藤川桂介の作品の思い出と批評
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
「ウルトラマン」「快獣ブースカ」「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」「ミラーマン」「突撃!ヒューマン」「がんばれ!ロボコン」「宇宙鉄人キョーダイン」「Xボンバー」……などなど
良質のエンターテイメント作品を生み出す藤川桂介を語ろう!! まんま植物系の怪獣は未だ少ないかな。
お魚系もそのまんまなのは少ないですな。
>>191
「着ぐるみ」という制約があるから、そのまんまは難しいよね。
前作の『ウルトラQ』では、ジュランという巨大植物が登場してたけど、
アレと着ぐるみの巨大ヒーローを対決させても・・・画的に貧弱だから、視聴者にはシンドイかもね。
「着ぐるみ同士の対決」という制約に加えて、お魚系怪獣だと「プール撮影」という難題も絡んでくるから、更に難しいよね。
『怪獣王子』という番組にシーラゴンというお魚系怪獣が登場したものの、デザイン画の段階ではシーラカンスのまんまだったのに、
着ぐるみの方は典型的な四足怪獣にアレンジされていたりと・・・現場は常に、制約との闘いなのです。 そうそう、それから製作第一グループのほかの作品(バルタンとネロンガ)には岩本博士って
出てなかったよね。
そうすると最終回まで登場した岩本博士って藤川氏の創作になるんじゃないかな?
どの企画書にも岩本博士って明記は無いようだし。
もっとも 平田昭彦氏が演じたことで準レギュラー扱いになったのかもしれないけど・・・
初期の話では やはり藤川氏のシナリオには岩本博士がほとんど出ているんじゃないかな。
バルタン2代目の登場する飯島さんの「科特隊宇宙へ」で岩本博士の役どころがキーになって
くるんだけどね。 >>193
岩本博士の設定は、藤川氏の創作です。
「推理物における、視聴者への説明役が必要だったので登場させた」と、何かのインタビュー記事で明言してました。
この人ならではのノウハウが活かされた、好例ですな。 「ミロガンダの秘密」といえば、この回の特撮セットを「侵略者を撃て」に流用したんじゃないのかな?
近代的なビル街に原始的な植物怪獣を並び立たせる展開は、的場徹特技監督からの要望があったのかも知れないけど、
「特撮セットの再利用」という事情も考えられるよね。
グリーンモンスとの戦いでセットを壊した後なら、ウルトラマンとバルタン星人の戦いが、
空中戦で処理されていたのも納得です。 >>193
岩本博士が登場するシナリオ↓。映像化の段階で別の科学者・別の役者になった物も含む。
「ミロガンダの秘密」(藤川桂介)「ミイラの叫び」(藤川)「オイルSOS」(金城哲夫)
「科特隊宇宙へ」(千束北男)「遊星から来た兄弟」(南川竜、金城の共作)
「地上破壊工作」(実相寺昭雄。※佐々木守名義)「海底科学基地・準備稿」(藤川)
「怪彗星ツイフォン」(若槻文三)「禁じられた言葉」(金城)
「射つな!アラシ」(山田正弘)「さらばウルトラマン」(金城)
岩本博士って『ウルトラQ』の一の谷博士とは対照的に、スタイリッシュな探偵の如き人物でしたなぁ。
これって飯島敏宏が企画し、藤川氏が第一話も担当した『月曜日の男』の主人公(J.Jこと、持統院丈太郎)がモデルでは?
