙げないように注意するとか。
逆に、犯罪係数を下げるために、褒めるとか、感謝するとか、そういった方向性の視点が必要になる。