代謝を上げるため、老廃物を積極的に排出するため、冷却のため
人は一日3L以上の水分摂取が望まれる(体型や活動量によっては更に多くの水分)

水抜きでは水分摂取を抑えるだけでなく糖分や塩分の摂取も控える
具体的には食事を抜くというのが一般的

糖分が入ってこないと筋肉や肝臓に貯蔵されているグリコーゲンを消費し
エネルギーとして利用する
このときにグリコーゲンはその質量の4倍程度の水分と結びついているため
グリコーゲンを消費するだけで2kgくらい体重が落ちるが
グリコーゲンが枯渇すれば筋力トレーニングのパフォーマンスは落ちるし
筋萎縮が起きて筋肉は減る

塩分が入ってこないと浸透圧の関係で血液の濃度が上がり
筋タンパク合成がほぼ止まってしまうためやはり筋肉が減る

そもそも食事を減らすのでエネルギー枯渇に陥るし体内の堆積物など全部出せば
だいたい3kgくらいは瞬間的に落とす事はできるが必ず反動がある
たとえば枯渇したグリコーゲンは糖質摂取ですぐに回復するので+2kgくらいあっという間に増える
同様に塩分も入ってくるので浮腫みが起きて身体は一時的にパンプするが体重も増える