光速は変動する(観測者にとって)

左右の方向に星があります。二枚の鏡が斜め45度、V 字様にセットされていて、星の光を下方へ
反射しています。二条の反射光はつねに同速です(でしょう)。従って二枚の鏡が共に左または右へ
運動をするならば、二条の反射光の波長は変動します。言い換えるならば、反射光にあっては
「経路中の単位長さの中に存在する波の数(疎密の程度)」が鏡の運動に応じた変動をします。
入射光ではどうでしょう。波の疎密の程度は鏡の運動に応じた変動をしません。すなわち、
入射光と反射光の波の疎密の程度は一般に同じではありません。光速一定の仮説によるこの状況の
説明は不可能でしょう。<注> 数式 c = f λ 。光速=周波数×波長