1年前に障碍者福祉施設やまゆり園で起きた虐殺事件。
マスコミは障碍者差別が問題の本質であるかもように語り、
障碍者関係者たちによる、偏見をなくすための活動を紹介している。

しかし、本当の本質は”妄想性障害を抱いている者による凶行”と、
”それを事前に防ぐためにはどうすればよいか?”ということではないだろうか。

犯人・植松聖には事件を起こす予兆があった。
施設に犯行声明と受け取れる手紙を出していて、当局はそれを把握していた。
また、犯人が妄想性障害を持っていることが精神病院の診察でわかっており、
強制入院ささられてもいた。
だがしかし、それでもなお、事件を防ぐことが出来なかった。
予防処置として逮捕することが出来なかったのもある。
退院させないための法的根拠が乏しかったのもある。

テロ等準備罪が施行されたいま、
妄想性障害を持つ者を予防処置として逮捕することは、
今後おそらく起きうると考える。
そのとき、マスコミが当局を批判するようでは困る。

凶悪犯の相当数が妄想性障害を持っていると考えられる。
だいたい普通の精神では凶悪犯にはなりようがない。

目下、”軽度から中程度の”妄想性障害を持っていると
考えられる某芸能人が世間を騒がせているが、
さすがに殺人にまで発展するような程度ではないにしろ、
マスコミはその騒動をおもしろおかしく報道している。
妄想性障害を持っている者による社会悪を拡大させるような報道は控えるべきだろう。