>>205,206
なんとなくわかってきました。
1. θ、φは局所であり、φはAに影響を与えず、θはBに影響を与えない
⇒ A(θ, φ)、B(θ, φ)ではなく、A(θ)、B(φ)となる

2. 書籍や>>202の説明とはちょっと違うのですが、以下と認識しました。
2-1. 経路中の外因は一旦無視し、量子対生成時の内因(隠された変数。いわゆる遺伝子)があると仮定する。これはθやφとは独立しており、
様々なパラメータがあれど、最終的にはAとBに同様の影響を与えると考えられるので、同一の値を想定すればよい。
⇒ A(θ, λ)、B(φ, Δ)ではなく、A(θ, λ)、B(φ, λ)である
2-2. 上記の考えを拡張し、量子もつれが起きる原因が経路中に粒子a、粒子bに同様に与える条件(未観測の場など?)があると仮定した場合も、λと同様に考えられるので、まとめてλとみなす
⇒ 局所実在論CHSH不等式は、A(θ, λ)、B(φ, λ)がそれぞれ存在していればよい。これは隠された変数理論の場合を含む。

3. しかし実験結果は|C|<=2を破っている。これを説明する式を考えると最終的に
CHSH不等式(量子)になる

※ a,bが局所に受ける外因はθ、φにまとめてしまってもいいかなぁと思ったんですが、
想定するCHSH不等式でθ、φ、θ'、φ'を明確に要求してしまうのでまとめられず、そんなものはないと仮定しました。

>>206に関しては面白いですね。
θやφがλに依る、を局所実在論の立場からなんて考えたら、遅延選択したはずの自由意志はλの影響受けてる、と解釈出来ちゃいますね