既に別の人が回答して下さっているが、念のため自分も。

>>838
それは誤りだ。
思考実験なので、慣性系の乗り換えにかかる時間はいくらでも短く設定できるため、慣性系の乗り換えによる影響は無視できる。
それにも関わらずウラシマ効果はそのまま発生するので、慣性系の乗り換えの過程はウラシマ効果と全く関係ないことが判る。

そもそも慣性系の乗り換えに時間がかかるのは、往路と復路を同じ人物(宇宙船)にさせるからだが、実はこれ全く不要な条件だ。
観測記録の引継ぎさえちゃんとやれば、駅伝のように途中で何人人物が交替しようが(何回宇宙船を変えようが)全く問題ない。
(双子のパラドックスやウラシマ効果の説明で往路と復路を同じ人物にさせるのは、ストーリーを楽しくする都合でしかない)

最も簡潔なのは、往路の人物(宇宙船)と復路の人物(宇宙船)の2人(2台)を使う説明だな。1人の人物(1台の宇宙船)が
折り返し地点で折り返すのではなく、往路の人物(宇宙船)と復路の人物(宇宙船)がその地点で(逆方向に)すれ違うのだ。
すれ違う瞬間に、復路側が往路側の時計の時刻を確認し、それに自分の時計の時刻を合わせるなら、1人の折り返しと同じだ。
だが、2人(2台)とも全く加減速しないでよい。なぜなら、すれ違うだけだから。慣性系の乗り換えにかかる時間は完全に0だ。