エヴェレットは、多世界解釈を初めて世に出した論文で、確率解釈の導出を試みた。それは量子状態にmeasure of stateという、出現可能な事象に対する"もっともらしさ"の指標を手で導入し、振幅の絶対値に対する加法性などを恣意的に仮定して、確率解釈に持っていくという残念なもの。