>>291
「磁界エネルギー=電子の運動エネルギー」は少し語弊あるか。
「磁界エネルギー=電子の等速直線運動の磁界エネルギー」とでも言うべきか。
「磁界エネルギー=電子の慣性エネルギー」でもいいか。

・電子1個あたりの慣性エネルギーはフェルミ速度の電子数の二乗で増える

スレの上の方のビオサバールの点電荷等速直線運動の磁界エネルギーは、
粒子数が増すと、電子中心からのrが近いところでは重なり合わないが、rが遠いところでは磁界が重畳するので、粒子数が増えるほど電子1個の慣性力(磁界エネルギー)は二重三乗・・と遠くでは有利に増してゆく。
磁界エネルギーは磁界の強さの二乗だからな。
よって、電流が二倍に増えればフェルミ速度の電子数も二倍になるので磁界エネルギーは4倍になる。

コイルであれば二回巻きなら同じ電流でもフェルミ速度の電子数は二倍だから磁界エネルギーは4倍になるわけだな。
よってコイルでは電子1個あたりの慣性力が増すわけだな。

理路整然と説明できたな。


ちなみに原子の運動エネルギーでは陽子と電子のビオサバールの等速直線運動の磁界の向きが逆だから打ち消し会って原子の外に影響が及ばないので重畳も無いわけだな。