ウルトラセブン VOL.42
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ウルトラシリーズ最高傑作「ウルトラセブン」を語るスレ
「さぁ、ウルトラビームの秘密を言え」
「早く言うのよ、セブンスレ民」
「ううう…、P・A・S・S・W・O・R・D…」
「よし、よく言った。これでウルトラビームができる。我らがセブンも完成するぞ!」
ウルトラセブン オープニングテーマ
https://www.youtube.com/watch?v=airvA40-EyM
◆ウルトラセブン Blu-ray BOX
http://m-78.jp/ultraman-bd/ultraseven/
前スレ
ウルトラセブン VOL.41
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rsfx/1548580097/
※スレ立て時、本文1行目に!extend:checked:vvvvv:1000:512記入で強制コテハン
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured ヤマオカ長官によく「MATは解散だぞ」と脅されてたから、用済み後はその通りになったんだろう
しかし、バンバン侵略者が来て毎週のように怪獣が出現しているときに、本当にMATを解散したら困るのは自分たちなのになあ >>850
そして最後の超獣ジャンボキングが倒されてタックは解散か。 山中隊員のヤクザじみたパワハラせいで防衛部隊への入隊者が激減した
それに懲りた司令部は、今度はおちゃらけ隊員で隊を再構築することにした
その結果生まれたのがZATだ なるほど!思いきった施策ですね!あの副隊長のメタボ腹は警備隊員としてありえません! まあZAT隊長副隊長は体力テストが緩くなっている事は明言されているし。 ZAT女性隊員はミニスカートで戦闘活動できるのか、可愛いけどね。。。 そして東京のど真ん中に軍事基地を建設したことが問題になって
それならいっそうんと遠い大気圏外に基地を作っちゃえということでMACが結成されたんですか MAC基地にクラタ率いるステーションホーク部隊が配備されていたら、シルバーブルーメも接近することすらできなかった そんな事したら尚更出演者のギャラが上がって
MAC全滅が早まるではないか >>861
クラタはベムスターに食われた。
苗字が変わってたのは婿入りしたせい MACは隊員がレギュラーメンバーじゃなかったのが納得いかない
予算の都合だったとしても酷すぎ
それとも歴代の地球防衛軍に比べて断トツに殉職率が高かったのかね?
ダン隊長無能じゃん >>864
クラタ隊長と梶キャプテンは同一人物かも知れないけど
ヤマオカ長官と岸田長官は中の人は同じでも同一人物とは思えない >>865
>ダン隊長無能じゃん
敵が強すぎたんだよ
むしろ帰りマンのナックル星人の回でウルトラマンを救出できなかったMATの方が無能w ヤマオカ長官はいい人だったけど、引退後の政治家転向を見据え始めた頃からおかしくなった
失敗を極度に恐れ、責任も部下に押し付けて逃げるようになった
かつて基地が氷漬けになったとき、撤退するタイミングの判断を誤ったことがスキャンダルになりかけたので、名前を母方姓の岸田に変えて、イメージダウンを回避しようとしている >>867
ダン隊長の部下の戦死させっぷりはキリヤマと言うよりクラタを見習ったとしか思えないんだよなあw ウルトラセブン、しょせんは恒星観測員、隊長の器では無い。 >>870
恒点観測員です
そりゃあ、元の性格が任務放棄して地球に留まった風来坊だもの
その性格は、別宇宙での任務完了後、本部の許しも得ず、勝手に留まって防衛チーム作っちゃった息子が受け継いでいる 帰りマンとか言うのやめなよ
新マンとかせめて帰マンとか書くべき >>868
ふと思ったんだが、藤田進がヤマオカ長官役じゃ無かったら誰になっていたんだろ?
候補は他にもいたのか?、藤田進だけだったのか?