もしそうならば、藤川氏の設定に応える形で、平田昭彦のキャスティングが決まったのかも知れませんな。
因みに、J.Jの設定は『ルパン三世』にも影響を与えているらしく、飯島・藤川コンビの功績は我々が考えている以上に、奥深いものがあるのかも・・・ >>197
上原脚本を語るには「怪奇大作戦」が、伊上脚本を語るには「月光仮面」が欠かせない(川内康範の弟子だったらしい)のと同じく、
藤川脚本を語るには「月曜日の男」が欠かせないんだよな… >>198
確かにそういう「側面」もあるだろうけどね。
だからと言ってソレを待ち続けることにどれほどの意味があるかというと「?」でしょ。
何もしない理由にはならないし、何もしない言い訳は一度で充分だよ。
>>200
そういう時は当時のデータを並べるなりしてくれた方が、まだ救いがあるのだが・・・
一昔前の総会屋みたいなレスは、もうイラナイよ 200回記念に泥を塗るとは…サイテーな香具師だな。
岩本博士のルーツが解りかけただけでも、収穫のあるカキコだったのにねぇ。 総会屋は本当にキモいよな。
さてと、検証を続けるべく>>187の話に戻りたいのだが、
前作が海外ドラマの翻案企画であったのに対し、『月曜日の男』の藤川氏を導入することで、
刑事物みたいな展開を確立したのも、特筆すべき点だよね。
『特別機動捜査隊』をモデルにして、科学特捜隊という設定を作った金城哲夫にとっても、
今後への収穫は大きかったんじゃないのかな。 刑事ドラマ風の展開は『ウルトラQ』の「2020年の挑戦」でも金城哲夫が試みていたけど、この回は『月曜日の男』の飯島敏宏が監督だったもんな。
円谷プロに「犯罪推理物」のパターンを定着させた意味でも、飯島・藤川コンビの「ミロガンダの秘密」は特筆すべき作品だったのね。 刑事ドラマで思い出したが『ウルトラQ』の山浦弘靖も、昔は『七人の刑事』の脚本を書いていたっけ。
本来なら『ウルトラマン』も書いてた筈だろうに、何で参加しなかったのかを調べてみたら、
当時の宿敵番組であった『マグマ大使』の脚本を書いてたりするのよね。要するに、引き抜きですなw
藤川氏を『ウルトラマン』に招いた円谷プロは、山浦氏に代わる活躍を期待してたと思うよ。恐らくはね。 マグマ大使立ち上げには円谷英二も協力してるから
そのラインかもしれないね>山浦参加
大木淳吉が円谷英二の指示でマグマの特撮を担当してるよね? 山浦さんはフジテレビとのパイプが強かったというだけでしょ
円谷英二が脚本家を云々したなんて妄想激しすぎ >>207
山浦弘靖は、『ウルトラQ』で「206便消滅す」「海底原人ラゴン」「地底超特急西へ」
の3本を執筆。ウルトラマン初期企画の『レッドマン』では、「地球を売る男」を
執筆しているが、映像化には至らなかった。円谷一・金城哲夫の鉄道員根性ドラマ
『いまに見ておれ』(64年・TBS)も手掛けているし、TBSー円谷ラインから
ウルトラに参加した事は間違い無いでしょう。
>>山浦さんはフジテレビとのパイプが強かったというだけでしょ
はいはい、ソースソース。 藤川さんがウルトラに参加したのは飯島さんから話が回ったからみたいだね。
スレ違いになるけど、マグマ大使に山浦さんや石堂さんが参加したのはどんなルートだったんだろうね?
