【中野特撮】首都消失【集大成】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>15
>でも、今はSCMトラックより、小松左京の原作をなぜこのように映画化してしまったのかと
>考えてしまう・・・。
単純に予算の問題ですかねえ。本当はもっと大きい話なんですけどねえ。中野さんには
悪いけど、人物ドラマをメインにすれば、本当は特撮は余り要らない。雲をマットアートで
合成する程度で充分。恐らく、プロデューサーが「特撮こそ見せ場」と勘違いしちゃったんでしょう。特
撮に注ぎ込んだ予算を本編部分に使って、重厚なポリティカル・フィクションにするべきでしたね。 雲がボワーと建物に覆いかぶさると、建物内部が発光してからドーン!
どういう仕組みかはわからんが、とりあえず燃える。
でも、SCMトラックって、あのデザインがちょっと… 小松左京の小説で描かれていた、首都機能が喪失した日本の状況をもっと綿密に描くべきだった。
せめて、臨時代行政府発足へ向けての全国知事会議のシーンくらいは原作のまま描いてほしかった。
そういえば、映画公開直前にテレビ特番があって、小松左京が、当初は核ミサイルが落下する話にしようと考えていた
と言っていた。 DVD観ていて、”雲”の周囲に屋台が出ているシーンで、物体Oラーメンという看板を出している
屋台があるのを見つけた。 >>20
美術さん・装飾さんに小松が好きな人がいたのかな? あの雲の回りに見物人が
押し寄せてお祭り騒ぎになる一景など、いかにも舛田利雄らしい下世話な想像力だよな。
まあ、実際にああいう事件が起こるとあんなものかもしれんが。
社会観が「ノストラダムスの大予言」の頃と何も変わってないな。 掲載紙が中日新聞で
まさにこの歌を予言した映画と言って良いな。
ttp://www.geocities.jp/momo_harumi/yatokame2004/
小松左京の小説では、臨時代行政府が置かれることになった次期首都は名古屋だったよね。
映画では、やたら大阪、大阪と言っていたけれどね。
小説の大部分は、新聞記者が主人公みたいに描かれているけれど、その当時はまだ新聞っていう媒体は
オピニオンリーダーだったのかな?
もっとも、小説自体が新聞連載だからかもしれないけれど。 確かに雲海のシーン辺りは中野特撮の集大成感はあった。
濫泥流のような雲、なんだか解らんが爆発する雲、なぜか対象に襲ってくる火炎放射器・・・
引きに引きまくった画角の中を飛んでゆく調査機に青白く光る炎などは
アナクロだが面白い絵だったな
この映画で共演している岸辺一徳と大滝秀治。
およそ20年の時をへて、CMで親子として共演している。
「ぱわー、おん!カトリス攻撃開始!すどん、ずどん・・・」 原作では、「雲」の正体は宇宙人の地球観測装置だということだった。
映画ではそういう種明かしはなかった。
そして原作では数ヶ月後に、宇宙人の調査が終わったのかどうかしらないが、
ひとりでに消えてしまう。
映画では、電磁石を使って「雲」に穴を開ける。
もしも宇宙人の無人観測装置だったら、穴を開けてしまったら宇宙人たちが
修復のために襲来してくるではないか!
映画ではここのところをどう考えていたのだろうか?
たしか小松左京の構想では「雲」の中の人類が微妙に進化しその子孫達がジュピター計画
とか、「果てしなき・・・」とかに繋がるんだったか?違ったかな?
日本沈没で流民になった日本人が宇宙へ出て行くらしいね。
ちょっと後付っぽいがw 「果てしなき」では宇宙で流民になった日本人が、君が代もどきを歌う場面があるね。
焼け跡派?高度成長世代の小松センセは、ユダヤと共感する部分があるのかもしれないね。
「首都喪失」は、実際に大地震などで、中央政府が機能しなくなった時に
危機管理シミュレーションとして再評価されるように、狙って作ってるね。
小松センセは、そういう関西商人的な発想が好き。
あと、中部関西人の、中央&関東コンプレックスがにじみ出てる作品だな。
雲にP-3C哨戒、セントエルモの火のあたりは、いい感じの映像だったね。 セントエルモの火はオイラも好き。だがP-3Cではにゃいがw
小松左京映画はプロジェクトX系が多いけどこの作品は特にそうね。
そして首都の資産価値をシミュレートしたのも関西商人的な発想で面白い。 DVDにはオーディオコメンタリー付いてないんだ・・・ 予告編見たんだけど冒頭の新宿副都心の高層ビル群と雲のOL
