足の裏がベタベタで静止摩擦力が大きければ大きく後ろによろけるし
濡れた氷上のように静止摩擦力が小さければ後ろへよろける程度は小さい
ここまでは感覚的に理解できるはず

静止摩擦力が右向きに働いているからこそ足の裏はスリップせずに床と一緒に右に動く
上体には慣性が働くのでその場に留まろうとする
で体が後ろによろける

仮に足の裏の静止摩擦力が左向きに働いていたら
床面は右に進むのに足は左に進もうとする。静止摩擦力がむちゃくちゃ大きかったら床に追従せずスリップすることになる。
足の裏がスリップしてその場に留まり、上体も同じようにその場に留まれば
結果的に後ろによろける程度は弱くなるはず

ここで静止摩擦力が左に働くこととと体が後ろによろけることに矛盾が生じる

なので静止摩擦力は右向きに働いている

どうすか?