>>210
鷺巣社長の過去のインタビューではライターが足りなくって、
局と東急に頼んで若手ライターをオーディションして選んだって。
でもまあ、あの人のいってた事、記憶違いも多いからなぁ >>210
昔の山浦氏はTBSでの仕事を通じて、大映テレビの常連脚本家になったみたいだよ。
『マグマ大使』は大映のスタッフも多かったので、その繋りじゃないのかな。
メイン脚本家である高久進も、実際に大映からの繋りだったし。
『マグマ大使』での山浦氏は、1クール目からの参加でしたが。
メインの高久氏が途中から『悪魔くん』や『キャプテンウルトラ』も掛け持ちする羽目になったので、
オーディションの末に石堂淑郎が参加することになるのですが、
鷺巣社長の記憶によれば脚本家だった頃の田原総一郎も、候補の一人に挙がっていたようですねぇ。 >>206
『マグマ大使』の大木淳吉は、特撮班の助監督でした。
屋外での撮影経験が、後の『ウルトラセブン』にも活かされてましたよ。 藤川さんの話に戻るけど、飯島監督も「ミロガンダの秘密」はお気に入りだったそうで、当時は第一話での放送を希望していたらしいよ。
しかしながら、翌日放送の『マグマ大使』が四話完結方式の連続ストーリーだったので、TBS側も連続性を意識した「ウルトラ作戦第一号」に変更せざるを得なかったというのが、
当時の事情らしいね。
『マグマ大使』が無ければ『ウルトラマン』も、『ウルトラQ』みたいなアンソロジー路線で終ってたのではなかろうか? >>214
アンソロジーだったら、『第一号』はどんな話になったんだ? >>212
高久さんの場合は『忍者部隊月光』の梅村幹比古Pからの依頼だったようですが・・・
東急エージェンシーとも繋がっていた梅村氏から「一緒にやらないか?」と誘われたのが、そもそものキッカケみたい >>215
そりゃぁ、飯島さんの希望通りに「ミロガンダの秘密」が第一話目に放送されて、
その後も『ウルトラQ』みたいに各話毎のつながりも皆無なまま、尻切れトンボの最終回を迎えたのではなかろうか。
「ウルトラ作戦第一号」みたいな設定話も、書かれなかった可能性があるよね。
各話毎のラストも『ウルトラQ』みたいに、「終」の文字が画面一杯に映されてたと思うぞ。きっとw >>217
というか、その時点で『ウルトラQ』の後番組は『woo』に決まっとるぞな。絶対に。 >>212
>鷺巣社長の記憶によれば脚本家だった頃の田原総一郎も、候補の一人に挙がっていたようですねぇ。
それは勘違いじゃないの? 田原は66年の「マグマ大使」当時は東京12チャンネルにいたのでは?
あるいは、12チャンネルに入る前、田原が岩波映画を辞めてフリーのTVの構成作家・ディレクターをしていた
とされる頃にピー・プロと繋がりがあったんですかね? >>219
1999年に白夜書房から発売された「マグマ大使パーフェクトブック」という本によれば、
「2クール目の終り頃に脚本家の補強をすることになって、日活の新人ライターの中から、
8人位を東急エージェンシーに集めて面接したが、田原氏の顔は今でもよく覚えている」
と、鷺巣富雄社長は述べています。
でも、その時に採用された石堂淑朗は、松竹の脚本家だったと思うのですが…?
多少の記憶違いはあるにしても、この件に東急エージェンシーが深く関わっていたのは、間違い無いと思われます。
フリーの構成作家だった頃なら、そういう方面との繋りがあっても不思議ではないですし。
他にも、この本には鷺巣社長と土屋啓之助カントクの対談が載っていて「山浦弘靖は、国際放映の人でしたね」という、
土屋氏の発言にも興味深いものがあります。
ひょっとすると新東宝出身の土屋氏が、国際放映の脚本家であった山浦氏を『マグマ大使』に誘ったのでしょうか? >>220
石堂さんはその頃には既に松竹は辞めている。山浦さんが国際放映にいたことは
ないはず。土屋氏は、山浦氏がよく国際放映の仕事をしていたので「国際放映の人」
という言い方をしたのではないだろうか。
「日活の新人ライター」は、当時の日活映画と共通した名前が見当たらない点を見ると、
実際には誰も起用されなかったのではないだろうか。 この時の面接で、石堂氏が採用されたのは確かですよ。
東急で「映画界の新人ライター」を面接したのでは?
石堂氏の採用以前には、梅樹しげる(ストップゴン)や内山順一郎(テラバーデン)といった脚本家も参加していましたが、
梅樹氏については土屋氏が「国際放映の人」だと、証言していました。 『マグマ大使』における、石堂淑朗の執筆回
第45話「日光に現れた海坊主の謎」
第46話「怨霊怪獣海坊主対マグマ大使」
第47話「電磁波怪獣カニックス 新宿に出現」
第48話「東照宮の危機・電磁波怪獣カニックス大暴れ」
石堂さんが担当したのは1967(昭和42)年5月8日から5月29日放送分までの話ですが、
『マグマ大使』の放送形式は2時間枠の脚本を四分割していたので、
実際には2時間枠のホンを一冊分のみ書いていた事になります。 >>222, 223
ストップゴンは石堂氏が書いたんじゃなかったっけ?
