>>205
構造解析だけに的を絞るなら粉末x線解析の実際がまさしくそれなんだが
物性論でそういう本はあまり見かけないな
物性こそ理論と現実の比較が大事な学問分野なのだけれど‥

物性科学選書はレビューのレビューみたいな感じのシリーズで、様々な化合物の物性をまとめた素晴らしいシリーズだが、これだけ読んでも理論も解析も分からない。あと古いのが難点
実験装置の本は、原理と理想的なデータを与えるサンプルの例で終わるパターンばかりで、実験やってるとよく直面するような「汚いデータ」の取り扱いを勉強しにくい
理論本は物理学の成果の結晶体として素晴らしい本がたくさんあるのだけれど、実験屋さんが片手間に読むにはちと辛い