やはり志村喬かね? しかし上司は勝手に職務放棄した部下に対して
まず体の心配するとは優しいよな 志村喬「断るっ!」
似合いそうではあるな
いや、田崎潤もありかな 「ウルトラ警備隊の出撃は今や世界の急務だ。世界中が待ち望んでいるんだ。」
「お断りします。」 >>874
色々な間違いや行違いが重なって、三船敏郎とかも可能性ゼロではなかったかも
いやゼロかw ヤマオカ長官時代の地球防衛軍は軍隊の中の軍隊といっても過言ではなかった。
しかし平成セブンのタケナカ長官以降はカジ、イナガキなど無能な人材を参謀に据えたりと、
防衛任務を果たせない単なるお荷物組織に過ぎなかったな。 やはり「断るっ!」は藤田進のあの独特のイントネーションによるセリフ回ししか考えられないな 当時リヤルタイムで観てた ソノシート「恐怖の怪獣狩り」のストーリーがすらばしかったので
あんな話が放送されるのかと思って観てたら・・・ ガックシ番組だった >>840
>「光の国」がウルトラ兄弟全員の故郷であり、世界が繋がっているという設定においては、
少なくともセブンにおいてはそういう設定つながりはないだろ?
セブンが劇中で光の国の住人だという話はどこか出てきた? 光の国という言葉は出てないが「M78星雲から来た」とはダンが言っている
当時はM78星雲=光の国だと子どもたちは思ってた M78星雲って星じゃなく星雲だからなあ
ものすごく広い星雲で、ウルトラマンとウルトラセブンが同じ星から来たってことになるのか? ちなみにウルトラ怪獣散歩で
メシエ星雲人がメシエ星人と書かれてて馬鹿にされるくだりがあった 少なくともウルトラセブンは、ウルトラマンも
かつてのQやウルトラマンに出てきた怪獣や宇宙人や人物も一切出てこなくて
セブン単独の世界観設定で通したからよかったと思うのだ。
セブンを呼び戻そうとしたのもゾフィーでなく
その後のウルトラシリーズにも出てこないセブン上司だったし。
最初の企画書にあったようにカプセル怪獣をレッドキングやらにしなくて正解だったと思うのだ。
そうやって、その後のウルトラ兄弟ではないからこそ、セブンは単独で光ってると思うわけです
リアルタイムでは、同じ光の国の兄弟とかは、セブンにはなかったんですよ。 さらにちなみにM87星雲はあるが
M78星雲はなくて
架空の場所ってことでM78星雲の宇宙人としてたのだろう
何度も言うけど初代マンやセブンを作ってた頃に、ウルトラ兄弟という発想はないからw ええっ?
「光の国が恋しいだろうねぇ」ってポール星人が言ってなかったか?
少年雑誌の漫画じゃ普通にマンとセブンが共闘してたし、当時の感覚では兄弟じゃないにせよ戦友くらいの認識だったろ 光の国が恋しいだろうね、ウルトラセブンwと、ポールさんが言ってたよ ああ、それとM78も普通にあるからね
オリオン座の散光星雲として実在してるよ 何を言われようがウルトラ兄弟は
ウルトラ第二次シリーズ以降のあとづけ設定だから
セブンの頃はまだないので、
ポール星人が言うところの光の国も
雪の世界ではなく、光の国が恋しいだろうなという意味程度だろう もはや何言ってんのかわからないが、光の国と言う言葉はウルトラマンの時からあるので二期の後付けではない >>895
だから
光の国ってのはウルトラマンの際も、一つの星を指してるんじゃなく
漠然とした、光に満ちた国があってそこから来たと表現してただけだろ
桃源郷とか天国というのと同じようなもの
そういう意味で、作品が違っても、光の国と使っても何ら問題はないわけだ 逆に、「マンでもセブンでも光の国と言ってたから同じ世界だああ」と
安易に決めつけるほうがどうかしている
光の国からやってきたというのは
理想郷=ユートピア=シャングリラみたいなものだ その論理では、逆に両者が別物の光の国ではないと証明できなくなるなあ
己の不明を恥じつつ、素直に諦めるのが吉
円谷プロダクション謹製の光の国は一つだけだよ こんな昔のことで論破しないと気が済まないのか?大人げないねえ 俺が主張しているのは
最初の企画書にあったようにカプセル怪獣をレッドキングやら過去に出た地球怪獣にしなくて正解だったと
再登場怪獣やバルタンやらケムールやらも出さず、セブンは最後までセブンの独自世界で通したのが功を制したと思ってるから
だから光の国とか言ってたのも、マンと同じ世界観と見ないほうが
セブンをセブンとして楽しめるといってるまで。
むろん、のちのウルトラ兄弟とか完全に別物w
そういう意味だ。 それは君のことじゃないか?