アニメックの日本特撮秘史(古くてスマソ)に載っていた
ストップゴンの写真に「脚本 石堂淑朗」ってクレジットが
出ていた記憶がある。 >>224
マグマ大使のLDBOXにストップゴンの予告篇が収録されており、
その映像には「脚本……梅樹しげる」と表示されてたので、
アニメックの説はウソだと思う。
たぶん池田憲章は「怪奇大作戦みたいに寺を壊したから、この回は石堂脚本だろう」と、
勘違いしてたのだろうw 話が横道にそれてきたので、本題に戻そう。
藤川さんの加入と『マグマ大使』の存在が無かったなら、
『ウルトラマン』という番組は『ウルトラQ』の二番煎じ的な、
ショボイ作品になっていたかも知れない、という事でしょうか。
そろそろ「ミイラの叫び」への、素朴な意見を聞いてみたいっすね。 TFファンからは嫌われまくりの人だが、俺はゴッドマーズ大好き。
特撮ではブルトンとガッツ星人の回が一番印象に残っている。 >>222
>梅樹氏については土屋氏が「国際放映の人」だと、証言していました。
梅樹しげる=梅村幹比古。
たしかに国際放映の人である。 >>231
梅村Pは、
脚本家として「マグマ大使」に参加してたのか!
高久氏を誘った筈の梅村Pの名が、
マグマのスタッフ表に見当たらないのは変だと思ってたが…
そういう方面からの参加だったのねw
遅ればせながら、貴重な情報に感謝します。 先日Yafoo!オークションにマグマ大使#37〜#40の脚本が出品されていて
執筆者は高久進と判明
本作品の残る脚本担当者不明回は25〜32、41〜44 >>233
『マグマ大使』のLDBOX解説書(創美版)によれば、
第25〜28話の脚本は高久進である事が判明しています。
第43〜44話も
『キャプテンウルトラ』の磁石怪獣ガルバンとネタが被っているので、
恐らくは高久脚本で間違いないでしょうw
白夜書房の『マグマ大使パーフェクトブック』における高久進インタビューでは、
「内山順一郎という若い脚本家が、シリーズの後半を主に書いていたような記憶がある」
と証言しているので、
残る第29〜32話と第41〜42話については、
内山脚本の可能性があります。
来夏発売予定のDVDBOXでは、
その辺も明らかにして欲しいですね。 ttp://jun.2chan.net/30/
ttp://dat.2chan.net/b/
ttp://img.2chan.net/b/
ttp://nov.2chan.net/b/
ttp://www.2chan.net/ 宇宙戦艦ヤマト、「空を飛び宇宙を舞台に」と発案したのは彼だというのは
間違いなく信用できる?
それまでN氏はまだ地球の海洋上でとしか考えてなかったらしいけど 藤川さんは実写でもいい脚本書いているけど、
金城、佐々木、上原、市川の陰に隠れているね。
やはりアニメのスーパーロボット物、宇宙戦艦ヤマトシリーズは秀逸だ。
実写になるが、『]ボンバー』はもっと評価されていいと思う。 愛の戦士たちって3人の共同脚本だけど
この人は何割ぐらいの関わったの?
もしくは黒澤映画みたいに一つテーブルで
競争しながら執筆してなのかな。
鉄人タイガーセブンは、藤川氏のテイストに合った作品だったのか?
暗いだけなのに。
>>241
実は西崎Pが一人で書きました(ウソ)。 第二期ウルトラシリーズでの藤川脚本、是非観て見たかったが・・・。
やはり、橋本洋二Pとウマが合わなかったのか。
それはさておき、大鉄人17も藤川氏向きの作品だと思っていたけど。 >>244
セブン後半における藤川脚本の没度、半端じゃないよね。
「半人間」「謎の怪獣地帯」「湖底の叫び声」「赤い群獣」…。
橋本Pがセブン後半から参加してる事と、検して無縁ではないと思う。 そう言えば、ウルトラマン大全集のパート2(講談社)での上原正三
市川森一 橋本元Pとの対談の記事で、「橋本さんのやり方に対して
尻尾を巻いて逃げた脚本家がたくさんいた」と上原氏が発言して
いたけど、ひょっとして藤川氏はその中の1人だったのか?