高層ビルで爆発が起こったり付近の家屋に閃光が走ってるように見える
意図した事じゃないだろうがこれがなかなかいい
ちゃっちくてもいいからこんな画がほしかった ウルトラセブンの「蒸発都市」(だっけ?)と同じようなシーンが・・・ 日本映画専門チャンネルで。
ttp://www.nihon-eiga.com/prog/104351_000.html
また、小松左京オールナイト★全作品原作・小松左京★
ttp://www.nihon-eiga.com/0607/0607_04.html 何回見返しても、三菱キャンター2台特攻で解決する理由を見出せない。 当時土建屋だったオイラにとっては、いすゞ エルフだったらどうなっていたか気になる。 伊集院光がこないだラジオでリメイク版と比較してTV版日本沈没を絶賛してたけど
ジュピターや消失みたいな珍作品についてはどう思ってるのか知りたいところだ。 白い巨塔みたいに、徹底してシリアスな連続ドラマにできないかな。1クールだと小説の章の数ともあうし いやw映画だって徹底してシリアス&シニカルなんだが。
そう見えないだけで。 「日本沈没」の樋口監督なんかは思い入れとかはないのかね? ポスターの、雷鳴が輝く渦巻く雲のなかに、新宿新都心があるイラストはすごい迫力だね。 >>44
リメイク版「日本沈没」がTBSで企画されていた頃、同じ小松原作の「首都消失」を再映画化
するプランもあったらしいと聞いたことがある。単に一度映画化されていて雛形が
出来ているというだけの理由でね。話次第では「こっちをまたやろう」となっていた可能性もあるらしいw 樋口にはそっちの映画化の方が向いてるんじゃないか? 「首都消失」ならアニメ化されてたぞ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3
>21世紀の初め、日本の首都・東京は外部侵入者の『MU(ムウ)』により、
>その全体を半球状の物(東京ジュピター)によって外部から隔離されてしまった。 たしかラーゼフォンの作中でも「首都消失」のポスターとか出てた希ガス 小松左京の原作も腰砕けだからなあ。ジュピターもそうだったけど。
あと、原作が名古屋首都ってのは覚えてないが、恐らく、中日、西日本、
道新に連載した小説だからでは?ベテラン新聞記者も西日本新聞出身みたいな
匂わせ方してたし。
映画が大阪に拘ったのは確か、関西テレビ(かよみうりテレビ)が制作に噛んで
るからでしょ? >>51
原作が風呂敷だけ広げてブッツリ終わるのは、新聞連載+単行本化のスケジュールの
都合でそうなったと聞いたことがありますけどね。映画「首都消失」は関西テレビも出資しています。
>>18
『東京地獄変』という小説を思い出した
>>47
それはいえているかも。
新作リメイクも何だか思わぬベクトルに向かっていたが、『ローレライ』もみていると好きそうな題材って感じはする。
ただ小松ファンは怒りそうだが
>>51
あと実際に東京が首都機能を失った場合は名古屋が暫定首都となるから、原作もそれに沿ったんだろう
>53
「東京地獄変」って言う小説あったね。
あれも、核ミサイルが東京を直撃する話だったね。
原作には、当時のニューメディアの有効活用などといったことも書き込まれていたが、
現在のインターネットの発達からすると、リメイクしても、もっとお話を膨らませられるのでは?
ただ、それのリメイクが小松左京ファンに受け入れられるかは別問題だが。 この映画のDVDの、値段が下がってた・・・。
発売日に買ったのに・・・。 同じ小松左京のジュピターも
新品を1980円で買った。
売れねえんだなw 考えてみれば監督さんも特技監督さんもまだ御存命なんだよね。 霧が晴れた後、霧に覆われた地域に足を踏み入れた調査隊の目の前には身体に僅かな布をまとった男女が原始生活をいとなんでいた。霧はドーム状に都心をおおっていたのだ。
そして彼等と霧の外の時間は数十年の開きがあった。
自給自足で生き続けたが服だけは生産出来ずかろうじて身体を隠す程度の布しか無い状態になっていた。
霧の内部はたぶんこんな状態?
>>77
それ、他の小松さんの小説からの引用? 実際は、雲の中は圏内に残されていた食糧もエネルギーも絶え
みな息絶えていた、というあたりではないかな?
