>>3の「銀本」持ってるけど、スロトレは速筋に働きかけるんだそうだ。

UCP-3(脱共役タンパク質-3)なる物質があって、これが糖や脂肪をどんどん燃やして熱に変えてくれるんだが、
このUCP-3を作る遺伝子が速筋内で大量に発見されたんだとか。
つまり、速筋こそが脂肪を燃やして熱に変える筋肉だということが分かった。。
要するに速筋が多いほど、体に脂肪が付きにくく、脂肪分を摂ってもどんどん燃やす基礎代謝の高い体質になる。

で、スロトレは、速筋が無酸素運動を担う筋肉、ということに着眼したもの。
血行が阻害された状態でゆっくり動かし続けることで、筋肉に軽い酸欠状態を引き起こし、
強制的に速筋を使うようにする、それがスロトレ。
スロトレ自体で脂肪を燃やすというよりも、
スロトレで速筋を付けて、その速筋が普段から脂肪を燃やしてくれるような基礎代謝の高い体質になることが目的のトレーニング。

だけど、スロトレやると速筋が乳酸を生み出す。その乳酸は成長ホルモンの分泌をうながし、
その成長ホルモンは体内に蓄積された体脂肪を分解させるらしく、そのタイミングで有酸素運動をやるとさらに脂肪を燃やしてくれるそうだ。
だからスロトレをやった後、軽いジョギングなどをやると脂肪を落とす効果が増す。

それと、スロトレのようにせいぜい数キロのダンベルで鍛えてるレベルでは、
過剰なマッチョになることはないので、筋肉付き過ぎの心配は不要。
ボディビルやる人たちって百キロとか持ち上げてようやくあれだけつく。