あと、同じく第二期シリーズに参加してなかった脚本家に
山浦弘靖氏 若槻文三氏などもいたようだが。 >>246
若槻文三氏はレオ、80なんかでウルトラに復帰しているね。
どちらも橋本氏が抜けた後でのウルトラ復帰だから
その説は正しいかも
(レオはテロップでは橋本氏名義だけど
橋本氏は当時出世して現場を離れる時期で
実質4話くらいまでしか面倒はみてないらしい) >>246
あの対談で
>「橋本さんのやり方に対して
>尻尾を巻いて逃げた脚本家がたくさんいた」
と発言していたのは上原氏じゃなく、市川氏ですよ。 プロデューサーと喧嘩してる暇があったら他所で書くわな 昔、藤川氏の講演会があって、最後に質問コーナーみたいな時間が設けられて、
オイラが「アイデアが出てこない時はどうするのでしょう?」と聞いたら
「書きたいものが沢山ある時に書くのを止めるので、アイデアが出てこないと言うのはあまり無い」
と答えてくれた時は目からウロコが…。 フジテレビの別所Pに気に入られてたのかな。マジンガーとかPプロとかフジの作品多い 橋本Pは、セブンと怪奇大作戦を担当していた。
しかし、セブンでは自分のカラーを出さずにじっとしていた。
彼のカラーが出始めたのは、怪奇大作戦から。
藤川氏は「怪奇」の脚本も担当していたが、この時に橋本Pとの
確執が起こりそれ以降橋本Pの作品の脚本を書かなくなった。
第二期ウルトラシリーズの頃、彼はミラーマンや橋本Pの担当じゃ
無かったと思われるTBSのトリプルファイターや
緊急指令10-4-10-10 サンダーマスク 突撃ヒューマンなどを
担当していた。 因みに彼がその後のウルトラシリーズに復帰したのは
アニメのザ・ウルトラマンのみ。 橋本Pは、手堅い職人系ライター(若槻・山浦・藤川)を蔑ろにしておきながら、
石堂を絶賛していたのが全く理解出来ない…。
金城氏も、「怪奇大作戦」のスタート時に橋本Pからボロクソに言われたらしいし。
石堂が理解できないマニアって結局「土俗的なもの」とか「民話的なもの」を
受け入れる素地がないか、ウルトラにそういうものを求めていないというだけの
ことなんじゃないの?
いわゆるそのテのマニアが石堂サンの映画観た事がないから橋本が使った意味が
判らないだけだと思うんだけれどね。
それと、石堂さんがよく起用されたウラには熊谷健さんも絡んでいると思うんだが。
確かに職人系ライター(若槻・山浦・藤川)のホンにはあんまり「魂」とか「主張」
は感じないよな。それゆえネタや視点が面白いホンはあるけれどトンガッた作品って
ないよね。視聴者にトラウマとして残っている作品に名の挙げられた3氏の回は少な
いね。
金城の作品にしても今でも評価されやすいのは金城のマイノリティーという立場に
立った心情を吐露している作品が多いからね。
そういう>>255もQ、マン、セブン、怪奇で好きな回を挙げたときに職人系ライター
の回は少ないんじゃないの?
みんなまんまと橋本の作戦にやられているんだよ。 >>253
藤川サンが円谷作品を書かなくなったのは「ミラーマン」の途中でモメたから。
これは藤川さんが途中の経緯は詳らかにしてはいないけれど、脚本家として
ものすごく不快な想いをさせられたからと語っています。
そのあたりを全く解析できていないので「ミラーマン大全」はダメダメなん
だよな。
確かに橋本Pともモメたけれど、円谷ともモメているんだよ。
ちなみに「ミラーマン」の後番組の「マジンガーZ」で藤川サンはシナリオを執筆。
「ミラーマン」と「マジンガーZ」は旭通信社が代理店、フジテレビで放送と全く
同じ。製作会社が違うだけ。
にを円谷とモメたのか、凄く気になるところなんだけれどなぁ・・・ >>257
だからそれ以降の作品を、一切書いてなかったのか?
