光学総合スレッド
幾何光学・波動光学から非線形光学や量子光学まで何でも語りましょう >>172 なるほど、よくわかりました。
詳しく答えていただきありがとうございます。
では、レーザー発振を目的とするのではなく単に光の増幅(誘導放出)を目的とした場合、
ガス気圧を高め多光子を用いることで光を増幅させることは可能なのでしょうか?
>>174 アルゴンガスを使っても普通の空気を使ってもかわらないということでしょうか? >>173
そら誘導放出は起こるだろうけど、放電で励起可能なものを態々放電より遥かに難しい強レーザー場で励起することに何の意味があるんだ
大体、強力なパルスレーザーを使っても集光しなけりゃ非線型過程なんて殆ど見えないわけで、集光径50um, Rayleigh長1mmの極僅かな領域でのみ励起させても、ねぇ。 屈折率n=(1+ν[p]^2/(ν[0]^2-ν^2))^(1/2)
これνによっちゃ屈折率虚数になるんだが
っていうか無限大にも発散するんだが
どういうことなの ファブリペロペロペロペロペロペロwwwwwwwwwwwwwwwwww Goodman, Introduction To Fourier Optics
これどう? http://www.amazon.co.jp/フーリエ光学-Joseph-W-Goodman/dp/462715433X そういえばGoodmanの邦訳でたね
まだ中身見てないけどどんなもんでっしゃろ? ttp://www.morikita.co.jp/shoshi/ISBN978-4-627-15433-9.html
ttp://www.amazon.com/dp/0974707724/
ひどい日本語ではないよ。
各章の名称が同じなので内容も似たようなものでは。ページ数も近いし(笑) 量子テレポーテーションしたいんだけど、どんな機械を準備すればいい? 最先端の光学実験は大体パルスレーザー使ってるイメージ ヌルポーテーションはどうなの?
ttp://www.coherent.com/Products/index.cfm?366/Ultrafast-Amplifiers
ttp://www.spectra-physics.jp/topics/page1_203.html
5000万くらい?もっと? F沢先生が実験室の見学は誰でもウェルカムなんて言ってたけど本当かな? そりゃ表向きにはそう書くだろ。
滝川クリステルも来たくらいだし。 ぬるぽーテーションの光源はCWじゃなかったか?
30W Verdiあたりを使ってたはず。 研究室、今どこだっけ。
6号館か8号館か裏のキャンパスの方か?
いずれにしてもキャンパス入口に関係者以外云々って書いた札がなかったか。 たいていの大学で「関係者意外の立ち入りは〜」みたいな看板見るけど
全然守られていないよね・・・ 万が一変なやつが入ってきた際にそれを根拠にこちらが大きく出れるから
飲食店にたまにある酔っ払いお断りと同じ 質問なんですが,偏光状態が完全なコヒーレント状態の光源を拡大して,
平面にした後,光に何らかの変化をさせることにより拡大された
光源の面内で光強度が面減衰することなく面内一定かつ面内で光の偏光方向が
位置によってバラバラになる光を生成することって可能ですか?
イメージ的には↓にうpした絵みたいな感じです.
http://iup.2ch-library.com/i/i0832494-1358663365.png >>208
この辺かな?平面内に無数にあるポラライザを独立して制御できれば、任意の偏光を作れるはず。
ttp://www.luminex.co.jp/products/products03/products03_03.html >>210
おおっサンクスです!アジマス偏光とか初めて聞いたw
電圧が印加されてないネマティック結晶だと,ネマティックが
入ったセルの中をフラフラしてるからそこにコヒーレント光
を照射したら照射面内で様々な偏光軸を持った光ができそうですね.
でも,光源の偏光軸とネマティックの偏光軸が少しでもずれてたら
ネマティックを透過した後の光が減衰して光強度が下がる気がする... >>208の絵が見られないのですが、>>210のようなイメージですか?
