原節子もくっさいおならとかしてたのかな?
>>150
レベッカに出てくる怖い家政婦が山岡さん似てる >>150
「死の十字路」って山岡氏は主演じゃないんだけど他の女優を食っちまってるよな
芦川氏なんて影が薄くなっちまってるし新珠氏でさえもw
山岡氏の死体演技がオカルトチックでたまらん >>152
セルマ・リッターというヒッチコックの「裏窓」なんかに出てる女優がいたが、
彼女の演じた役なんかは山岡久乃がそのままやってもピッタリ、という感じがするな
山岡久乃は日本のセルマ・リッターかもしれないw
たしかに山岡久乃は森光子のようにテレビ時代になってブレイクした女優という感じだよね
「死の十字路」のような出演映画作品があまり知られてないのは残念(死に顔で演技してる) 裕次郎ー北原 旭ールリ子 赤木ー笹森 和田ー清水 葉山ー芦川 浜田ー小百合 英樹ー和泉 渡ー松原
日活のゴールデンコンビっていったら浜田ー小百合が一番だと思うよ・・・
「泥だらけの純情」なんて浜田・小百合以外考えられない・・・
お嬢様役の小百合がお嬢様に見えないところに浜田のチンピラ役がピタッとハマッタ光夫・・・ 上原謙は、ちょっと気障、
佐分利信は、ちょっと野暮、
佐野周二は、ちょっと性悪、
てな感じでしょうか?(笑) 船越英二はあんなに美男なのにストレートにカッコ良い役は少ないね
自分の印象に残ってるのだと
『からっ風野郎』の三島由紀夫の幼馴染のインテリヤクザ役くらいかな
欲深だったり小心だったり卑怯だったりとカッコ悪い役が多い
『黒い十人の女』はモテ男役だけど女たちに翻弄されっぱなしだし
『野火』『怪談おとし穴』『盲獣』みたいに強烈なやつもあったし…
芸域広かったな 成瀬巳喜男の「おかあさん」は家族が次々消えていくというミステリー。
田中絹代はその後早々に死ぬだろう。
そして最後に残った香川京子がお嫁に行って、家族は終わる。 「死の十字路」の山岡久乃は早々に井戸に彼女の死体が投げ捨てられたが実は生きていたということにして後半は三国連太郎らを心理的にじわじわと追いつめていくみたいなストーリーでも面白かったな 山岡久乃が後半も活躍できるし >>160
「死の十字路」も「飾り窓の女」みたいに、
ラストが夢オチだったら笑っちゃうんだけどね
山岡が笑顔で寝ている三国を起こして、
「あなた、会社に遅れるわよ。」とか言ってw 三船敏郎という男は、
本当に人間らしい魅力を持った男だと言える
三船敏郎のありのままの格好良さこそ至高にして崇高
見栄や虚栄、気取りの無い、純粋無垢な格好良さ
黒澤明の馬鹿もそこに惚れたんだろう >>158
ラスト近くで田舎から奉公に出てきた若い兄ちゃんが
ひとつ屋根の下で香川を毎日見ててムラムラしないほうが可笑しい
きっとその後何かあっただろう >>163
そうなる前に、岡田英次のとこに行ってパン屋の嫁になる
一緒にピカソパンを焼く そうなる前に加東大介がUターンして、こっそりクリーニング屋へ戻り、香川京子の寝てる布団の中へと夜這いをする。 そうなる前に小高まさるが「こんなはした金でマフラーの弁償になるか!」と怒って
香川京子をレイプする >>166
そうなる前に、希望どおりの帽子の色にならずニューファッションと言われて
帰った客(小倉繁)が、やっぱり気に入らないと店に戻り、弁償できない店に
「この落とし前は娘さんのシックモードの体で払ってもらうぜ」と言いながら、
かがキョンをレイプする >>167
そうなる前にも何も、
そもそも香川京子がやってた今川焼の露店やアイスクリームの露店で
どちらにも客でいたオッサンがいただろ
実はあのオッサンが香川京子のセフレだったのだよ >>168
「クズは高く買うけど今川焼のオマケだけじゃねえ...」とか言いながらセフレにしてたのか
けしからんオヤジだ! 「お母さん」(1952)での香川京子は、やられまくっていたのか
あの田舎から出てきたあんちゃんが発狂し
クリーニング屋にガソリンまいて火をつけて
田中、香川をまきこんで心中する
燃え盛る炎の映像にエンドマーク・・・