ファイヤーマンこそ、藤川氏向きの作品だったのに。 マジンガーと同様のエンターテインメントに徹した作品としては
ジャンボーグも藤川氏向けだったんじゃないかな。
ミラーマンのスタッフがそのまま移行してる作品だけに、前作の
時点での遺恨が無ければ・・・とも思う
「ミラーマンの作風と合わなくて降りた」みたいな事を書いていたの、
大全だったっけ? 橋本Pは、テーマ性に強く拘る「怨念」の人だからねえ。
そういうのを持たない人が、この人と組むのは結構難しくて辛い
んだろうと思う。
フジテレビの別所Pは、橋本氏程の「怨念」は無さそうだから
(勿論、全然無い訳じゃ無いだろうけど)
藤川氏がこの人の下で実写 アニメを問わずいろんな作品を
書いたことは納得出来る。 ミラーマンの作風に合わなかったからってその後の円谷作品に関わらない理由にはならないよね。
藤川さんの別のインタビューにちゃんとミラーマンで嫌な思いをさせられた云々という文言がある
から間違いない話だよ。
「作風が合わなかった」は「大人のいいわけ」だから、あの本では降板した真相は語られていない
だけだよ。 ミラーマン、4クール目の脚本は初期の没稿を復活させた物、という事だっけ
ならば実際の関わり(執筆)は71年末〜72年前半、という事になるのだろうか
この時期に円谷自体との軋轢が生じたとすると、72年下半期のトリプル
ファイターや10-4・10-10などは、どんな思いで書いていたのだろう
そういえば怪鳥ラゴンの展開は「ゆきおんな」がネタモトだったね 連投スマソ
考えてみると73年にはマジンガーやワンサくんのメインを任されてるわけで、
その影響で物理的に円谷作品の執筆が不可能になった…ということは無いのかね?
>>257 や>>262の言う「円谷との確執」があったことは勿論事実だとしても。
アニメ作品で初めて書いたのはPプロの「ハリスの旋風」だという
記述があったが真相は???
藤川さんと円谷は軋轢なんかない、橋本や淡と馬が合わなかっただけ
って本人も語っているし
別に裏もなく事実もそんなところじゃないかな
藤川氏はがんばれ!!ロボコンも相当書いてる。
ノリで進む、シュールな話は大体藤川氏、お化けにんじんの話は植物園
絡みという事もあってグリーンモンスのオマージュっぽい。
ロボコンは上原、藤川が揃っていたので、東映より少しウルトラっぽい
気さえする。
橋本氏に関しては、藤川氏が参加してたザ☆マン時期にも少しは影響力
があったらしい、もっとも「赤ちゃんのウルトラマン」を出すという橋
本のアイデアを現場で却下したという話である。
>>269
>もっとも「赤ちゃんのウルトラマン」を出すという橋
>本のアイデアを現場で却下したという話である。
よかったなw
正直、歴代ウルトラが兄弟関係ってのも
個人的には我慢できない(ホームドラマじゃないんだからw)のに
赤ん坊までだされちゃ悪夢だよw テーマ性の怨念を持ったプロデューサーの出すべきネタじゃ無いね。
確かに。
彼の作ったシルバー仮面は、アンチホームドラマの象徴として生み出された
作品だったのに。 ウルトラシリーズが終わって仕事が無くなったから、魔がさしたんだ。 i::/:::;':::::::::::::::;:::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::';::::';::',
.i::!:::::!::::::::|::::::i:::::/|:::i::::::::::::::::::::::::::::::::::;':::::::::::::::::::i:::::i:::i
. |::!:::::i:::::::::i::;;r|''/'''i'7';:::::::::::::i:::::::::;;i,__/|:::::::::::::::::::i::::::!::|
i:::!:::::';:::::ト、:::;;l,--、|i .';:::::;::::/::::;:::://`ト、::::::i::::::::!::::::!::i
i::::'、::::`ーi r'";;;;;;;;Oiヽ.ヾハ/レ'レ',,.-、、/!::`ソ:::::::ノ::::::;':;'
,,.、 ,'::::::i\::::::|l l:;;;;;;;;;;;;;;l r';;;;;;;Oヾレ'!::/::::::/:;'
i, `ヽ、 /ノ|:::'、 \、 ゝo;;;;;;;ノ |;;;;;;;;;;;;;;! i .|"::::::;r'::::i
. `ヽ、 \ .レviヽ、,,! ``'''''" ,. ゝo:::::ノ ノ/:::::;:イ::::::;'
\ \ |:::ノ|:'、 r---, ```" _,r'-''" /::::::!
