吉川さんの初プロデュース作品「日本剣客伝」で思い出したことですが
ジャスピオンの中盤以降はクライマックスの巨獣対ダイレオンの特撮に加えて
悪の異星人対ジャスピオンが対決するアクションの見せ場も増えていきます
制作サイドのさまざまな事情があっての措置もあるかと思うのですが
当時の専門誌で吉川さんは当初から特撮の見せ場とは別に等身大のアクションでも
剣豪ジャスピオンの十番勝負的な面白さを見せていきたい旨の話をしていて
その中でデビュー作「日本剣客伝」の話をされていたかと思います
宇宙刑事シリーズを経てジャスピオンで垣間見られた武芸対決物の趣向が
あるいは吉川さんの嗜好の一端なのかも知れないですね