今日は池玲子かモップスの話でもしようと思ったのだが
昨日予告したとおり、さっき見た映画「野獣の青春」についてちょっとだけ書く

オリンピック直前の東京
映画館の前にたむろして女の子をナンパしている若者たち、
大橋歩画伯描く平凡パンチの表紙絵を実写化したかのようなスタイリッシュな彼らは、
なんと全員地元のヤクザである
そこへ現れたのがJ.P.ベルモンドを彷彿とさせるクールガイは宍戸ジョー
ジョーはいきなり、本当に唐突に、たむろしているヤングヤクザたちをポカポカ殴りだす
ジョーの強さは圧倒的で、あっという間に全員ボコボコだ
そして既に倒れているやつを、先の尖った靴で執拗に蹴り続けるジョー……

というフランス映画っぽい導入部がイカス、1963年日活作品でした