個人的には、たとえば村上陽一郎氏が科学の限界を科学哲学の文脈で説いたり、梅原猛氏が脳死批判の文脈で近代科学を批判したりと、現代文や倫理の中で科学をネガティブに扱うことが多かったので、無意識にそういう文章に接してきた人たちは科学を良いように捉えることができないが故に、東京科学大学に対しても好印象を持てないのだと想う。東京科学大学の関係者は以上のことを受け止めた上で大学を運営しなければならないので大変だと思う。

物理学徒の皆はどう考えるだろうか?