映画版は割と早く霧が晴れるけど、あれもリアルに想像するとそんなに希望のある終わり方
のはずがないよね。僅かの期間でも外部と一切を遮断された世界が無事とも思えない。
婦女暴行事件・・・・刑が軽すぎて、犯人は罪さえ実感していません。
例えば、足立区綾瀬で女子高校生が帰宅中に少年らに拉致された事件です。
女子高生は少年の自宅(両親も同居していました。)に40日間監禁され繰り返し
暴行され、最後には凄惨なリンチの末に殺害されました。監禁中に食事はほとんど
食べさせてもらえず、最後には尿まで飲まされたそうです。少年らは 女子高校生を
音楽に合わせて全裸で踊らさ、歌の合間に皆で一斉に蹴ったり、陰毛を剃ったりし
ました。 発見された遺体は、歯が殆ど折れ全身に火傷を負い、性器と肛門には
オロナミンCの瓶が刺ささっていました。 主犯以外の少年たちの服役期間は
裁判日数を除くため最長でも6年でした。 (女子高生コンクリート詰め殺人事件)
>78
映画では、鳩が飛んできたり、最後に子犬(かわいい)が生きていて、おそらく”雲”の中の人たちも
もしかしたら生きているかもしれないということを示唆していたね。
小説では、”雲”による封鎖が長期化しているので、”雲”の中の人たちは・・・。
小説の終りのほうで、やたら酒瓶がいっぱいあるとか、道路に切れ込みがあって、こちら側は霧で濡れているのに、
向こう側はカラカラに乾いているといった描写があった。
小松左京はどんな風に考えていたんだろうね。 ”雲”の特撮はなかなか・・・。
膨張しつつ街を破壊するところは、怪獣映画っぽいふいんき。 雲に向かって歌いかける
めくらフォークシンガーのかすれた歌声が良かった。 でも、周囲にいる若い衆らが、一緒に歌っているところで、何故か笑ってしまう・・・。
80年代的な演出だなぁって・・・。 実家でビデオ整理してたら
昔ゴールデン洋画で放送した録画分が出てきて、久しぶりに見た。
記憶よりも作品の出来は悪くなかったな。特撮部分も含めて。
ただ、あれだ。雲の中に進入して調査するシーン照明効果が安っぽすぎた。
>>83
それまで物語の流れがいい雰囲気だった分
みんなが歌いだす部分がおかしく見えたし、浮いてたな。 ロンリークライ・・・漏れレコード持ってるわ。 ソーリ〜チルドレン♪ 雲の中のレーザー照明丸分かりだけは
なんとかしてほしかった。 「帝都物語」の照明丸わかりな首塚とくらべるとどっちがファニーですか >>90
「帝都物語」を担当した照明技師、牛場賢二氏は舞台照明出身。
「出」がショーアップされた光が多用される世界だったわけね。
とは言ってもちゃんとナチュラルな照明も出来る人。
だが、舞台っぽい照明を要求される事が多く「帝都物語」もその一つ。
なので、あれは「丸わかり」と言うよりは「狙い」と言った方が正しい。
あとは観客の好みの問題でしょうね。 ヘリの中で大滝秀治がやたらハイテンションだったことを
よく覚えてる
「これ、これこれ」とか言いながらジュラルミンのケース
ばしばし叩いてて、なぜか中学生のころの俺はそれが気に
入ってしまい、よく真似してた。 俺はこの作品で名取裕子が好きになった。
山下真司はまだまだ滝沢賢治のイメージが強かったな。 >>86
この前のあるある謝罪放送でお詫びしていたね。 なぜ田宮役が山下真司なのかは、僕の仮説だと、原作の田宮は、朝倉の出身高校のラグビー部の大先輩。
それで田宮−ラグビー部−ラグビー−スクールウォーズ−山下真司という連想だと思う。
ちなみに、原作序盤で出てきたとり御飯弁当は去年名古屋駅で買って名古屋駅の新幹線ホームの待合室で食べたよ。 小松左京の小説の映画化って成功したのって日本沈没くらい? スクランブルかかってた。実況は盛り上がったよw 以下名シーンコメントのみ抜粋
迷曲「ロンリークライ」クル――――?
ええええええ
笑いが止まらない
なんだこの展開w
なんだこの展開は
しょっぱい歌が・・・
はらいてーwwwwwwwww
なんだこれwwww
もう別の映画だな
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ちょw歌っつるwww
甘い歌声ですなぁ〜wwww
何これwwwww
なんだこりゃwww
ちょっと、監督出て来いやw
( ;∀;)イイ歌ダナー
ひどすぎるべえ
これはひどいww
ロンリークライ(´ω`)
何がしたいんだよww
当 時 劇 場 内 大 失 笑
(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
wwwwwwwwwwwこれは反則
鶴瓶に殴られたロッカー思い出したww
ダメダ 腹イテェwww
くるっくー
何何何何何何何何何
午後ローのみんなにぜひ見せたい映画だ
鳩が抜け出た?
全世界で公開すべき
2、3日無意識に口ずさんでしまいそうなショックを受けた 映画は未見だが、原作はそれなりに面白かった。
>>78 >>80
雲の中に取り残された人々を中心にした後日談の構想がある
とかいう話を小耳に鋏んだことがあるよ。
ってか、>>77は山本弘の小説ネタじゃないかw 当時劇場へ見に行ったが、ロンリークライは普通にポカーンだった。
ただ、シンガーが盲目だって分かった時の凍り方だけはガチ。 なんでメクラ歌手連れてきたのかね
近くに落雷しても歌うたって、それ見た山下真司に発奮させるめ? ゴラァお前達っ!! オイラはレコード持ってるぞ!! 笑ってくれ! 自分たちは雲に対して無力だけど
雲の中で苦しんでる仲間たちに対して
せめて頑張れの気持ちだけでも伝えたかったんだ。
その思いを歌に託して、彼は歌っていた。力の限り。ロンリークライ。 結構失笑とか酷評多いけど、俺あの映画大好きw
見たのが子供の頃だけど、不気味な雲と科学者の攻防が
怪獣映画のノリで、ドキドキしながら見たよ。
即、原作買って読んだけど当時は退屈で途中で止めたw
最近原作読破したけど、原作もめちゃくちゃ面白かった。
政治シミュレーションだったんだな。
映画のDVDも買ってみたけど、やっぱりどっちも好き。
歌は覚えてなかったけどw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています