>>359
326だけど乳酸菌の効果ってのがよく分からん。食物由来の乳酸菌が腸内で増殖する過程で良い効果をもたらすか?という体で答えるね。
結論からいうとどれも正解ではない
何故ならば乳酸菌を摂取しても腸内に定着する確率は非常に低いから。しかしながら既に定着している菌が、乳酸菌をエサにして腸内環境が良くなる可能性は大いにある。

まとめると下記の通り
@ヨーグルトなど食物から摂取する乳酸菌は、腸内に定着しにくい。腸内に定着するには、年単位の年月がかかる。殆どが胃酸や胆汁途中で死んじゃうからね。生きたまま届いたとしても元々いる腸内細菌のエサになっちゃうから中々定着は難しい。
A普段から肉食が多ければアミンや嫌気性の菌が増えるし、野菜中止の食生活なら、野菜に付きやすい乳酸菌増える。つまり腸内定着しにくいものの、回数を増やせば定着確率も上がる。回数というのは普段の食生活。日本人と韓国人だけ海苔ワカメをエサにする腸内細菌がいることは有名だよね。
B難消化性デキストリンやイヌリンも普段から取り入れていると、水溶性食物繊維をエサにする腸内細菌は増えるし、腸内環境も改善する。ただし新たな腸内細菌群獲得しようものなら年単位はかかる。

おまけ
腸内細菌が理想的な人の便を、腸内環境が悪い腸内に移植する手術がある。これは一回下剤で腸内を洗浄して、新たに腸内フローラ形成するもの。
元々あった住宅街を一旦更地にして、新たに住宅街作るイメージ。
面白いことに術後に欲しい食べ物が変わったり、変わらなかったりする。腸内細菌が定着する人もいるし、しない人もいる。反応も十人十色で面白いね。