液晶の偏光軸が連続的に変化していたら(液晶層の間隔が無視できる程度なら)、
原理的には強度は下がりませんね。実際にはそんなことないんでしょうが。
素子の前後で屈折率が違うので反射ロスもあります。
これの原理はよくわからないですが、
電場を印加しなければ液晶の等方相(液晶相ではなくてマクロには等方的な物質と考えて良いはず)なので
液晶の光軸揺らぎによる偏光の変化は無視できるのでは。
吸収による減衰はあるでしょうが。
位相遅れがどうなるのかもわからないですね。
その辺の話と、どの程度の強度まで耐えるのか、2次元面内で独立して液晶の向きを制御できるのか、
業者に電凸して教えてくださいm(_ _)m いろいろとあるもんだね。
液晶ディスプレーの偏光板を剥がしたものが安く流用できそうだな。 >>208ですが,>>213再うpあざっす.ってかなんでキャプってんのwwwww
>>212
補足しときますと,?を透過した光は時間的に(つまりΔt秒後)
全く偏光軸の配列が変わってしまうという光を生成しようと思ってます.
ちなみに,液晶云々の話は反射や吸収を無視した理想的な
状態と考えてもらえればと思います.
あと,波長板みたいに複屈折性を持った物質(異方性な物質)を光が
透過(反射)したら位相差が生じると思いますが,液晶は電圧無印加で
等方性な物質なので位相差は無視できるはずです. >>213再うpあざっす.
>>212
213の絵の補足をしておくと,?から出てきた光はΔt秒後には照射面内で全く
異なる偏光軸の配列を持った光が出てくると思ってくれたらいいです.
あと,これは理想的な条件で考えてるので,反射・吸収は無視して考え,
位相遅れに関しても,液晶は波長板みたいに複屈折性を持った物質じゃない
から無視できると想定してます.
それと,液晶にコロイド粒子なんかを添付すると液晶の配列をランダムに
できそうかなと思ったんですが,それだと複屈折性が出ちゃいますよねw >>208ですが,書けてないと思って書き直したら書けてた.
ところで,208みたいな光源って誰か使ってる人(論文とかで)知りませんか?
もしこれがどこにも使われてないんなら,何か物理現象に置き換えて数学モデル
でも作ってみようと思うんですが誰か知らないですか? どういうものか知らないがそれに名前はついていないのかね? >>219
いえ,ボクがこんな光源あったら何かに使えるんじゃね?
と思って勝手に考えたので,名前はないです.
ただ,従来のインコヒーレント光やレーザ光をBBOみたいな非線形物質
に入射させて作るエンタングルメント状態の光とは全くの別物を考えてます.
今のところ>>214さんが言ってくれたように液晶ディスプレイの偏光板だけ剥が
したもの(多分214は直交ニコルを剥がすって意味だと思う.)にコレメートした
レーザ光を入射させてみる方法が有力かなと思ってます. この辺が似てるかな。
ttp://jp.hamamatsu.com/products/other/1013/X10468/index_ja.html
ご所望の偏光制御ではなく、位相制御だそうな。
位相⇔偏光 って変換できれば上ので偏光制御できるね。
上のと波長板を併用すれば良いのかな? 偏光状態がコヒーレントとか、偏光を制御したいのに位相制御の話が出てたりとか、全く理解できないんだが、これは俺だけなのか? >>221さん.サンクスと思いきやなぜか見れない(;ω;)
URLからして浜ホトのHPですか?
とりあえず,それっぽい数学理論考えてみたんですが,
今日から何日か就活に行くんでしばらくしたら書き込みます. >>222
直交した直線偏光を重ねて偏光面をコントロールする場合
偏光方向0度+90度=45度のときに90度の方を位相反転すると0度-90度=-45度になって
位相制御が偏光制御になります
ポッケル素子でシャッター作る場合なんかに使えます >>223
浜ホトのLCOS-SLM (空間光位相変調器) X10468。
位相がずれるってことは波面は同一平面内にないってことに注意。
M1かー。良いですね。
大学はどのあたりのランク? >>226
223ですが,スゴイ参考になりました!あと自分,フリーター予備軍のクズB4ですw
大学についてはこれまでのボクのレスから身内に特定されかねないので勘弁してくださいw
浜ホトの位相変調器ですが,HPの動作原理見た感じだとPCからの信号によって
いくらでもネマティックの配向を変えれそうですね.でも,信号で制御できる
ということは,ネマティックの偏光軸が再現性を持っているということなので,
動作原理図で言う反射光をランダムな面内配列(当事者でも反射光の透過軸配列が分からない状態)
にできるかどうかで言えばちょっと違うのかな?
