真紅の男はむしろ暗黒街シリーズ(番外編としてだが)に入れたくなる作品じゃないか?
33号車応答なしとか暁の追跡みたいな田中友幸得意の警官物を暗黒街路線に融合させた感じと云うか
手錠をかけろなんかもそうだけど、このあたりの暗黒街シリーズとはちょっと違う流れが、野獣死すべしや天国と地獄、黒い画集シリーズあたりと結びついて、ちょっとリアルなサスペンス、白と黒や悪の紋章、恐怖の時間などの東宝ノワール路線になって行くんだろうな
その流れと合わせて見ると、変身人間シリーズの変遷もわかりやすくなる

紅シリーズ番外編としては今日もわれ大空にありを入れると青島要塞が紅シリーズに近づいて見えるし、妖星ゴラスの男子校乗りのルーツも見えてくるな