現在推進力と言われるものは、すべて「反動力」である。
流体(液体・水・空気またはガス)を噴射、または後方へ移動させる時の反動力で推進している。

反動力は次のような欠点がある。
(イ) ジェット機・ヘリコプターなどで分かるように大きな騒音と振動を発生する。
(ロ) ジェット機・ヘリコプターなどで分かるように、機体の推進・揚力のためにエネルギーの大半が流体を動かす動力に消費される。
(ハ) エンジンや回転翼のそばに人は近づけない。
(ニ) 上述(イ)(ハ)の理由で住宅・人家の近くなどに近付けない。

https://patents.google.com/patent/JP2016017520A/ja

無反動力の実現により、騒音の発生しない、静かな推進機構を搭載した航空機が実現可能である。
エネルギー効率の改善にも貢献する。