>>374

・超伝導体の存在自体が自由電子の速度分布が富士山型の正規分布ではなく中心に何も無いデジタル的なカルデラ型分布になっている証拠だ

これが今回の結論で最も重要な点の一つだろうな。
通常、エントロピー減少は正規分布の標準偏差減少という現象になるのに対し、
自由電子の速度分布が中心に何も無いデジタル的なカルデラ型の中心陥没分布になっており、自由電子速度が低速にならないために、
運動量エントロピーを0に収束するためには電子慣性質量を0に収束するしかない、透磁率を0にするしかないという理不尽な現象に実際に超伝導体になるわけだな。

統計力学のエントロピー平衡減少の要請とはいえ、エントロピーの要請で電子慣性質量が0になる必要があるので透磁率が0になるとは原因と結果が逆になっているように人間からは見えるが、
これも量子力学の不確定性原理確率分布分身の術や統計力学の理不尽なところで、宇宙はそうなってるからそうなんであり仕方ないと言うほかないな。
この原因と結果が逆になるようなところが統計力学の面白いところだ。思うに、統計力学は神に最も近い学問だ。統計力学は完璧学問だな。