高齢者は遺伝子組み換え穀物ではなく牧草を食べている薬漬けになってない加工していない動物肉を多めに摂るのは賛成だが、肉食を推奨している柴田博医師も糖質制限には警鐘を鳴らす。

「年をとるにつれて、全摂取カロリーに占める動物性タンパク質の割合を少し上げていく必要があることは確かです。

ところが、最近は、『糖質を摂らずに肉だけ食べていればいい』というような本が出回っています。これはとんでもない話ですよ。

『肉を食べていれば体の中でケトン体ができ、それが糖の代わりを果たすので、炭水化物はいらない』なんてことを主張していますが、ケトン体を生み出すために筋肉が失われているんです。

つまり自分の体を食って生きるのと同じことになり、長生きの観点からみると非常に危険な行為と言わざるを得ない。当然、糖が不足すると認知症のリスクも高まる」 」

とのこと。