って結末は成瀬映画では有り得ないなw 「おかあさん」
●長男は、わざとラシャ屋へ奉公に出して肺病にさせた。
そして予定どおり死んだ。
●夫の三島雅夫には、飲食物にヒ素を盛り、徐々に弱らせていった。
そして予定どおり死んだ。
●次女は、親戚へ養女に出した。これも予定どおり。
●寝小便小僧の坊やも、そろそろ実の母の中北千枝子が引き取る日が近くなってきた。
●長女の香川京子は、パン屋の岡田英次と結婚して家を出て行くのは時間の問題。
●加東大介は、本当はもっと勤めたかったのだが、
田中絹代が遠回しでそろそろ辞めてくれと伝えていた。 「おかあさん」の田中絹代は、最初からあの中卒の少年と二人だけになりたかったのだ。
色情魔のド淫乱のお母さんは、アレが弱くなった夫に飽き足らず、
若い男の肉体を求めていたのだ。
欲求不満が積もり積もっていたのである。
入れ知恵したのは沢村貞子。元々、田中絹代とは並んで露天商をしていたではないか。
中卒の少年を店に紹介したのも沢村貞子だったではないか。
家族よりも若い男と二人だけで、誰にも邪魔されず昼夜かまわず家の中で求め合える…
それを選んだのだ。 この作品は表向きは人情ホームドラマになっているが、
松本清張も真っ青な犯罪暗黒映画だったのである。 養女に出された次女も、その後、鳥羽陽之助にやられまくったんだろうなあ >>174
なるほど
「お母さん」の沢村貞子は妙にいい人過ぎると思ってました
やっぱりいつものように腹黒だったのですね! >>170
成瀬が体調不良とかで途中降板し、
代わりに助監督の石井輝男がメガホン取ることにでもなれば、
そういう展開はありえる >あの田舎から出てきたあんちゃん
いい味出してるよな、このあんちゃんw
このあんちゃんで、もう少し物語が展開するのを見てみたかった
ガソリンまいて火をつけるのはどうかと思うが 「続・おかあさん」を観たかったな。
あの、あんちゃんが中心になって物語が展開するのを。
あるいは、
あのパン屋の長男が戦死せず生きていた、とか。
実は香川京子が好きだったのは次男の岡田英二ではなく長男のほうだった、
長男がパン屋に帰ってきて、三角関係にもつれる、
どうする香川京子、とか。 オマエらの感想を読んでると、次から普通にこの映画が見れなくなるぜ 上原謙主演の「有りがたうさん」を見ました。
話のテンポやセリフのゆったり具合が今では
考えられないくらいでしたが(笑)、久々にとても良い
ものを見た気になりましたよ。
ただみんなで車(バス?)に乗って峠を越えていくだけの
話なのに、何やらすごく切なくなるシーンもあり、丁寧に
描かれている印象を持ちました。
「有りがたうさん」が運転する車に乗ってみたかったなぁー。 加山雄三の若大将シリーズがヒットしてた時代は、のどかでよかった
東宝三大喜劇シリーズはどれもクソのような内容なのによくヒットしたもんだ 小津安二郎は岡田茉莉子のことをお嬢さんお嬢さんと可愛がったが岡田茉莉子が好きだったのではなく父親の岡田時彦のことが好きだったため目をかけていた 浜田光夫ってさ、当時の日活の俳優の中では異色だよね。
背も低いし、どこにでもいるにいちゃんという感じ。
たしかにかわいい顔で親しみやすいけど。
でも、何故あれだけ吉永小百合の相手役として出られたのか不思議。
私はリアルで知らない世代だけど、当時の人気はどうだったんだろう? 小林正樹は過小評価。
小林正樹の場合、話が暗すぎるのと黒澤明的なケレン味がないからか。
でも、外国じゃ「切腹」は未だに日本映画の名作。
似たような例で、海外で評価高くて日本では忘れられた感があるのは「砂の女」の勅使河原宏。
原作者の安部公房も忘れられた存在。 山内賢はなんか頼りない役柄が多かった
年取って清々しい好青年時代の面影がまったく消えた
晩年の死に際が寂しかったね 三船敏郎主演の東京の恋人を見たんだが、結構とぼけた演技が様になってた。
アクションもなかなか良かった。
ただこの映画は森繁が出てたからコメディとしてある程度成功したと思う。 三船敏郎主演の東京の恋人を見たんだが、結構とぼけた演技が様になってた。
