細かいヒビみたいな皺は例えば最近うちにもあったボルドーでも押せば入ります。

僕が1990年頃に作ったロブロンの黒革もそうですよ。トニーに見せたら、革は素晴らしい最高級品だけど、ひでえ作りだから、うちで作り直そうと言ってくれたはいいけれど、工場のビスポーク部でお隠れに。

例の革は柔らかいし、ワックスの乗りも悪くないです。表面がザラザラしているのはフィニッシュが違うからで、ビンテージカーフや、アンティークカーフも着色前は手触りもマットで色は凄く明るいんですよ。ダークオークは薄茶。みっどないとは水色。

好みで無ければ無理に作らない方がいいです。我々にとってもお宝なので、少量入荷だったら売りたくないくらいです。