別に揚げ足とりしてるつもりはなく、君の今後のことを考えて間違いを指摘してるだけだろ
バカにするなら黙ってニヤニヤしてるよ
マンとセブンが作品的に繋がっていないという意見は支持しているから 光の国は金城さんがイメージする桃源郷で漠然としたものだろうなぁ 俺はセブンは死んで帰って行ったと思ってる
後の作品に出てくるセブンは全部別物だと
そもそも初代や帰ってきたウルトラマン以降の作品はパラレルワールドの話と解釈しているから 当時の児童誌はゴジラとティラノサウルスが取っ組み合いしている絵が表紙になる世界だからな
世界観がどうこうというのは最初から頭になかったと思う
雑誌上とはいえ2つの世界のヒーローの共演、というだけで
当時の子供達はおしっこちびっていたと思う
俺はその頃は生まれていないけど >>902
君の今後のこと?
なにそれ?どうでもいい >>905
>当時の児童誌はゴジラとティラノサウルスが取っ組み合いしている絵が表紙
そんなんあったっけ? >君の今後のことを考えて間違いを指摘してるだけだろ
なにこのしったか馬鹿 いや、君が余所で「ウルトラセブンでは光の国って場所は一度も明言されていない(キリッ)」なんて言わないように気を使ってあげたんだけどな 光の国ねえ
たしか初代マンではナレーションで「光の国から来たスーパーマンだったのだ」という
表現があるね それとなぜか科特隊の歌の中に「光の国の掟」という歌詞が
当時はこっちの方が意味不明で、この歌の中では光の国というのは地球のことを
意味するのかなと思ってた
当時リヤルタイムで観てた世代だが、マンとセブンはまたっく別のヒーローだと思ってた
体の模様も違うし、作り手側が「違うヒーロー」として作ってるんだと感じてた
ただし故郷がM78星雲と共通だから、まあ仲間なのだらうとは思ってた
その程度だね >>909
もういいいってば
顔真っ赤にして、大昔の特撮番組にそんなに必死にならんでいいから
大人げないやつだな 真っ赤になってるのは君のIDじゃないか
「そうだっけ、また確認しておく」で終わる話だろ
どうして自傷行為に走るんだ?
理解に苦しむよ 光の国が固有名詞だと思ってるやつと一般名詞だと思ってるやつとじゃ話が噛み合わなくて当然や 現国の成績悪かったろう?
他の教科がどうだったかは知らないけど
それだけは確実だね >>860
>そして東京のど真ん中に軍事基地を建設
江戸城も東京のど真ん中にある軍事基地だよね >>915
>江戸城も東京のど真ん中にある軍事基地だよね
そうでしょうか?