アクションもなかなか良かった。
ただこの映画は森繁が出てたからコメディとしてある程度成功したと思う。 あと、いつもながら十朱久雄と沢村貞子の助演が効いていた。
勝鬨橋の開閉シーンを見れるのも今となっては貴重だ。 大映と云えば長谷川一夫、勝新太郎、市川雷蔵だが、
これに続く本郷功次郎は、ガメラのお兄さんの印象がついてしまったせか、
トップの三人にはあった昏い色気が不足して見えるけれど、
よく見れば道を誤ったインテリチンピラ風な美しさがある >>150
まあ、山岡殿は美人じゃないし色っぽいというんでもないからな
かといってコメディリリーフ向きというんでもない(怖い顔立ちだから「死の十字路」みたいなホラーチックとかヒステリー女の役が多かった)
若いころはこういう役で女優やってるしかなかったんじゃないかな
中年以降になって山岡殿はやっとテレビドラマ「あしたからの恋」で自分の居場所を見つけたと ハナ肇さんが主役の頃、山田洋次監督の映画現場って凄く暗かったという話は聞いたな
なんか山田洋次監督が頭を抱えて下を向いて考え込んでばかりだったらしく・・・ そろそろ進藤英太郎の社長シリーズもDVD化してほしいです。 「いのちの朝」は、優れた演技と演出だけで映画が作れる、という見本のような映画。
結局、現在の多くの映画が荒唐無稽な設定やストーリーに走るのは、
ショボい演技と無能な演出をゴマかすためなのだろう。
この映画は、1960年ごろの平和な日本の日常を描いたもので、
悪人らしい悪人は一人もおらず、事件らしい事件は何も起こらない。
そういう静かな世界では、みんなが日常の細かな出来事に一喜一憂するようになる。
そういう細かい感情の流れを目に見えるようにしたのがこの映画。
小津安二郎の映画にも通じるが、小津ほど様式化されておらず、
そのぶん、役者の素の魅力が伝わってくる。
当時はこれが普通の映画だったわけだが、現在では誰もこのような映画を作れない。
また作れたとしても観客が理解できない。
当時の日本と、人も文化もつながっているはずなのに、とても大きな断絶を感じる。 好人物の夫婦(1956)を観ました〜
こうして
映像になったものを観ますと
志賀直哉の小説が
人工物そのものだ
ということがわかりますね
一種のファンタジーとも
思えてしまいます
"不倫"という抽象的な観念を
頭の中で操作するような
お話なのです
"現実"はむしろ
お隣の有島一郎夫婦でしょうね
それにしても
どこまでも愛らしい津島恵子
そして
おとなしい女中を演じても
肉体が際立ってしまう青山京子
月夜の浜辺の墨絵のような映像が
志賀直哉の小説そのもので
素晴らしかったです 三橋達也の「国際秘密警察シリーズ」を観てみようと思ってるけど、
とりあえず何作目がお薦めなんだろう?
全5作まとめて買えばいいんだろうけど、財布が寂しいもので…
なんとなく坪島孝のがユーモアもあって面白そうだが
福田純もけっこう好きなんで迷っちゃう 京マチ子は結局大映倒産まで在籍し続けたんだけどちょっともったいないというか大映に京マチ子を上手く活かせる作品が溝口逝去以降そんなに無かったのがなあ
吉村公三郎や市川崑もいるが現在でも知名度のある代表作というと小津の『浮草』や勅使河原宏の『他人の顔』になっちゃう
三隅研次や増村保造も積極的に起用するといわけではなし五社協定があるにしろ黒澤が使いたいと言ってたのだから使わせてあげればよかったのに 1960年代の東宝映画をいろいろ見てると若い頃の児玉清がよく出てくるけど
役者としてはなんかパッとしなかったんだな、と思う
悪いけど >>61
今の役者の50過ぎても若い風に見せなきゃいけないみたい風潮を見ると、昔のように老け役ちゃんと出来てた時代の方が痛々しさを感じなくてよかったかなと思う 大映の監督だと三隅研次、田中徳三が好きだったな
正直なところもっと評価されて良いと思う
溝口健二も好きだけど大映が育てた監督じゃないしな >>205
それだよね
映画界に限らず今は「若く見えること至上主義」みたいな世の中になってるが
その結果、餓鬼がそのまま大人になったような大人ばかりになってしまった
要するに幼稚ということ
そもそも20世紀終わりごろから女・子供が日本の文化を牛耳ってるからな
この流れがいつまで続くのだろうか
まあそれだけ日本が平和ということなのだろう 私の世代だと、平田明彦はTVドラマ「太陽にほえろ」の官僚気質丸出しの嫌味な署長
またそれが非常にハマリ役だったけど 松原智恵子の最高傑作は「おゆきさん」だろう
あの迫真の演技、役に対する壮絶な思い入れ・・・
言葉にならない 松原智恵子さんもくっさいおならとかしていたのだろうか? 笠智衆と三井弘次は松竹時代からの長い付き合いで仲も良かった
いっしょに釣りとか温泉旅行にも行っている >>214
それを言っちゃあ お終いよっ!(寅さん風に) 「二人の息子」
あの藤原釜足と望月優子の両親の二人の息子が
イケメンの宝田明と加山雄三ってジョークかよ、と思ったw
おまけに、もうひとり、娘が藤山陽子w
この夫婦で、どうやったらこの三人の顔になるんだよw 亡くなった時にテレビで大々的に取り上げられるにはやっぱり最期まで現役でないとダメだな
引退して数十年以上経ったり第一線を退いて久しかったりしてから亡くなったんじゃ地上波での追悼番組は無理か
高峰秀子の時なんかそう感じたよ >>217
原節子の時は何かやってなかったっけ?半世紀以上前に引退してたけど
山口淑子や京マチ子ではなかったように思うが >山口淑子や京マチ子
このあたりも大物なのに、
彼女らの全盛期のことを思うと、
訃報の際もサイレントな
世間一般でしたね。
映画女優としては
さほどでもなかった
樹木希林や森光子のほうが
死亡時、メディアも騒いでましたね。 内藤洋子・酒井和歌子に続く東宝女優として、高橋紀子がいるね。彼女も本当に可愛い。
なんで東宝は彼女を大々的に売り出さなかったのかな?まあ、優等生タイプの
内藤・酒井に対して、彼女は現場でブーたれそうな気がする…、って役柄で勝手に
想像してますね。スイマセン。あと、司葉子・白川由美に続く東宝お嬢様ラインとして、
沢井桂子がいたね。『お嫁においで』は彼女の代表作ですね。なにしろ、加山雄三の
恋人役ですから。 加山雄三は黒澤明監督の「赤ひげ」に出演してから俳優生活に本腰を入れ始めた
黒澤明監督、主演の三船敏郎から受けた影響が大きかった 考えてみると日本の映画監督で最初に国際映画祭で受賞したのは田坂具隆だな。
第二次大戦直前に「五人の斥候兵」がベネチアで受賞した。 「天国と地獄」で、竹内が犯行を完遂させた後に、新聞を買って部屋に戻って聴いてるラジオのアナウンサーがニュースを客観的に伝えた後に、「私はもし犯人がこの放送を聴いているのなら言いたい!…(中略)…今度は権藤さんがキミをあざ笑う番だ!」とかいきなり自分の意見を言い始めるのが違和感あるよな。昔のラジオアナウンサーってあんなのが通常だったのかな? 木下惠介氏も【今年の恋】のようなロマンチックコメディをもっと撮ってれば良かったのになあ >>180
クレジットに役名がないのでわかりにくかったが、小原昇だと思う。
クレジットで分かるのは「おかあさん」含めて3本。
「名探偵ヒロシ君」(1949 東宝 関川秀雄監督)と
「鞍馬天狗 大江戸異変」(1950 新東宝 並木鏡太郎監督)にも出演の記録が。
劇団こまどりに所属していたようだが、その後俳優生活は続けなかったのかも。 「お嫁においで」のヒロインは川崎駅近くの多摩川べりに住んでいる想定だが
ロケ地は何故か千住近くの荒川なんだよね
京成電車が鉄橋を走っているのが画面に見えるんだが並行して走っているはずの国鉄の鉄橋は無い
また荒川の対岸に小菅刑務所が見える
東宝の撮影所は多摩川近くの砧なのに何故こんな所で撮影したのかな 川崎敬三ってポテンシャルはあるはずなのに、
ざっくり分けると大泉晃系の俳優だよね
本人に深みがないのだろうかw >>224
それより、初めてこの映画見たとき緊張感の続くなか沢村いき雄で笑ったのを思い出す 佐分利信って「さわけ・としのぶ」と読むのかと思ってたw >>232
自分も長いこと、笠・智衆を笠智・衆だと思っていました。 >>232
私も
山茶花究をサザン・カキュウ
浜木綿子をハマキ・ワタコ
だと思っていました。 高峰秀子、芦川いづみなど、格下と結婚したほうが上手くいってるね
女優というのは勝気だから夫を尻に敷くほうが性に合ってるのだろう >>228
沢井桂子が朝の通勤で有楽町駅で下車し、
駅前の有楽町フードセンター界隈を歩いていて、
そこで加山雄三&内藤洋子の二人に会う。
で、そのまま歩いた先の、彼女の勤め先のホテルが
芝公園のプリンスホテル。(笑)
仕事が終わって同僚の松本めぐみと一緒に
ホテルから出た所が日比谷の映画街。(笑)
もう無茶苦茶ですわ。 >>217
月丘夢路の時も寂しい報道だったね
今の若い人は誰も知らないからなあ 大映は基本的には他社からの移籍組は絶対スタアにはしないってスタンスだったから1960年代以降タマ切れになって来たんだよな
東映はそこらへん全く違って他社からの外様も受け入れてスタアとして売っていった
そこが大きいよね
スタアなんて簡単に出てくるものじゃないから
長谷川一夫以外は、市川雷蔵、勝新太郎、京マチ子、若尾文子、山本富士子ら全て大映が育てた生え抜き俳優だった やっぱり今、大映映画をいろいろ見ると、
大映のプログラムピクチャーを担い、
大映の下のほうを支えていた三隅研次と
田中徳三はもっと評価されてほしい、と思う。 しかしネットのお陰でこんな簡単に昔の映画を観れる時代が来るとは 東宝の黒澤組と本多組が同時に撮影をしていて
撮影所の電力が足りなくなり、
黒澤組が「電気を譲れ!黒澤天皇だぞ!」と言ったら、
本多組が「こっちは特撮の神様だ!」と応じて、
本多組が電力を使ったという・・・
非常に有名な話がありますね。 石原裕次郎は「俳優は男子一生の仕事にあらず」とか嘯いてたが、酒の飲み過ぎのせいで30歳あたりでもう容姿が俳優業に耐えられなくなっていた
自分の「映画俳優」のイメージを保つために映画を撮る撮ると虚言を繰り返し、実際は歌とテレビドラマのご隠居仕事で食い繋いでいた
あっさり映画俳優に見切りをつけてテレビや舞台で活躍した浅丘ルリ子や高橋秀樹には落ちぶれ感がないのに、石原は身の処し方を誤った 木下恵介は同じ松竹の監督である渋谷実と仲が悪かった。
何故だろう?
小津安二郎の葬儀でもこの二人が喧嘩して大変だったらしい。 笹森礼子さんは、眼のメイクなどを見ると、
明らかに浅丘ルリ子を意識して
会社も売りだそうとしていると思うが、
役者のタイプとしては、
日活では芦川いづみさんの系譜だろうね。
スターらしさを排した落ち着いた演技だった。 叶順子が画面に出てくると、ああ、大映映画を観てるんだなあ、と思う 丹阿弥谷津子といえば「東京のえくぼ」。
主演の上原謙は相変わらずの大根芝居(黙っている分にはいいんだがw)。
脇を固めるのが、ロッパや金語楼、伴淳、清川虹子ら芸達者な喜劇人に、
高峰秀子、小林桂樹らもゲスト出演で、とにかく楽しい。
テンポも良く、ダレることなく非常に軽快で、小気味良い。
松林宗恵監督の映画は久しぶりに観たが、編集センスが素晴らしい。
また社長シリーズを観てみたくなった。 戦前の「純情二重奏」を見たけど、当時は四人コーラスの流しがあったことに驚いた。 >>253
「東京のえくぼ」は丹阿弥さん主演で楽しい作品だけど、凄さを感じるのは同じ
上原さんとの共演作、成瀬巳喜男監督「妻」(1953)かな。
妻の高峰三枝子さんに飽いた上原さんをニコニコ微笑みながらジワジワと不倫に
導いて行くシンママぶりに底知れない怖さを感じたよ。 吉永小百合は、「女・笠智衆」と呼ばれたい、と言っていた。 ハナ肇の一発大冒険(1968年)が好きでDVDをよく見ている
傑作とか名作じゃないけどね ハナ肇の一発大冒険(1968年)が好きでDVDをよく見ている
傑作とか名作じゃないけどね 獅子文六の小説をいろいろ読んでますが日本映画全盛期時代の流行作家だけあって多数映画化されてますね
最近読んだ「七時間半」や「箱根山」も東宝で映画化されておりDVDもあるので買って観てみましたがよくできていました
どちらも川島雄三が監督なのですがやっぱり才能がある人だったんだなあと改めて思いました
ちなみに「七時間半」は映画では「特急にっぽん」というタイトルに変わってます >>260
それ言うなら源氏鶏太だろ
かつて100作近く映画化されたわ
今じゃ見事に忘れ去られたけどw 大映の「家庭の事情」は好きだな
(日活のほうは駄作)
山村聰がとにかく良い
この作品がキッカケで
吉村公三郎監督に興味を持った >>261
日本映画全盛期時代の流行作家といえば石坂洋次郎もそうでしょうかね 山村聰の老け役は皆いい
成瀬巳喜男の 山の音、杏子っ子、
川島雄三の あした来る人
西河克己の 生きとし生けるもの 昔の映画は家族のことにしても周囲の人間との関係性にしても、世の中の価値観が変化し過ぎてるから、今の価値観のまま観てるとあり得ないみたいな表現は多く感じるな >>250
この女優が出てた時が大映の黄金期だったんじゃないかな
辞めてから急速に下降線をたどった感がある
まあ映画界の盛衰とタマタマ一致しただけなんだろうけどw 東宝のお色気女優といえば北あけみを忘れてはならない
アクション、コメディ映画で脇役ながらインパクトのある役柄をこなした
東宝女優陣の水着撮影も当時としては異例のビキニ姿で写ってる
海底軍艦でもセクシーな水着モデルを演じていた 飯田蝶子と北林谷栄のキャットファイトシーンを見てみたかった >>271
それよりも、
八千草薫と若山セツ子のキャットファイトシーンを見てみたかったw >>269
「投資令嬢」
叶はモテモテ娘の扱いで、娯楽色の濃い一品。
よくビデオを見直してます。
古本屋の娘で大学生の投資家の叶も可愛いし、
天然な所もあって、そこは大映ファンの期待を裏切らず。
株をたしなむ人はケチだと言うが、
叶もギャンブラーで私生活はケチで通す娘。
いまだと若手ベンチャー起業家か投資家に繋げるんだろうね。
あの時代は庶民でも見合いの引く手あまたが勝ち組なんだね。
(セクハラに近い)
なんと渥美清が見合い相手で出てくるのも面白い。
根上淳も文系インテリで頼りないオッサンだが、
教え子たちに好かれるイケメン役。 昔の日本映画見てて思うのは、今より10〜15歳ぐらい俳優が老けているということ
例えば、東野英治郎や左卜全、志村喬なんかの50代のころなんて見た目ほぼ老人だよな
今のキムタクや谷原章介や長嶋一茂とかと同年代とはとても思えない 小津安二郎の作品にしばしば出演してた北竜二なんて「彼岸花」や「秋日和」のころなど80歳にも見える
実際は50代だったが 今は餓鬼がそのまま大人になったような奴ばかりだもんなw 吉永小百合は卒業文集に「太陽族映画のような不良映画には出ない。」と書いていたそうだが、何で日活に入ったんだろうか 武満徹や黛敏郎の映画音楽は、さすがに一味違って良いね >>216
それを言ったら、有島一郎の息子が若大将・加山雄三だなんてありえないよw 葉山良二は1950年代は長門裕之と並んで「裏番組」の主役が多かったな
ポジションとしては日活で4番目ぐらい、小高とか青山とかよりは上だった
赤木圭一郎がデビューしてから完全に脇にそれていった感じ
石原裕次郎がケガで不在の時も、二谷英明とか宍戸錠とかの方がメインで
使われてたし、その後は渡哲也、高橋英樹、浜田光夫とか新世代が台頭した
葉山良二の最後の主役は中平康の「地図のない町」かな >>283
『愛怨峡』のだらしない温泉旅館のボンボンぷりがいいね 『上海陸戦隊』『東京の女性』『白痴』とかで演じた怖い女性が原節子の本質のような気がする >>283
清水将夫の最高傑作といえば松竹映画の「張り込み」(1958)だろう。
あの迫真の演技、壮絶なる表情のオンパレード、画面に強烈な印象を残す存在感・・・ >>287
志村喬さんの最高傑作・代表作は「天国と地獄」ですよね?
この作品で、カンヌ映画祭の男優賞を受賞しましたし。 三島由紀夫の「からっ風野郎」は、今となっては貴重な作品とも言える >>257
ようやく年相応の老け役が出来るようになったね
戦前の笠智衆は初老の役もやってたけど学生役も多かった
「五人の兄妹」で子供役をやってたのには驚いたけど 映画全盛期って、各社とも新人が入社してすぐに
スタァとその他と扱いが分かれていたの?
新人でもすぐ主役級の役を与えられたり
一方で脇役の゙人はいつもずっと脇で、その後大抜擢はあまりない感じ…
新人が、既存の美人女優たちを差し置いて主役に抜擢されれるのって、
女の世界だし、なんか怖そうw >>290
「五人の兄妹」では父親役の藤野秀夫が想定年齢50代だから、20代半ばくらいの設定。子供と言っても大学生役とさほど変わりないよ。 基本、映画にしろ文学にしろ音楽にしろ昔の方が迫力ある
今は平和すぎて創造力が刺激されないのだろう
平和ってのは民衆にとっては幸せかもしれないが
文化にとっては不幸なのだよ
映画がつまらなくなったのも学生運動の衰退と軌を同じくしているような気がする
山田洋次も常々平和を訴えているけど
最近の彼の作品がリメイクや時代劇が多いのも今が退屈な時代だということの証左よ
大島渚が存命だったらヘイトスピーチやってる連中で一本撮ってたかもしれない
でも、オレ愛してるよ今の安心・安全な日本を
今の映画がつまらない方が金使わなくて済むし 新・平家物語は俺は好きだし名作だとは思うが
かといって溝口健二でなければ撮れなかったという原作でもないと思う
現に続編を衣笠貞之助と島耕二が撮っている
(主人公が木曽義仲だったり源義経だったりで正篇とはほぼ無関係の作品になったけど) 日活がロマンポルノへ舵をきった時、大映はそこまで腹をくくれなかった。
有名な話だが、勝新太郎が永田雅一にギャラの値上げ要求した際、
本人が思っていた以上の額を提示されて、
それを聞いた三隅研次が、何故その金を映画作りのほうに出せないか?
と嘆息したというエピソードが、大映の悪いところを物語っている。 清水宏監督の「彼と彼女と少年達」の16mmフィルムを上原謙が所有してたらしいが、行方はどうなったんでせう??
加山雄三は昔、家にあった16mmフィルムを何本か観たらしいが、その中に「彼と・・」があったかは不明。 芦川いづみは葉山良二と同棲していた。
結婚か!と何回も週刊誌に書かれていたが、
葉山良二のチンコはそれを許さず、各方面で活躍していた。
別れた芦川いづみは、端役だった藤竜也と結婚することになった。
数年後、愛のコリーダで藤竜也はその粗チンを公開し、
日本男児みんなが笑われた。 おおおおおお大原麗子はsssっ最後でで伝説の大親分のおおお女だった
さささんまのば番組でととと突然椅子からzzzzずり落ちて
sssさんまから「そんなボケは認めまへん」
と言いいい言われていたが
いいいいい今思えばすす既にgggggggギランバレー症候群だったわわわ訳だ >>280
個人的には斎藤高順なんかがいかにも昔の日本映画の音楽というムードがあって好きです。 特撮映画で主演のヒロインに抜擢されたが、その1作で消えた一発屋女優
『大怪獣バラン』の園田あゆみ、『ガス人間第1号』の佐多契子 佐分利信はセリフ何いってるか3割くらい聞き取れないのに内容を全部伝えてくる意味不明な男優 「花の中の娘たち」には驚いてしまう
今の登戸あたりが舞台だろ
なに、あの田舎ぶりはw
また、岡田茉莉子の化粧がどぎつくて、なんか笑ってしまう
初めての総天然色撮影だからしゃーないかw
イーストマンカラーならハマるベッタリメイクが
富士フイルムの奥行きがある発色にはちょっと合わなかったのなw 家庭の事情(大映)
早乙女家の娘たち(東宝)
若草物語(日活)
で邦画各社それぞれのカラーが表れた四姉妹映画だと思っている
てか日本映画って四姉妹好きだよなw
細雪の影響とかかな 家庭の事情(大映)いいね
DVDを繰り返し見ている
このころの山村がいいんだなあ
原作は源氏なんだけど
後年同じ原作で日活でも映画化されたが