というか,同じ研究室で蛍光寿命を位相変調法で測ってる人がいたのになんで
この装置のことを思いつかなかったんだろ...ワロえないw 100×100個くらいあれば良いのでは。
>>227
君はうちの研究室の彼か(笑)? LCOS-SLMあるなんて羨ましい
あれ欲しいんだけど結構高いんだよね?
俺の科研じゃちょっと手が出しづらい >>231
卒論で忙しくてレスできませんでした.フヒヒwサーセンwww
ウェッジ波長板っていう製品を知らなくて今ググったんですが,
偏光解消に使う代物みたいですね.
実は,同じ研究室に偏光解消やってる人がいて,以前,その人の卒論読んだ
とき,これ使えんじゃね?と思ったので偏光解消の原理を使って↑に書いた
光源が作れないかとのことを担当教官に相談したところ
”媒質から出てくるのは光だから光強度でしか分からないでしょ”とのたまわれた
のでそれ以来偏光解消は自分の中から除外してました. つまり、光がどのパスを通ってきたかなんていう情報は使わないわけだ
じゃぁ、変更解消板で十分の筈 波数の単位をカイザーって呼んだらだめなの?
学会とかよく出てる人詳しく >>241
エネルギや周波数の単位として呼ぶときはカイザー。
m^(-1)など波数の単位としてはパーメートルとかかな。
>>239
すまんこれ誰か教えてm(_ _)m
1つのビームスポットの中に任意の偏光を作れると思えないんだけれども。 >>244
ウェッジ波長板が、偏波解消に使えることは納得できるの? 割と学会に出てる若い先生は、光学の世界ではカイザーなんて言ったら恥かくっていってて
一方あんま学会はでないお祖父ちゃん先生は使うっていうのよ
それでここ最近で変わったのかなって >>245
ググってわかった。こんな原理なのね。厳密にはランダム偏光にはなってないのね。
で、これをどう使えば良いの?
>>247
分野によるのかな。
発光だとかラマンだとかは周波数軸にカイザー使ってるよ。
で、散乱波数の単位はm^(-1)。 いやcm-1をつかうかm-1を使うかじゃなくて
cm-1をなんて読むかって話ね >>241はそういう意味なのか。
cm-1はカイザー。波数kの単位としては使わない。 >>250
なぜランダムでないと思うか、これがキミの目的に沿わないという理由を聞きたいのだが >>253
任意の偏光を作りたい!というのは私じゃないですよ。
ビームスポット内で、ある軸にそって連続的に偏光が変わっているので、
ランダムとは言わないのではないかと思いました。
それにこれだとビーム内の任意の領域で任意の偏光を作れませんよね。 >>254
偏波解消板を通過した光の偏波は、解消板のどこを通過してきたかに依存して、決まっています。
あなたはこれをランダムでないと感じるという。
もっとも大事なことは、下流のプロセスが、光の通過パスに依存するような性質を持つかどうかです。
もし依存しないのであれば、偏波解消板で得られる結果と、もっと高度な偏波解消法で得られる結果の間に差異はないでしょう。 >>255
ビーム内の任意の領域で任意の偏光を、とあるから依存するでしょ。 >>256
その仮定がいつから出てきたのか知りませんが、ではウェッジ波長板を高速回転するのでは足りませんか?
あるいは、光学軸を少しづつ変えた、ウェッジ波長版をスタックするとかではだめですか?
こういうことを考えることで、自分の実験における制約条件がだんだん絞れてくるでしょう cm-1は波数の単位に用いられるけどカイザーって呼び方は辞めようっていつからかいわれてる >>257
自分が言い出しっぺの>>208ですが,ウェッジ波長板を高速回転させる
方法では,いくら高速に動こうがウェッジ波長板を取り付ける回転ステージの
制御角に依存した光しかでない(回転角の分解能が1°なら一回転でもとに戻るから
360通りの偏光状態しか得られない)ので完全にランダムになっている訳では
ないんじゃないかと思います.
とりあえず,よんどころない事情で今月末ぐらいまで今自分が考えてる理論などを
2ちゃんに書けないので,もしよかったらその時書く理論をぜひ検証してください. >>260
では、変調器を使うとして、あなたはそれを真性乱数を使って変調しますか?現実的には疑似乱数を使うのではありませんか?