.ゝ-=ーく ̄`',r\ | ./ /‐-‐'"::ト、::| ageます・・・
/ -─-、 `7 '、`"レ-、, `ー' _,,.r'"ハ::::/レ' `ヽ
! -─-、`) '、 |`''ー---‐ァi''"`"`_,,..-'r‐-、
`、 ,r-、ノ 、 ト--‐'"i`''ー-ii''" | ̄ ̄ |: :', `ヽ、
`、 ', i'ー-、 r'⌒`ヽ, __,,..-': :,! `、
\_. < ヽノ. |フ !: : : : : :! `''ーァ: : i .',
/、,\. ,,.r'" ヽ、 i、 : : : ノ`! ,!: : ;' `、,,..',
'ーァ ``''''''" /`! i``'''" `、 _,,ノ: : / ヽ、`\
/ ,,.r''" '、,,,__| `、,' `、: : : /`、 \ j
``T''ー--‐''" '、: :| '、 .`、: :| ! \
`'''ー-、 `; |__,,,_ ,r-'"ゝ| |\ ___
, ' ´: : : : :,. -- ミ ー-、
/: : : : : : /: : : : : :ヽ: :./ ⌒ヽ
/: : : : : : /: : : : : : : : :.! : : : : : : ハ
/: : : : : :./.: : : : : : : : : : ム: ハ : : : : : ',
,': : : : : :./: : : : :/: : : : : /^""'|: : :.! : : :',
i: : : : : ,': : : : : :!: :,ハ: : / |: !: |: : : : !
!: : : : : i: : : :!ハ!V ´「:「` ⌒!/|: : : : |
! : :.f⌒|: : : |! 斗t弌V 斗ぃ|: :!: !:.!
,': : : | !: : : 〈 ん::!} んリ ムイ:./:,'
,': : : :人_|: : : :| 弋ッ 弋ッ ,': : /ノ
/: : : : : : :|: : ヽ> 、 ムイ
. /: : : : : : ィ|: : : :| 、_ _ 人:.!
