>>764
ニュートン力学の慣性系から見た加速度運動の(時空間)座標系は、
慣性系の(時空間)座標系と物差しの長さ、時間の経過は全く変わらない。
慣性力は加速度運動の座標系の運動方程式によって定義された、質量物体に直接働く
見かけの力である。電磁力、万有引力のような物理的な真の力ではない。

素人向け一般相対性理論の解説本ではアインシュタインの等価原理の論文がネタらしい
箱に閉じ込められた観測者が一様重力場に静止しているのか、箱全体が外力で一定加速
しているか区別できない。(等価原理の仮説)

ここで問題なのが、箱の中の質量物体に働く重力場の力と、ニュートン力学の慣性力が同じか?
一般相対論の解説本では、箱の中の時空が歪んで物差しも時間も変化し、光も曲がる
重要な違いを省略しているために、読者は 重力=慣性力 と勘違いが起こる。
 加速度が小さければ両者の力は殆ど同じだが、加速度が非常に大きくなると時空が
大きく歪んで一致しない。
ニュートン力学の慣性力と一般相対論の重力(場)を混同して使わないように気を付けよう。