地球上空で生成された寿命の短いミュー粒子は、例え光速近くで走ったとしても
数百メートルしか動けない。しかし地表近くで観測される。
それは何故か?という問いに対し、2つの答えが用意されている。
1つはエーテル説の帰結であり、1つは特殊相対論の帰結である。
すなわちエーテル説の立場からはローレンツ変換、
つまり t'(L')= t(L)/√1-(v/c)^2 の式に光速近いミュー粒子の速度を代入すればいい。
すなわちエーテルに対して光速近い速度で走っているのはあくまでもミュー粒子であり、
地球はその限りではないのだから、これで操作は完了している。