(不変量を除く)位相空間の全ての点を通過する元来のエルゴード仮説はそのまま成り立たない。
熱平衡の力学を近似の準エルゴード仮説から演繹説明するのがギブズの統計力学。
 エルゴード理論は準エルゴード仮説を基に後にバーコフ等が証明した一般的な力学定理で
確率論からも証明されている。
ギブズの統計力学はエルゴード理論を基に再構成されている。当然、基が別の統計力学もある。