う〜ん、説得力あるよ。ナマポ反対の人は見たほうがいい。

努力しない人を国家が救済すべき14の理由
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20081214/p1

1 「努力しなかったために職を失った人」が家を失うと、ホームレスが街に
あふれて街の景観と治安が悪くなるから。子供の乞食やひったくりが、
うようよいる社会に住みたいという変な趣味の人はなかなかいないよ。

2 「努力しなかったために職を失った人」かどうかの選別が難しいから、努力した
人もしない人も区別せずに全員救済する方が現実的。

3 「怠け者を税金で養うのはしゃくにさわるが、怠け者を養う金をケチったために
怠け者が飢え死にしたら、とても寝覚めが悪い」と思う人が多数派だから。
もちろん、怠け者を死刑になんぞしたら、もっと寝覚めが悪い。

4 好景気のときの失業は『「全員分の椅子がある椅子取りゲーム」で空いている椅子
にたどり着けない人がいる』というサプライサイドの問題なので、「本人の努力」という
ミクロ的な要因に帰すこともできるかもしれないが、不況のときはマクロ的に総需要
が不足して失業が増大する「全員分の椅子のない普通の椅子取りゲーム」(デマンドサイドの問題)になる。
不況の時は全ての怠け者が働き者になってもやっぱり失業者が出るので、怠け者であるかどうかに関係なく、
失業者全員を救済する政策を実行するしかない。

5 そもそも努力しないことは道徳的な悪ではない。努力をした者に多くの報酬が配分される
可能性が高くなる社会システムになっているのは、単にその方が社会全体が豊かになる、というインセンティブ設計の都合に過ぎない。

6 ろくに貯蓄せずに、欲しいものをどんどん脊髄反射的に買ってしまうような人達は、
景気を良くしてくれる経済の救世主なのだから、景気が悪化したときにそういう人達を救済してあげるのは、辻褄が合っている。むしろ
金を貯め込むばかりで、ろくに消費しない老人や富裕層の方が、この社会を悪くしている。不況の時に、金を貯め込んだ老人と富裕層
が一斉にドバドバ消費を始めれば、椅子取りゲームの椅子の数は増え、多くの失業者が救済されるはずだ。