大本営は軍事基地? 軍政と軍令は別だからなあ
大本営は政治組織ですね
江戸城は将軍家を守るためのもので、ZAT基地は東京及び全国を守備するための砦だから設置意義から見れば別物かな 三島由紀夫が割腹した当時、市ヶ谷に自衛隊がありまして 関係ないが団次郎は当時(今も?)市ヶ谷住人で、近所に飲みに行くと、酔っ払った隊員たちに敬礼されるとか シーゴラスのときは生意気な口きいてすみませんでした!てかw >>885
フクシン君みたいに星雲を望遠鏡で見れば光の塊だから、ある意味光の国と
言えん事も無い。一種の詩的な表現だな。 セブンにマンの怪獣を出そうとしたのは、世界観を共通にするのじゃなくて着ぐるみを
使い回しにしてコストダウンを図っただけじゃないの? >>918
西洋の城なんか城塞都市だから街全体を壁で守るけど、日本の城はそんなの無い。 だから、江戸城は江戸の町を守ったりしないと言ってるんだけどな
江戸城は将軍家の血筋を守るためだけに建てられたんだと
ZAT基地は敵が近づけばそこから打って出て戦うための砦、江戸城は籠って、援軍が来るまで防御に徹するための城で、両者は機能的に別物だと説明してるの
あと、格好よく断言するのはいいけど、小田原城とかよく調べてからレスした方がいいよ それとね、信じられないかもしれないけど、当時ウルトラマンの怪獣は、特定の年齢層の少年にとってはアイドル以上の人気者だったんだよ
円谷プロダクションは別にコストダウンを考えた訳じゃなく、その人気にあやかろうとしたんだよ
レッドキングを出しときゃガキに受けるだろって単純な考えでね >>928
怪獣ショーも子供のほか、オヤジも結構多かったそうだ。
オヤジの真の目当てアンヌと前番組「キャプテンウルトラ」のアカネ隊員だった。 トラウマといえばゼラン星人
でも大人になってから観なおしてみたらとても面白い話だった
子役の子の演技がすごい セブンも前半は等身型で戦闘したり、宇宙ステーション絡みのストーリーありと、
更に宇宙空間も青がってたりと、前番組だったキャプテンウルトラを多分に意識した演出がある。 で、人気がどんどん下がっていったと
当時の子供は、魅力的な怪獣とセブンのプロレスが見たかったんだよ
SFファンには幼稚だと嘲笑され、子供にはつまらないと受け入れられず、結局視聴率的にはウルトラマンを越えられなかった
セブンの人気が出るのは、当時のガキが成長した数年後のことだ 確か平均視聴率もキャプテンとあまり差異がなかったんだよね? ま、初代ウルトラマンの展開パターンがあまりにも強烈すぎて、セブンの展開パターンは
どうしても地味に見えてちまう
「待ってました!ウルトラマン」という流れが実に自然で分かりやすいのだが、セブンの
場合は「待ってました!ウルトラセブン」にならなかったとろこが弱かったのな ウルトラマンはハヤタが怪獣にやられそうになってピンチ、のとこで変身して巨大なウルトラマン登場、で盛り上がる流れがあったが。
セブンは必ずしもそうではなくて、変身しても等身大の場合も多かったのがまずかったのかな ウルトラマンが始まる時点で怪獣は既に確固たる地位を確立していた
だからウルトラマンではそこに怪獣に対抗する人間側を科特隊という形で合理化し、怪獣の対立概念としてのターミネーター・ウルトラマンを設定するだけで良かった
ウルトラマンの各アイデアはまさに発明級だが、それは怪獣という圧倒的認知度のある不動の存在によって立つものだったのだ
ウルトラマンの背後にはゴジラから始まる円谷怪獣映画の分厚い歴史がズラ〜っと並んでいる
セブンの時点では怪獣の価値はもう相当に下落していた
それまで怪獣がゴジラから長い年月をかけて築いたその価値は、ウルトラマンによって毎週コテンパンにされ続けることで急激に擦り減ってしまったからだ
ウルトラマンで怪獣は消耗品化してしまった
だからセブンでは怪獣に代わるものとして星人という新たな概念を設定したが、それはかつての怪獣が持っていたステータスには到底及ばないものだった
何十年もかけて劇場映画も含めて確立された怪獣の価値に匹敵するものを一から創り出して即座に認知させようというのがそもそも無理筋だった
ウルトラマンが終わった時点でセブンの敗戦は決まったようなものだったのだ >>936
セブンはミクロ化した松坂慶子の回が一番盛り上がったw セブンに出た時の松坂慶子さんて今の広瀬すずぐらいなのかな。 セブンは宇宙人というより、外界との関わりが大きなテーマだよね
それは必ずしも敵味方や悪と正義に綺麗に分けられるものではないという
子供にそれを理解させるのは難しい 「勝ったけどこの選択肢で正しかったのだろうか?」と考えさせる結末も多いので子供にはあんまり受けないかな。
ただ、実はマンにもその類のエピソードはいくつかあったんだけども 子供向けとは思えないハードなストーリーも俳優の迫真の演技もシリーズ最高の白眉の一作
なのに、あまりにも特撮部分がチャチすぎた
特にミニチュア関係が酷すぎて、子供騙しどころか子供も騙せないトホホな低水準
ストーリーがハードであればあるほど、隊員たちの演技が迫真であればあるほど、雑な特撮部分のガッカリ感は強烈さを増す
真剣に作っていない作品を、誰が真剣に見るというのか
子供たちが離れていったのも無理はない >>937
>>942
なんか本当かどうかわからない好き勝手なことを書いている評論だなあ。 >>942
ウルトラセブン製作当時、何才だったん?