こちらは今一つだったな
笠が父親役で吉永や芦川、十朱、和泉が四姉妹で
メンツとしてはむしろこっちが魅力的なぐらいなんだが… 「まぼろし探偵」の吉永小百合が可愛すぎ
そして15〜16歳のころは少女の可愛さと女の色気が同居していた
サユリストの俺に言わせれば、結局、吉永小百合は10代がベスト 西川克己は本人が「御用監督」と名乗ってたくらいで、いわゆる会社の企画をなんでも撮る監督
映画史に残るような傑作や芸術作品を撮ってなくてもこういう監督もいないと映画会社は意外と困るんだよ
「絶唱」なんて撮ってる本人が馬鹿馬鹿しい話と呆れていたっけ >>309
ちなみに「家庭の事情」は源氏鶏太の原作では5人姉妹
映画化にあたって一人減らした わたしの大映映画ベストスリー
『ひき裂かれた盛装』『宝石泥棒』『電話は夕方に鳴る』 喜劇「駅前シリーズ」を今集中して観てます。
特に印象に残っている作品は、旅館(上野駅前)、団地(百合ヶ丘)、弁当(浜松)、開運(赤羽)、医院(登戸)あたり。
昔の日本の風景が見られるのも嬉しい。百合ヶ丘なんて道路しかない。ほぼ空き地。信じられないです。 田舎へ行って山や田んぼだらけの風景を見ると、昔は東京近郊もこんな風景だったんだろうなと思う
逆にその川崎市内の丘陵地帯は東京が近くなかったなら木や藪が生い茂って人が住むような場所には見えなかったろうなとか 何がフーテンの寅だ、ふざけるな!
何だ? あのチャルメラ風の曲は? 聞くだけで腹が立つ!
国民的な映画? 冗談だろ!? これ観ないと正月越せない
だとかいってた奴は、とち狂ってるのか? つまらねえんだよ!
寅を観て、泣く昭和の糞ジジイ、甘ったれるな!
寅は俺と同じだとか思ってるんじゃねえよ!
好景気の時代で生まれておきながら、低辺ぶってんじゃねえ!
今、あんな生活してたらノタレ死ぬんだよ! >>275
『暖流』の佐分利信が30歳で高峰三枝子が20歳
共に10歳は上に見えるな 加山雄三がいつも語るのは、1970年に多額の借金を負うまでは金もわんさか、女もやりたい放題のプレイボーイ
ところが借金を負ったとたんに女がどんどん離れていって、最後まで残ってくれたのが今の夫人だと。
ちょうど借金騒動のさなかに結婚したんだよね。 松原智恵子ってお嬢さんなのに、日活では何故あのようにアクション映画ばかりに出ていたのか。
「山のかなたに」「雨の中に消えて」「あいつと私」「ある日わたしは」「若い川の流れ」「颱風とざくろ」・・・
むしろテレビドラマで本領発揮し、お茶の間のファンを拡大した。
テレビでやっと青春スターになった気がする。
今でも現役で活躍するマッチェ。今も素敵だが、若い時は本当にお綺麗だった。 和製ケーリーグラントと呼ばれた三橋達也
確かに若いころは美男子だったな >>313
「電話は夕方に鳴る」は当時の倉敷が見れるのが良いですね。
吉村氏らしくないコミカルなサスペンス映画ですが、意外とこれがイケるのです。 実は岡本喜八は八千草薫に惚れていた。
ところが谷口千吉に取られたものだから、
岡本はその腹いせに、自分の飼っている犬に
「千吉」という名前をつけ、「千吉!」「千吉!」
と、どなって犬をいじめたのは結構有名な話。 小林桂樹って特にハンサムとか色男でもないし
個性的っていうんでもないし
なのになんでずっと第一線で活躍できたのだろうか
不思議 日守新一が好きだ
老け役が良かった
早逝が惜しまれる >>325
「生きる」のラストシーン、この映画のイイとこ取りって感じだったよな
でもよ、なんかこの劇中人物の人間を充分に描いてなかったから
なんかとって付けたような感じなんだよな
おいらはちょっと引っかかるんだよな
「生きる」は名作中の名作ということになっとるけどよ >>326
志村喬は「鴛鴦歌合戦」でもそうだけど歌が上手いんだよな
テレビのない頃は各映画会社が週一ぐらいで制作公開していて、同じ日活京都で「鴛鴦歌合戦」の一週間前に公開した
のが「義士外伝忠僕直助」
両作品で志村喬は準主役の老け役をやってたけど当時30代前半だもんな