月が太陽と地球の間を通過していくときには月に当たる太陽熱は最大となり
ます。このため月が新月から2日くらいすると地球上では月の重力の影響で時
間が長く感じられることがあります。「時間の長く感じられる瞬間」は春頃や
秋頃の2日月から6日月の日の午前中によく起きています。月が木星と地球の
間を通過していく時も「時間の長く感じられる瞬間」は発生します。月が満月
となるころには月の重力は地球に対して外側に作用するようになるので、地球
上では重力が低くなった状態となります。野球の試合を見ていると満月の日は
打球が他の月の日よりもよく飛んでいく様子が分かります。