/: : : : /:::::::',: : : | ヽ ,. ィ : : :! ageます・・・
/: : :./:::--、: : ', : :.ト、_/}> nく::::::::i: : :|
. /: : ://::::::::::::∨:.',:. :| >< !::::::|.|::::::::::|: : :|
/ : :.〃:::::::::::::::::::::!::::',: :! 仆、::::::「}::::::::::|: : :|
. /: : :./::::::::::::::::::::::::::|:::::',: V八 ハ::::| |n:::::::!: : i
/.: : : :!::::::::::::::::::::::::::/:::::ハ: :.', | }::n |. V:::|: : |
. /: : : : :.|::::!::::::::::::\:〈:::::::::::!: :.V W::| U〉 ∨}: :.|
,': : : : : : |::::!:::::::::::::::::レ':::::::::::|: : :レ'::::::i リ / }| : |
|.: : : : : : |::::!::::::::::::::::::!::::::::::::|: : :.!::::::/ }|: :.|
|.: : : : : : |:::::',:::::::::::::::::!:::::::::厶イ::::::::{ / !:/
| ! : : : : :.|::::::',::::::::::::::::!::::::::::::/:::::::_} / ノ
从: : : : : |::::::::',:::::::::::::::',::::::::::, イY^! 〃
\: √:::::::::::',:::::::::::>' ´:::::::::::::い, イ´:::| >>270
メビウスは実質赤ちゃんウルトラマンではw
/!,. -z,. --- 、___ ,
__ / / ー--<,_
. -ニ二二 -‐ ' /  ̄ ̄ ‐ 、 \
/ ,. - '´ / >;{ ,.- 、 \ ミ‐- 、_
/ '´ / / ⌒ ′ ヽ ヽ-;、 \  ̄
// ノ / / ヽ 丶 \ \ ‐;、\
/ イ / 〃 / , i | ヽ ヾ 丶 ヽ ヽヽ
//フイ / / ,! l i. ト‐イヾ‐} ヽ \ r‐- ゝ
´ / / i ! _,j ‐ハ ! | ヽ ≦ ト、 ヽ } 丶
/ / .{ l jリ ! ノ ! ハ l イ_) :;ヾ丶 } ト l }
. {ハ i ! !ハ, l,.≧ lノ ヽ | !: :::i }. !ノi ト ヘ/
| ! ハ l ! ィl_) :::ヽ `′ ヾ ジ {、イ レノ
_,jハ i 川リ ,代;;:::::::;} , ``乂 ノ
イ | ヽj-、リヽ ヾ ゞ-'´、、 , -ァ ∠ イソ
. ハ ト イl i イ \. ヽ ノ /_ ageます・・・
ヽ 从 f゙ ヽヘハヘ ! i' ‐- ___/ '´ _ 丶
, '⌒丶 ヽ /  ̄ ヾ二 u }u}ヘ / ヽ \
/ ∧ ∨ r ヽ、_ゞr;c< _,.. z \ ヽ
/ '´ j ヽ / ./,. -= { ゙ }< - 、 ニ }ヽヽ }
/ _,/´ ∨ /ーァ ゞr ' ヽ -=〈` ー-イ〉
. / { 丶 }. ! / ノ イ| ト ヽ、 〉 /)
/} ヽ、 } !. |/ ´ _,イ} ハヽ、 / //
 ̄ イ i ヽ,ノ'´ ,j--< | | ヾ  ̄ / ヽ//
ヽ丶-‐' 、 / }ー 、\! | \/ \i
ヽ ト、 } .{ 丶 ヽ! | \ \
. \ ヽ  ̄ヽ--'-' }. || \ ヽ
ヽ > ノ l l
ー< `ー---‐f´ l l
`−| ヽ そういえばこの人にファンレターとか送ったことがある人いる?
返信をくれるって聞いたんだけど… 先日講義を受けたのですが、大変面白かったです。
こんなに有名な方だと知らなかったので
今から色々見たいのですが
これぞ藤川脚本という作品を教えて下さい。 >>286
月の都京都の講演、自分も聴きに行った
結構込んでいたな
>>287
遅くなりましたがありがとうございます
ヤマト制覇したのでゴッドマーズ見てみます
今はダンクーガを少しずつみてます・・・面白いけど長いw
>>288
自分は放送大の授業でした
来週からまた講義あるんで楽しみです 小説だけど宇宙皇子も有名ですね。当時はまだライトノベルと呼ばれてなかったかな。
Ryu_Hikawa 氷川竜介
直接関係ないですが、藤川桂介さんはミロガンダの他、アボラス&バニラ、
ドドンゴ&ミイラ人間、ブルトンと「引きはがされた同士が引かれあって接近する」
話が多いですよね。「赤と青」もダブりだし(笑)
RT @kazz_asai: 「ミロガンダの秘密」でオイリス島の川の水に含まれるK素。
10月20日
Ryu_Hikawa 氷川竜介
「われてもすえに」的ドラマツルギーなんでしょうか RT @Fiction_kk: ああっ。
マックスで書かれた話も。ゴッドマーズもっ RT @Ryu_Hikawa: 藤川桂介さんは(略)、
「引きはがされた同士が引かれあって接近する」話が多いですよね。
RT @kazz_asai
10月20日
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています