翼型は平板でも流線形でもNACAでも何でも良い。
流速Vの水平な流れを翼で角度θだけ鉛直下向に曲げる場合を考える。
曲げる流れの質量をMとする。
流れの下向きの運動量変化は毎秒 MVsinθ なので、揚力はその力積の反作用として上向きに MVsinθ
流れの水平方向の運動量変化は毎秒 MVcosθ−MV で、抗力は流れと逆向きに MV(1−cosθ)
これから揚抗比=揚力/抗力=L/D は sinθ/(1−cosθ) となる。

θ=5° では L/D=22.9
θ=10° では L/D=11.4
バカ爺の言ってる揚抗比1は θ=90° という極端なケースであることは、すぐにわかるよな。

たぶん、バカ爺には理解不能だろーな。でも、高校物理を学んだオーディエンスなら一撃で理解できるだろ。