疑似乱数を使う以上、周期性はあります。なので、波長板を回転させるのと本質的な差はありません。 >>263
ならば、ウェッジ波長板で十分ですね
回転周波数の異なるウェッジ板を複数使えば、周期も事実上問題ない程度にまで延ばすことができるでしょう >>264
10*10個くらい必要になるね。なんでそんなにウェッジにこだわるの??
しかし、おそらく>>208の絵を見てないんだろうが、よくそんなことが言えるね。
>>262の大学はどのあたりのランク?
>>238の
”媒質から出てくるのは光だから光強度でしか分からないでしょ”っていう先生の発言から
光強度として検出するまでに、光学素子を入れれいろいろできることはあろうに。
痛いボスだと大変だね。 >>265
う〜ん.どうだろ.ニュアンス的に媒質云々はセットアップに組み込んでないから
それ論文にかけないじゃんwって感じで言われたのでまぁ仕方なかっただけですw
あと,大学のレベル云々は関係ないんじゃない?実際ボクがやってる研究は大きく分けて
量子光(エンタングルメント)でやるかインコヒーレント光でやるかに分けれるんだけど,
肝心の東大が手をこまねいてる状況だからね.(ググったらHPにそのネタを書いてるけど
学会にはそのネタで出てないって感じ) >>265
10*10個というのに何の根拠があるというのだろうか
もし、偏波のランダマイズのやり方によって、実験結果が変わるのであれば、適切な方法を選ぶ必要がありますが、考えている実験で、実験結果により偏波ランダマイズの方法を特定できますか?
先生は、強度しか見てない、パスの情報はどこにも使われてないと言っているのでしょう
だったら、偏波解消板で十分ですよ >>266
なるほど。
可視光だと既にいろいろやられているしね。
クソ雑誌で良いなら、ポラライザを使って、ビーム内の偏光ををCCDで観察するだけでも通ると思うよ。
その先に応用があればなお良し。
私の分野では、Z偏光子でラジアル偏光にしたのちそれを集光して、試料界面での対称性の破れを利用したSH観察や、
アジマス偏光を集光して、試料表面の磁気ダイポールを観察することくらいしか思いつかないや。
申し訳ないけど、| >が出てくる研究レベルでの量子光学はわからないです。単位は持ってるけどね。
しかし上に出ていた、ヌル沢研訪問の君だったのか(笑)
>>267
10*10は>>208の絵を見てざっとそれくらいかなと。5*5でも良いかもね。
>生生は、強度しか見てない、パスの情報はどこにも使われてないと言っているのでしょう
先生に興味がないか、単にバカなだけなんだろ。
で、どの辺のランク?DC取れない程度のD学生か、企業の金の取れない研究者かなあと推測するが。 >>268
感覚だけから具体的数字が出てくる君のランクのほうが気になるが。
元の質問は、無偏波の光をつくりたかったのではないのか?空間的な変調をかけるのはその手段に過ぎない?
この辺曖昧にしていては、ユニークな答えなど出っこない
それを知りたいから、偏波解消板では何が足りないのか聞いているのだが、答えてもらえていない
ちなみに、単に無偏光な光をつくりたいだけなら、たった2値の偏波変調だけで済む
10*10も5*5もいらない >>268
>>ヌル沢研訪問の君だったのか(笑)
違いますよwというか古澤さんとか僕からみたらまんま天上人だわw
というか今日が論文提出日だからぶっちゃけるけど,ゴーストイメージング
っていう画像計測やってます.それの応用のひとつとして偏光状態を計測する
のが目的なんですが,その光源に使おうと思ってたのが質問の内容でした.
このイメージング法は↑に書いたように量子でやるかインコヒでやるかに
分けれるんですが,量子だとエンタングルメントの制御が難しすぎて
できるとこが限られる.東大の研究室HPに載ってたけど論文出せてないのは
多分この辺が原因wというかエンタングルメント使っても微弱な量子相関を
とるのに苦労するばっかであんまメリットないんじゃね?
ってのが最近の学会の見解みたいです.
僕は結局この研究をやり遂げることができなかったから,ホントにできるか
どうかよかったら検証してください. >>270
ゴーストイメージングなら光の経路の(相関)情報使いますね
それを言ってもらえば早かった