当時の視聴者にとっては低水準の特撮ではなかったぞ。 現在の目線で見ればそりゃ粗もあるさ、半世紀も昔の作品だぞ
知ったか振りで勝手なこと言ってるようにしか見えんな >>937
>ウルトラマンによって毎週コテンパンにされ続けることで急激に擦り減ってしまったからだ
いやゴジラの第一作からコテンパンにされてんじゃん。そのコテンパンにするのが人間から超人に
変わっただけ。
怪獣悪というのはゴジラ1作目からあるし、それを途中で正義の怪獣にしちゃったから
おかしくなった。擦り減らしたのはゴジラの方だろう。
結局巨大な怪獣が街を破壊するというのがその面白みだったのにそれが段々無くなったからねえ。
ゴジラ第一作目ではまだまだ戦争の記憶があったから爆弾とかで破壊された街とそれと重ね合わせて
見る人もいたんだろうけど、ウルトラマンの頃はそんな記憶を失せて、制作者サイドしかその記憶が
無い状態だったろうし。 来週ゴジラのハリウッド版新作がやるけど、怪獣物の面白さはちゃんと出ていそうだな。 ウルトラシリーズ相当数視たのに現実の世界では全く強くなれなかった。
それになぜか今は、ウルトラマンよりライダーの方が反応する人が多い。
ライダーの怪人なんか、半分以上名前知らないのにな・・・ 当時の子どもの感想で多かったのは「ウルトラセブンは弱い」だっただ
等身大でしか戦わなかったり、ピンチになることも多かったし、戦闘があっけなかったり
ダンの姿でも変身アイテム奪われたり
命を抜かれたり なんか弱いイメージしかないのよね
ストーリー的に優れてるとは思うがヒーローとしては弱くイメージが薄い >>946
ゴジラとは全然違う
ゴジラやその他の東宝特撮怪獣達というのにはそれを凌駕する対立概念が存在しなかった
強さの最上位に位置するのが怪獣でありそのパワーは圧倒的だった
だからこそそれに対抗する非力な人類が科学やマンパワーを駆使して倒すことにカタルシスがあったわけなのだ
ミニマム化されているがウルトラQも全く同じ構造だ
人類の手に負えない厄災をなんとかで克服するといういうのがゴジラ以降の東宝特撮怪獣映画の基本格子だ
コテンパンにされた人類が最終的に逆転する物語であって怪獣がコテンパンにされる物語ではない
ウルトラマンと比較的構造が違いのは「キングコング対ゴジラ」「フランケンシュタイン対地底怪獣」だが、そこでも怪獣に自力で互角に対抗できるのは怪獣だった
互角だから「どちらが強いのか」「どちらが勝つか」というところが物語の焦点になり得たわけだ
しかしウルトラマンの力量は怪獣のそれを圧倒的に上回っている
だからこそ活動限界というアキレス腱を設けたのであり、ウルトラマンが登場した時点で既に怪獣は最強の座を退いているのだ
最後にウルトラマンが控えている以上、物語の序盤で怪獣がいくら大暴れしてもそれはもはや前座の余興みたいなものだ
ウルトラマンにコテンパンにやられるまでの繋ぎであり様式美に過ぎない
最後には毎回無残に爆砕されたり輪切りにされたりするだけの悪者に憧れる子供はいないのだ
ウルトラマンはそれまでの分厚い東宝特撮怪獣達が作り上げた怪獣の価値を担保にして作られた対照的ヒーローだった
そしてその立場は一瞬で逆転して怪獣の方が絶対的ヒーローの対照的存在になってしまった
ウルトラマンによって主役の座から強引に引きずり降ろされてしまったのだ
だからセブンではもう怪獣の価値を担保に物語を作ることが不可能だったのだ レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。